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理由で解く 理学療法士

リズミック・スタビリゼーションは、主動作筋と拮抗筋へ交互に等尺性抵抗を加えて同時収縮を促し、運動を起こさせずに(座位など)姿勢の安定性を高めるPNF手技である。
図は、端座位の患者の背後に立った理学療法士が、患者の前面(胸鎖関節付近)と後面(肩甲帯)に手を当て、体幹回旋に対して抵抗を加えている場面を左右2コマで示している。2コマの間の双方向矢印(⟷)と図下の凡例「←:理学療法士が抵抗を加える方向」から、セラピストは回旋抵抗を左右交互に切り替えて加えており、患者は座位姿勢を保持したまま(運動を起こさない=等尺性)であることが読み取れる。主動作筋と拮抗筋の双方へ交互に等尺性抵抗を与えると、体幹回旋筋の同時収縮(co-contraction)が誘導され、座位姿勢の安定性が向上する。これはPNFのリズミック・スタビリゼーションの定義そのものである。鑑別のポイントは「等尺性・運動を伴わない・同時収縮による安定化」であること。スローリバーサルやリピーテッドコントラクションは可動域内を動く動的手技、コントラクト・リラックスとホールド・リラックスは可動域拡大(弛緩)目的の手技であり、いずれも本図の目的・方法と合致しない。したがって公式正答[4]と整合する。
| 手技 | 主目的 |
|---|---|
| リズミック・スタビリゼーション | 等尺性同時収縮による安定化 |
| ホールド・リラックス | ROM拡大(弛緩系) |
| コントラクト・リラックス | ROM拡大(弛緩系) |
| スローリバーサル | 運動の促通・筋力増強 |
| リピーテッドコントラクション | 弱化筋の反復収縮による促通 |
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