学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP59A017
理由で解く 理学療法士

足関節・後足部の内固定(髄内釘)術後は、金属による電磁波療法禁忌・荷重制限を守りつつ、非手術部位である膝関節の可動域練習を積極的に行い廃用を予防する。
術後エックス線写真では、左下腿遠位から足関節・後足部(距骨・踵骨方向)を縦貫する髄内釘と、近位脛骨および踵骨を横走する固定スクリューが確認でき、金属インプラントによる強固な内固定が行われている。手術侵襲と固定は足関節・後足部に限局しており、膝関節はインプラント範囲外で温存されている。したがって、隣接関節である膝関節の可動域練習を積極的に行い廃用・拘縮を予防するのは適切(選択肢3=正)。一方、金属インプラントが存在するため電磁波(極超短波)療法は熱傷の危険があり禁忌(選択肢2=誤)。足関節固定術後は骨癒合まで荷重を制限するのが原則で術直後の荷重は不適切(選択肢1=誤)。足指の可動域練習は循環・浮腫予防のため術後早期から開始すべきで外固定除去を待つ必要はない(選択肢4=誤)。堅固な内固定がなされており破損予防目的で骨癒合まで短下肢装具を用いる必要はない(選択肢5=誤)。
| 介入 | 可否 | 理由 |
|---|---|---|
| 膝関節ROM練習 | 行う | 隣接関節の拘縮・筋力低下予防 |
| 足指ROM練習 | 早期から行う | 循環改善・拘縮予防 |
| 術直後の全荷重 | 行わない | 内固定破損・偽関節のリスク |
| 電磁波療法 | 行わない | 金属インプラント上で禁忌 |
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