理由で解く / 柔道整復師国家試験 無料メルマガ
第24〜34回の柔道整復師国家試験・全2670問を、毎日12時に3問ずつお届けします。正解の理由に加えて、ほかの選択肢がなぜ違うのかまで。890日で、全問をひと通り解き切ります。
毎日12時に届くメール
柔道整復師国試 Day 1 のメールを、そのまま再現しました。3問のうち1問は、解説まで載せています(長い解説は一部省略)。
【柔道整復師国試 Day 1/890】解剖学・一般臨床医学・柔道整復理論
柔道整復師国家試験 理由で解く毎日の問題
Day 1 / 890
今日は全3問です。まず自分で答えを考えてから、下にスクロールして解説を確認しましょう。
生後、大泉門が閉鎖する時期はどれか。
皮膚筋炎の症状で誤っているのはどれか。
16歳の男子。高校の野球部に所属している。7歳の時、ジャングルジムから転落し左肘骨折の既往歴がある。肘関節の屈曲で肘内側部から前腕尺側にかけてしびれがあり、握力も低下してきたため来所した。患肢は外反肘変形を呈している。考えられる所見はどれか。
小児期の肘の骨折後に残った外反肘を土台として、肘部管で尺骨神経が障害された遅発性尺骨神経麻痺と考えられます。したがって現れるのは尺骨神経支配領域の所見、すなわちフローマン徴候陽性です。
出典:第25回柔道整復師国家試験(2017)午後 問106
明日もお届けします。
黒澤一弘(かずひろ先生)
毎日12時に届きます。件名に Day 番号とその日の3科目が入るので、受信トレイで見分けられます。
最初は問題だけ。答えを見る前に自分で考える「テスト効果」の順序です。
区切りのあとに、答えと解説が続きます。うっかり答えが目に入らない配置です。
正しい選択肢だけでなく、誤りの選択肢それぞれに「なぜ違うか」を書いています。
最後に要点を3行ほどに整理。見返すときはここだけ読めば復習になります。
関連図つきの詳しい解説ページへ移動できます(このボタンは実際に押せます)。
国家試験は、同じ論点を、問い方を変えて何度も出してきます。たとえば肘の骨折のあとに残った外反肘から起こる尺骨神経麻痺も、「病名」を問う形もあれば、「現れる所見」を選ばせる形もあります。正解の番号を覚えるだけでは、問い方が変わった瞬間に使えません。
4つの選択肢それぞれについて「なぜ正しいか」「なぜ違うのか」を言えるようにする。1問から4つの知識を取り、問い方が変わってもぶれない力にする。このメルマガは、その積み上げを1日3問、毎日12時に届けます。
配信の順序と解説の書き方は、学習科学で繰り返し確かめられてきた知見に沿って組み立てています。各項目の末尾の番号から、根拠となる論文に移動できます。
選択式の問題では、誤りの選択肢を正しいと覚えてしまうことがあります。答えのあとに理由を示すと、この影響が減ることが報告されています。[3]
誤りの選択肢の多くは、正しい内容の一部を入れ替えて作られています。解説を毎日読むうちに、「どこが入れ替えられているか」が見えるようになります。
| 型 | 誤りの選択肢 | 正しくは |
|---|---|---|
| 転位方向の逆転 | Colles骨折 ― 遠位骨片は掌側へ転位 | 背側へ転位(掌側転位はSmith骨折) |
| 神経の取り違え | 上腕骨骨幹部骨折 ― 尺骨神経を損傷しやすい | 橈骨神経(下垂手) |
| 好発部位のずれ | 鎖骨骨折 ― 内側1/3に好発 | 中外1/3境界部に好発 |
| 頻度の入れ替え | 肩関節脱臼 ― 後方脱臼が最も多い | 前方脱臼(烏口下脱臼)が大半 |
| 言い過ぎ | 「必ず」「すべて」「決して」 | 例外がないかを確かめる |
柔道整復の専門科目は、解剖学・生理学・運動学の上に立っています。毎日Q1で基礎を、Q3で柔道整復を解くことで、このつながりに気づく機会を毎日つくります。
解剖学・生理学・運動学・病理学概論ほか。890日を通じて毎日1問。
一般臨床医学・外科学概論・整形外科学・リハビリテーション医学・関係法規など。後半ほど柔道整復理論が増えます。
必修問題(470問)と柔道整復理論。毎日1問は必ず柔道整復の核心に触れます。
比率は模式図です。基礎890問、臨床医学・社会745問、柔道整復1035問(必修問題470問・柔道整復理論565問)。各問題から、Webの解説ページへ移動できます。
Q1を中心に。授業で学んだ解剖・生理が、国試でどう問われるかを早めに知っておけます。
Q2・Q3で、臨床医学と柔道整復理論を並行して固められます。
3問すべてを毎日の演習に。必修問題も毎日のように届きます。解けなかった問題はWeb解説で読み返せます。
全範囲を、間をあけて一巡できます。苦手な分野を、毎日少しずつつぶせます。
1日3問は、決して多い量ではありません。合格を約束するものではなく、教科書や授業、ほかの演習の代わりになるものでもありません。上で挙げた学習科学の知見は一般的な研究の成果で、このメルマガ自体の効果を測ったものではありません。役割は、毎日の学習を途切れさせないこと、そして1問ごとに「理由」を積み上げる習慣をつくることです。
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専門学校で10年以上、解剖学を担当。学生がどこでつまずき、どう説明すると理解が進むかを見てきた経験から、「理由で解く」シリーズの解説を書いています。結論を暗記させるのではなく、からだの仕組みにさかのぼって「なぜ」を示すことを大切にしています。
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