学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 第12章 §24 臨床実地問題
理由で解く 柔道整復師 第12章
§24 臨床実地問題
12 柔道整復理論 全170問
各問題は「出典・問題・選択肢・解答」を掲載しています。問題をクリックすると、解説・ポイント・比較表・キーワードまで読めます。
出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問101
60歳の男性。5か月前に高所から飛び降り踵骨の骨折をした。現在でも疼痛や浮腫がみられるので主治医から後療法を依頼された。症状持続の要因で考えられるのはどれか。
1
モートン(Morton)病
2
反射性交感神経性ジストロフィー
3
骨壊死
4
コンパートメント症候群
解答2(反射性交感神経性ジストロフィー)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問102
6歳の女児。3週前に上腕骨顆上伸展型骨折をきたし、徒手整復と経皮的ピンニングが施行された。ギプス固定を本日除去し、後療法開始の指示を主治医から受けた。後療法に際して最も注意すべき合併症はどれか。
1
ズデック (Sudeck) 骨萎縮
2
関節強直
3
骨化性筋炎
4
フォルクマン(Volkmann) 拘縮
解答3(骨化性筋炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問103
58歳の男性。自転車で走行中に転倒し来所した。左上腕部の腫脹と変形を呈していた。近医で撮影した単純エックス線写真(別冊 No. 1)を別に示す。受傷直後から、母指・示指・中指の背側付近に感覚障害があった。まず行うべき固定肢位の組合せはどれか。
1
肩関節外転位-手関節伸展位
2
肩関節外転位手関節屈曲位
3
肩関節内転位-手関節伸展位
4
肩関節内転位-手関節屈曲位
解答1(肩関節外転位-手関節伸展位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問104
25歳の男性。スキージャンプ競技中、着地でバランスを崩し受傷した。右股関節は屈曲、外転、外旋位に弾発性固定され、大転子部の突出は触知不能となっている。神経損傷を合併したときの感覚障害が現れるのはどれか。
解答2
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問105
50歳の男性。右肩痛を訴えて来所した。10年前に柔道で負傷したが放置していた。最近、右肩に力を入れると痛みが走り、肩を使うと次第に痛みが強くなる。近医で単純エックス線検査を受けたところ、図のような所見であった。検査で陽性となるのはどれか。
1
サルカスサイン
2
ライトテスト
3
アドソンテスト
4
インピンジメントサイン
解答4(インピンジメントサイン)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問106
35歳の男性。倉庫で製品の管理をしている。昨日、約30kgの製品を持ち上げたとき、右上腕部にブチッという音と共に疼痛が出現したと訴え来所した。初検時に左右の肘関節を自動屈曲したときの外観写真(別冊 No. 2)を別に示す。最も考えられる上腕二頭筋の損傷部位はどれか。
解答1(長頭腱)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問107
52歳の女性。6か月前から週1回のテニスの練習をしている。バックハンドストロークの練習をしていたところ右肘の外側に強い痛みが出現した。日常生活にも支障が出てきて来所した。中指伸展テスト及びトムゼンテストが陽性であった。最も関与しているのはどれか。
1
長橈側手根伸筋
2
短橈側手根伸筋
3
腕橈骨筋
4
回外筋
解答2(短橈側手根伸筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問108
17歳の男子。野球部のキャッチャー。2週前に左示指をつき指したが、症状が軽く練習を継続していた。昨日、指の変形に気付き整形外科を受診し、装具固定を受け、DIP 関節の自動屈曲運動を行うように指導を受けた。 DIP 関節の自動屈曲を行っている写真(別冊 No. 3)を別に示す。考えられる損傷部位はどれか。
1
終止腱
2
中央索
3
深指屈筋腱
4
PIP関節掌側板
解答2(中央索)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問109
21歳の男性。2か月前、ラグビーの試合中に右膝前面を強打したが試合はそのまま出場した。それ以降、右膝に軽い腫れや違和感があった。1週前から練習中に右膝後方に痛みが出現し、不安定感も出てきたので来所した。初検時、検者は患者を背臥位とし図のような評価を行った。検者が健側との比較目的でみているのはどれか。
1
下腿筋の萎縮
2
関節の腫脹
3
脛骨粗面の位置
4
膝蓋骨の不安定性
解答3(脛骨粗面の位置)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第24回柔道整復師国家試験(2016)午後 問110
21歳の男性。空手の試合中に左下腿前面を蹴られ、翌日、疼痛が増強したので来所した。軋轢音および介達痛は認められなかった。高度腫脹による皮膚光沢がみられ、自発痛、筋の伸張時痛、感覚障害、運動障害が認められた。搬送に際してまず行うべき処置はどれか。2つ選べ。
解答1(安静)、2(冷却)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問101
30歳の男性。災害現場で意識なく倒れているところを発見された。顔面蒼白、冷汗、脈拍減弱を認めた。搬送に備え、とるべき適切な体位はどれか。
解答2
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問102
75歳の女性。自宅の庭で転倒し受傷した。来所時左肩周辺の疼痛を訴え、上肢の挙上不能であった。なお、骨粗鬆症により円背がみられる。単純エックス線写真(別冊 No. 1)を別に示す。治療方針で適切なのはどれか。2つ選べ。
1
積極的に徒手整復を行う。
2
4週間程度は患肢を体幹に固定する。
3
ハンギングキャストの適応となる。
4
固定除去後はコッドマン体操が有効である。
解答2(4週間程度は患肢を体幹に固定する。)、4(固定除去後はコッドマン体操が有効である。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問103
45歳の男性。2か月前に右手を衝き転倒した。前腕部の脱臼骨折に対してギプス固定にて加療された。その後、痛みや感覚の障害はないが、指が伸びないと来所した。MP 関節は伸展できないが、手関節は背屈可能であった。考えられるのはどれか。
1
円回内筋による前骨間神経障害
2
尺骨神経障害による鷲手変形
3
ギプスによる手指屈曲拘縮
4
橈骨頭による後骨間神経障害
解答4(橈骨頭による後骨間神経障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問104
21歳の男性。1か月前から投球時右肩部に痛みが出現するため来所した。同部にわずかな熱感がみられ、肩関節自動運動に制限はみられないが、挙上時や外転外旋運動時に疼痛と引っかかり感が出現した。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1
SLAP 損傷
2
肩甲上神経麻痺
3
石灰沈着性肩関節周囲炎
4
肩峰下インピンジメント症候群
解答1(SLAP 損傷)、4(肩峰下インピンジメント症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問105
45歳の男性。右前腕掌側近位に急激な疼痛が出現し、その3日後から母指と示指が曲がりにくいとの主訴で来所した。母指と示指でマルを作る動作を指示したところ、図のような障害を呈した。考えられるのはどれか。
1
母指球筋の萎縮
2
方形回内筋の麻痺
3
示指末節部の感覚異常
4
背側骨間筋の萎縮
解答2(方形回内筋の麻痺)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問106
16歳の男子。高校の野球部に所属している。7歳の時、ジャングルジムから転落し左肘骨折の既往歴がある。肘関節の屈曲で肘内側部から前腕尺側にかけてしびれがあり、握力も低下してきたため来所した。患肢は外反肘変形を呈している。考えられる所見はどれか。
1
母指球筋の萎縮
2
フローマン徴候陽性
3
下垂手
4
示指・中指末節の感覚異常
解答2(フローマン徴候陽性)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問107
40歳の女性。3か月前からマラソン大会に向けランニングを始めた。1週前からランニング中に右膝関節部に疼痛を感じるようになった。特に腫脹はみられず、図のように大腿骨外顆やや近位を圧迫しながら膝関節を伸展させると疼痛が誘発された。考えられるのはどれか。
1
ジャンパー膝
2
腸脛靱帯炎
3
半月板損傷
4
膝外側側副靱帯損傷
解答2(腸脛靱帯炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問108
25歳の男性。1か月前にバスケットボール中に左膝を打撲した後、膝蓋骨上外側部の圧痛と運動中や運動後の鈍痛で来所した。単純エックス線写真(別冊 No. 2)を別に示す。膝の腫脹や安静時痛、骨偏位や不安感 (apprehension)はなく、踵殿距離も左右差はなかった。考えられるのはどれか。
1
膝蓋骨脱臼
2
膝蓋骨骨折
3
分裂膝蓋骨
4
膝蓋腱靱帯炎
解答3(分裂膝蓋骨)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問109
35歳の男性。テニスの試合中、下腿部に激痛を覚え、その後歩行困難となり来所した。損傷部位に圧痛を認め、陥凹を触知した。足関節自動的底屈時に損傷部に疼痛を訴え、下腿三頭筋を把持した際、足関節は底屈した。健常者の下腿の写真(別冊 No. 3)を別に示す。考えられる損傷部はどれか。
解答3
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問110
22歳の男性。1週前、サッカーの練習で右足によるインステップキックを行った際、右足関節後方部に痛みを感じ練習を中止した。練習の中止で疼痛が軽減し、練習の再開で同部の疼痛が再発し来所した。現在、足関節後部の圧痛と他動的な足関節の底屈強制で同部に疼痛が再発する。疑われるのはどれか。
1
足根洞症候群
2
有痛性外脛骨
3
二分靱帯損傷
4
有痛性三角骨
解答4(有痛性三角骨)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問101
21歳の男性。2か月前にバスケットボール試合中に左膝を打ち負傷した。脛骨粗面部の発赤と腫脹を認めていたが、症状は軽快したという。最近、運動時に膝窩部痛が出現し来所した。ラックマンテストでエンドポイントはあるが、膝90度屈曲位で脛骨を前へ引くと出るような感じとそこから後ろに押すと戻るような感じがある。考えられるのはどれか。
