学習トップ / 理由で解く 柔道整復師 / 柔道整復理論 ▸ §24 臨床実地問題 / QJ30P104
理由で解く 柔道整復師
まず患者の話を聴き、施術に何を望んでいるのかを確認することが第一歩です。正しいのは3です。
「痛みが引かない」という訴えは、苦情である前に臨床情報です。2週経過しても症状が改善しない足関節捻挫では、剥離骨折や第5中足骨基部骨折、距骨や腓骨の骨傷、靱帯の完全断裂、足根洞症候群など、初回評価で捉えきれなかった病態が隠れている可能性があります。したがって対応の要は、感情的な反応をせずに訴えを傾聴し、どのような回復を期待しているのか、何に困っているのか(歩行か、仕事か、スポーツ復帰か)を具体的に尋ねることです。そのうえで現在の評価と見通しを言葉で共有し、必要と判断すれば医師の診察を提案します。態度が威圧的であることと、施術の判断を変えることは切り離して考えるべきで、どの患者にも同じ基準の医療を提供するのが専門職の姿勢です。
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