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理由で解く 理学療法士 第12章
実地
12 理学療法治療学 全170問
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出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問14
39歳の男性。野球の試合中にジャンプしてボールをキャッチした着地時に、踵に疼痛と違和感とを訴えた。その直後から歩行困難となったために、応急処置の後に緊急搬送された。搬送先の病院で撮影された足部MRIを図に示す。矢印は損傷部位を示す。受傷直後の処置として適切なのはどれか。
1
足底板による固定
2
足関節周辺の保温
3
足関節底屈位での固定
4
強擦法による下腿部のマッサージ
5
端座位による下腿下垂位での安静
解答3(足関節底屈位での固定)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問15
52歳の女性。7年前に右の乳癌に対して腋窩リンパ節郭清を伴う乳房部分切除術が行われ、術後に化学療法と放射線療法が行われた。5年前から右上肢リンパ浮腫が出現したため日常生活においては弾性スリーブを装着していた。リンパ浮腫が悪化してきたため受診し、リンパ浮腫重症度分類ステージⅡと診断された。日常生活指導として適切なのはどれか。
1
むだ毛を処理する。
2
皮膚の保湿をする。
3
水分摂取を制限する。
4
入浴は熱い温度で長湯をする。
5
腕を締め付けるような服を着る。
解答2(皮膚の保湿をする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問17
右人工股関節置換術(後方侵入)後の患者の靴下の着脱動作として正しいのはどれか。2つ選べ。
解答2(2)、4(4)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問19
脊髄損傷患者の車椅子上での除圧動作を図に示す。損傷レベルの上位から下位への順序で正しいのはどれか。
1
B → C → D → A
2
B → D → C → A
3
C → B → A → D
4
D → B → A → C
5
D → C → B → A
解答2(B → D → C → A)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午前 問20
2歳の女児。痙直型四肢麻痺。臥位では頭部コントロール良好で、背臥位から腹臥位への寝返りが可能である。背臥位と腹臥位での様子を図に示す。この時期に優先して行う理学療法で最も適切なのはどれか。
1
下肢の筋力増強
2
介助下での歩行練習
3
椅子からの立ち上がり練習
4
立位での陽性支持反射の促通
5
座位での体幹の立ち直り反応の促通
解答5(座位での体幹の立ち直り反応の促通)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問6
1
吸着式ソケット
2
ターンテーブル
3
多節リンク膝
4
トルク吸収装置
5
ドリンガー足部
解答1(吸着式ソケット)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問7
病態と図に示す靴の補正との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1
踵骨骨棘 ― ①
2
外反扁平足 ― ②
3
外反膝 ― ③
4
内反足 ― ④
5
槌指 ― ⑤
解答1(踵骨骨棘 ― ① ― ①)、5(槌指 ― ⑤ ― ⑤)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問12
58歳の男性。歩行時のふらつきを訴えて受診した。歩隔はやや広いが左右方向は安定しており、前後方向への振り子様の歩容がみられる。検査結果を表に示す。協調運動改善のための理学療法として適切なのはどれか。〈検査所見:注視方向性眼振あり、構音障害あり、鼻指鼻試験測定異常あり、関節位置覚障害なし、Romberg徴候なし〉
1
自転車エルゴメーターによるペダリング運動
2
rhythmic stabilization
3
下肢筋群の持続的伸張
4
Frenkel体操
5
Epley法
解答2(rhythmic stabilization)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問13
65歳の男性。被殻出血による右片麻痺。発症後2か月。意識レベル、認知機能および左下肢の機能に問題はない。右足関節の位置覚障害がみられる。起居動作は自立し、座位は安定している。現在、平行棒内での歩行練習中である。歩行中、右下肢の振り出しは可能であるが、踵接地がみられず、右下肢立脚中期に膝折れを認める。Brunnstrom法ステージ右下肢III、右下腿三頭筋のMAS〈modified Ashworth scale〉は2である。歩行に用いる最も適切な装具はどれか。
解答3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問15
70歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。線分抹消検査では紙面の左下方の線分抹消が行えず、車椅子駆動時には左側を壁にぶつけることがあった。理学療法として適切なのはどれか。
1
右側から聴覚刺激を与える。
2
右後頸部筋へ振動刺激を行う。
3
頭部は正面を向いたまま体幹を右に回旋させる。
4
手がかりを与えながら左側にある視覚標的を右へ移動させる。
5
視野が右へ偏位するプリズム付眼鏡をかけてリーチ動作を行わせる。
解答5(視野が右へ偏位するプリズム付眼鏡をかけてリーチ動作を行わせる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問17
20歳の女性。1か月前に転倒し、疼痛は軽減したが膝関節の不安定感があり来院した。
他に損傷がなかった場合、優先すべき治療はどれか。
1
安静固定
2
水中歩行練習
3
大腿四頭筋の強化
4
超音波療法
5
ハムストリングスの強化
解答3(大腿四頭筋の強化)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問18
53歳の女性。脳出血による右片麻痺で、発症後6週経過。Brunnstrom法ステージは上肢、手指、下肢ともにⅣ。両足をそろえた位置から理学療法士を両上肢で押しながら図のように左足を一歩前に出す運動を行っている。この目的として誤っているのはどれか。
1
歩幅の拡大
2
歩隔の拡大
3
右側の殿筋強化
4
右側の下腿三頭筋の強化
5
右側の上肢肩甲帯の安定化
解答2(歩隔の拡大)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第52回理学療法士国家試験(2017)午後 問19
42歳の男性。Guillain-Barré症候群。発症後3日目。四肢体幹の重度な麻痺と呼吸筋麻痺のため人工呼吸器管理の状態である。この時期に行う理学療法で適切なのはどれか。
1
体位排痰
2
痙縮の抑制
3
体幹の漸増抵抗運動
4
上下肢の高負荷の筋力増強運動
5
上下肢の過伸張を伴うストレッチ
解答1(体位排痰)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問13
図に示す両側支柱付長下肢装具について正しいのはどれか。2つ選べ。
1
外側支柱の高さは大転子から6cm下にする。
2
膝継手はオフセット式である。
3
下腿半月の位置は膝関節裂隙から2cm下にする。
4
足継手はダブルクレンザックである。
5
短下肢装具へと変更可能である。
解答4(足継手はダブルクレンザックである。)、5(短下肢装具へと変更可能である。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問15
19歳の男性。基礎疾患はない。自転車エルゴメーターを用いた運動強度を次第に上昇させて運動終点まで運動負荷試験を行ったときの酸素摂取量の測定結果を図に示す。全身持久力改善のために必要な運動負荷量(ワット)として正しいのはどれか。
1
50
2
100
3
200
4
300
5
350
解答3(200)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問16
脳卒中後の左片麻痺患者の生活環境を整えることとした。ベッドとポータブルトイレの位置で適切なのはどれか。
解答1(1)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問17
45歳の女性。右変形性股関節症。先天性股関節脱臼の既往がある。1年前から荷重時の右股関節痛があり、2か月前から安静時痛も出現した。起居動作時や歩行時の疼痛が強くなってきたため受診した。ADL指導として適切なのはどれか。
1
階段は右足から昇段する。
2
階段は左足から降段する。
3
できるだけ低い椅子に座る。
4
T字杖を使用する場合は左手に持つ。
5
左足よりも右足を手前に引いて椅子から立ち上がる。
解答4(T字杖を使用する場合は左手に持つ。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午前 問20
生後4か月の乳児。健診で股関節の異常を指摘された。来院時に右股関節の開排制限を認めたため、股関節のエックス線単純検査を行った。この患児の股関節のエックス線単純写真を図に示す。行うべき対応として適切なのはどれか。
1
経過観察
2
ギプス固定
3
観血的整復術
4
オーバーヘッド牽引
5
リーメンビューゲル装具
解答5(リーメンビューゲル装具)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問7
45歳の男性。左大腿切断後。大腿義足を用いた歩行練習中、左立脚中期に過度の腰椎前弯が観察された。原因として正しいのはどれか。
1
義足長が長過ぎる。
2
足継手の後方バンパーが弱過ぎる。
3
ソケットが前方に位置し過ぎている。
4
ソケットの初期屈曲角が不足している。
5
膝継手の摩擦が弱過ぎる。
解答4(ソケットの初期屈曲角が不足している。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問8
70歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。Brunnstrom法ステージは下肢Ⅲ。関節可動域制限はない。ダブルクレンザック足継手付き両側金属支柱型短下肢装具を用いて歩行練習を実施している。足継手を背屈0~20度で可動するように設定すると左立脚中期に膝折れが出現した。装具の調整で正しいのはどれか。
1
足継手の可動範囲を背屈0~5度に設定する。
2
スウェーデン式膝装具を併用する。
3
Tストラップを追加する。
4
外側ウェッジを入れる。
5
装具の踵を高くする。
解答1(足継手の可動範囲を背屈0~5度に設定する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問11
52歳の男性。2型糖尿病。足のしびれと血糖値の上昇のため入院となった。検査結果では空腹時血糖305mg/dL、尿検査でケトン体陽性であった。虚血性心疾患と腎機能障害は認めない。この患者への対応で正しいのはどれか。
1
安静臥床とする。
2
1日200kcalを消費させる運動を行う。
3
1RMの80%で下肢の筋力増強運動を行う。
4
病棟内歩行などの軽度な負荷にとどめる。
5
目標心拍数115/分で有酸素運動を20分間行う。
解答4(病棟内歩行などの軽度な負荷にとどめる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問13
