学習トップ / 理由で解く 理学療法士 / 第12章 ▸ 実地 / QP60P012
理由で解く 理学療法士
深部感覚障害による感覚性運動失調(Romberg陽性・踵打歩行)にはFrenkel体操で視覚代償を用いた協調運動を再学習する。
深部感覚(位置覚)の重度鈍麻により、閉眼でふらつき(Romberg徴候陽性)、下肢を投げ出すように踏み込む踵打歩行がみられる典型的な感覚性(脊髄後索性)運動失調である。運動麻痺は本質でないため筋力ではなく協調性の再獲得が課題となる。Frenkel体操は、視覚で肢位を確認しながら段階的に運動範囲・速度・複雑さを増していく協調運動訓練で、失われた深部感覚を視覚でフィードバック代償する原理に基づき、感覚性運動失調に適する。
| 体操 | 適応・目的 |
|---|---|
| Buerger(Buerger-Allen) | 末梢循環障害(下肢動脈疾患) |
| Codman(振り子運動) | 肩関節周囲炎など肩の可動域 |
| Frenkel | 感覚性運動失調(協調運動再学習) |
| Klapp | 側弯症(脊柱変形) |
| Williams | 腰痛(腰椎屈曲運動) |
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