1
ジャンパー膝
2
前十字靱帯損傷
3
オズグットーシュラッター(Osgood-Schlatter) 病
4
後十字靱帯損傷
解答4(後十字靱帯損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問102
54歳の女性。散歩中に足を滑らせ右手掌を衝いて転倒し受傷した。来所時、右肩関節はやや外転し弾発性固定を認めた。三角筋部の膨隆とモーレンハイム窩が消失していた。整復前と整復後の単純エックス線写真(別冊No. 2)を別に示す。整復後の固定肢位はどれか。
1
肩関節軽度屈曲内旋位
2
肩関節下垂外旋位
3
肩関節外転外旋位
4
肩関節内転内旋位
解答3(肩関節外転外旋位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問103
33歳の男性。倒立をしている時に転倒し、右の橈骨骨幹部遠位1/3部骨折に遠位橈尺関節背側脱臼を合併した。固定肢位で正しいのはどれか。
1
肘関節鋭角屈曲位、前腕回外位
2
肘関節鋭角屈曲位、前腕回内回外中間位
3
肘関節直角位、前腕回外位
4
肘関節直角位、前腕回内回外中間位
解答4(肘関節直角位、前腕回内回外中間位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問104
30歳の男性。1週前、野球の試合中バットを強く握りスイングした時、強い痛みを覚えた。受傷直後から小指のしびれを訴えている。手掌の遠位手根骨尺側部分に強い圧痛を認めた。母指の運動で制限がみられるのはどれか。
解答3(内転)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問105
30歳の女性。パラグライダーで飛行後、右足関節伸展状態で着地して負傷した。歩行不能のため、友人に連れられ来所した。腫脹、限局性圧痛および足関節伸展時痛がみられる。母趾が直角に足底側に屈曲している。考えられるのはどれか。
1
踵骨骨折
2
距骨骨折
3
舟状骨骨折
4
立方骨骨折
解答2(距骨骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問106
21歳の女性。空手の練習中、相手の肘で頬を強打された。2週後、両側の外耳孔前方に圧痛と同部の疼痛による開口制限があるため来所した。顎関節運動時にクリック音はなく、強制的に開口をさせると開口域増大を認めた。この患者で考えられるのはどれか。
1
咀嚼筋障害
2
関節包・靱帯障害
3
関節円板障害
4
変形性顎関節症
解答2(関節包・靱帯障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問107
22歳の女性。事務職員をしている。1週前からパソコン作業をしていると右上肢に鈍痛と冷感を自覚するようになった。その後、通勤時に電車のつり革を握っていると上肢がだるく、鈍痛や冷感の症状が悪化することに気付き来所した。女性はなで肩である。陽性となる検査法はどれか。2つ選べ。
1
ドロップアームテスト
2
ルーステスト
3
スパーリングテスト
4
エデンテスト
解答2(ルーステスト)、4(エデンテスト)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問108
46歳の女性。右手で瓶の蓋を回し開けようとした時、突然、示指が屈曲位となった。MP 関節は 30度屈曲位をとり、その位置からの屈曲は可能であるが伸展は不能であった。MP 関節に明瞭な腫脹や熱感はなく、PIP 関節の屈伸障害もみられない。この患者の圧痛部は図で示す部位のどれか。
解答2
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問109
21歳の男性。柔道の乱取り中、相手に技をかけた時に自らもバランスを崩して転倒し、畳に指先を突き受傷した。疼痛が軽度であったので指先をテーピング固定して練習を継続したが、次第に力が入りにくくなり、痛みも強くなったため中断した。この時の患部の写真(別冊No. 3)を別に示す。中指DIP関節の伸展は不能であるが、PIP関節の屈伸は可能である。考えられるのはどれか。
1
指伸筋腱断裂
2
PIP関節背側脱臼
3
浅指屈筋腱断裂
4
正中索断裂
解答1(指伸筋腱断裂)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第26回柔道整復師国家試験(2018)午後 問110
16歳の男子。高校では陸上部に所属し、長距離を専門としている。最近、競技会が近いため練習量を増やしたところ、脛骨の内側に痛みが生じ来所した。脛骨内側後縁部に沿った疼痛とストレッチング痛を認めた。この損傷の原因となるアライメント異常はどれか。
解答2(扁平足)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問101
18歳の男子。3週前、サッカーの試合中に右足関節を捻挫し、施術を行っていた。現在、日常生活での歩行で足関節部に疼痛や不安感はないが、運動時に踵骨隆起部の疼痛を訴えている。テーピングの写真(別冊 No. 2)を別に示す。競技復帰時に行う適切なテーピングはどれか。
解答2
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問102
70歳の女性。石につまずき、手関節を軽度背屈位・過度回内位で手を衝いた。手関節の近位2cm付近に限局性圧痛がみられ腫脹著明で、同部位の幅も著しく増大していた。整復後の固定肢位はどれか。
1
前腕回内位、手関節軽度掌屈位、軽度尺屈位
2
前腕回内位、手関節軽度背屈位、軽度橈屈位
3
前腕回外位、手関節軽度掌屈位、軽度橈屈位
4
前腕回外位、手関節軽度背屈位、軽度尺屈位
解答4(前腕回外位、手関節軽度背屈位、軽度尺屈位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問103
31歳の男性。空手の稽古中、試し割りで板を拳で突いた際に受傷した。第2 MP 関節付近に強い疼痛と腫脹を認め、拳を握ると疼痛が増強する。単純エックス線写真(別冊 No. 3)を別に示す。この疾患で適切でないのはどれか。
1
転位には骨間筋と虫様筋が作用する。
2
側副靱帯を弛緩させると整復が容易になる。
3
屈曲変形が残存すると伸展障害を起こす。
4
オーバーラッピングフィンガーに注意する。
解答2(側副靱帯を弛緩させると整復が容易になる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問104
15歳の男子。陸上100m走でスタートと同時に左股関節に疼痛が生じた。単純エックス線写真(別冊 No. 4)を別に示す。膝屈曲位で制限される股関節運動はどれか。
1
屈曲・外転・外旋
2
屈曲・内転・内旋
3
伸展・外転・外旋
4
伸展・内転・内旋
解答1(屈曲・外転・外旋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問105
19歳の男性。2か月前にスノーボード滑走中に右肩を衝いて転倒した。肩関節の動きは悪かったが放置していた。症状が一向に改善しないため来所した。初検時、頸部から肩甲部にかけての自発痛があり、肩関節自動運動は屈曲 90度、外転 80度に制限されていた。両手で壁を押し付けさせる動作をしたところ、図のような現象がみられた。最も考えられるのはどれか。
1
鎖骨不全骨折
2
肩関節脱臼
3
棘上筋腱損傷
4
長胸神経麻痺
解答4(長胸神経麻痺)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問106
22歳の男性。サイクリングが趣味である。最近、右手の環指、小指のしびれを自覚し来所した。図の検査を実施し陽性であった。わずかであるが骨間筋と小指球筋に萎縮がみられた。また、前腕の感覚障害はみられなかった。他に考えられる所見はどれか。
1
下垂指
2
祝祷肢位
3
スワンネック変形
4
鉤爪指変形
解答4(鉤爪指変形)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問107
25歳の女性。2週前、転倒した際に右手を衝いて受傷したが、しばらく安静にしていたので症状は治まっていた。最近、手を使う作業が多く、手関節尺側に疼痛が出現してきたので来所した。手関節尺側部に圧痛があり、尺骨頭に軽度不安定性がみられた。困難な動作はどれか。
1
ドアノブを捻る。
2
食事を摂る。
3
顔を洗う。
4
文字を書く。
解答1(ドアノブを捻る。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問108
8歳の男児。6歳からサッカーを始めた。特に肥満はない。1か月前から右膝から大腿部にかけての疼痛を訴えていた。しばらく様子をみていたところ、母親が跛行に気付き来所した。膝関節に腫脹や圧痛、不安定性などはなく、大腿部も若干の筋緊張はあるものの明確な所見はなかった。股関節は外転・外旋に制限がみられた。スカルパ三角部に圧痛を認め、パトリックテストも陽性であった。最も考えられるのはどれか。
1
鼠径部痛症候群
2
単純性股関節炎
3
ペルテス(Perthes) 病
4
大腿骨頭すべり症
解答3(ペルテス(Perthes) 病)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問109
36歳の女性。退職し母親の介護を始めた昨年から体重が10kg増加した。2週前から右足関節内果周辺に疼痛がみられ、内果後方から遠位にかけて軽度の圧痛を認めた。踵部は外反位を呈し、つま先立ちは痛みのため困難である。考えられる疾患はどれか。
1
内果疲労骨折
2
シンスプリント
3
変形性足関節症
4
後脛骨筋腱炎
解答4(後脛骨筋腱炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第27回柔道整復師国家試験(2019)午後 問110
30歳の男性。スキー滑走中に転倒し、ストックのストラップに右母指が引っ掛かり受傷した。来所時右母指に疼痛、腫脹がみられた。最も困難な動作はどれか。
1
キーボードを叩く。
2
鍵を回す。
3
ボールを握る。
4
瓶の蓋を開ける。
解答2(鍵を回す。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問108
15歳の男子。柔道の試合中に強引に背負い投げをかけた際、肩関節外転外旋が強制され肩関節を脱臼した。初めての脱臼だという。整復固定後、この患者への説明として適切なものはどれか。
1
「自分で固定を外して入浴可能です」
2
「明日から肩の可動域訓練を行います」
3
「競技復帰は3週後とします」
4
「再発する可能性があります」
解答4(「再発する可能性があります」)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問109
2歳の男児。公園の滑り台から転落し肩部を衝いたため来所した。患側の肩は下垂し、上肢は挙上不能。両腋窩を持って抱き上げたところ号泣した。最も考えられるのはどれか。