25歳の男性。野球の試合で走塁中に大腿後面に違和感と痛みが生じた。直後に整形外科を受診したところ、大腿部エックス線写真では骨折を認めなかった。この時点での物理療法で適切なのはどれか。
1
交代浴
2
極超短波
3
アイシング
4
ホットパック
5
パラフィン浴
解答3(アイシング)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問14
身体計測の結果を図に示す。厚さ3cmのクッションを用いる場合の車椅子の基本寸法で正しいのはどれか。
1
背もたれ高:45cm
2
肘掛けの高さ:23cm
3
シート長(座長):43cm
4
膝窩からフットプレート:38cm
5
座幅:40cm
解答2(肘掛けの高さ:23cm)、5(座幅:40cm)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問15
58歳の女性。5年前に子宮頸癌の手術を行った。2年前から右下肢にリンパ浮腫が出現し、弾性ストッキングを着用していた。1年前から安静臥位で右下肢を挙上しても浮腫が改善せず、皮膚が固くなり非圧窩性浮腫が認められたため、週1回外来で理学療法を実施していた。2日前に蜂窩織炎を発症し、現在、薬物療法中である。対応として適切なのはどれか。
1
患部の冷却
2
スキンケア休止
3
圧迫下での下肢運動
4
用手的リンパドレナージ
5
経皮的電気刺激療法<TENS>
解答1(患部の冷却)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問16
4歳の男児。痙直型両麻痺。しばしば割り座で座る。バニーホッピングと交互性パターンの四つ這いを併用して移動する。PCW<postural control walker>を用いた歩行練習を実施している。この児に対する遊びの指導内容で最も適切なのはどれか。
解答3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問17
70歳の男性。3年前に右手の振戦によってParkinson病を発症し、在宅で治療を行っている。ADLは自立していたが、1か月前に風邪をひいてから歩く速さが遅くなり、歩行の際に一歩目が思うように前に出ず、歩き出してからも前方に転びそうになることが多いという。在宅での理学療法における歩行指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1
両下肢に弾性包帯を装着する。
2
足関節に重錘バンドを装着する。
3
一歩目を小さく前に出すよう指導する。
4
床にはしご状の目印を付けてまたがせる。
5
かけ声などをかけてもらいながら歩くよう指導する。
解答4(床にはしご状の目印を付けてまたがせる。)、5(かけ声などをかけてもらいながら歩くよう指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第53回理学療法士国家試験(2018)午後 問19
65歳の男性。身長165cm。図のように歩行補助具として杖の長さを調整する際、指標とすべき杖先の位置を示すaの距離と肘の角度bの組合せで正しいのはどれか。
1
20cm ― 100度
2
15cm ― 100度
3
15cm ― 150度
4
5cm ― 150度
5
5cm ― 180度
解答3(15cm ― 150度)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問12
70歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。下肢の随意運動は共同運動がわずかに認められる程度である。歩行はT字杖にて室内は自立している。ADL指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
ベット上で起き上がる
2
浴槽に入る
3
シャツを着る
4
床から立ち上がる
5
階段を上る
解答1(1)、3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問18
図に示す排痰体位に対応する肺区域で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
肺尖区〈S1〉
2
後上葉区〈S2〉
3
上-下葉区〈S6〉
4
前肺底区〈S8〉
5
後肺底区〈S10〉
解答3(上-下葉区〈S6〉)、5(後肺底区〈S10〉)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問19
78歳の男性。慢性閉塞性肺疾患の急性増悪により人工呼吸器管理中である。意識レベルJCS(Japan Coma Scale)II-20、体温37.5℃、呼吸数は26回/分、努力性呼吸を認める。二次的合併症の予防目的で行う理学療法で適切でないのはどれか。
1
呼吸介助
2
体位排痰法
3
ベッドアップ
4
関節可動域運動
5
徒手的抵抗運動
解答5(徒手的抵抗運動)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午前 問20
図に示す姿勢のうち、労働災害予防を目的とした動作指導で適切な作業姿勢はどれか。
解答5(5)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問10
生後8か月の乳児。運動発達の遅れがあり、療育施設にて理学療法を受けている。図のような姿勢を示す。優先して行う運動はどれか。
1
寝返り
2
膝立ち
3
四つ這い
4
立ち上がり
5
免荷立位での交互振り出し
解答3(四つ這い)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問13
75歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。発症後1か月で回復期リハビリテーション病棟に転棟した。平行棒内歩行にて立脚相で図のような状況を呈した。立位歩行練習時の患側への対応で適切でないのはどれか。
1
踵部の補高
2
短下肢装具の使用
3
膝屈曲位での立位保持練習
4
前脛骨筋の治療的電気刺激
5
下腿三頭筋へのタッピング
解答5(下腿三頭筋へのタッピング)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問15
脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いた車椅子からベッドへの移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。
解答2(C6)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問16
NICUにおける低出生体重児の腹臥位での姿勢を図に示す。この児に対するポジショニングで適切な肢位はどれか。2つ選べ。
1
頸部伸展位
2
体幹伸展位
3
肩関節内旋位
4
肩甲骨挙上位
5
股関節内転位
解答3(肩関節内旋位)、5(股関節内転位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問17
82歳の男性。15年前から動作時の息切れ及び咳や痰の増加がみられ、自宅近くの医療機関にて加療していた。徐々に動作時の呼吸困難感が強くなり、入浴動作で息切れを感じるようになっている。2年前から在宅酸素療法が開始されている。動脈血ガス分析はPaO2 65 Torr、PaCO2 47 Torr、HCO3- 29.5 mEq/L、肺機能検査は、%VC 62%、FEV1% 42%であった。吸入薬として長時間作用性β2刺激薬、長時間作用性抗コリン薬が処方されている。本症例に有酸素運動を行う場合の運動強度として最も適切なのはどれか。
1
7 METs
2
修正Borg指数7
3
最大仕事量の75%
4
目標心拍数130/分
5
最大酸素摂取量の40%
解答5(最大酸素摂取量の40%)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第54回理学療法士国家試験(2019)午後 問19
70歳の男性。食道がんを内視鏡的に切除した後に放射線療法を行ってから6か月が経過した。今後予測される放射線療法の副作用はどれか。
1
末梢神経障害
2
気道浮腫
3
食欲不振
4
皮膚炎
5
悪心
解答1(末梢神経障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問8
75歳の男性。身長170cm、体重48kg、BMI 16.6。約10年前から呼吸困難が出現し自宅近くの医院で加療していた。徐々に呼吸困難感が増悪してきており、50m程度の連続歩行で呼吸困難感のため休息が必要である。動脈血ガス分析 PaO2 65Torr、PaCO2 48Torr、肺機能検査 %VC 81%、FEV1% 31%であった。患者の胸部エックス線写真を図に示す。
この患者の運動療法を中止すべき状態として最も適切なのはどれか。
1
SpO2 82%
2
呼吸数22/分
3
心拍数105/分
4
修正Borg指数5
5
収縮期血圧が安静時より20mmHg上昇
解答1(SpO2 82%)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問10
27歳の男性。脊髄完全損傷(第5胸髄節まで機能残存)。日常生活は車椅子使用にて自立している。設計事務所に勤務しており、長時間のデスクワークを行うことが多い。多忙のため除圧を行う機会が少なくなっている。この状況が続いた場合、褥瘡が生じる可能性が最も高い部位はどれか。
1
肩甲部
2
膝窩部
3
仙骨部
4
肘頭部
5
腸骨部
解答3(仙骨部)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問11
図のような移動〈シャフリング〉をする乳児に促す姿勢や運動で最も適切なのはどれか。
1
椅子座位
2
起き上がり
3
寝返り
4
背臥位
5
腹這い
解答1(椅子座位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問12
66歳の女性。左中大脳動脈領域のアテローム血栓性脳梗塞でBroca失語と重度の右片麻痺を認める。理学療法実施の際、コミュニケーションに対する配慮で正しいのはどれか。
1
使用頻度の低い単語を用いる。
2
出にくい言葉は先回りして言う。
3
できるだけ長い文章で話しかける。
4
意思伝達には易しい漢字を用いる。
5
ジェスチャーは可能な限り用いない。
解答4(意思伝達には易しい漢字を用いる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問13
60歳の女性。転倒して右肩関節痛を訴えた。エックス線写真を図に示す。まず患部に行うべき治療はどれか。
1
ギプス固定
2
極超短波治療
3
三角巾固定
4
髄内釘固定
5
超音波治療
解答3(三角巾固定)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問15
75歳の女性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージIV。歩行時に小刻み歩行、突進現象、すくみ足が出現する。歩行練習として適切なのはどれか。
1
速く歩く。
2
広いところで歩く。
3
床に引いた一本線上を歩く。
4
目標地点の手前を注視して歩く。
5
お盆に載せたコップを運びながら歩く。
解答2(広いところで歩く。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問16
60歳の女性。脊髄小脳変性症。四肢体幹の運動失調で座位保持が困難であったが、2週間の座位保持練習を行い、端座位は上肢で支持しなくても保持できるようになった。今後行うバランス能力改善の運動療法として最も適切なのはどれか。
1
セラピーボール上座位で上肢下肢の挙上
2
端座位からの立ち上がり練習
3
端座位での重心移動練習
4
