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理由で解く 看護師国試 第5章

状況設定

第05分野 成人看護学 全149問

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問91

Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8°C、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST〈GOT〉69IU/L、ALT〈GPT〉72IU/L、総ビリルビン14.6mg/dL、直接ビリルビン12.5mg/dL、アミラーゼ45IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。
Aさんのアセスメントで正しいのはどれか。2つ選べ。
1 脱水がある。
2 閉塞性黄疸である。
3 膵炎を発症している。
4 急性腎不全を発症している。
5 鉄欠乏性貧血の可能性がある。

解答2(閉塞性黄疸である。)、5(鉄欠乏性貧血の可能性がある。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問92

Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8°C、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST〈GOT〉69IU/L、ALT〈GPT〉72IU/L、総ビリルビン14.6mg/dL、直接ビリルビン12.5mg/dL、アミラーゼ45IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。
腹部造影CTにて膵頭部癌が疑われ、内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉が行われ、膵液細胞診と膵管擦過細胞診とが行われた。また、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ〈ENBD〉が行われ、ドレナージチューブが留置された。処置後18時間、チューブからの排液は良好で、腹痛はなく、Aさんはチューブが固定されている鼻翼の違和感を訴えている。バイタルサインは、体温37.1℃、脈拍76/分、血圧128/80mmHgであった。血液検査データは、総ビリルビン11.2mg/dL、直接ビリルビン8.2mg/dL、アミラーゼ96IU/L、白血球9,800/μL、CRP3.5mg/dLであった。このときのAさんへの看護で正しいのはどれか。
1 禁食が続くことを伝える。
2 ベッド上安静が必要であることを伝える。
3 鼻翼にドレナージチューブが接触していないか確認する。
4 ドレナージチューブを持続吸引器に接続する準備をする。

解答3(鼻翼にドレナージチューブが接触していないか確認する。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問93

Aさん(53歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8°C、脈拍68/分、血圧134/82mmHgであった。血液検査データは、アルブミン4.2g/dL、AST〈GOT〉69IU/L、ALT〈GPT〉72IU/L、総ビリルビン14.6mg/dL、直接ビリルビン12.5mg/dL、アミラーゼ45IU/L、Fe27μg/dL、尿素窒素16.5mg/dL、クレアチニン0.78mg/dL、白血球9,200/μL、Hb11.2g/dL、血小板23万/μL、CRP2.8mg/dLであった。
細胞診の結果、クラスⅤで膵頭部癌と診断された。上部消化管内視鏡検査で十二指腸に出血を伴う膵癌の浸潤を認め、胃切除を伴う膵頭十二指腸切除術が行われた。術後、中心静脈栄養法〈IVH〉を行ったがインスリンの投与は必要ないと判断された。経過は良好であり、食事が開始された。このときのAさんに対する説明で適切なのはどれか。
1 便秘が起こりやすい。
2 脂質の制限は不要である。
3 カロリー制限が必要となる。
4 ダンピング症状が起こりやすい。

解答4(ダンピング症状が起こりやすい。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問94

Aさん(25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。外傷部位は左上下肢で、左脛骨骨折に対しては長下肢ギプス固定をした。左前腕部は不全切断で、再接着術が行われた。
入院後3日、左足趾のしびれと足背の疼痛を訴えた。看護師の観察で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 膝窩動脈を触知する。
2 足背の皮膚色を観察する。
3 足趾の屈伸運動が可能か確認する。
4 Volkmann〈フォルクマン〉拘縮の有無を確認する。
5 ギプスを数cmカットして浮腫の有無を確認する。

解答2(足背の皮膚色を観察する。)、3(足趾の屈伸運動が可能か確認する。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問95

Aさん(25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。外傷部位は左上下肢で、左脛骨骨折に対しては長下肢ギプス固定をした。左前腕部は不全切断で、再接着術が行われた。
入院後6日、左前腕部の接着部から末梢側が壊死し、前腕切断術が行われた。術後4日、Aさんは幻肢痛を訴えた。看護師の対応で適切なのはどれか。
1 切断端に弾力包帯を巻く。
2 切断端のマッサージを行う。
3 肘関節を屈曲したままにする。
4 鎮痛薬では幻肢痛を軽減できないことを説明する。