1
上腕骨顆上骨折
2
肘内障
3
鎖骨骨折
4
橈骨遠位端部骨折
解答3(鎖骨骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問110
13歳の男子。転倒した際に肘関節伸展位で左手を地面に衝いて受傷した。肘関節内側に著明な腫脹と皮下出血斑を認める。同部に限局性圧痛を認め、肘関節の屈伸運動障害もみられる。受傷時の単純エックス線写真(別冊 No. 2) を示す。続発症で最も考えられるのはどれか。
1
前腕回外制限
2
肘関節屈曲障害
3
外反肘変形
4
尺骨神経麻痺
解答4(尺骨神経麻痺)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問111
20歳の男性。サッカーで相手選手と接触し、地面に左手の手掌を強く衝き、手関節部に強い疼痛を感じた。当日は自分で患部を冷やし、テーピングで固定した。1週経過しても症状が改善されなかったので来所した。初検時、手関節部の腫脹は著明で、背屈制限、母指および示指からの軸圧痛、スナッフボックス部の圧痛が認められた。専門医の診断を仰いだところ、骨折と診断された。単純エックス線写真(別冊 No. 3)を示す。この骨折の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。
2
手関節部の変形が著明である。
3
固定期間は比較的短期間である。
4
骨癒合が遷延しやすい。
解答1(受傷直後のエックス線像で骨折を確認できないことがある。)、4(骨癒合が遷延しやすい。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問112
30歳の男性。屋根の修理中バランスを崩し、落下した際に踵を強打し負傷した。腫脹は踵骨部に強く、足関節まで波及している。限局性圧痛も著明である。また疼痛のため、患側肢で立つことは出来ないが、足関節の屈伸運動は可能である。続発症として起こりにくいのはどれか。
1
慢性浮腫
2
ズデック(Sudeck)骨萎縮
3
無腐性骨壊死
4
腓骨筋腱鞘炎
解答3(無腐性骨壊死)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問113
33歳の男性。3mの塀から飛び降りて受傷した。受傷部の写真(別冊 No. 4)を別に示す。考えられるのはどれか。
1
内果裂離骨折
2
三角靱帯断裂
3
距骨体部骨折
4
ショパール関節脱臼
解答3(距骨体部骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問114
21歳の男性。柔道の稽古中、左足関節を内反し負傷した。翌日、足関節外側部の痛みが強いため来所した。写真(別冊 No. 5)に示す部位に著明な圧痛と腫脹を認める。前方引き出しテストは陰性であった。考えられるのはどれか。
1
前距腓靱帯損傷
2
三角靱帯損傷
3
リスフラン関節損傷
4
踵骨前方突起骨折
解答4(踵骨前方突起骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問115
18歳の男子。野球練習中に右中指を突き指し受傷した。近医を受診したところ、骨折を指摘された。受傷時の単純エックス線写真(別冊 No. 6)を示す。正しいのはどれか。
1
骨片がみられるためⅡ型である。
2
DIP 関節を過伸展位で固定する。
3
固定期間は8~10週とする。
4
掌側脱臼に注意する。
解答4(掌側脱臼に注意する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問116
12歳の男児。野球のピッチャーである。毎日100球自主練習をし、週3回少年野球に参加している。1か月前から投球時に右肩部から上腕にかけて痛みが出現し、最近では日常生活でも痛みを感じるようになった。肩関節全体に痛みを訴えるが明らかな腫脹は認めない。大結節下方外側に圧痛と熱感がみられた。考えられるのはどれか。
1
腱板損傷
2
SLAP 損傷
3
骨端線離開
4
化膿性関節炎
解答3(骨端線離開)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問117
25歳の男性。草野球の試合中にボールが右示指の指尖に当たり、PIP関節が過伸展強制され受傷した。PIP 関節部の自発痛と腫脹が著明である。 PIP 関節の運動は不能であるが、DIP 関節の屈曲は可能である。受傷時の単純エックス線写真を示す。正しいのはどれか。
1
掌側板の損傷を伴っている。
2
ボタン穴変形の危険性がある。
3
深指屈筋腱の断裂がある。
4
PIP関節伸展位での固定が必要である。
解答1(掌側板の損傷を伴っている。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問118
20歳の男性。自転車のタイヤ交換のためレバーを強く握った際、左示指MP関節部に突然の痛みを自覚した。以降、MP 関節の完全伸展が不能となり来所した。初検時、関節部に軽度の腫脹と中手骨頭橈側に圧痛を認めた。示指MP 関節は ー30度まで伸展は可能であるが、それ以上の他動的伸展は不能であった。外観写真(別冊 No.8)を別に示す。他指の関節運動は正常である。最も考えられるのはどれか。
1
示指基節骨が背側に転位している。
2
MP 関節内に掌側板が嵌入している。
3
橈側側副靱帯が中手骨頭に乗りあげている。
4
指伸筋腱が橈側に脱臼している。
解答3(橈側側副靱帯が中手骨頭に乗りあげている。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問119
20歳の男性。剣道部に所属している。半年前から竹刀を振る際に右手関節の違和感を自覚していた。その後、徐々に疼痛が出現したため来所した。手関節背側に腫脹と圧痛および可動域制限と握力低下がみられた。手指の運動痛はない。写真(別冊 No. 9)に圧痛部位を示す。考えられるのはどれか。
1
月状骨軟化症
2
月状骨脱臼
3
尺骨茎状突起骨折
4
長母指伸筋腱腱鞘炎
解答1(月状骨軟化症)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問120
50歳の女性。右手関節部の疼痛があり、ボタンかけが不自由になり来所した。手関節部に軽度の腫脹および圧痛を認め、ファーレンテスト陽性、フィンケルスタインテスト陰性。PerfectOの不整がみられた。感覚障害がみられないのはどれか。
解答4(小指)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問121
. 17歳の男子。ハードル走の選手である。最近、練習中に右股関節の引っかかりを感じるようになった。関節に腫脹や疼痛はなく明らかな可動域制限もみられないが、股関節内転位で屈伸すると股関節部外側で轢音が聴取された。外傷の既往はない。最も考えられるのはどれか。
1
股関節唇の断裂
2
大転子滑液包炎
3
中殿筋の筋力低下
4
大腿筋膜張筋の緊張増加
解答4(大腿筋膜張筋の緊張増加)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第28回柔道整復師国家試験(2020)午後 問122
30歳の男性。3か月前からランニングを始めた。左膝の運動痛が出現したため来所した。膝関節の外側に軽度腫脹がみられた。膝蓋跳動は陰性であった。膝関節屈曲位で大腿骨外顆よりやや近位を圧迫しながら膝関節を伸展させると疼痛が再現された。考えられるのはどれか。
1
鵞足炎
2
膝蓋下脂肪体炎
3
大腿四頭筋腱炎
4
腸脛靱帯炎
解答4(腸脛靱帯炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問108
20歳の男性。4週前に大学サッカーで相手と接触し、左下肢を痛めた。最近、膝が曲げにくいと来所した。膝関節の他動屈曲を行った際、図に示す動作所見がみられた。原因となる筋はどれか。
1
腸腰筋
2
腓腹筋
3
半膜様筋
4
大腿直筋
解答4(大腿直筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問109
28歳の男性。バスケットボールの試合で着地した際、左膝関節を負傷した。左膝に不安定性はないが、内側部に軽度疼痛があり、図に示す固定処置を行った。処置後の循環確認で正しいのはどれか。
1
スカルパ三角部での拍動
2
腓腹筋筋腹の圧迫
3
膝窩部での拍動
4
足爪床部の圧迫
解答4(足爪床部の圧迫)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問110
30歳の男性。実力の同じ相手と腕相撲をしていて「バキッ」という音・とともに上腕部に限局性圧痛と腫脹が出現した。考えられるのはどれか。
1
縦骨折
2
螺旋状骨折
3
斜骨折
4
横骨折
解答2(螺旋状骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問111
12歳の男児。サッカーの試合中に相手と接触し肘外反強制で転倒した。腫脹と圧痛が肘の内側部にあり、肘屈伸運動も制限され軋轢音を認めた。後遺症で生じにくいのはどれか。
1
外反肘
2
尺骨神経麻痺
3
肘関節伸展制限
4
前腕回旋運動制限
解答1(外反肘)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問112
21歳の男性。バスケットボールの試合中に相手選手と接触し転倒した。手関節部に疼痛を訴え最寄りの接骨院にて整復後、前腕回外位、手関節軽度尺屈・伸展位で固定を施された。整復前の所見で考えられるのはどれか。
1
手関節部の鋤状変形
2
尺骨遠位のピアノキー症状
3
スナッフボックスの圧痛
4
母指の屈曲内転変形
解答1(手関節部の鋤状変形)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問113
20歳の男性。三段跳びの選手である。1か月前から下腿部に疼痛を感じるようになり来所した。初検時の単純エックス線写真では異常がなかったが、2週後の単純エックス線写真では骨膜反応がみられた。骨膜反応がみられる可能性がある部位はどれか。2つ選べ。
1
脛骨の近位・中央 1/3境界部
2
脛骨の中央1/3部
3
腓骨の遠位 1/3部
4
腓骨の近位 1/3部
解答2(脛骨の中央1/3部)、4(腓骨の近位 1/3部)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問114
21歳の男性。大学では柔道部に所属し、毎日稽古を行っている。最近、試合が近いこともあり稽古量を増やしたところ、左足の外側に痛みを感じたため来所した。単純エックス線写真(別冊 No. 2)を別に示す。正しいのはどれか。
1
発生に短腓骨筋が関与する。
2
足関節の内反強制で発生する。
3
距骨の前方動揺性を認める。
4
観血療法の適応が多い。
解答4(観血療法の適応が多い。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問115
38歳の女性。3か月前からウォーキングを毎日2時間行っている。 5日前から右足背に疼痛と腫脹があり来所した。考えられるのはどれか。