片膝立ち位での上肢挙上
5
立位で不安定板を用いた荷重練習
解答3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問17
55歳の女性。8年前に多発性硬化症と診断され、再発や寛解を繰り返し、2回の入院歴がある。現在は症状が落ち着いており、訪問理学療法で屋外歩行練習が実施されている。その際、理学療法士は運動強度を軽度から中等度とし、かつ、外気温の高い時間帯を避けて実施するなどに留意している。この理由として関係するのはどれか。
1
Barré徴候
2
Horner徴候
3
Lhermitte徴候
4
Tinel徴候
5
Uhthoff徴候
解答5(Uhthoff徴候)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問18
32歳の女性。2週前に上気道炎を発症し、5日前から四肢末端の異常感覚を自覚した。その後、徐々に四肢の脱力を認めた。Guillain-Barré症候群と診断され、直ちにγ-グロブリン大量静注療法を開始した。入院時の四肢筋力はMMTで段階4であったが、入院2日後には顔面筋麻痺と構音・嚥下障害が出現し、翌日には痰が多く呼吸困難が出現したため、気管挿管され人工呼吸器管理となった。四肢筋力は近位筋で段階1、その他は段階2〜3に低下している。現時点で優先される治療はどれか。
1
機能的電気刺激
2
筋力増強運動
3
座位練習
4
自発呼吸練習
5
排痰練習
解答5(排痰練習)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問19
8歳の女児。顕在性二分脊椎。Sharrardの分類はⅣ群である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
1
靴型装具を使用する。
2
長下肢装具を使用する。
3
短下肢装具とロフストランド杖を併用する。
4
長下肢装具とロフストランド杖を併用する。
5
骨盤帯付き長下肢装具とPCW〈postural control walker〉を併用する。
解答1(靴型装具を使用する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午前 問20
85歳の女性。自宅仏壇のろうそくの火が右袖に引火し、右前腕から前胸部および顔面にIII度5%とII度15%の熱傷および気道熱傷を受傷した。受傷翌日に前胸部から右前腕前面にかけて植皮術を実施した。術後早期から開始する理学療法として正しいのはどれか。
1
squeezingによる排痰を実施する。
2
前腕は最大回内位に保持する。
3
肩関節は外転位に保持する。
4
筋力増強運動は禁止する。
5
起立歩行は禁止する。
解答3(肩関節は外転位に保持する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問9
70歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、下肢Ⅳ。座位にて、肘関節伸展位で肩関節90°屈曲運動を指示したところ、屈曲共同運動パターンがみられた。この患者で促通すべき筋はどれか。
1
棘下筋
2
広背筋
3
大菱形筋
4
上腕二頭筋
5
上腕三頭筋
解答5(上腕三頭筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問13
8歳の男児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢであり、床上はバニーホッピングで移動している。学校内の移動は車椅子駆動で自立している。車椅子の設定で正しいのはどれか。
1
ヘッドサポートをつける。
2
座面高は標準より高くする。
3
背もたれの高さは肩までとする。
4
背もたれはリクライニング式にする。
5
フットサポートはスイングアウト式にする。
解答5(フットサポートはスイングアウト式にする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問14
関節リウマチ〈Steinbrockerのステージ III、クラス3〉のADL指導で正しいのはどれか。(選択肢は図)
解答4(4)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問15
46歳の女性。BMIは29.0である。両側の変形性股関節症で、股関節周囲の筋力低下と荷重時の股関節痛がある。理学療法で適切でないのはどれか。
1
杖を用いた歩行練習
2
水中歩行による有酸素運動
3
背臥位での下肢筋のストレッチ
4
階段昇降による筋力増強トレーニング
5
自転車エルゴメーターでの筋持久性トレーニング
解答4(階段昇降による筋力増強トレーニング)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問17
69歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。発症から4週が経過。Brunnstrom法ステージは上肢II、手指II、下肢III。移乗とトイレ動作は手すりを使用して自立、車椅子駆動は自立している。歩行は短下肢装具とT字杖を使用して軽介助が必要であり、病棟では車椅子で移動している。病室を図に示す。この患者に適切なのはどれか。(選択肢は図)
解答5(5)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第55回理学療法士国家試験(2020)午後 問19
66歳の男性。意識障害で右上肢を下に腹臥位で体動困難となっているところを発見された。両膝、右手首、右肘および右前胸部に多発褥瘡を認め、脱水症を伴うことから発症後数日が経過していると考えられた。保存的加療とともに理学療法が開始され、徐々に意識障害が改善すると、入院後1か月で訓練中に右手のしびれを訴え、図のような手を呈した。この患者の右手に適応となるのはどれか。
1
BFO
2
虫様筋カフ
3
短対立装具
4
手関節駆動式把持装具
5
コックアップ・スプリント
解答2(虫様筋カフ)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問10
52歳の女性。廃用による身体機能の全般的な低下によりバランス能力低下があり、バランス能力の改善を目的とした運動療法を行っている。開始当初、立位保持も困難であったが、現在は立位で物的な介助がなくても左右前後の重心移動が可能となってきている。歩行は平行棒内で両手を支持して軽介助である。次に行うバランス練習として最も適切なのはどれか。
1
杖歩行練習
2
上肢支持なしのタンデム歩行練習
3
上肢支持なしの立位で外乱を加える練習
4
片側上肢を支持した立位で下肢のステップ練習
5
両上肢でボールを保持しながら立位重心移動練習
解答4(片側上肢を支持した立位で下肢のステップ練習)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問11
健常成人に対して自転車エルゴメーターを用いて10Wattsから開始し、1分間に15Watts増加させるランプ負荷法で自覚的最大運動強度まで運動負荷を行った。その際の呼吸循環代謝指標の変化を図に示す。縦軸は一回拍出量、横軸は時間経過を示す。一回拍出量の変化を示すのはどれか。
解答1(1)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問14
75歳の女性。左膝痛を訴え、関節可動域が伸展-10°、屈曲95°に制限されている。来院時のエックス線写真を図に示す。膝関節拘縮に対する治療で正しいのはどれか。
1
CPMを行う。
2
大腿を固定して伸張を加える。
3
疼痛を感じるレベルの矯正力を加える。
4
動的膝装具は用いない。
5
連続ギプス法では1日ごとに5°ずつ矯正位を強める。
解答2(大腿を固定して伸張を加える。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問16
45歳の女性。3日前、自宅で荷物を持ち上げた際に、腰部と左下腿の後面から足背外側部にかけての強い痛みがあった。安静にしていたが、疼痛が軽快しないため受診し、腰椎椎間板ヘルニアと診断された。
発症から2か月が経過し、足背外側部の疼痛と安静時の腰痛は改善したが、労作時に軽度の腰痛が続いているため再度受診した。理学療法として適切でないのはどれか。
1
TENS
2
ホットパック
3
Williams型装具の装着
4
体幹筋群の筋力トレーニング
5
ハムストリングスのストレッチング
解答3(Williams型装具の装着)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問18
45歳の女性。遠位型ミオパチー。下肢筋力低下が徐々に進行し両側の下垂足を認める。最近つまずいて転倒することや捻挫することが多くなり装具を検討し歩行の改善を目指すことになった。下肢筋力を表に示す(MMT:股関節屈曲2/2・外転2/2・伸展2/2、膝関節屈曲2/2・伸展3/3、足関節背屈1/1・底屈1/1)。最も適切な装具はどれか。
1
PTB短下肢装具
2
足関節軟性装具
3
スウェーデン式膝装具
4
金属支柱付き長下肢装具
5
プラスチック短下肢装具
解答5(プラスチック短下肢装具)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問19
呼吸機能検査、血液ガス検査の結果を示す。この結果の解釈として正しいのはどれか。2つ選べ。〔%VC 54%、FEV1% 82%、静肺コンプライアンス0.09 L/cmH2O(基準値0.15〜0.30)、PaO2 66 Torr、PaCO2 32 Torr、HCO3⁻ 23.0 mEq/L、pH 7.48〕
1
気道狭窄
2
肺胞低換気
3
呼吸性アルカローシス
4
拡散障害による高二酸化炭素血症
5
肺コンプライアンスの低下による拘束性換気障害
解答3(呼吸性アルカローシス)、5(肺コンプライアンスの低下による拘束性換気障害)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午前 問20
68歳の男性。2型糖尿病、脂質異常症。身長160cm、体重85.0kg、体脂肪率38%。血液検査は、HbA1c 8.2%、空腹時血糖145mg/dL。仕事は管理職、デスクワーク中心で一日の歩数は3,550歩(同年代歩数7,157歩)。筋力低下、感覚障害、関節可動域制限は認めない。運動療法で誤っているのはどれか。
1
食事の1時間後に実施する。
2
筋力増強運動は週2〜3回行う。
3
身体活動量増加のための生活指導を行う。
4
有酸素運動は1回10分、週に合計40分程度行う。
5
有酸素運動の運動強度は最大酸素摂取量の50%程度とする。
解答4(有酸素運動は1回10分、週に合計40分程度行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問2
72歳の女性。心原性脳梗塞。入院時、血圧145/78mmHg、心拍数102/分、GCS E4V5M6、Brunnstrom法ステージ左上肢Ⅱ、左下肢Ⅱ、左上下肢筋緊張低下。入院時のMRIを図に示す。翌日に理学療法を行う場合、離床練習を中止すべき所見はどれか。
1
心拍数105/分
2
GCS E2V2M5
3
血圧160/72mmHg
4
左上下肢筋緊張軽度亢進
5
Brunnstrom法ステージ左上肢Ⅲ、左下肢Ⅲ
解答2(GCS E2V2M5)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問6
57歳の男性。脳出血による左片麻痺。Brunnstrom法ステージ下肢III。左下腿三頭筋のMAS(modified Ashworth scale)は2。平行棒内歩行時に左下肢の踵接地はみられず、内反尖足となる。また、左下肢立脚中期に膝のロッキングを認める。そこでダブルクレンザック(ロッド式)短下肢装具を作製した。誤っているのはどれか。