解答1(切断端に弾力包帯を巻く。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問96

Aさん(25歳、男性)は、オートバイの単独事故による交通外傷で救急病院に入院した。外傷部位は左上下肢で、左脛骨骨折に対しては長下肢ギプス固定をした。左前腕部は不全切断で、再接着術が行われた。
下肢は長下肢ギプスから膝蓋腱支持ギプスに変更され、左上肢は義肢が装着されて自宅へ退院することになった。Aさんに対する退院指導で適切なのはどれか。
1 外出を控えるように指導する。
2 左前腕部に意識を集中しないように説明する。
3 義肢を装着して動作訓練を計画的に進めるよう指導する。
4 受傷前と同じ日常生活動作〈ADL〉ができることを目標に指導する。

解答3(義肢を装着して動作訓練を計画的に進めるよう指導する。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問115

Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5°C、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。
救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
1 体温
2 心電図波形
3 意識レベル
4 尿失禁の有無

解答3(意識レベル)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問116

Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5°C、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。
頭部CTの結果、高血圧性脳出血と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。体温37.0°C、呼吸数16/分、脈拍82/分、血圧154/110mmHg。入室から8時間後、体温37.2°C、呼吸数18/分、脈拍50/分、血圧208/106mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。このときのAさんの状態はどれか。
1 低酸素脳症
2 脳圧亢進症状
3 髄膜刺激症状
4 正常圧水頭症

解答2(脳圧亢進症状)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問117

Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5°C、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。
入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すればよいか分からない」と言って戸惑っていた。妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
1 「いつもどおり話をしてあげてください」
2 「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」
3 「リハビリテーションで話せるようになりますよ」
4 「分かりやすい言葉で話しかけてあげてください」

解答2(「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問112

Aさん(78歳、男性)は、尿路感染症による敗血症で入院し、5日が経過した。中心静脈ラインから輸液ポンプを使用して乳酸加リンゲル液が投与され、その側管からシリンジポンプを使用してノルアドレナリンが投与されている。
朝9時、日勤の看護師が訪室したとき、シリンジポンプの閉塞と輸液ポンプの気泡混入の、2つのアラームが作動した。ノルアドレナリンの入ったシリンジは残量があり、乳酸加リンゲル液のボトルが空になっていた。各ポンプおよび各輸液ラインの状況を図に示す。看護師がアラームを停止した後に行うこととして最も優先度が高いのはどれか。
図
1 乳酸加リンゲル液を準備する。
2 ノルアドレナリンを準備する。
3 輸液ポンプ内のラインの気泡を除く。
4 輸液ラインの閉塞や屈曲がないか確認する。

解答4(輸液ラインの閉塞や屈曲がないか確認する。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問113

Aさん(78歳、男性)は、尿路感染症による敗血症で入院し、5日が経過した。中心静脈ラインから輸液ポンプを使用して乳酸加リンゲル液が投与され、その側管からシリンジポンプを使用してノルアドレナリンが投与されている。
その直後、看護師はノルアドレナリンの投与量を医師の指示書で確認した。指示書には、午前6時に2mL/時間から1mL/時間へ投与量の減量の指示が記載されていたが、午前9時の投与量は2mL/時間のままであったことに気が付いた。このときのAさんに対し看護師がアセスメントする項目で優先度が高いのはどれか。
1 血圧
2 尿量
3 血糖値
4 呼吸数

解答1(血圧)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問91

Aさん(56歳、男性)は、コンビニエンスストアの店長で自動車を運転して通勤している。不規則な生活が続き、ストレスが溜まることも多く、十分な睡眠がとれないこともあった。荷物を運ぶときに胸部の圧迫感が繰り返し出現し受診したところ、狭心症が疑われたため検査をすることになった。脂質異常症の既往がある。
Aさんの運動負荷心電図検査(トレッドミル運動負荷試験)の結果を図に示す。このときの心電図の所見で適切なのはどれか。
図
1 発作時はST低下がある。
2 発作時はP波が低下している。
3 安静時は異常Q波がある。
4 安静時は冠性T波がある。
5 安静時と発作時ともにQRS幅が拡大している。

