学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP56P016
理由で解く 理学療法士
体幹保持が困難な痙直型四肢麻痺では、胸郭と骨盤を固定して座位姿勢を安定させる。
痙直型四肢麻痺児は体幹・頸部の抗重力保持が不十分で、伸展パターンによるずり落ちや姿勢崩れを生じやすい。座位保持には胸ベルト(体幹)と骨盤ベルトで骨盤を後傾させず正中位に固定することが基本で、これにより上肢操作や視線の安定、頭部コントロールの土台が得られる。座面は前方へのずり出しを防ぐため前上がり(アンチスラスト)とし、骨盤形状に沿ったモールド座面が望ましい。頭部保持が不十分なため背もたれは頭部まで支える高さとし、必要に応じてティルト・リクライニングで角度を調整するため、垂直固定は不適切である。
| 部位 | 設定の要点 |
|---|---|
| 骨盤 | 骨盤ベルトで後傾・ずれを防止 |
| 体幹 | 胸ベルト・側方支持で正中保持 |
| 座面 | 前上がり(アンチスラスト)・モールド |
| 背もたれ | 頭部まで支持・ティルトで角度調整 |
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