1
下腿半月の上縁の位置:腓骨頭
2
下腿半月の幅:4cm
3
下腿中央部における支柱と皮膚との距離:5mm
4
足継手の位置:内果下端と外果中央を結ぶ線
5
足関節の角度:底屈0°
解答1(下腿半月の上縁の位置:腓骨頭)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問7
20歳の女性。転倒して左下腿骨骨折後、変形治癒となりその後手術が行われた。手術後翌日の単純エックス線を図に示す。この患者に対する運動療法で正しいのはどれか。
1
CPMを手術後1週から行う。
2
下肢伸展挙上運動を手術後1日から行う。
3
足関節の自動運動を手術後2週から行う。
4
大腿四頭筋セッティングを手術後1週から行う。
5
椅子座位での大腿四頭筋訓練(レッグエクステンション)を手術後1日から行う。
解答2(下肢伸展挙上運動を手術後1日から行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問8
極超短波治療の図を示す。aに対するbの照射強度はどれか。
1
約0.2倍
2
約0.7倍
3
約1.4倍
4
約2.8倍
5
約5.6倍
解答4(約2.8倍)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問9
22歳の女性。重量物を持ち上げたことにより腰痛が出現し、翌日腰部筋筋膜炎と診断された。この患者に対する超音波治療で正しいのはどれか。
1
強度を3.0W/cm²とする。
2
周波数を1MHzとする。
3
照射時間率を100%とする。
4
導子を皮膚面から5cm離す。
5
ビーム不均等率〈BNR〉6の導子を固定法で使用する。
解答2(周波数を1MHzとする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問10
8歳の男児。転倒して橈骨遠位端骨折と診断され、6週間のギプス固定が行われた。固定除去後、関節可動域制限と筋力低下を認めた。物理療法で適切なのはどれか。
1
機能的電気刺激
2
極超短波
3
超音波
4
紫外線
5
渦流浴
解答5(渦流浴)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問11
60歳の男性。2型糖尿病。身長170cm、体重90kg。心肺運動負荷試験を行ったところ最高酸素摂取量が2,625mL/分であり、この60%相当の運動強度を処方された。METsで適切なのはどれか。
1
8 METs
2
7 METs
3
6 METs
4
5 METs
5
4 METs
解答4(5 METs)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問12
運動失調が認められる患者に対し、体幹回旋筋の同時収縮による座位姿勢安定性向上を目的として、図に示す運動を行った。この運動はどれか。
1
コントラクト・リラックス〈contract-relax〉
2
スローリバーサル
3
ホールド・リラックス
4
リズミック・スタビリゼーション
5
リピーテッドコントラクション〈repeated contraction〉
解答4(リズミック・スタビリゼーション)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問14
87歳の女性。転倒して左股関節痛を訴え、入院となった。受傷後2日目に後方侵入法で手術を受けた。術後のエックス線写真を図に示す。正しいのはどれか。
1
臥床時には股関節を内転位に保つ。
2
靴下の着脱は股関節外旋位で行う。
3
術後1週から大腿四頭筋セッティングを開始する。
4
術後2週から中殿筋の筋力トレーニングを開始する。
5
術後3か月は免荷とする。
解答2(靴下の着脱は股関節外旋位で行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問15
32歳の男性。筋強直性ジストロフィー。手指を強く握ると筋強直のために開くのに時間がかかる。側頭部と頰部の筋萎縮と閉口障害を認める。筋力はMMTで頸部2、肩関節周囲2、肘関節周囲2、手指3、股関節周囲2、膝関節周囲2、足関節周囲1で、立位になればかろうじて短距離歩行可能である。労作時に動悸や呼吸苦の自覚はなく、SpO2の低下を認めない。正しいのはどれか。
1
ROM運動は筋強直に抵抗して行う。
2
食事は咀嚼回数を減らす形態にする。
3
等尺性収縮による筋力増強は行わない。
4
アンビューバックを活用した呼吸練習を行う。
5
下肢装着型の補助ロボット導入は有効でない。
解答2(食事は咀嚼回数を減らす形態にする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問16
8歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺。背臥位姿勢と引き起こし時に図のように対応する。この児の車椅子の設定として適切なのはどれか。
1
座面を床面と平行にする。
2
平面形状の座面を使用する。
3
胸と骨盤をベルト固定する。
4
背もたれの高さは肩までとする。
5
背もたれの角度は床面と垂直に固定する。
解答3(胸と骨盤をベルト固定する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問18
80歳の女性。夫と2人暮らし。認知症があり、MMSEは13点。自宅にて転倒し、救急搬送され大腿骨頸部骨折と診断されて人工骨頭置換術が行われた。その後、回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、理学療法を開始したが消極的である。理学療法中の患者の訴えへの返答で適切なのはどれか。(表に患者の訴えと理学療法士の返答の組合せが示されている)
解答2(2)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問7
28歳の男性。脊髄完全損傷。両側に長下肢装具を使用し、平行棒内歩行練習を行っている。歩行パターンを図に示す。機能残存レベルはどれか。
1
Th1
2
Th6
3
Th12
4
L4
5
S1
解答3(Th12)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問8
52歳の女性。踏み台から転落して左踵骨骨折を受傷し、手術が行われた。術後翌日の単純エックス線写真を図に示す。この患者に対する運動療法で正しいのはどれか。
1
術後翌日から距腿関節の可動域練習を行う。
2
術後翌日から膝関節の可動域練習を行う。
3
術後翌日から部分荷重を始める。
4
術後1週から外固定内での距踵関節の等尺性運動を行う。
5
術後2週からMP関節の可動域練習を行う。
解答2(術後翌日から膝関節の可動域練習を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問9
18歳の女子。動作時の足底部の痛みを訴えた。足底腱膜炎の診断で超音波治療を行う。正しいのはどれか。
1
周波数を10 MHzとする。
2
照射強度を10 W/cm²とする。
3
照射時間率を40%照射とする。
4
疼痛を訴える場合は照射強度を下げる。
5
プローブを5cm以上、皮膚から離して行う。
解答3(照射時間率を40%照射とする。)、4(疼痛を訴える場合は照射強度を下げる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問10
右側の靴型装具の補正と効果の組合せで正しいのはどれか。
1
①前足部の回内防止
2
②踏み返しの改善
3
③足部横アーチの支持性増強
4
④中足骨骨頭の免荷
5
⑤接踵時の衝撃吸収
解答4(④④中足骨骨頭の免荷)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問11
75歳の男性。糖尿病により右下腿切断。義足歩行練習時に右膝の膝折れを起こしそうな不安定感を訴えた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。
1
初期屈曲角が過大である。
2
初期内転角が不足している。
3
右股関節の屈曲可動域制限がある。
4
右膝関節の伸展筋力が低下している。
5
ソケットが足部に対し後方に位置しすぎている。
解答1(初期屈曲角が過大である。)、4(右膝関節の伸展筋力が低下している。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問13
76歳の女性。脛骨高原骨折。転倒して受傷し、人工骨を用いた手術を施行された。術後のエックス線写真を図に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。
1
術後翌日から極超短波治療を行う。
2
術後翌日から足関節自動運動を行う。
3
術後翌日から膝関節伸展の等張性筋力増強練習を行う。
4
術後2週からCPMを行う。
5
術後2週から全荷重歩行を行う。
解答2(術後翌日から足関節自動運動を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問15
脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いたベッドから車椅子への移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。
解答3(C6)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問16
12歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢで、立位では図のような姿勢を示す。治療方針として優先されるのはどれか。
1
長下肢装具を作製する。
2
体幹筋の同時収縮を促す。
3
選択的後根切断術を検討する。
4
歩行練習での介助量を減らす。
5
上肢での支持能力を向上させる。
解答2(体幹筋の同時収縮を促す。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問18
65歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1か月前から咳、労作時の呼吸困難の悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査ではCRP 3.1mg/dL(基準値:0.3mg/dL未満)、KL-6 790U/mL(基準値500U/mL未満)であった。理学療法評価では、mMRC息切れスケールはグレード3。筋力はMMT上下肢4、6分間歩行テストは200mであった。
全身持久力トレーニングを行う場合、トレーニングを中止すべき状態はどれか。2つ選べ。(トレーニング前の所見は、血圧120/65mmHg、心拍数85/分、呼吸数19回/分、SpO2 96%、修正Borg Scale 3。表に各状態のバイタルサインと自覚症状を示す。)
1
血圧85/60mmHg、心拍数100/分、呼吸数23回/分、SpO2 93%、修正Borg Scale 5、自覚症状:めまい
2
血圧128/60mmHg、心拍数94/分、呼吸数29回/分、SpO2 92%、修正Borg Scale 6、自覚症状:筋疲労
3
血圧135/75mmHg、心拍数92/分、呼吸数25回/分、SpO2 96%、修正Borg Scale 6、自覚症状:なし
4
血圧140/75mmHg、心拍数110/分、呼吸数26回/分、SpO2 92%、修正Borg Scale 5、自覚症状:動悸
5
血圧168/74mmHg、心拍数101/分、呼吸数23回/分、SpO2 91%、修正Borg Scale 4、自覚症状:筋疲労
解答1(1)、4(4)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午前 問19