解答1(発作時はST低下がある。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問92

Aさん(56歳、男性)は、コンビニエンスストアの店長で自動車を運転して通勤している。不規則な生活が続き、ストレスが溜まることも多く、十分な睡眠がとれないこともあった。荷物を運ぶときに胸部の圧迫感が繰り返し出現し受診したところ、狭心症が疑われたため検査をすることになった。脂質異常症の既往がある。
手術直後の観察項目として適切なのはどれか。2つ選べ。
1 乏尿の有無
2 皮膚の黄染
3 出血の有無
4 両足背動脈の触知
5 穿刺部位の感染徴候

解答3(出血の有無)、4(両足背動脈の触知)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問93

Aさん(56歳、男性)は、コンビニエンスストアの店長で自動車を運転して通勤している。不規則な生活が続き、ストレスが溜まることも多く、十分な睡眠がとれないこともあった。荷物を運ぶときに胸部の圧迫感が繰り返し出現し受診したところ、狭心症が疑われたため検査をすることになった。脂質異常症の既往がある。
Aさんの経過は順調で、手術後4日に退院することになった。Aさんは「家に戻ってもまた症状が出るのではないかと心配です」と話した。Aさんに対する退院指導の内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
1 「水分摂取を控えましょう」
2 「肉類を多く食べましょう」
3 「睡眠時間を確保しましょう」
4 「自動車の運転はやめましょう」
5 「次回の外来受診までは重い荷物を運ぶ作業は控えましょう」

解答3(「睡眠時間を確保しましょう」)、5(「次回の外来受診までは重い荷物を運ぶ作業は控えましょう」)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問94

Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1°C、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度2SpO2393%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。
このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
1 貧血のため脈拍が速い。
2 疼痛のため血圧が高い。
3 創部感染のため体温が高い。
4 心不全のため呼吸数が多い。

解答2(疼痛のため血圧が高い。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問95

Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1°C、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度2SpO2393%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。
手術後5日からAさんの食事が開始された。Aさんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。現状で最も考えられるのはどれか。
1 術後せん妄
2 乳糖不耐症
3 偽膜性大腸炎
4 ダンピング症候群

解答4(ダンピング症候群)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問96

Aさん(55歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300mLで、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166cm、体重78kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、Aさんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温37.1°C、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度2SpO2393%(鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。Hb13.8g/dL。尿量60mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。
手術後14日、Aさんは食後に出現していた症状が落ち着き、退院が決まった。Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。
1 1回の食事量を増やす。
2 海草を積極的に摂取する。
3 食後の冷汗が出現した際には身体を温める。
4 空腹時はコーヒーなどの刺激物の摂取を避ける。

解答4(空腹時はコーヒーなどの刺激物の摂取を避ける。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問113

Aさん(38歳、男性)。23時ころ、徒歩で来院した。Aさんは胸を押さえ苦しそうに待合室で座っており、救急外来の看護師が声をかけると、Aさんは日本語を少し話すことができ、外出中に急に胸が痛くなったと話した。Aさんは英語は話せないようだった。Aさんは日本語学校の学生であり、Aさんの指定した番号に電話したところ、Aさんの妻につながり、日本語でのコミュニケーションが可能であった。妻は1時間後に病院に到着できるということだった。この病院には、夜間にAさんの母国語を話せる職員はいなかった。
Aさんの妻が、Aさんの国民健康保険証を持って救急外来に到着した。妻から聴取した情報によると、Aさんは特に既往はないが、時々頭痛があり、母国で市販されていた鎮痛薬を常用していたとのことであった。心電図でST上昇が認められ、Aさんと妻は、医師から「入院して冠動脈造影〈CAG〉を受けないと命の危険があるかもしれない」と説明を受けた。しかし、Aさんは「たくさんの費用は支払えないし、学校を休むのが心配だ」と検査を受けることを拒んだ。このときの救急外来の看護師の説明で優先されるのはどれか。
1 検査の手順を説明する。
2 学校は退学にならないことを説明する。
3 宗教に応じた食事対応ができることを説明する。
4 医療費は国民健康保険が適用されることを説明する。

解答4(医療費は国民健康保険が適用されることを説明する。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問114

