学習トップ理由で解く 理学療法士第12章 ▸ 実地 / QP56P011

理由で解く 理学療法士

QP56P011 理学療法治療学

出典:第56回理学療法士国家試験(2021)午後 問11
問題
60歳の男性。2型糖尿病。身長170cm、体重90kg。心肺運動負荷試験を行ったところ最高酸素摂取量が2,625mL/分であり、この60%相当の運動強度を処方された。METsで適切なのはどれか。
選択肢
1 8 METs
2 7 METs
3 6 METs
4 5 METs
5 4 METs
解答
正解4(5 METs)
解説

処方強度の絶対的酸素摂取量を体重で割り、3.5mL/kg/分(1MET)で除してMETsを求める。

最高酸素摂取量2,625mL/分の60%は2,625×0.6=1,575mL/分。これを体重90kgで割ると単位体重当たり酸素摂取量は1,575÷90=17.5mL/kg/分となる。1MET=安静時酸素摂取量3.5mL/kg/分なので、17.5÷3.5=5.0METs。よって処方運動強度は5METsが適切である。METsは酸素摂取量を体重で正規化して安静時の何倍かを表す指標であり、絶対値(mL/分)のまま3.5で割らない点に注意する。

✗ 1. 誤り
8 METs
28mL/kg/分に相当し過大
✗ 2. 誤り
7 METs
24.5mL/kg/分に相当し過大
✗ 3. 誤り
6 METs
21mL/kg/分に相当し過大
✓ 4. 正しい
5 METs
17.5mL/kg/分=計算値と一致
✗ 5. 誤り
4 METs
14mL/kg/分に相当し過小
ポイント
  • 1MET=3.5mL/kg/分
  • METs=(処方VO2÷体重)÷3.5
  • 酸素摂取量は必ず体重で正規化してから換算
比較表
METs換算の手順
手順計算結果
処方VO2(60%)2625×0.61575 mL/分
体重で正規化1575÷9017.5 mL/kg/分
MET換算17.5÷3.55.0 METs
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