50歳の男性。会社の健康診断で尿糖陽性を指摘され、受診した。入院時、身長175cm、体重85kg。脈拍75/分、血圧165/86mmHg。両側足関節の振動覚は鈍麻。血液生化学所見では、空腹時血糖385mg/dL〈基準値65〜109mg/dL〉、HbA1c 8.6%〈基準値4.6〜6.2%〉、トリグリセリド362mg/dL〈基準値30〜150mg/dL〉、LDLコレステロール128mg/dL〈基準値70〜139mg/dL〉であった。尿検査でケトン体陰性であった。入院後、食事療法と薬物療法が開始されている。運動療法開始時に必要な条件はどれか。
1
感覚障害が改善する。
2
脂質異常症が改善する。
3
尿中ケトン体が陽性となる。
4
HbA1cが基準値内まで低下する。
5
空腹時血糖が250mg/dL未満となる。
解答5(空腹時血糖が250mg/dL未満となる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問7
1
長対立装具
2
ナックルベンダー
3
IP関節伸展補助装具
4
母指Z変形用スプリント
5
コックアップ・スプリント
解答2(ナックルベンダー)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問9
1
大殿筋
2
大腿直筋
3
大腿二頭筋長頭
4
膝窩筋
5
腓腹筋
解答2(大腿直筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問10
標準型車椅子の適合判定基準で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
① 7 cm
2
② 5 cm
3
③ 2.5 cm
4
④ 7.5 cm
5
⑤ 3.5 cm
解答採点除外(公式に正答なし・本アプリではどれでも正解)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問13
65歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節痛に対して後方侵入法で人工股関節置換術を受けた。術後のエックス線写真を図に示す。手術後3週までの患側の理学療法で正しいのはどれか。
1
立ち上がり動作は股関節内旋位で行う。
2
術後翌日から等尺性筋力増強練習を開始する。
3
術後3日間はベッド上安静とする。
4
術後2週は股関節を45度以上屈曲しない。
5
術後3週は免荷とする。
解答2(術後翌日から等尺性筋力増強練習を開始する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問15
6歳の女児。顕在性二分脊椎。機能残存レベルは第4腰髄である。歩行練習の実施方法で適切なのはどれか。
1
靴型装具を使用する。
2
短下肢装具と杖を併用する。
3
短下肢装具のみを使用する。
4
長下肢装具と杖を併用する。
5
骨盤帯付き長下肢装具と歩行器を併用する。
解答2(短下肢装具と杖を併用する。)、3(短下肢装具のみを使用する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問16
26歳の男性。交通事故で頸髄損傷を受傷し、第5〜6頸髄後方固定術を受けた。左側の手指および手関節の伸展運動を強化するためのTENSで、電気刺激部位として最も適切なのはどれか。
解答採点除外(公式に正答なし・本アプリではどれでも正解)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問17
64歳の女性。右利き。脳梗塞。約1か月前に左大脳に発症。現在は聴覚理解に問題はないが、発語は非流暢かつ緩徐である。話す言葉の量は少なく、発語の際には多大な努力を要している。四肢の麻痺はみられない。この患者への対応として正しいのはどれか。
1
患者の話す内容が文法的に誤っていれば医療者が即座に細かく修正する。
2
患者が「はい」「いいえ」で答えることができるように質問する。
3
医療者が口頭で説明をするときにはジェスチャーを交える。
4
コミュニケーションエイドを導入する。
5
患者にメモをとるように指導する。
解答2(患者が「はい」「いいえ」で答えることができるように質問する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問18
75歳の男性。身長165cm、体重60kg。大動脈弁狭窄症。心房細動と一過性脳虚血発作の既往があり、経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を行っている。NYHA分類ではclassⅠで、運動負荷試験で得られた嫌気性代謝閾値(AT)は17.5mL/分/kgである。この患者への生活指導で誤っているのはどれか。
1
抗凝固療法の服薬を継続する。
2
体重や血圧を日誌に付けて自己管理する。
3
自宅での生活活動は3METsを上限とする。
4
下肢筋力のレジスタンストレーニングをする。
5
心肺運動負荷試験で得られたAT強度で運動する。
解答3(自宅での生活活動は3METsを上限とする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問19
72歳の男性。脳梗塞による左片麻痺。座位姿勢と机上での検査結果を図に示す。理学療法として誤っているのはどれか。
1
視覚探索課題を行う。
2
後頸部に振動刺激を行う。
3
車椅子の右側のブレーキレバーを延長する。
4
対象物が右へ偏倚するプリズム眼鏡をかけて練習する。
5
車椅子駆動時に進行方向の左側に注意するよう指導する。
解答3(車椅子の右側のブレーキレバーを延長する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第57回理学療法士国家試験(2022)午後 問20
60歳の女性。関節リウマチ。SteinbrockerのステージⅢ、クラス3で寛解状態であり安定している。理学療法士が行う生活指導について誤っているのはどれか。
1
歩容に応じた足底板を調整する。
2
頸椎の等張性抵抗運動を励行する。
3
変形防止用のスプリントを用いる。
4
再燃の急性炎症期には運動を避ける。
5
大関節を使う関節保護方法を指導する。
解答2(頸椎の等張性抵抗運動を励行する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問4
NICUに入院中の低出生体重児。在胎週数30週。腹臥位での姿勢を図に示す。この児に対するポジショニングとして適切な肢位はどれか。2つ選べ。
1
頭部伸展位
2
体幹伸展位
3
肩甲帯前方突出位
4
肩関節外転位
5
股関節内外転中間位
解答3(肩甲帯前方突出位)、5(股関節内外転中間位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問5
66歳の男性。左下腿切断。30年前からの2型糖尿病で左下肢の閉塞性動脈硬化症のため切断し、下腿義足を製作した。この下腿義足ソケットの種類はどれか。
1
KBM式
2
PTB式
3
TSB式
4
吸着式
5
在来式
解答3(TSB式)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問6
Aから照射される極超短波の強度はBの何%か。ただし、cos30°=0.866とする。なお、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。
1
10.8%
2
21.7%
3
43.3%
4
86.6%
5
173.2%
解答2(21.7%)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問8
53歳の女性。自転車走行中に転倒受傷し、鎖骨骨幹部骨折に対して観血的整復固定術が施行された。術後のエックス線写真を図に示す。術後翌日の患側の理学療法で正しいのはどれか。
1
手指運動を行う。
2
患部に超音波療法を行う。
3
肩関節挙上の等張性運動を行う。
4
全身の安静のためベッド上で行う。
5
他動で肩関節の可動域練習を行う。
解答1(手指運動を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問9
55歳の女性。趣味でジョギングを行っている。変形性膝関節症に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真を図に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。
1
金属を抜いてからスポーツ復帰する。
2
骨癒合が得られるまで完全免荷とする。
3
術後から外側が高い楔状足底挿板を使用する。
4
術後早期から大腿四頭筋の筋力増強運動を行う。
5
術後2週の安静後に患側膝関節の可動域練習を開始する。
解答4(術後早期から大腿四頭筋の筋力増強運動を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問13
80歳の男性。両膝痛のため、自宅内で自走用標準型車椅子を使用することとなったが、廊下幅が狭く、方向転換ができないと相談があった。現在使用している車椅子で180度方向転換が可能となる最小の廊下幅は何cmか。ただし、使用する車椅子は全幅70cm、全長120cmとする。
1
90
2
120
3
140
4
180
5
200
解答3(140)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問15
67歳の男性。Parkinson病。発症後5年経過。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージIII。四肢に中等度の筋強剛を認めるが、筋力や関節可動域に明らかな問題はない。歩行場面では、開始後しばらくして小刻み歩行で小走りとなり、会話しながらだとそれが顕著となる。腰掛けるために椅子に近づくと、すくみ足がみられる。この患者の歩行障害への対応で適切なのはどれか。
1
狭い場所を歩く。
2
直線上を継ぎ足で歩く。
3
長下肢装具を用いて歩く。
4
認知課題を追加しながら歩く。
5
リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く。
解答5(リズミカルな繰り返しの聴覚刺激を用いて歩く。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問17
75歳の男性。2型糖尿病でインスリン療法中。腎症、高血圧症および増殖前網膜症を合併しており、週3回血液透析と理学療法のため外来通院している。運動療法で正しいのはどれか。
1
透析日の運動は禁忌である。
2
HbA1cの値で運動強度を決定する。
3
運動前に口渇が改善するまで飲水を促す。
4
倦怠感を訴えるときは低血糖症状の可能性がある。
5
運動療法の主目的はインスリン分泌能の改善である。
解答4(倦怠感を訴えるときは低血糖症状の可能性がある。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問18
78歳の男性。COPDによるII型呼吸不全。安静時および運動時に1L/分の在宅酸素療法を導入している。理学療法士による患者指導として正しいのはどれか。
1
上肢の挙上動作を反復して行うように指導する。
2
吸気時間を延長するために口すぼめ呼吸を指導する。
3
呼吸困難に応じて酸素流量を増量するように指導する。
4
体調や呼吸器症状の日誌への記録をもとに生活指導を行う。
5
主に心理的なリラックスを得るためにリラクセーションを指導する。
解答4(体調や呼吸器症状の日誌への記録をもとに生活指導を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午前 問20
74歳の女性。変形性膝関節症に対して人工膝関節全置換術が行われた。術後に使用するCPM装置で正しいのはどれか。
1
筋力増強を目的としている。
2
徐々に屈曲角度を大きくする。
3
できるだけ速い速度で関節運動を行う。
