学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP61A018
理由で解く 理学療法士
メタボリックシンドロームには内臓脂肪を減らす有酸素運動が基本。肥満・高血圧例では関節負担が少なく強度調整が容易な自転車エルゴメーターが安全で継続しやすい。
メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満に高血圧・脂質・血糖異常が加わる)の運動療法の中心は、内臓脂肪の減少とインスリン感受性改善をもたらす中等度の有酸素運動である。BMI約35の高度肥満かつ高血圧を有する本例では、体重が下肢・膝関節にかかりにくく、負荷を細かく設定でき血圧管理下で継続しやすい自転車エルゴメーターが最も適切。ランニングや階段昇降は体重負荷が大きく膝・腰への整形外科的負担や血圧上昇のリスクが高い。腹筋トレーニングやプランクは無酸素的・等尺性の筋力運動で、努責による血圧上昇を招きやすく有酸素運動としての内臓脂肪減少効果も乏しい。
| 運動 | 特性 | 適否 |
|---|---|---|
| 自転車エルゴメーター | 有酸素・低関節負担 | 適 |
| ランニング/階段昇降 | 有酸素だが高負荷 | 不適 |
| 腹筋・プランク | 等尺性・無酸素 | 不適 |
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