1
ジョーンズ(Jones) 骨折
2
第2ケーラー(Köhler)病
3
フランスヒール骨折
4
行軍骨折
解答4(行軍骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問116
16歳の女子。自転車で転倒し、右母指が外転・伸展強制となり、同MP関節に強い疼痛が出現したため来所した。右母指にZ字型の変形と弾発性固定を認める。整復する際、最初に行う手技はどれか。
1
末梢に牽引する。
2
過屈曲にする。
3
過伸展にする。
4
長軸圧をかける。
解答3(過伸展にする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問117
16歳の男子。高校の野球部でピッチャーをしている。2週前から練習後に肩周囲のだるさを自覚するようになったが、そのまま練習を続けていた。1週前から日常生活で頭を洗う動作など、上肢を挙上位に保つとしびれがひどくなるため来所した。肩の屈曲・外転制限や大結節部の圧痛はない。陽性になる検査法はどれか。
1
ドロップアームテスト
2
モーリーテスト
3
スピードテスト
4
トムゼンテスト
解答2(モーリーテスト)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問118
35歳の男性。草野球の試合でレフトからホームに送球した際に、右肩に強い鋭い痛みを感じ来所した。写真Aに示した徒手検査法が陽性であった。超音波画像所見を写真Bに示す。写真(別冊 No. 3A、B)を別に示す。考えられる損傷部位はどれか。
1
上腕二頭筋長頭腱
2
棘上筋
3
棘下筋
4
肩甲下筋
解答2(棘上筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問119
21歳の男性。大学野球部のピッチャーである。フォロースルー期に、肩後方に激痛があり来所した。肩周囲に筋萎縮はみられないが肩関節後方に圧痛があり、肩の内旋可動域の減少がみられた。また、外転・外旋を強制すると肩の後方に疼痛が出現した。考えられるのはどれか。
1
肩峰下インピンジメント症候群
2
肩甲上神経絞扼障害
3
SLAP 損傷
4
ベネット (Bennett) 損傷
解答4(ベネット (Bennett) 損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問120
18歳の女子。ソフトボール部に所属しており、練習中に右膝痛が生じたため来所した。しゃがみ動作や階段昇降で疼痛が増強する。外反膝があり、膝蓋骨を外方に圧迫すると不安感を訴えた。この患者にみられる所見で正しいのはどれか。
1
Q角の減少
2
膝蓋腱の圧痛
3
内側広筋の筋力低下
4
グラスピングテスト陽性
解答3(内側広筋の筋力低下)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問121
16歳の男子。陸上部に所属している。練習中の膝屈伸時に膝関節部に疼痛を訴え来所した。特に既往はないが、膝蓋骨内側に圧痛がみられ屈伸に伴いクリックを触知する。その他の部位に圧痛はなく、視診で目立った下肢の変形もみられない。考えられるのはどれか。
1
鵞足炎
2
滑膜ヒダ障害
3
ジャンパー膝
4
腸脛靱帯炎
解答2(滑膜ヒダ障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第29回柔道整復師国家試験(2021)午後 問122
48歳の女性。バレーボールの練習中、ボールを追いかけて、左中指を床に引っ掛け過伸展・尺側強制され受傷した。来所時、左手を握らせた時の写真(別冊 No. 4)を別に示す。損傷部位はどれか。
解答2(基節骨)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問103
80歳の女性。玄関で転倒し手を衝き左手首が変形したため来所した。別に外観写真(別冊 No. 3a、b)と手関節背側より長軸方向を観察した超音波画像(別冊 No. 3c)を示す。施術する際の注意点で誤っているのはどれか。
1
全身状態を確認する。
2
解剖学的治癒を主眼に置く。
3
尺骨茎状突起骨折の合併を疑う。
4
固定部以外の自動運動を早期より行う。
解答2(解剖学的治癒を主眼に置く。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問104
70歳の男性。2週前から足関節捻挫で通所中である。痛みが引かないとクレームを言ってきた。普段から態度が威圧的である。施術にあたり正しいのはどれか。
1
施術を中止する。
2
患者の態度をいさめる。
3
施術に対する希望を尋ねる。
4
優遇して施術する。
解答3(施術に対する希望を尋ねる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問105
18歳の男子。柔道の練習中に足払いを頻回に受けた際、下腿部に疼痛を感じた。下袴に血液の付着がみられたが、そのまま練習を継続した。3日後、疼痛および腫脹が増強し来所した。来所時、下腿部に発赤を伴う腫脹、熱感がみられ体温は38.5°Cであった。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1
蜂窩織炎
2
シンスプリント
3
脛骨悪性骨腫瘍
4
急性コンパートメント症候群
解答1(蜂窩織炎)、4(急性コンパートメント症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問106
20歳の男性。大学ラグビーの試合中にタックルを受け転倒し頭部を打った。最初に確認しなければならないのはどれか。
1
頭部陥凹
2
耳鼻出血
3
意識障害
4
打撃部腫脹
解答3(意識障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問107
32歳の女性。百日咳のため咳が数週間続いている。激しい咳をしたとき右側胸部に激痛を自覚した。患部に腫脹はないが右第7肋骨に限局性圧痛がみられた。他に考えられる症状はどれか。
1
軋轢音
2
屈曲変形
3
皮下出血斑
4
上肢運動時痛
解答4(上肢運動時痛)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問108
20歳の男性。サッカーの練習中転倒し左手掌を強く衝いた。翌日、疼痛が強くなり来所した。母指・示指に軸圧を加えたり手関節橈背屈で疼痛の増悪がみられた。考えられないのはどれか。
1
有鈎骨骨折
2
手根中央関節脱臼
3
月状骨脱臼
4
舟状骨骨折
解答1(有鈎骨骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問109
72歳の女性。歯科医院にて治療中、閉口困難を訴えた。半開口位のままで開閉はわずかに可能である。下顎歯列は上顎歯列の前方に偏位し、頣部も左側にやや偏位していた。考えられるのはどれか。
1
右顎関節前方脱臼
2
左顎関節側方脱臼
3
両側顎関節前方脱臼
4
両側顎関節後方脱臼
解答1(右顎関節前方脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問110
65歳の女性。足を滑らせ右肩関節外転・伸展で手を衝き負傷した。来所時、右肩関節が水平位で弾発性固定し上腕は短縮して見えた。考えられるのはどれか。
1
腋窩脱臼
2
鎖骨下脱臼
3
肩峰下脱臼
4
烏口下脱臼
解答2(鎖骨下脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問111
23歳の女性。自宅の階段を踏み外して右膝関節を捻った。受傷直後は膝関節外側部に膨隆がみられたが、来所時には膨隆が消失していた。これまでも同じような症状が繰り返しあった。考えられるのはどれか。
1
サギングがみられる。
2
前方引き出しテストが陽性である。
3
アプリヘンションサインがみられる。
4
膝蓋骨外側部に圧痛がある。
解答3(アプリヘンションサインがみられる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問112
14歳の女子。ソフトボール部活動中、左投げで遠投をしたところ「ガクッ」と音とともに肩に違和感を自覚し来所した。左上腕を下方へ引き下げたところ、肩峰と上腕との間に間隙ができた。考えられるのはどれか。
1
動揺性肩関節症
2
リトルリーガー肩
3
ベネット(Bennett) 損傷
4
肩峰下インピンジメント症候群
解答1(動揺性肩関節症)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問113
13歳の男子。野球部の投手で右投げである。2週前から右肘関節内側に痛みを自覚した。診断は右肘内側側副靱帯損傷であった。一番負担のかかっていた投球動作区分はどれか。
1
ワインドアップ期
2
加速期
3
フォロースルー期
4
リリース期
解答2(加速期)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問114
30歳の男性。職業はプログラマーである。10日程前から前腕外側に腫脹と圧痛を自覚して来所した。来所時、母指を自動運動させると痛みが増強し握雪音が聴取できた。考えられるのはどれか。
1
回内筋症候群
2
狭窄性腱鞘炎
3
腱交叉症候群
4
三角線維軟骨複合体損傷
解答3(腱交叉症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問115
20歳の男性。中華料理店でアルバイトをしている。最近、中華鍋を振る際、左手関節橈側付近に激しい痛みを自覚したため来所した。患部に熱感と腫脹がみられ、フィンケルスタインテストは陽性であった。物理療法で適切なのはどれか。
1
ホットパック療法
2
マイクロ波療法
3
局所浴療法
4
寒冷療法
解答4(寒冷療法)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問116
35歳の女性。3週前に手関節の掌側に膨隆を見つけ来所した。環指・小指のしびれと疼痛を自覚し、感覚障害が手掌尺側にみられた。徒手検査で陽性になるのはどれか。
1
ファーレンテスト
2
フローマン徴候
3
尺屈回外テスト
4
パーフェクトOテスト
解答2(フローマン徴候)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問117
52歳の男性。工事現場で仕事をしている。明らかな原因はないが数日前から下腿外側から足背にかけてしびれを自覚している。腰部に圧痛はないが、大殿筋の筋力低下がみられた。確認すべき圧痛部位はどれか。
1
上前腸骨棘内側部
2
梨状筋部
3
内転筋管出口部
4
腓骨頭後方部
解答2(梨状筋部)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問118
18歳の男子。高校でハードルの選手である。2か月前にハムストリングス1度損傷を発症した。患者から「『肉離れはくせになる』とSNSで見たのですが、再発予防はどうしたらいいですか?」と質問があった。説明で誤っているのはどれか。
