学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP53P008
理由で解く 理学療法士
背屈可動域が大き過ぎると立脚中期に下腿(脛骨)が過度に前傾し膝屈曲モーメントが生じて膝折れ。背屈可動域を0~5度に制限して防ぐ。
足継手が背屈0〜20°で自由に動くと、立脚中期に下腿(脛骨)が過度に前方傾斜し、膝関節に屈曲モーメントが生じて膝折れを起こす。ダブルクレンザック足継手は背屈・底屈の可動範囲をそれぞれ独立して調整できるため、背屈可動域を0〜5°に制限(背屈制動を強化)すれば下腿の前傾が抑えられ、膝折れを防止できる。BrunnstromステージⅢで随意性が乏しく膝伸展を自身の筋力で支えられないため、装具側で下腿の前傾を制御する必要がある。
| 設定 | 下腿の動き | 膝への影響 |
|---|---|---|
| 背屈を制限(0~5度) | 前傾を抑制 | 膝折れを防止 |
| 背屈を許容(0~20度) | 前傾しやすい | 膝折れを助長 |
| 底屈を制限 | 後傾を抑制 | 反張膝を防止 |
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