Aさん(38歳、男性)。23時ころ、徒歩で来院した。Aさんは胸を押さえ苦しそうに待合室で座っており、救急外来の看護師が声をかけると、Aさんは日本語を少し話すことができ、外出中に急に胸が痛くなったと話した。Aさんは英語は話せないようだった。Aさんは日本語学校の学生であり、Aさんの指定した番号に電話したところ、Aさんの妻につながり、日本語でのコミュニケーションが可能であった。妻は1時間後に病院に到着できるということだった。この病院には、夜間にAさんの母国語を話せる職員はいなかった。
入院後2日、冠動脈造影〈CAG〉が実施された。冠動脈に有意な狭窄はなく、Aさんは急性心外膜炎と診断された。胸痛に対して消炎鎮痛薬が5日分処方された。処方された2日後、Aさんから「薬がなくなったので追加で処方して欲しい」と病棟看護師に依頼があった。看護師の対応で優先されるのはどれか。
1 Aさんの痛みの程度を確認する。
2 医師に鎮痛薬の増量を相談する。
3 Aさんが以前常用していた鎮痛薬の用量を確認する。
4 Aさんが指示された用法を守れていないことを指摘する。

解答1(Aさんの痛みの程度を確認する。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問91

Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され入院した。既往歴 : 42歳で糖尿病と診断された。59歳と61歳で肺炎に罹患した。生活歴 : 3年前から禁煙している(20〜59歳は20本/日)。身体所見 : BMI17.6。体温38.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。検査所見 : 血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。
入院時のAさんの身体状況のアセスメントで適切なのはどれか。
1 水様性の気道分泌物が貯留している。
2 呼吸性アシドーシスである。
3 栄養状態は良好である。
4 Ⅰ型呼吸不全である。

解答4(Ⅰ型呼吸不全である。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問92

Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され入院した。既往歴 : 42歳で糖尿病と診断された。59歳と61歳で肺炎に罹患した。生活歴 : 3年前から禁煙している(20〜59歳は20本/日)。身体所見 : BMI17.6。体温38.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。検査所見 : 血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。
Aさんは入院後に呼吸機能検査を受けることになった。換気障害の分類を図(縦軸:1秒率、横軸:%肺活量、70%と80%で区分したA〜Dの4区画)に示す。Aさんの呼吸機能検査の結果で考えられるのはどれか。
図
1 A
2 B
3 C
4 D

解答1〈A〉

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問93

Aさん(62歳、男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが、呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症による間質性肺炎と診断され入院した。既往歴 : 42歳で糖尿病と診断された。59歳と61歳で肺炎に罹患した。生活歴 : 3年前から禁煙している(20〜59歳は20本/日)。身体所見 : BMI17.6。体温38.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧140/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に、吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが、吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。検査所見 : 血液検査データは、白血球13,000/μL、Hb10.5g/dL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン2.5g/dL、随時血糖85mg/dL、CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で、pH7.35、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで、下肺野を中心に輪状影、網状影、淡い陰影あり。
入院後18日。Aさんは2日後に自宅へ退院することとなった。Aさんは「病院に来る前は、息苦しくて死ぬかと思った。あのような思いはもうしたくない。家に帰ってまた息苦しくならないか不安だ」と言う。Aさんが症状を自己管理できるように指導する内容で適切なのはどれか。
1 習慣的に腹式呼吸をする。
2 入浴時は肩まで湯に浸かる。
3 動作時は前傾姿勢を保持する。
4 息苦しくなったら仰臥位を保持する。

解答1(習慣的に腹式呼吸をする。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問94

Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。
ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。
1 Kussmaul〈クスマウル〉呼吸
2 膝蓋腱反射の低下
3 企図振戦
4 瞳孔散大

解答4(瞳孔散大)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問95

Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。
Aさんは脳血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤が確認され、脳血管内治療(コイル塞栓術)が実施された。その後、Aさんは意識清明で問題なく経過していたが、手術後6日から刺激に対する反応が鈍くなり、閉眼していることが多くなった。意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。左上肢はBarré〈バレー〉徴候陽性を示した。Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。
1 けいれん発作
2 脳血管攣縮
3 せん妄
4 再出血
5 水頭症

解答2(脳血管攣縮)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問96

Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。
手術後14日、頭部CTで右大脳半球に小範囲の脳梗塞が認められた。Aさんは、左上肢の挙上はできるが維持が困難であり、左膝の屈曲はできるが左下肢の挙上は困難である。意識は清明であるが、Aさんは左片麻痺があるため動こうとしない。Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1 日常生活動作〈ADL〉の自立度をアセスメントする。
2 歩行訓練のときは杖の使用を勧める。
3 左上肢の筋力増強運動を指導する。
4 車椅子への移乗は全介助で行う。