1
筋の硬さとの関連を説明した。
2
持続的な負荷への注意を説明した。
3
ストレッチの重要性を説明した。
4
踵殿距離 (HBD)との関連を説明した。
解答4(踵殿距離 (HBD)との関連を説明した。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問119
22歳の女性。バスケットボールの試合でジャンプシュート時、体幹を捻じりながら着地した瞬間に右膝が崩れ断裂音を自覚した。膝関節屈曲制限と荷重不能で試合続行は不可能であった。 ,考えられる靱帯損傷はどれか。
1
内側側副靱帯
2
外側側副靱帯
3
前十字靱帯
4
後十字靱帯
解答3(前十字靱帯)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問120
45歳の男性。フットサル中、左下腿下部後面に蹴られたような痛みを自覚し、翌日来所した。来所時の写真(別冊 No. 4)を別に示す。本人の希望によって保存的に施術することにした。固定肢位はどれか。
1
膝関節伸展、足関節背屈
2
膝関節伸展、足関節底屈
3
膝関節屈曲、足関節背屈
4
膝関節屈曲、足関節底屈
解答4(膝関節屈曲、足関節底屈)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問121
20歳の男性。柔道の乱取り中、右足部外返しで踏ん張った際、足関節部の疼痛を自覚し来所した。圧痛部(別冊 No. 5)を別に示す。足関節を他動的に背屈、外旋させると疼痛が増強した。考えられるのはどれか。
1
前距腓靱帯損傷
2
二分靱帯損傷
3
三角靱帯損傷
4
前脛腓靱帯損傷
解答4(前脛腓靱帯損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第30回柔道整復師国家試験(2022)午後 問122
21歳の男性。サッカー練習中に左足関節を捻り来所した。足関節の. 前面に疼痛があり、背屈強制で疼痛は増強した。数回の足関節外側靱帯損傷の既往がある。考えられるのはどれか。
1
足根洞症候群
2
衝突性外骨腫
3
足関節三角骨障害
4
腓骨筋腱脱臼
解答2(衝突性外骨腫)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問103
15歳の男子。柔道の試合中投げられ右手掌を衝き、肘関節外反強制で上腕遠位端部を負傷した。肘関節内側に著明な腫脹と限局性圧痛および軋轢音がみられた。損傷される可能性が高い神経はどれか。
1
橈骨神経
2
筋皮神経
3
正中神経
4
尺骨神経
解答4(尺骨神経)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問104
9歳の男児。公園の遊具からジャンプし、着地に失敗して手を衝いて転倒した。自宅に帰ったところ、肘から前腕にかけて腫れてきたので来所した。尺骨骨幹部に著明な圧痛がみられ、肘の屈伸運動は可能であったが、前腕の回内回外はできなかった。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1
橈骨頭脱臼
2
橈骨骨幹部骨折
3
尺骨頭脱臼
4
尺骨骨幹部骨折
解答1(橈骨頭脱臼)、4(尺骨骨幹部骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問105
21歳の男性。柔道の乱取り中、背負い投げをかけられた際に左手を強く衝いた。稽古後、手関節部に疼痛を自覚したため来所した。医科での単純エックス線写真(別冊 No. 2)を別に示す。誤っているのはどれか。
1
長期間の固定が必要である。
2
近位部が骨壊死になりやすい。
3
手関節橈屈位で患部を触知しやすい。
4
長母指伸筋腱と短母指伸筋腱に囲まれた部位に圧痛がみられる。
解答3(手関節橈屈位で患部を触知しやすい。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問106
25歳の男性。草野球でボールを打った瞬間から手のひらに強い痛みを自覚し、その後バットが握れなくなったため翌日来所した。図の部位に強い圧痛と腫脹があり、握り動作によって痛みが増強した。考えられるのはどれか。
1
有頭骨骨折
2
月状骨骨折
3
三角線維軟骨複合体損傷
4
有鈎骨鈎骨折
解答4(有鈎骨鈎骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問107
25歳の男性。交通事故で右大腿骨骨幹部骨折の診断を受け、即日入院となった。呼吸状態に異常はなかったが、翌日から急に息苦しさを訴え始めた。他に考えられる症状はどれか。
解答4(頻脈)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問108
74歳の女性。階段を踏み外して転倒した。次第に痛みが強くなったので翌日歩いて来所した。医科での単純エックス線検査で大腿骨頸部の骨折と診断された。正しいのはどれか。
1
大転子高位が著明である。
2
大腿近位に軽度の腫脹がある。
3
スカルパ三角部に軽度の圧痛がある。
4
観血療法の絶対的な適応となる。
解答2(大腿近位に軽度の腫脹がある。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問109
75歳の女性。食事中に顎が閉まらなくなり来所した。半開口のままで、口の開閉はわずかに可能である。オトガイ部は左側に偏位している。患側の耳孔前方に陥凹を触知する。考えられるのはどれか。
1
右顎関節側方脱臼
2
左顎関節側方脱臼
3
右顎関節前方脱臼
4
左顎関節前方脱臼
解答3(右顎関節前方脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問110
41歳の男性。ランニング中、段差につまずいて右手掌を衝き、前腕を回内強制された。右肘関節前外側に疼痛、腫脹、変形がみられる。また、感覚障害はみられなかったが、運動障害はみられた。肘関節側面の単純エックス線写真(別冊 No. 3)を別に示す。この場合の運動障害はどれか。
1
手関節背屈
2
手関節掌屈
3
MP 関節伸展
4
MP関節屈曲
解答3(MP 関節伸展)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問111
16歳の男子。フィギュアスケートでジャンプに失敗し、肘伸展位で左手を衝き受傷した。肘頭が後方に突出した外観を呈している。正しいのはどれか。
1
肘関節屈伸運動で異常可動性を触知する。
2
上腕筋腱の索状隆起を触知する。
3
内側上顆骨折を合併しやすい。
4
顆上骨折屈曲型との鑑別を要する。
解答3(内側上顆骨折を合併しやすい。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問112
24歳の男性。ラグビーでタックルした際に、右手環指が相手のジャージに引っかかり受傷した。痛みが強くなかったためプレーを続行したが、終了後に指の違和感が強くなり来所した。来所時、PIPおよびDIP 関節の自動的伸展は可能だが、DIP 関節の自動的屈曲ができなかった。関節部に腫脹はみられなかった。考えられる損傷部位はどれか。
1
正中索
2
終止腱
3
掌側板
4
深指屈筋腱
解答4(深指屈筋腱)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問113
21歳の男性。大学テニス部に所属している。右肩部周辺の鈍痛や易疲労感、挙上障害を訴え来所した。肩関節屈曲時に肩甲骨内側縁と肩甲骨下角が後方に突出するのがみられた。考えられないのはどれか。
1
前鋸筋麻痺
2
僧帽筋麻痺
3
菱形筋麻痺
4
三角筋麻痺
解答4(三角筋麻痺)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問114
25歳の男性。右下肢痛を訴えて来所した。下腿外側から足背にかけて感覚異常があり、長母趾伸筋の筋力低下がみられた。股関節内転・内旋で症状が増悪した。考えられるのはどれか。
1
腰椎分離症
2
梨状筋症候群
3
腰部脊柱管狭窄症
4
腰部椎間板ヘルニア
解答2(梨状筋症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問115
41歳の男性。ソフトボールの試合中に遠投した際、右肩に鋭い痛みを感じて負傷退場した。氷で冷やし安静にしていたところ痛みは緩和したが、また痛みが増してきたので翌日来所した。肩部の腫脹はみられないが肩峰下部に圧痛がみられ、肩関節外転が制限されている。陽性となる検査法はどれか。
1
ライトテスト
2
サルカスサイン
3
ヤーガソンテスト
4
ドロップアームサイン
解答4(ドロップアームサイン)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問116
65歳の女性。1か月前、自宅の整理をしていて崩れそうになった重い荷物を支えようとしたとき、右上肢痛を自覚した。約1週で疼痛が軽減し、上肢もあまり不自由なく使えるようになったので放置していたが、肘屈曲時に上腕部の腫れが目立ってきたので来所した。右上腕前面に握りこぶし大の軟部腫瘤を触知する。誤っているのはどれか。
1
腱の変性が背景にある。
2
最大筋力は正常である。
3
保存療法が第一選択である。
4
超音波観察が有用である。
解答2(最大筋力は正常である。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問117
24歳の男性。バレーボール選手である。2か月前からスパイク時、・右肩後方に痛みを自覚し軽減しないため来所した。図の楕円部に圧痛と筋萎縮があり、MMT で右肩関節外旋筋力のみが4と低下していた。肩関節の他動的可動域、腱反射、感覚に左右差はなく、スパーリングテストは陰性であった。考えられるのはどれか。
1
C7 神経根症
2
長胸神経損傷
3
腋窩神経損傷
4
肩甲上神経損傷
解答4(肩甲上神経損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問118
30歳の女性。10年ぶりにテニスを再開している。休暇を取り1週間連続でプレーしたところ、右肘関節外側が痛み始めた。2週間ほどテニスを控えていたが、仕事でパソコン入力作業にも支障をきたすようになった。陽性となる徒手検査はどれか。
1
スピード
2
トムゼン
3
リフトオフ
4
フィンケルスタイン
解答2(トムゼン)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問119
45歳の男性。植木業をしている。仕事で手を酷使しているが1.か月前から右手関節痛を自覚し、軽減しないので来所した。手関節に運動痛および背屈制限がみられ、手関節伸筋支帯第4区画付近に圧痛がみられた。この疾患で正しいのはどれか。
1
加齢性の疾患である。
2
尺屈回外テストは陽性となる。
3
リックマン分類が用いられる。
4
後遺症は残らない。
解答3(リックマン分類が用いられる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問120