4
CPM装置の動きに抵抗するように力をかける。
5
CPM装置は決められたアーム長のものを使用する。
解答2(徐々に屈曲角度を大きくする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問5
左大腿義足歩行の右立脚中期に図のような現象が観察された。原因はどれか。
1
義足が長すぎる。
2
後方バンパーが弱すぎる。
3
ソケットの初期内転角が大きすぎる。
4
切断側の股関節外転筋力が不足している。
5
切断側の股関節伸展可動域が制限されている。
解答1(義足が長すぎる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問7
75歳の男性。一人暮らし。歩行時のふらつきを主訴に来院した。以前から食事が不規則で、5日前から食事を摂らなくなった。上肢に明らかな異常はないが、下肢筋力は MMT4レベルで、下肢遠位優位のしびれ感がある。膝蓋腱反射は亢進しているが、アキレス腱反射は低下し、Babinski 反射は陽性だった。眼振は認めない。血清ビタミン B12の低下を認めた。重心動揺検査結果を図に示す。
この患者の左右へのバランス障害に対する踵の補正で適切なのはどれか。
1
SACHヒール
2
Thomasヒール
3
外側フレアヒール
4
逆Thomasヒール
5
内側ウェッジヒール
解答3(外側フレアヒール)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問8
6歳の女児。公園で転倒し、骨折の診断で同日緊急手術を受けた。術後のエックス線写真を図に示す。術後の患側上肢の理学療法で正しいのはどれか。
1
術後1週で筋力増強運動を開始する。
2
肘関節の運動は自動より他動を優先する。
3
術後2週で肩関節の可動域練習を開始する。
4
仮骨形成してから肘関節の可動域練習を開始する。
5
術後翌日に急激な痛みがあっても手指運動を行う。
解答4(仮骨形成してから肘関節の可動域練習を開始する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問10
67歳の男性。両下肢に脊髄後索性運動失調がみられる。座位で図のように床に記された複数の足形に対し、目で確認しながら自身の足を移動するよう指示した。この運動はどれか。
1
Böhler体操
2
Buerger-Allen体操
3
Frenkel体操
4
McKenzie体操
5
Williams体操
解答3(Frenkel体操)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問11
80歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。下肢の随意運動は分離運動がわずかに認められる程度である。歩行はT字杖と短下肢装具を使用して自宅内移動が可能である。ADL指導で最も適切なのはどれか。
1
ベッド上で起き上がる
2
低い段を昇る
3
低い段を降りる
4
ズボンを履く
5
浴槽に入る
解答1(1)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問12
標準的な体格の成人における松葉杖の調整で正しいのはどれか。
1
1横指 ― 10度
2
1横指 ― 45度
3
3横指 ― 30度
4
3横指 ― 45度
5
5横指 ― 30度
解答3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問13
45歳の女性。身長155cm、体重60kg。3METs程度の歩行速度で1時間歩いた場合の消費カロリー量に最も近いのはどれか。ただし、ウォーキングで消費するカロリー(kcal)を1.05×METs×時間(H)×体重(kg)とする。
1
190 kcal
2
230 kcal
3
270 kcal
4
310 kcal
5
350 kcal
解答1(190 kcal)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問17
44歳の女性。3年前に全身型重症筋無力症と診断され、拡大胸腺摘出術を受けた。現在ステロイド内服治療を継続し、定期的にγグロブリン大量静注療法を受けている。この患者の理学療法で正しいのはどれか。
1
血清CK値を指標に運動量を調整する。
2
筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。
3
筋緊張亢進に対してボツリヌス毒素療法を考慮する。
4
クリーゼのときには閉塞性換気障害を念頭に入れる。
5
体温上昇で神経症状が増悪するため環境温に注意する。
解答2(筋力増強には過用に注意し漸増負荷で実施する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問18
46歳の男性。右中葉肺がん。入院して化学療法と放射線療法を行い、来月に胸腔鏡下肺部分切除術を予定している。6分間歩行距離は560mで、経皮的動脈血酸素飽和度は95%以上に保たれ、ADLは全て自立している。正しいのはどれか。
1
術前から咳嗽練習を行う。
2
術前から上部胸式呼吸の練習を行う。
3
術前はベッド上の安静に努める。
4
術後1週はベッド上での体位排痰法を中心に行う。
5
術後3か月は修正Borg指数で2程度の運動療法を行う。
解答1(術前から咳嗽練習を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第58回理学療法士国家試験(2023)午後 問19
16歳の女子。バスケットボールの試合中に受傷した。同日病院を受診し、左足関節外側靱帯損傷と診断され、理学療法を行う方針となった。急性期の対応で正しいのはどれか。
1
受傷日から患部の安静目的に固定を行う。
2
受傷日から積極的に患側足関節の可動域練習を行う。
3
受傷日から炎症を抑えるために入浴など血液循環を促す。
4
受傷翌日から試合に参加できるよう鎮痛薬を飲むように勧める。
5
受傷から3日間は常に氷水で冷やし続ける。
解答1(受傷日から患部の安静目的に固定を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問1
30歳の女性。バドミントンの選手である。膝前十字靱帯損傷を予防するための指導で最も適切なのはどれか。
1
後方重心を意識した動作を指導する。
2
体幹浅層の筋力トレーニングを指導する。
3
下肢遠位筋の協調性トレーニングを指導する。
4
ジャンプ着地時に膝が内反位にならないように指導する。
5
静的な姿勢保持からバランストレーニングに進めるように指導する。
解答5(静的な姿勢保持からバランストレーニングに進めるように指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問11
50歳の男性。左下腿切断。義足歩行練習中に左側の踵接地から立脚中期までに急激な膝屈曲が生じた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。
1
足部が底屈しすぎている。
2
足部後方バンパーが硬すぎる。
3
ソケット初期屈曲角が大きすぎる。
4
ソケットが足部に対して後方すぎる。
5
ソケット初期内転角が不足している。
解答2(足部後方バンパーが硬すぎる。)、3(ソケット初期屈曲角が大きすぎる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問12
図に示す姿勢のうち、労働災害予防を目的とした動作指導で適切な作業姿勢はどれか。
解答5(5)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問15
60歳の男性。内側型の変形性膝関節症に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真を図に示す。骨癒合を促進させるために最も優先度が高い治療法はどれか。
1
温熱療法
2
牽引療法
3
超音波療法
4
電気刺激療法
5
電磁波療法
解答3(超音波療法)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問16
2歳3か月の女児。出生時に頭蓋内出血を合併し脳性麻痺と診断された。現在、四肢の筋緊張は低下し、姿勢や動きの中で両下肢の筋緊張が亢進する。両上肢にアテトーゼ様の動きがありADLは全介助である。両上肢で支持して座位が1分程度は可能である。発達歴は、頸定:10か月、寝返り:1歳2か月、ずり這い:1歳5か月。現時点で最も必要な補装具はどれか。
1
歩行器
2
靴型装具
3
電動車椅子
4
座位保持装置
5
普通型車椅子
解答4(座位保持装置)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問17
76歳の男性。左足関節の痛みに対して手術療法が行われた。術後エックス線写真を図に示す。術後の理学療法で正しいのはどれか。
1
術直後から荷重を開始する。
2
疼痛軽減のため電磁波療法を行う。
3
膝関節可動域練習を積極的に行う。
4
外固定が外れたら足指可動域練習を開始する。
5
内固定破損の可能性があるため骨癒合が得られるまで短下肢装具を使用する。
解答3(膝関節可動域練習を積極的に行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午前 問18
74歳の女性。脳梗塞による左片麻痺。発症後3か月。平行棒内立位保持練習では重心が左側に偏り、平行棒に骨盤が寄りかかるような姿勢を呈する。この症状を改善するための理学療法で正しいのはどれか。
1
骨盤を左から右方向へ押す。
2
右上肢で前方向へのリーチ運動を行わせる。
3
前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。
4
左下肢に膝装具を装着し立位保持練習を行う。
5
レイミステ現象を利用して左股関節内転筋を強化する。
解答3(前方に鏡を置き立位姿勢の傾きを認識させる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問6
ゴムバンドを用いて筋力増強運動を実施している様子を図に示す。この運動で最も増強される筋はどれか。
1
前鋸筋
2
大胸筋
3
棘下筋
4
肩甲下筋
5
烏口腕筋
解答3(棘下筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問7
17歳の女子。サッカー中に転倒し歩行困難となったため受診した。右足関節外側靱帯損傷と診断され、安静目的に10日間の固定を行った。短下肢装具を着用し、理学療法を開始した。正しいのはどれか。
1
足関節周囲筋のストレッチを行う。
2
歩行練習は圧痛が改善してから開始する。
3
装具はできる限り早く外すように指導する。
4
バランストレーニングは開眼片脚起立から開始する。
5
筋力トレーニングは閉鎖性運動連鎖〈CKC:closed kinetic chain〉から開始する。
解答1(足関節周囲筋のストレッチを行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問8
図のようなクレンザック継手の機能で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
背屈補助
2
背屈遊動
3
底屈制限
4
底屈制動
5
底屈補助
解答2(背屈遊動)、3(底屈制限)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問10
65歳の女性。右膝関節の痛みを主訴に来院した。右膝関節に軽度の屈曲制限があり、右内側広筋が軽度萎縮している。歩行時に内反膝を呈し、階段昇降時に右膝関節内側の痛みを強く感じている。装具療法で適切なのはどれか。
1
ロッカーバー
2
トーマスヒール
3
メタタルザルバー
4
外側ウェッジソール
5
内側ウェッジソール