解答1(日常生活動作〈ADL〉の自立度をアセスメントする。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問115

Aさん(72歳、男性)。妻と2人暮らし。朝6時に、妻が一緒に寝ていたAさんの様子がおかしいことに気付き、救急車を呼んだ。Aさんは病院に搬送された。病院到着時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。右片麻痺および失語がみられる。Aさんのバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数20/分、心拍数110/分、血圧150/90mmHg。身長160cm、体重60kg。頭部CTで明らかな異常所見はなく、頭部MRIを行う予定である。
妻から聴取したAさんに関する以下の情報のうち、治療方針を決定するために最も重要な情報はどれか。
1 5年前から禁煙していた。
2 最近、眠りが浅いと言っていた。
3 今朝5時にトイレから戻って来た。
4 健康診査を2年間受診していなかった。

解答3(今朝5時にトイレから戻って来た。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問116

Aさん(72歳、男性)。妻と2人暮らし。朝6時に、妻が一緒に寝ていたAさんの様子がおかしいことに気付き、救急車を呼んだ。Aさんは病院に搬送された。病院到着時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。右片麻痺および失語がみられる。Aさんのバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数20/分、心拍数110/分、血圧150/90mmHg。身長160cm、体重60kg。頭部CTで明らかな異常所見はなく、頭部MRIを行う予定である。
Aさんは、左中大脳動脈領域の脳梗塞と診断され、組織プラスミノーゲンアクチベータ〈t-PA〉による血栓溶解療法が行われた。入院から2日後、右片麻痺は残存しているものの、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3と改善がみられた。多職種カンファレンスで経口栄養を検討したが、言語聴覚士による評価では、Aさんは誤嚥のリスクが高いと判断され、経鼻胃管による経管栄養を行うこととなった。Aさんに行う経管栄養法について適切なのはどれか。
1 白湯から開始する。
2 開始前に胃残渣を確認する。
3 経鼻胃管挿入中は嚥下訓練を中止する。
4 1日の目標摂取エネルギー量は2,200kcalとする。

解答2(開始前に胃残渣を確認する。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問117

Aさん(72歳、男性)。妻と2人暮らし。朝6時に、妻が一緒に寝ていたAさんの様子がおかしいことに気付き、救急車を呼んだ。Aさんは病院に搬送された。病院到着時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10。右片麻痺および失語がみられる。Aさんのバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数20/分、心拍数110/分、血圧150/90mmHg。身長160cm、体重60kg。頭部CTで明らかな異常所見はなく、頭部MRIを行う予定である。
入院3日の20時、Aさんは覚醒し、点滴を触ったり、経鼻胃管を抜こうとしたりしており、落ち着かない様子である。担当看護師が最初に行う対応で適切なのはどれか。
1 身体拘束を行う。
2 早めに消灯をする。
3 バイタルサインを測定する。
4 向精神薬の使用を検討する。

解答3(バイタルサインを測定する。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問91

Aさん(20歳、男性、大学生)は、炎天下で長時間サッカーをしていたところ転倒し、左膝と左側腹部を強打した。「左膝がカクッと折れて力が入らない。左腹部が痛い」ことを主訴に救急外来を受診した。受診時のバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数14/分、脈拍98/分、血圧102/58mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2*98%。血液検査の結果、赤血球550万/μL、Hb16.0g/dL、Ht55%、白血球8,900/μL、CRP0.3mg/dLであった。尿検査は尿潜血(安)、尿比重1.025、濃縮尿であった。胸部・腹部・下肢のエックス線写真に異常なし。胸腹部CTでは脾臓損傷を否定できなかった。このため、左半月板損傷と外傷性脾臓損傷を疑い入院となった。
Aさんの状態をアセスメントするために、救急外来受診時に優先して観察すべき項目はどれか。
1 尿の性状
2 腸蠕動音
3 脈拍数
4 体温