20歳の男性。大学レスリング部に所属している。高校3年生のとき、試合で右膝内側側副靱帯を損傷した。それ以来、練習中に数回、膝のロッキングを経験している。昨日、練習中に右膝を負傷した。動かさなければ痛みはないが、内側関節裂隙に圧痛があり軽度の膝蓋跳動がみられた。陽性となるのはどれか。
1
ステインマンテスト
2
エデンテスト
3
ホーマンズ徴候
4
ガワーズ徴候
解答1(ステインマンテスト)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問121
17歳の女性。バスケットボール試合中に右膝前十字靱帯を負傷し、3 週後に再建術を受けた。図は術後8週での2本のゴムバンドを用いた大腿四頭筋の等張運動である。下腿近位に当てたゴムバンドの役割はどれか。
1
側方動揺性の制御
2
膝蓋骨の安定化
3
脛骨の前方移動抑制
4
膝蓋靱帯の固定
解答3(脛骨の前方移動抑制)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第31回柔道整復師国家試験(2023)午後 問122
42歳の男性。マラソン愛好家。ランニング後に右足底踵部のしびれを自覚し、1か月間症状が変わらないため来所した。足趾を他動的に背屈しても症状に変化はなかったが、その際に内果部に当てた検者の母指の圧迫によって症状が増悪した。超音波観察を行ったところ、同部に境界明瞭な低エコーの腫瘤がみられた。考えられるのはどれか。
1
足底腱膜炎
2
踵骨疲労骨折
3
ガングリオン
4
モートン(Morton)病
解答3(ガングリオン)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問103
60歳の女性。自宅の庭で転倒し受傷した。医科にて橈骨遠位端骨折と診断され固定を行った。固定除去後、手部に疼痛、腫脹、熱感が生じてきた。考えられるのはどれか。
1
骨化性筋炎
2
阻血性壊死
3
脂肪塞栓症候群
4
複合性局所疼痛症候群
解答4(複合性局所疼痛症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問104
67歳の男性。転倒して縁石に前胸部を強打し、強い痛みを自覚した。来所時、背中を丸めるような姿勢をとり、ゆっくりとした腹式呼吸で、前胸部中央に著明な皮下出血と腫脹がみられた。合併症で考えられないのはどれか。
1
血胸
2
肋骨骨折
3
第10 胸椎神経根障害
4
縦隔臓器の損傷
解答3(第10 胸椎神経根障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問105
53歳の女性。1週前、自宅で転倒し右腰部に痛みを自覚した。初検時、棘突起の圧痛は軽度で、下肢伸展挙上テストは陰性であった。起居動作および左側屈で疼痛が誘発された。考えられるのはどれか。
1
腰部脊柱管狭窄症
2
腰椎肋骨突起骨折
3
腰椎椎間板ヘルニア
4
胸腰椎移行部圧迫骨折
解答2(腰椎肋骨突起骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問106
85歳の女性。朝の散歩中に手を衝いて転倒し、肩の痛みを感じた。痛みが引かないため夕方来所した。肩部の腫脹は著明で、上腕部から前胸部にかけて皮下出血斑がみられた。肩関節の自動運動はわずかに可能で、異常可動性と軋轢音は触知できなかった。考えられるのはどれか。
1
腱板断裂
2
肩関節烏口下脱臼
3
上腕骨外科頸骨折
4
上腕二頭筋長頭腱断裂
解答3(上腕骨外科頸骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問107
6歳の男児。自転車の練習中に転倒し、右肘関節伸展位で手掌部を衝き受傷した。肘関節部に激しい痛みがあり来所した。肘関節部が後方に突出し前腕が短縮してみえる。ヒューター三角に乱れはない。この損傷の後遺症で起こりにくいのはどれか。
1
肘関節屈曲障害
2
外反肘変形
3
阻血性拘縮
4
骨化性筋炎
解答2(外反肘変形)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問108
58歳の男性。歩道の溝につまずき転倒し、前腕回内位で肘関節外反強制された。肘関節外側部の腫脹と圧痛がみられ、前腕回外運動で疼痛が増強する。この損傷で正しいのはどれか。
1
肘は内反位をとる。
2
肘関節前方脱臼を合併しやすい。
3
解剖学的整復が必要である。
4
前腕中間位で固定する。
解答3(解剖学的整復が必要である。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問109
36歳の女性。4時間前にスノーボードで転倒し右手を衝いて受傷した。来所するまで特に処置は受けていない。来所時の写真(別冊 No. 3)を別に示す。手指の動きは良好で、感覚障害はみられない。当日の施術で誤っているのはどれか。
1
診断の確定に超音波画像を用いる。
2
患肢の挙上を指示する。
3
患部を金属副子、厚紙と包帯にて固定を行う。
4
しびれが増悪した際には固定を外すよう説明する。
解答1(診断の確定に超音波画像を用いる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問110
10歳の女児。ソフトボールで捕球した際、右手小指が外転強制された。右第5MP 関節の腫脹と、基節骨基部に限局性の圧痛がみられる。MP 関節伸展では小指は外転位をとり環指から離れている。DIP およびPIP 関節に異常はなかった。考えられるのはどれか。
1
MP 関節捻挫
2
中手骨骨頭骨折
3
中手骨頸部骨折
4
基節骨骨端線離開
解答4(基節骨骨端線離開)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問111
36歳の女性。2週前にオートバイで転倒し、右肩部を強打した。以来、肩部の疼痛を自覚している。特に右側臥位での夜間痛が著明である。肩関節外転が他動では可能であるが、自動では60度位に制限されている。考えられる疾患はどれか。
1
五十肩
2
腱板損傷
3
肩関節脱臼
4
上腕骨外科頸骨折
解答2(腱板損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問112
28歳の男性。機械の組み立て工。仕事中に特定の動作で肘関節がカ・クッとずれるような感じがあり、力が入らないという。小学生の低学年時に肘の骨折の既往があり、運搬角は一10度である。前腕回外位で手掌から軸圧をかけて肘関節を外反すると、橈骨頭の後外方への亜脱臼がみられた。亜脱臼の原因はどれか。
1
輪状靱帯の亜脱臼
2
外側側副靱帯の緊張
3
内側側副靱帯の弛緩
4
外側尺側側副靱帯の弛緩
解答4(外側尺側側副靱帯の弛緩)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問113
35歳の男性。板前をしている。約1か月前、調理中に右前腕近位橈側に違和感を自覚し、その後に指が動きにくくなったとのことで来所した。第 2~5MP 関節の伸展が不能であった。感覚障害はみられない。他に考えられる症状はどれか。
1
母指橈側外転不能
2
フローマン徴候陽性
3
つまみ動作不能
4
ティアドロップサイン陽性
解答1(母指橈側外転不能)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問114
37歳の男性。ゴルフ歴10年。右利き。2か月前からクラブを振るときに左手関節尺側に疼痛が出現してきた。最近は左手でペットボトルを開ける際にも痛みが出ると訴えて来所した。手関節の可動域制限は軽度だが、手関節尺屈位で軸圧を加えると疼痛が再現された。考えられないのはどれか。
1
月状骨軟化症
2
尺骨茎状突起骨折
3
遠位橈尺関節脱臼
4
三角線維軟骨損傷
解答1(月状骨軟化症)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問115
45歳の男性。柔道の練習中に受け身で右中指を負傷した。来所時、右中指 DIP 関節は屈曲し、同部に腫脹と軽度の圧痛がみられた。また同関節の自動運動は不能であった。医科での単純エックス線検査で骨折はないと言われた。固定期間はどれか。
1
1〜2週
2
3~5週
3
6〜8週
4
9〜10週
解答3(6〜8週)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問116
35歳の男性。テニス中に転がっていたボールを踏み転倒し、右母指を外転強制された。MP 関節の圧痛、運動痛、側方動揺性がみられる。医科での単純エックス線検査では骨損傷は確認されなかった。正しいのはどれか。
1
MP 関節伸展位で固定する。
2
ステナー損傷が必発する。
3
IP 関節に弾発現象が現れる。
4
IP 関節伸展位で副靱帯は弛緩する。
解答1(MP 関節伸展位で固定する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問117
34歳の女性。ジムでチューブトレーニング中、右第2MP 関節が突然動かなくなり来所した。屈曲は可能だが伸展が不能であった。触診では同部の手掌橈側に圧痛がみられた。腫瘤や瘢痕はない。考えられるのはどれか。
1
オーバーラッピングフィンガー
2
ロッキングフィンガー
3
マレットフィンガー
4
スナッピングフィンガー
解答2(ロッキングフィンガー)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問118
14歳の男子。肥満体型。はっきりとした原因はなく、1か月位前から遊んでいるときに、右膝に痛みを感じるようになったため来所した。3日前から右膝部や股関節部の痛みが増強してきたと訴えている。腫脹、圧痛、熱感はみられないが、下肢の他動運動で股関節に屈曲制限がみられた。最も考えられるのはどれか。
1
大腿骨肉腫
2
単純性股関節炎
3
大腿骨頭すべり症
4
腸腰筋膿瘍
解答3(大腿骨頭すべり症)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問119
39歳の男性。マラソンが趣味である。左大腿の筋肉痛で、図に示す締め付け圧が調整できるサポーターを装着して練習をしていた。強く締めたほうが効果があると感じ、できるだけ強めに締めていたところ、膝内側の疼痛と下腿内側の違和感が生じてきた。考えられるのはどれか。
1
滑膜ヒダ障害
2
膝蓋軟骨軟化症
3
内側半月板損傷
4
ハンター管症候群
解答4(ハンター管症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問120
17歳の男子。高校でテニス部に所属している。1か月前から体力強化のためにダッシュ、ジャンプ、ターン、ストップを主としたトレーニングを行ったところ、下腿内側に疼痛を自覚した。来所時、脛骨内側後縁に圧痛があり、扁平足がみられた。部活が休みの日には目立った疼痛はないという。考えられるのはどれか。
1
テニスレッグ
2
シンスプリント
3
後脛骨筋腱炎
4
アキレス腱周囲炎
解答2(シンスプリント)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問121
