学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP56P015
理由で解く 理学療法士
顔面・咀嚼筋障害と嚥下障害があり、咀嚼負担を減らした食形態への調整が適切。
筋強直性ジストロフィーは把握筋強直(強く握ると開きにくい)や叩打誘発性ミオトニアに加え、側頭筋・咬筋・顔面筋の萎縮による咀嚼・閉口障害、嚥下障害を高頻度に伴う。本症例も側頭部・頰部の筋萎縮と閉口障害があるため、咀嚼回数を減らせる軟らかい食形態への調整が誤嚥・疲労予防に有効である。ミオトニアに抵抗して他動的に無理な運動を行うのは不適切で、進行性筋疾患では過用性筋力低下を避けつつ低〜中強度の運動を用い、有効な支援機器は積極的に検討する。呼吸機能は現時点で保たれており、バッグ換気の呼吸練習を要する段階ではない。
| 所見 | 内容 |
|---|---|
| 把握ミオトニア | 強く握ると開きにくい |
| 顔面・側頭筋萎縮 | 斧様顔貌・閉口障害 |
| 合併症 | 嚥下障害・心伝導障害・耐糖能異常など |
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