解答3(脈拍数)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問92

Aさん(20歳、男性、大学生)は、炎天下で長時間サッカーをしていたところ転倒し、左膝と左側腹部を強打した。「左膝がカクッと折れて力が入らない。左腹部が痛い」ことを主訴に救急外来を受診した。受診時のバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数14/分、脈拍98/分、血圧102/58mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2*98%。血液検査の結果、赤血球550万/μL、Hb16.0g/dL、Ht55%、白血球8,900/μL、CRP0.3mg/dLであった。尿検査は尿潜血(安)、尿比重1.025、濃縮尿であった。胸部・腹部・下肢のエックス線写真に異常なし。胸腹部CTでは脾臓損傷を否定できなかった。このため、左半月板損傷と外傷性脾臓損傷を疑い入院となった。
入院後3日、腹部CTの再検査で脾臓損傷は否定された。また、左膝のMRI検査では、左半月板損傷と確定診断され、自宅療養することとなった。退院準備中のAさんから「ベッドから立ち上がろうとしたら、左膝が曲がったままで伸びない。痛みはそれほどでもないです」と訴えがあった。この時、医師への連絡と同時に看護師が実施することで適切なのはどれか。
1 作業療法士へ相談する。
2 下肢の関節可動域を確認する。
3 処方された鎮痛薬を服用させる。
4 下肢の徒手筋力テストを実施する。

解答2(下肢の関節可動域を確認する。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問93

Aさん(20歳、男性、大学生)は、炎天下で長時間サッカーをしていたところ転倒し、左膝と左側腹部を強打した。「左膝がカクッと折れて力が入らない。左腹部が痛い」ことを主訴に救急外来を受診した。受診時のバイタルサインは、体温37.0°C、呼吸数14/分、脈拍98/分、血圧102/58mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2*98%。血液検査の結果、赤血球550万/μL、Hb16.0g/dL、Ht55%、白血球8,900/μL、CRP0.3mg/dLであった。尿検査は尿潜血(安)、尿比重1.025、濃縮尿であった。胸部・腹部・下肢のエックス線写真に異常なし。胸腹部CTでは脾臓損傷を否定できなかった。このため、左半月板損傷と外傷性脾臓損傷を疑い入院となった。
医師による診察の結果、退院は中止になり、入院後5日に膝関節鏡を用いた手術を受けた。手術後1週の診察で退院が決まり、医師から「取り外し可能なギプスを装着し、次の受診まで松葉杖を使い左足には負荷をかけないで生活をしてください」と説明された。看護師がAさんに行う退院指導で、正しいのはどれか。
1 「負荷をかけない」とは痛くない程度に体重をかけることである。
2 患側膝関節の屈曲伸展を繰り返す運動をしてよい。
3 患側下肢の等尺性運動を実施する。
4 松葉杖は腋窩に密着させる。

解答3(患側下肢の等尺性運動を実施する。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問94

Aさん(37歳、女性、会社員)は、夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm、体重57kg。Aさんは、入浴中に右胸のしこりに気づき、病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に、直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌の可能性が高いと説明され、検査を受けたところ、右乳癌と診断された。
確定診断のため、Aさんに行われた検査はどれか。
1 MRI
2 針生検
3 PET-CT
4 マンモグラフィ

解答2(針生検)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問95

Aさん(37歳、女性、会社員)は、夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm、体重57kg。Aさんは、入浴中に右胸のしこりに気づき、病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に、直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌の可能性が高いと説明され、検査を受けたところ、右乳癌と診断された。
Aさんは、乳房温存療法を希望したが、腫瘤が大きいため手術前に化学療法を受けることになった。術前化学療法としてEC療法(エピルビシン、シクロホスファミド)を3週ごとに、4サイクル受ける予定である。Aさんに起こりやすい障害はどれか。
1 嗅覚障害
2 リンパ浮腫
3 卵巣機能不全
4 末梢神経障害

解答3(卵巣機能不全)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問96

Aさん(37歳、女性、会社員)は、夫(38歳)と2人暮らし。身長155cm、体重57kg。Aさんは、入浴中に右胸のしこりに気づき、病院を受診した。乳房超音波検査で右乳房外側下部に、直径約3cmの腫瘤が認められた。医師から乳癌の可能性が高いと説明され、検査を受けたところ、右乳癌と診断された。
Aさんは、職場の上司と相談し、仕事を継続しながら化学療法を受けることになった。2サイクル目の治療のため、化学療法センターに来院した。Aさんは「1回目の治療のあと、数日間身体がだるくて食欲もなく、体重が1キロ減りました。仕事も休みました」と看護師に話した。検査所見では白血球2,300/μL(好中球55%)と減少がみられた。2サイクル目の化学療法を受けたAさんに行ってもらうセルフモニタリングで最も重要なのはどれか。
1 脈拍数
2 体温
3 血圧
4 体重