解答4(外側ウェッジソール)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問11
68歳の女性。外出中、前方に転倒して受傷し、骨折に対して手術療法が行われた。術後のエックス線写真を図に示す。手術後の理学療法で正しいのはどれか。
1
骨癒合が得られてから荷重を開始する。
2
術直後から膝関節可動域練習を開始する。
3
ズボンを履く際は患側下肢から行うよう指導する。
4
両松葉杖で階段を降りる際は健側下肢から降ろす。
5
大腿四頭筋の筋力増強練習は等張性運動から開始する。
解答3(ズボンを履く際は患側下肢から行うよう指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問12
58歳の男性。半年前から両手の筋萎縮に気付き、最近しゃべりにくさを自覚するようになった。体重は半年で70kgから60kgに減少。MMTは両上肢の近位筋が2、遠位筋が4、両下肢が4。四肢の腱反射は亢進。舌の萎縮が認められるが明らかな嚥下障害はない。肺機能検査で%肺活量は95%。動脈血ガス分析はPaO2:90Torr、PaCO2:40Torrであった。現時点で最も適切な対応はどれか。
1
BFOの導入
2
胃瘻造設術の施行
3
気管切開術の施行
4
電動車椅子の導入
5
在宅酸素療法の導入
解答1(BFOの導入)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問13
20歳の男性。脊髄損傷。プッシュアップ動作を図に示す。この動作が獲得可能な最も高位の機能残存レベルはどれか。
解答3(C6)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問15
5歳の女児。脳性麻痺による痙直型両麻痺。屋内での主な移動は車椅子で、監視下でPCW〈postural control walker〉を用いた歩行練習をしている。この児に対する動作指導で最も適切なのはどれか。
1
割座保持
2
補助具なしでの歩行
3
立位保持装置での立位
4
バニーホッピングでの移動
5
膝立ち位でのキャッチボール
解答5(膝立ち位でのキャッチボール)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第59回理学療法士国家試験(2024)午後 問17
85歳の男性。急性発症2日目の脳梗塞に対して、積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。2つ選べ。
1
呼吸数40/分
2
心拍数80/分
3
神経症状の増悪
4
平均血圧65mmHg以上
5
RASS〈Richmond Agitation Sedation Scale〉−3
解答2(心拍数80/分)、4(平均血圧65mmHg以上)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問2
80歳の男性。間質性肺疾患の急性増悪で入院中。酸素化が不良で気管切開による人工呼吸管理を受けている。肺炎は認めないが血圧変動が大きい。
理学療法で最も適切なのはどれか。
1
咳嗽練習
2
歩行練習
3
移乗動作練習
4
関節可動域運動
5
等尺性筋力増強運動
解答4(関節可動域運動)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問3
80歳の男性。間質性肺疾患の急性増悪で入院中。酸素化が不良で気管切開による人工呼吸管理を受けている。肺炎は認めないが血圧変動が大きい。
その後、人工呼吸器を離脱して気管切開孔を閉鎖したが、右肺に気胸を生じた。胸腔ドレナージにより空気漏れは消失して気胸は改善し、ドレーンを抜去して経鼻酸素療法中である。胸部エックス線写真を図に示す。この時期の理学療法で最も適切なのはどれか。
1
酸素療法中は床上安静にとどめる。
2
呼吸理学療法手技で気胸側の胸郭を強制的に拡張させる。
3
修正Borgスケール9以上の強度で運動療法を行う。
4
呼吸筋力の低下に対して吸気筋トレーニングを行う。
5
呼吸数/一回換気量(f/TV)が150以上であれば筋力増強運動を行う。
解答4(呼吸筋力の低下に対して吸気筋トレーニングを行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問7
22歳の男性。大学の野球部に所属している。右上肢の投球動作時の違和感を訴えて受診し、理学療法が開始された。図に示す手法で伸長される筋はどれか。
1
棘下筋
2
棘上筋
3
小円筋
4
前鋸筋
5
大円筋
解答5(大円筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問8
60歳の男性。交通事故による右足部の開放骨折のため入院した。1週後に右足部の腫脹、熱感が出現し、右中足骨の骨髄炎と診断され、右足関節離断術が施行された。製作すべき義足はどれか。
1
PTB式下腿義足
2
TSB式下腿義足
3
吸着式下腿義足
4
サイム義足
5
足根中足義足
解答4(サイム義足)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問13
17歳の男子。2か月前の体育の授業中に左膝の痛みに気付いたが、放置していた。最近は歩行時の左膝の痛みが出現したため病院を受診した。精査の結果、左大腿直筋の平滑筋肉腫と診断され、左大腿四頭筋の広範囲切除術が施行された。術後の左膝の関節可動域は屈曲120°、伸展-10°でMMTは屈曲4、伸展3であった。最も適切な補装具はどれか。
1
車椅子
2
PTB式免荷装具
3
両側金属支柱付膝装具
4
両側金属支柱付短下肢装具
5
両側金属支柱付長下肢装具
解答3(両側金属支柱付膝装具)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問14
56歳の男性。身長165cm、体重45kg。肺癌の外来化学療法の治療中であったが、1週前から息苦しさがあり、呼吸困難が増悪したため緊急入院した。精査の結果、両肺の癌性胸膜炎と診断され、胸部単純CTで両側胸水を認めた。意識は清明。心拍数60/分、整。血圧102/78mmHg。呼吸数20/分。SpO2 95%(room air)。痰の喀出量が多く、頻回に努力性の咳嗽が出現し、安静時でも呼吸困難を訴えている。理学療法の方針で適切なのはどれか。
1
背臥位をとらせる。
2
有酸素運動を行う。
3
理学療法は中止する。
4
ハフィングを指導する。
5
口すぼめ呼吸を指導する。
解答4(ハフィングを指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問15
64歳の男性。バイク走行中に転倒し救命救急センターへ搬入された。来院時の頸椎単純CTを図に示す。頸椎脱臼骨折と診断され同日手術が施行された。術後、四肢麻痺と肛門周囲の感覚脱失を認め、Zancolliの四肢麻痺上肢機能分類C6B1完全麻痺の頸髄損傷と診断された。目標として設定する動作で最も適切なのはどれか。
1
起き上がり動作
2
屋内平地での車椅子駆動
3
電動車椅子を用いた移動
4
側方アプローチの移乗動作
5
床から車椅子への移乗動作
解答1(起き上がり動作)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問16
70歳の男性。COVID-19による肺炎で入院し、マスクで酸素10L/分を投与している。PaO2は背臥位では60mmHgであったのに対して腹臥位では100mmHgに改善した。PaO2の改善に最も大きく影響した要因はどれか。
1
肺拡散能
2
換気血流比
3
解剖学的死腔
4
肺動静脈奇形
5
吸入気酸素濃度
解答2(換気血流比)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午前 問18
55歳の男性。1か月前に急性心筋梗塞で入院し、経皮的冠動脈形成術を受けた。退院後に在宅において実施する全身持久力運動で正しいのはどれか。
1
運動頻度は週2回以内とする。
2
1回10分以下の運動を勧める。
3
Borg指数11〜13の運動を勧める。
4
拡張期血圧120mmHgでは運動が可能である。
5
運動強度は最高酸素摂取量の10〜20%で実施する。
解答3(Borg指数11〜13の運動を勧める。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問3
6歳の男児。右股関節痛を訴えている。単純エックス線写真を図に示す。
この時期の理学療法で正しいのはどれか。2つ選べ。
1
右股関節の内転位保持
2
短下肢装具での立位練習
3
対称的な座位バランス練習
4
右側方からの起き上がり動作指導
5
坐骨結節で負荷できる下肢装具での歩行練習
解答3(対称的な座位バランス練習)、5(坐骨結節で負荷できる下肢装具での歩行練習)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問4
70歳の女性。急性心筋梗塞で入院した。身長160cm。体重70kg。安静時心拍数70/分。安静時血圧130/70mmHg。心臓超音波検査にて低左心機能(LVEF<40%)が指摘されている。Karvonen法(k=0.5)を用いて計算した全身持久力運動の目標心拍数で正しいのはどれか。
1
90/分
2
100/分
3
110/分
4
120/分
5
130/分
解答3(110/分)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問7
30歳の男性。右腱板損傷の修復術後6か月。図に示す方法で等張性筋力増強運動を行っている。このトレーニングで対象となる筋はどれか。
1
烏口腕筋
2
棘下筋
3
小胸筋
4
前鋸筋
5
大胸筋
解答2(棘下筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問10
70歳の男性。食道癌術後に集中治療室に入室中。積極的に離床を行ってもよいのはどの場合か。
1
RASS −3である。
2
疼痛がNRS 8である。
3
心拍数120/分である。
4
平均動脈圧80mmHgである。
5
SOFA〈Sequential Organ Failure Assessment〉scoreが前日よりも4点増加している。
解答4(平均動脈圧80mmHgである。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問11
70歳の男性。Parkinson病。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。歩行時にたびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
1
直線上を継ぎ足歩行する。
2
できるだけ歩行速度を上げる。
3
簡単な計算をしながら歩行する。
4
等間隔の線を踏みながら歩行する。
5
足首に重錘バンドをつけて歩行する。
解答4(等間隔の線を踏みながら歩行する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問12
58歳の男性。胸髄の脊髄腫瘍摘出術後、両下肢に明らかな運動麻痺、表在感覚障害はないが、深部感覚に重度鈍麻がみられた。開眼すると立位保持可能だが、閉眼するとふらついて倒れそうになる。また、歩行時にもふらつきがあり、踵打歩行が認められる。運動療法で適切なのはどれか。
1
Buerger体操
2
Codman体操
3
Frenkel体操
4
Klapp体操
5
Williams体操
解答3(Frenkel体操)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問13
15歳の女子。検診で体幹前屈による肋骨の突出を認め受診した。レントゲン検査で胸椎に30度のCobb角を認めた。処方された体幹装具を図に示す。この装具の名称はどれか。
1
Halo装具
2
Jewett装具
3
Milwaukee装具
