学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP55A018
理由で解く 理学療法士
急性増悪期で呼吸筋麻痺・嚥下障害・痰貯留があり人工呼吸器管理中。無気肺・肺炎を防ぐ排痰(気道クリアランス)が最優先。
本例はGuillain-Barré症候群が急速に進行し、球麻痺(構音・嚥下障害)と呼吸筋麻痺をきたして人工呼吸器管理となった急性増悪期にある。嚥下障害と喀痰喀出力の低下により気道分泌物が貯留し、無気肺や誤嚥性・沈下性肺炎のリスクが高い。この時期に最優先されるのは体位ドレナージや徒手的呼吸介助などによる排痰(気道クリアランス)である。麻痺が進行している時期の筋力増強運動は過用性の筋力低下を招くため避け、自発呼吸練習は呼吸筋麻痺が進行し人工呼吸器管理中の現段階では時期尚早、座位練習・機能的電気刺激も優先度は低い。したがって排痰練習が正しい。
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