学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP61P019
理由で解く 理学療法士
L5麻痺では股外転筋(中殿筋)が弱く、立脚期に骨盤が傾くTrendelenburg歩行で不安定になる。中殿筋強化が最優先。
二分脊椎L5レベルでは、股関節屈曲(腸腰筋L1-3)・膝伸展(大腿四頭筋L2-4)・足背屈(前脛骨筋L4-5)は概ね保たれ、装具なし歩行が可能である。一方、股関節外転筋である中殿筋(上殿神経L4-S1、主にL5・S1)や股伸展筋の大殿筋(S1)は弱化しやすい。立脚期に中殿筋が骨盤を支えられないと遊脚側の骨盤が下がるTrendelenburg歩行(動揺性歩行)となり、側方バランスが崩れる。歩行の側方安定性を高めるうえで中殿筋の強化が最優先となる。大殿筋(S1)は本レベルでは温存が乏しく最優先の対象になりにくい。
| 筋 | 主な髄節 |
|---|---|
| 腸腰筋 | L1-3 |
| 大腿四頭筋 | L2-4 |
| 前脛骨筋 | L4-5 |
| 中殿筋 | L4-S1(主にL5・S1) |
| 大殿筋 | L5-S2(主にS1) |
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