29歳の男性。プロバスケットボール選手である。2か月前から右足関節背屈での疼痛を自覚している。足関節前面に骨性隆起を触れるが、同部の圧痛は軽度である。足関節に背屈制限と不安定性がみられる。考えられるのはどれか。
1
三角骨障害
2
衝突性外骨腫
3
足根洞症候群
4
足根管症候群
解答2(衝突性外骨腫)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第32回柔道整復師国家試験(2024)午後 問122
18歳の女子。バスケットボール練習中に右足部を回外強制で負傷し来所した。写真(別冊 No. 4)に示す部位に限局する腫脹と著明な圧痛がみられた。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1
二分靱帯損傷
2
腓骨筋腱脱臼
3
有痛性外脛骨
4
踵骨前方突起骨折
解答1(二分靱帯損傷)、4(踵骨前方突起骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問103
82歳の女性。昨晩、自宅布団の上で尻もちをついた。起床時から背部中央に痛みがあるため来所した。着座の度に痛みが強くなり、同部に叩打痛がみられる。考えられるのはどれか。2つ選べ。
1
圧迫骨折
2
破裂骨折
3
横突起骨折
4
棘突起骨折
解答1(圧迫骨折)、2(破裂骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問104
72歳の女性。5日前にベッドから転落し、床で右肩を強打した。右肩外上部の腫脹と皮下出血斑に気付き来所した。右肩関節の挙上は疼痛のため困難である。後日、医科で撮影した単純エックス線写真(別冊 No. 4)を別に示す。正しいのはどれか。
1
頸静脈が怒張する。
2
腋窩神経麻痺を合併する。
3
保存療法で予後は良好である。
4
烏口鎖骨靱帯の断裂を考慮する。
解答4(烏口鎖骨靱帯の断裂を考慮する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問105
45歳の女性。1年前のコーレス(Colles)骨折によって、橈骨が軽度短縮転位している。1か月前からドアノブを回す際に違和感を手関節に覚え、1週前から手関節尺側に腫脹と疼痛が出現した。考えられるのはどれか。
1
橈尺骨癒合
2
長母指伸筋腱断裂
3
尺骨突き上げ症候群
4
反射性交感神経性ジストロフィー
解答3(尺骨突き上げ症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問106
24歳の女性。スケートボード練習中に転倒して右手を衝き、手関節が伸展橈屈強制された。翌日、右手が動かしにくくなったため来所した。スナッフボックスの腫脹と圧痛、第1・2中手骨の骨軸方向からの軸圧痛がみられる。正しいのはどれか。
1
母指はMP 関節の手前まで固定する。
2
クラーメル金属副子は背側にあてる。
3
手関節は軽度屈曲(掌屈)・橈屈位で固定する。
4
固定されていない手指は運動を積極的に行わせる。
解答4(固定されていない手指は運動を積極的に行わせる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問107
59歳の女性。自宅でテレビを見ていて大きくあくびをしたところ、口を閉じることができなくなったため来所した。下顎歯列は上顎歯列の前方に偏位している。耳前方に陥凹を触れ、頬は扁平となっている。整復で誤っているのはどれか。
1
最初の1回で整復しないと整復が困難になる。
2
ヒポクラテス法では患者の頭部を前屈させる。
3
患者に発声させないようにすると整復が容易になる。
4
ボルカース法では術者は手指消毒をして滅菌ガーゼを用いる。
解答3(患者に発声させないようにすると整復が容易になる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問108
55歳の女性。自転車で走行中に転倒し、右肩を負傷して来所した。肩峰が角状に突出し、三角筋胸筋三角の消失がみられる。運動療法で正しいのはどれか。
1
1週目から肩の他動運動を行う。
2
2週目からコッドマン体操を行う。
3
3週目から外旋・外転運動を行う。
4
4週目から肩甲帯の筋力増強訓練を行う。
解答2(2週目からコッドマン体操を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問109
21歳の女性。ソフトボールの試合中、捕球に失敗し右手小指を負傷した。右手小指は背側の皮膚に深い陥凹がみられ、自動的にも他動的にも動かせない。外観写真(別冊 No. 5)を別に示す。考えられるのはどれか。
1
終止腱断裂
2
中央索断裂
3
基節骨頸部骨折
4
PIP関節背側脱臼
解答4(PIP関節背側脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問110
10歳の女児。立ち幅跳びの着地で膝関節を屈曲した際に受傷した。直後の外観写真(別冊 No.6)を別に示す。誤っているのはどれか。
1
外側膝蓋支帯の断裂を伴う。
2
後療法は内側広筋の強化を行う。
3
皮下出血は膝蓋骨内側を中心に発生する。
4
膝関節のアライメント異常は危険因子となる。
解答1(外側膝蓋支帯の断裂を伴う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問111
24歳の女性。事務員で一日の大半がデスクワークである。数か月前から腰痛を自覚し、痛みが徐々に強くなったため来所した。腰部は前弯が強く、後屈で痛みが増悪する。SLR検査は陰性で、下肢の感覚異常や筋力低下はみられない。考えられるのはどれか。
1
腸腰筋拘縮
2
脊柱管狭窄症
3
変形性腰椎症
4
椎間板ヘルニア
解答1(腸腰筋拘縮)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問112
50歳の男性。日常生活で肩関節外転時に痛みを自覚したため来所した。肩部に腫脹はないが、肩関節外転筋力が低下している。肩内旋・屈曲で痛みを訴えるが、肩外旋・屈曲あるいは肩伸展では痛みを訴えない。肘関節屈曲に対する前腕への抵抗運動では痛みを訴えない。考えられるのはどれか。
1
SLAP 損傷
2
棘上筋腱損傷
3
肩甲下筋腱損傷
4
上腕二頭筋長頭腱炎
解答2(棘上筋腱損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問113
20歳の男性。体操部に所属している。つり輪の練習中に左肩部に痛みを自覚した。肩関節の挙上は違和感はあるが可能である。肩前方の短軸超音波画像(別冊 No. 7)を別に示す。考えられるのはどれか。
1
上腕二頭筋長頭腱炎
2
ベネット(Bennett)損傷
3
バンカート(Bankart) 損傷
4
ヒル・サックス(Hill-Sachs)損傷
解答1(上腕二頭筋長頭腱炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問114
11歳の女児。女子野球部の右投げピッチャーである。繰り返しの投球動作で右肩部に痛みを自覚していたが、徐々に悪化し安静時も痛むようになってきたため来所した。肩関節可動域は正常で、他動で痛みは増悪しない。約4週の安静を指導し痛みが消失した。考えられるのはどれか。
1
肩関節周囲炎
2
棘上筋腱損傷
3
上腕骨近位骨端線離開
4
上腕骨大結節裂離骨折
解答3(上腕骨近位骨端線離開)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問115
25歳の女性。バレーボールの社会人リーグに所属している。ブロックの際に、ボールで右母指が橈側外転強制された。2日経過しても腫れと物が持ちにくい症状が残存するため来所した。徒手検査で動揺性がみられる。誤っているのはどれか。
1
CM関節橈側に圧痛がみられる。
2
MP関節屈曲位で動揺性を評価する。
3
後療法ではピンチ力の筋力強化を行う。
4
競技の復帰には観血療法が推奨される。
解答1(CM関節橈側に圧痛がみられる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問116
17歳の男子。2年前から空手を始めた。1か月前に右足で蹴りの動作を行った際、右股関節部に軽度の痛みを自覚した。2週前から痛みが強くなり、引っ掛かりを感じたため来所した。股関節を屈曲外転外旋位から伸展する際にクリックを触知する。原因となる筋はどれか。
1
大殿筋
2
腸腰筋
3
大腿直筋
4
大腿筋膜張筋
解答2(腸腰筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問117
20歳の男性。短距離走で転倒し、足関節外側に疼痛を自覚したためすぐに来所した。他動的に足関節底屈あるいは背屈で足部を内がえしさせると疼痛が増悪する。さらに足部の前方引き出しで不安感が生じる。考えられる損傷靱帯はどれか。2つ選べ。
1
脛腓靱帯
2
踵腓靱帯
3
二分靱帯
4
前距腓靱帯
解答2(踵腓靱帯)、4(前距腓靱帯)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問118
35歳の男性。ラグビーでタックルを右側から受け右膝痛を自覚したため、すぐに来所した。右膝内側に皮下出血がみられ、膝関節の不安感を訴えている。考えられない損傷靱帯はどれか。
解答2(LCL)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問119
19歳の女性。バレーボールの試合中、ジャンプの着地で膝が「がくっ」となって膝関節の疼痛を自覚した。医科へ搬送され、関節穿刺にて血性の関節液が採取された。考えられるのはどれか。
1
半月板辺縁部損傷
2
膝蓋骨骨折
3
外側側副靱帯損傷
4
膝蓋腱断裂
解答1(半月板辺縁部損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問120
3歳の男児。歩容異常を祖母に指摘されたため来所した。両下腿の内反変形がみられた。医科で画像検査を行い、両側ともにFTAは186度、脛骨近位端内側に嘴様変形がみられた。外傷の既往や明らかな感染徴候はない。考えられるのはどれか。
1
ブラント(Blount)病
2
マルファン(Marfan) 症候群
3
ペレグリーニ・スティーダ (Pellegrini-Stieda) 病
4
シンディングラーセン・ヨハンソン(Sinding Larsen-Johansson)病
解答1(ブラント(Blount)病)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問121
75歳の女性。BMIは35である。8年前から両膝の痛みを自覚していたが、痛みが増悪してきたため来所した。両膝に発赤、腫脹、熱感はないが、荷重で痛みが増悪し、屈曲・伸展の制限がみられる。後療法で誤っているのはどれか。
1
揉捏法
2
温熱療法
3
深屈曲運動
4
大腿四頭筋訓練
解答3(深屈曲運動)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第33回柔道整復師国家試験(2025)午後 問122
