学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP56P010
理由で解く 理学療法士
小児の骨折後・固定後には、骨端線(成長軟骨)に影響を与えず温熱と運動を同時に得られる渦流浴が適切。極超短波・超音波は骨端線への影響から小児では避けるのが原則。
8歳の小児では橈骨遠位端に成長軟骨(骨端線)が存在するため、骨端線に熱・機械的影響を及ぼしうる物理療法は避ける。極超短波(マイクロ波)や超音波は成長期の骨端線への影響が懸念され、骨端部・成長軟骨部への照射は禁忌または慎重を要する。渦流浴は温水による温熱効果で軟部組織を伸張しやすくし、水中での自動運動を促して可動域制限・筋力低下の改善に有用で、骨端線への有害作用がなく小児にも安全に用いられる。よって選択肢5が適切。機能的電気刺激は主に麻痺筋の機能的動作再建に用いる手法で本例の目的に合わず、紫外線は主に皮膚・骨代謝(ビタミンD)等が目的で可動域・筋力改善には適さない。
| 手法 | 小児での可否・目的 |
|---|---|
| 渦流浴 | 適切(温熱+自動運動、骨端線に安全) |
| 極超短波 | 骨端線への影響で回避 |
| 超音波 | 骨端線への影響で回避 |
| 紫外線 | 可動域・筋力改善には不適 |
| 機能的電気刺激 | 麻痺筋機能再建が主目的で不適 |
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