4
SOMI装具
5
Taylor型装具
解答3(Milwaukee装具)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問14
75歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
1
気道の吸引を行う。
2
上肢の筋力増強運動を行う。
3
腹部引き込み動作の練習を行う。
4
徒手的な胸郭可動域の拡大運動を行う。
5
負荷を加えて吸気筋トレーニングを行う。
解答4(徒手的な胸郭可動域の拡大運動を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第60回理学療法士国家試験(2025)午後 問18
77歳の女性。自宅で転倒し救急車で搬入。右大腿骨頸部骨折に対し、人工骨頭置換術が施行された。術後の右股関節は背臥位で外旋位を呈していた。翌日に患者が右足の筋力低下を訴えたため、MMTを評価したところ右足関節背屈筋0であった。右足関節背屈筋力低下に対する物理療法で適切なのはどれか。
1
温熱療法
2
赤外線療法
3
体外衝撃波療法
4
超音波療法
5
電気刺激療法
解答5(電気刺激療法)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問3
52歳の男性。交通事故による下腿切断。完成した義足を図に示す。立脚後期に膝折れが生じた。原因で正しいのはどれか。
1
前足部が硬すぎる。
2
靴の踵が低すぎる。
3
足部が底屈しすぎる。
4
ソケットが足部に対して後ろすぎる。
5
ソケットの初期屈曲角が大きすぎる。
解答5(ソケットの初期屈曲角が大きすぎる。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問5
70歳の男性。右利き。右脳出血による左片麻痺。発症後2週。運動麻痺は左上下肢とも Brunnstrom 法ステージIII、感覚障害は中等度。座位では、右上下肢で座面や床面を押し、図のような姿勢となる。転倒の危険があり、理学療法士が正中位に修正を試みるが抵抗する。平行棒内立位でも同様に右上下肢で押すため身体は左に傾斜し、立位保持要介助である。
移乗動作時に右上下肢でベッド柵や床面を強く押して麻痺側に傾くため、自立が難しい。移乗動作改善を目的とした理学療法で最も適切なのはどれか。
1
閉眼での立位保持練習
2
右上下肢の関節可動域運動
3
右大腿四頭筋の筋力増強運動
4
手すりを用いた立ち上がり練習
5
リーチ動作を用いた非麻痺側への重心移動
解答5(リーチ動作を用いた非麻痺側への重心移動)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問9
80歳の男性。食道癌に対する開胸手術翌日で、経口挿管人工呼吸管理中。鼠径部から高用量の昇圧剤を投与して血圧の安定に努めている。理学療法で最も適切なのはどれか。
1
能動的座位練習
2
呼吸筋トレーニング
3
非上肢支持持久性運動
4
股関節伸展の関節可動域運動
5
下肢筋に対する神経筋電気刺激
解答5(下肢筋に対する神経筋電気刺激)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問11
NICUに入院中の低出生体重児。在胎週数30週。腹臥位での姿勢を図に示す。この児に対する適切なポジショニングはどれか。2つ選べ。
1
頭部伸展位
2
体幹伸展位
3
肩甲帯前方突出位
4
肩関節外転位
5
股関節内外転中間位
解答3(肩甲帯前方突出位)、5(股関節内外転中間位)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問13
64歳の男性。第6頸髄損傷(AIS A)の診断で回復期リハビリテーション病棟に入院して治療が行われている。リハビリテーション治療前の問診で頭痛の訴えがあり、顔面紅潮、発汗を認めた。血圧を測定したところ、220/100mmHgであった。この状態で適切なのはどれか。
1
頻脈を認める。
2
体位を臥位にする。
3
重篤な合併症は生じない。
4
排尿・排便状況を確認する。
5
腰髄損傷の患者にも生じやすい。
解答4(排尿・排便状況を確認する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問14
60歳の男性。末梢動脈疾患。Fontaine分類II度。連続歩行距離が低下しているが、歩行時以外の疼痛はなく、足部の変形は見られない。この患者の連続歩行能力改善に最も適切な理学療法はどれか。
1
寒冷療法
2
足底挿板作製
3
トレッドミル歩行練習
4
コンプレッションポンプ
5
下肢他動的関節可動域運動
解答3(トレッドミル歩行練習)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問15
74歳の女性。起床時に突然回転性めまいを生じ受診したところ、良性発作性頭位めまい症と診断された。発症2日で、寝返り時や起き上がり時に一過性の回転性めまい症状はあるが、歩行安定性に問題はない。理学療法で適切なのはどれか。
1
Epley法を行う。
2
杖歩行練習を行う。
3
閉眼でのバランス練習を行う。
4
頭部回旋を伴わない動作方法を指導する。
5
等尺性運動を用いた頸部の筋力増強練習を行う。
解答1(Epley法を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問17
45歳の男性。筋萎縮性側索硬化症。発症から半年経過しているが、ADLは自立している。主に下肢の筋力低下および鶏歩が認められる。理学療法で最も適切なのはどれか。
1
車椅子操作の練習
2
下肢の漸増抵抗運動
3
両松葉杖での歩行練習
4
下肢に対する感覚再教育
5
プラスチックAFOを装着した歩行練習
解答5(プラスチックAFOを装着した歩行練習)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午前 問18
58歳の男性。身長160cm、体重90kg、腹囲120cm、血圧150/90mmHg。産業医よりメタボリックシンドロームに対する運動を習慣づけるよう指示された。最も適切な運動形式はどれか。
1
階段昇降
2
自転車エルゴメーター
3
腹筋筋力トレーニング
4
プランク
5
ランニング
解答2(自転車エルゴメーター)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問3
70歳の男性。脳梗塞による右片麻痺。Brunnstrom法ステージは上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。重度の感覚障害と右肩関節に亜脱臼を認める。T字杖で室内歩行は自立している。ADL指導で最も正しいのはどれか。
1
ベット上で起き上がる。
2
浴槽に入る。
3
シャツを着る。
4
床から立ち上がる。
5
階段を上る。
解答3(3)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問5
58歳の男性。飲酒後に自宅ソファーで寝てしまい、起床時に右手が動かなくなったことを主訴に受診。橈骨神経麻痺(高位型)と診断された。長橈側手根伸筋より遠位の橈骨神経支配の筋はMMTで0〜1レベルであった。1か月後も自然回復を認めなかったため、上肢装具を作製することになった。作製する装具で最も適切なのはどれか。
解答4(4)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問7
65歳の女性。左変形性股関節症。3年前からの左股関節痛に対して、後方進入法で人工股関節置換術を受けた。術後のX線写真を図に示す。手術後3週までの患側下肢に対する理学療法で正しいのはどれか。
1
術後3週は免荷とする。
2
術後3日はベッド上安静とする。
3
術後翌日から筋力増強運動を開始する。
4
立ち上がり動作は股関節内旋位で行う。
5
術後2週は股関節を45度以上屈曲しない。
解答3(術後翌日から筋力増強運動を開始する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問8
70歳の女性。COPD。自宅療養中でADLは自立しているが、自宅内の動作でたびたび息切れが生じている。呼吸困難感を減少させる生活指導で正しいのはどれか。
1
寝具は布団にする。
2
階段では吸気時に昇段する。
3
洗濯物は肩よりも低い位置に干す。
4
荷物は前かがみの姿勢で持ち上げる。
5
浴室に低いシャワーチェアを設置する。
解答3(洗濯物は肩よりも低い位置に干す。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問9
78歳の男性。肝癌に対する開腹術後2日。術前評価でBMI17.0、%1秒量70%、%肺活量75%、喫煙歴はBrinkman指数1,000であった。呼吸器合併症を予防するための理学療法で最も適切なのはどれか。
1
口すぼめ呼吸を指導する。
2
ベッドの頭側を10度起こす。
3
満腹時に運動するように指導する。
4
創痛のため咳嗽をしないように指導する。
5
術後1週まではベッド上での体位排痰法に努める。
解答1(口すぼめ呼吸を指導する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問10
14歳の女子。運動器学校検診で側弯が指摘され、整形外科を受診。画像検査で胸椎カーブ35度の思春期特発性側弯症と診断された。画像を図に示す。医師より装具療法の適応が示された。この症例に対する装具療法の選択で最も適切なのはどれか。
1
Jewett装具
2
SOMIブレース
3
胸腰仙椎装具(軟性)
4
ボストンブレース
5
ミルウォーキーブレース
解答4(ボストンブレース)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問14
62歳の男性。2型糖尿病の発症から20年が経過している。歩行は自立していた。2か月前から両足部のしびれ感を自覚し、数日前に右足部第1指が暗赤色になっているのに気付き受診した。両下肢に皮膚潰瘍はないが、感覚鈍麻を認めた。理学療法で最も適切なのはどれか。
1
寒冷療法を行う。
2
前足部の免荷を行う。
3
できるだけ速く歩くことを勧める。
4
右足関節の関節可動域運動は控える。
5
歩行時には左足を右より前に出すよう指導する。
解答2(前足部の免荷を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問15
54歳の男性。6年前に左被殻出血の既往がある。立位時の様子を示す。下肢痙縮に対するボツリヌス療法の投与筋で適切なのはどれか。
1
後脛骨筋
2
前脛骨筋
3
短腓骨筋
4
長腓骨筋
5
長母指伸筋
解答1(後脛骨筋)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問18
83歳の男性。大動脈弁狭窄症に対するTAVI術後。自転車エルゴメーターの運動療法で、連続して一定の負荷強度を加えると下肢疲労と血圧の上昇が顕著となるため、高強度負荷のペダル運動45秒と低強度でのペダル運動90秒を交互に組合せて実施した。この負荷様式で正しいのはどれか。
1
Ramp負荷
2
インターバルトレーニング
3
コンディショニング
4
サーキットトレーニング
5
多段階漸増負荷
解答2(インターバルトレーニング)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第61回理学療法士国家試験(2026)午後 問19
8歳の男児。二分脊椎。麻痺レベルはL5。装具なしでも歩行可能であるが、バランスを崩し不安定である。歩行を安定させるため筋力増強運動を行う。増強する筋で最優先するのはどれか。
1
腸腰筋
2
大殿筋
3
中殿筋
4
大腿四頭筋
5
前脛骨筋
解答3(中殿筋)
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