19歳の男性。大学で野球部に所属している。入部後練習量が増え、ランニング後にアキレス腱部の痛みが生じるようになったため来所した。長軸超音波画像(別冊 No. 8)を別に示す。正しい画像所見はどれか。
1
骨棘がみられる。
2
腱の肥厚がみられる。
3
異所性骨化がみられる。
4
腱内に血腫がみられる。
解答2(腱の肥厚がみられる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問103
72歳の男性。震災後の避難所で車内生活をしている。外傷歴はないが、昨日から下肢の痛みと腫れを訴えている。家族に聴取したところ、「今朝は顔色も悪く、胸に痛みがあるようだ」という。男性に声をかけたところ肩で息をし始め、頻脈と意識がもうろうとなった。考えられるのはどれか。
1
脂肪塞栓症候群
2
クラッシュ症候群
3
エコノミークラス症候群
4
下腿コンパートメント症候群
解答3(エコノミークラス症候群)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問104
23歳の男性。スケートボードの練習中、右手で体重を支持するよう・な動作をすると、手関節の尺側部に痛みを自覚したため来所した。半年前に右橈骨遠位端を骨折し、医科にて保存療法を受け、若干の背屈転位が残存するも治癒との診断を1か月前に受けた既往がある。握力の低下はなく、手部の筋萎縮や自発性感覚異常もみられない。考えられるのはどれか。
1
三角線維軟骨複合体損傷
2
橈骨神経障害
3
反射性交感神経性ジストロフィー
4
月状骨軟化症
解答1(三角線維軟骨複合体損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問105
17歳の男子。体操競技の練習中に右膝から着地し受傷した。直後から歩行が困難となり車いすで来所した。右膝関節部の腫脹、疼痛は著明で、膝の前面に陥凹を触知する。考えられるのはどれか。
1
膝蓋骨外側脱臼
2
膝蓋骨骨折
3
脛骨顆間隆起骨折
4
脛骨粗面骨折
解答2(膝蓋骨骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問106
50歳の男性。スキーで転倒し、右下肢を負傷したため来所した。背臥位で寝かせたところ、膝蓋骨は正面を向いているが、足部は外旋している。考えられるのはどれか。
1
大腿骨骨幹部骨折
2
脛骨骨幹部骨折
3
脛・腓両骨骨幹部骨折
4
腓骨骨幹部骨折
解答3(脛・腓両骨骨幹部骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問107
14歳の女子。バレーボール部。1週前からジャンプの着地の際に右下腿に痛みを自覚し来所した。右下腿前部中央に限局した腫脹と圧痛がみられる。整形外科を紹介し、単純エックス線検査を行ったが明瞭な陽性所見はなかった。考えられるのはどれか。
1
ハンター(Hunter)管症候群
2
脛骨疲労骨折
3
オスグッド・シュラッター(Osgood-Schlatter)病
4
コンパートメント症候群
解答2(脛骨疲労骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問108
40歳の女性。初発の両側性顎関節前方脱臼で来所した。整復を行ったが、下顎の片側偏位が残存した。整復前と比較し疼痛は減少し会話が可能となり、口の開閉もわずかに可能となった。考えられるのはどれか。
1
片側顎関節円板前方転位の残存
2
顔面神経麻痺の合併
3
整復時下顎頭の骨折
4
顎関節内障の続発
解答1(片側顎関節円板前方転位の残存)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問109
4歳の男児。買い物中、母親に手を引っ張られた際に受傷した。肘を動かすと肘の外側に疼痛が生じ、痛みが改善しないため来所した。前腕は回内位、肘関節は軽度屈曲位にある。正しいのはどれか。
1
局所に腫脹が生じる。
2
腕橈関節の亜脱臼である。
3
肘関節は前腕回内位で固定する。
4
再発が多い。
解答4(再発が多い。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問110
20歳の女性。立ち上がろうとした際に右足を外側に滑らせ、右膝に痛みを自覚したため来所した。関節腫脹が著明で、膝蓋骨内縁に圧痛がみられる。引き出し徴候および側方動揺性テストは陰性で、全身性弛緩テストは7点中4点である。考えられるのはどれか。
1
膝蓋骨脱臼
2
前十字靱帯損傷
3
内側半月板損傷
4
内側側副靱帯損傷
解答1(膝蓋骨脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問111
24歳の男性。ランニング中に右前足部が溝に挟まって転倒して来所した。足部に激痛を訴えており、前足部は軽度外転位を呈している。足内側縁には内側楔状骨が触知され、足外側縁は第5中足骨底部が突出している。考えられるのはどれか。
1
リスフラン関節外側脱臼
2
ショパール関節外側脱臼
3
リスフラン関節内側脱臼
4
ショパール関節内側脱臼
解答1(リスフラン関節外側脱臼)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問112
30歳の男性。野球の素振りで胸に痛みを自覚したため来所した。痛みは体幹の側屈や回旋で再現され、深呼吸や咳で増悪する。視診で明らかな腫脹はない。圧痛は右側胸部の第7・8肋間に限局する。考えられるのはどれか。
1
広背筋損傷
2
肋間筋損傷
3
肋骨骨折
4
腰椎横突起骨折
解答2(肋間筋損傷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問113
20歳の男性。2週前から右肩部後面の痛みと脱力感を自覚し、症状が軽快しないため来所した。棘下筋は萎縮し外旋筋力が低下しているが、棘上筋の筋力は保たれている。写真(別冊 No. 3)の★印で示した部分にしこりを触知する。考えられるのはどれか。
1
肩甲上神経絞扼障害
2
腱板断裂
3
SLAP 損傷
4
ベネット(Bennett)損傷
解答1(肩甲上神経絞扼障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問114
54歳の男性。右前腕掌側近位に疼痛を自覚していたが、母指と示指が曲がりにくくなったとの主訴で来所した。母指と示指でマルを作る動作を指示したところ、きれいなマルを作ることができない。考えられないのはどれか。
1
母指球筋の萎縮
2
方形回内筋の麻痺
3
示指末節部の感覚異常
4
背側骨間筋の萎縮
解答4(背側骨間筋の萎縮)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問115
32歳の男性。工場で作業中に機械に左示指を挟まれて受傷した。救急車で医療機関に搬送され、正中索の部分損傷と診断された。手術療法を勧められたが、どうしても手術はしたくないとのことで保存療法を選択された。. PIP 関節の固定肢位はどれか。
1
深屈曲位
2
60度屈曲位
3
30度屈曲位
4
伸展位
解答4(伸展位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問116
18歳の男子。ハンドボールの試合中、大腿前面に激しい痛みを自覚・した。大腿前面に限局性の腫脹と圧痛、皮下出血がみられる。歩行時に痛みを訴え、膝関節の自動屈曲が困難である。損傷の可能性が高いのはどれか。
1
大腿直筋
2
中間広筋
3
外側広筋
4
内側広筋
解答1(大腿直筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問117
20歳の男性。ラグビーの試合中、右膝外側からタックルを受けた。直後から右膝内側に強い痛みがあり、プレーを続行できなかった。来所時に撮影した膝内側の長軸超音波画像(別冊 No.4)を別に示す。画像所見でみられるのはどれか。
1
骨皮質の不整像
2
内側側副靱帯の肥厚
3
関節内遊離体
4
半月板の石灰化
解答2(内側側副靱帯の肥厚)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問118
16歳の男子。6歳からサッカーをしている。1か月前から右膝外側の疼痛を自覚するようになった。しばらく様子をみていたが、症状が継続するため来所した。膝関節の腫れはみられない。考えられないのはどれか。
1
鵞足炎
2
ランナー膝
3
円板状半月
4
滑膜ヒダ障害
解答1(鵞足炎)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問119
40歳の男性。バドミントンでジャンプして着地した際、右下腿部に棒で殴られたような衝撃を感じプレー続行不能となった。術者が左手で下腿部を把持した状態の写真(別冊 No.5)を別に示す。初期の固定肢位で正しいのはどれか。
1
膝関節伸展位・足関節背屈位
2
膝関節伸展位・足関節底屈位
3
膝関節軽度屈曲位・足関節背屈位
4
膝関節軽度屈曲位・足関節底屈位
解答4(膝関節軽度屈曲位・足関節底屈位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問120
25歳の男性。サッカーの練習中、ダッシュした際に左下腿内側に「ブチッ」という音とともに強い痛みを自覚したため直ちに来所した。患部に腫脹と圧痛がみられ、疼痛のためつま先立ちが不能である。来所時の対応で正しいのはどれか。
1
温熱モードの超音波療法を行う。
2
他動的に軽度足関節を動かす。
3
患部を冷却し、圧迫と挙上を行う。
4
患部に低周波通電療法を行う。
解答3(患部を冷却し、圧迫と挙上を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問121
16歳の女子。サッカー部に所属している。昨日の練習試合で右足関節をひねった。しばらくして歩行が可能となったため帰宅したが、今朝も痛みが引かないため来所した。右腓骨外果前方に腫脹と底背屈痛がみられ、前方動揺性テストは陽性である。足関節 0度での疼痛や不安定性はなく、外果に圧痛はみられない。固定や指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
固定範囲に膝関節を含める。
2
固定肢位は外反位とする。
3
免荷歩行を指導する。
4
次回の来所は2週後と指導する。
解答2(固定肢位は外反位とする。)、3(免荷歩行を指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第34回柔道整復師国家試験(2026)午後 問122
15歳の女子。ダンス部に入部して運動量が増加した。ダンスの際、足部に疼痛を自覚し、疼痛の改善がみられないため来所した。足部内側に圧痛を伴う骨性隆起がある。この疾患で正しいのはどれか。
1
中足骨頭に生じる骨端症である。
2
ガングリオンが原因となる。
3
脛骨神経の絞扼によって疼痛が生じる。
4
扁平足を合併していることが多い。
解答4(扁平足を合併していることが多い。)
解説・ポイント・キーワードを見る →