解答2(体温)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問97

Aさん(68歳、女性)は、1人暮らし。隣の市に娘がいる。日常生活は自立している。10年前に糖尿病と診断され、血糖降下薬を服用している。最近の血液検査でHbA1cが8.5%のため、インスリンの自己注射を導入するかどうかを検討することになった。医師からAさんには自己注射についてまだ説明されていない。
Aさんに自己注射を導入できるかを判断するための情報で最も重要なのはどれか。
1 細かい文字が読める。
2 運動療法を行っている。
3 近所に支援をしてくれる人がいる。
4 食品交換表の使い方を理解できている。

解答1(細かい文字が読める。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問98

Aさん(68歳、女性)は、1人暮らし。隣の市に娘がいる。日常生活は自立している。10年前に糖尿病と診断され、血糖降下薬を服用している。最近の血液検査でHbA1cが8.5%のため、インスリンの自己注射を導入するかどうかを検討することになった。医師からAさんには自己注射についてまだ説明されていない。
Aさんは、医師から自己注射について説明された。Aさんは医師に質問はないと答えたが、考え込んでいたため、看護師はAさんに心配なことがあるか質問した。Aさんは「10年間、食事療法をがんばってきたのに、注射になるのですね。今後どうしたら良いかわからなくなりました」と話した。この時の看護師の言葉かけで適切なのはどれか。
1 「もう少しがんばれると良かったですね」
2 「治療食の配食サービスを利用しましょう」
3 「私たちの指導通りに行えばうまくいきます」
4 「これまでの食事で工夫したことを一緒に振り返りましょう」

解答4(「これまでの食事で工夫したことを一緒に振り返りましょう」)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問91

Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。身体所見:体温35.4°C、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。検査所見:赤血球278万/μL、Hb8.4g/dL、総ビリルビン4.1mg/dL、アンモニア188μg/dL、K3.9mEq/L、血糖102mg/dL。
入院時のAさんの状態として考えられるのはどれか。
1 急性アルコール中毒
2 食道静脈瘤破裂
3 迷走神経反射
4 低血糖発作

解答2(食道静脈瘤破裂)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問92

Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。身体所見:体温35.4°C、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。検査所見:赤血球278万/μL、Hb8.4g/dL、総ビリルビン4.1mg/dL、アンモニア188μg/dL、K3.9mEq/L、血糖102mg/dL。
入院から4日が経過し、Aさんは医師から「C型肝炎、肝硬変の患者は肝細胞癌を発症することがある」と説明を受けた。Aさんはスクリーニングの目的で、肝臓から骨盤内臓器までの範囲で腹部超音波検査を受けることになった。検査前日に看護師が行う説明で正しいのはどれか。
1 「検査直前に排尿を済ませてください」
2 「おならは検査が終わるまで我慢してください」
3 「造影剤のアレルギーがあれば教えてください」
4 「検査当日は、起床時から飲食物を摂取しないでください」

解答4(「検査当日は、起床時から飲食物を摂取しないでください」)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問93

Aさん(52歳、男性)は、5年前にC型肝炎、肝硬変と診断され、1回の入院歴がある。退院後、医療機関への受診を中断し3年が経過している。毎日、ウイスキーを約300mL飲んでいる。夕食の2時間後に約1,100mLの吐血があり、緊急入院となった。身体所見:体温35.4°C、呼吸数26/分、脈拍122/分、血圧86/42mmHg、顔面は蒼白、冷汗を認める。意識は清明だが不安げな表情をしている。検査所見:赤血球278万/μL、Hb8.4g/dL、総ビリルビン4.1mg/dL、アンモニア188μg/dL、K3.9mEq/L、血糖102mg/dL。
検査の結果、C型肝炎に対し抗ウイルス療法が開始され、退院後は定期的に外来通院することになった。退院に向けたAさんへの食事指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 禁酒する。
2 食物繊維を控える。
3 高蛋白食を摂取する。
4 カリウム制限をする。
5 熱い食べものを避ける。

解答1(禁酒する。)、5(熱い食べものを避ける。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問94

Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケールrGCStE3V4M5、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。
Aさんの脳梗塞の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1 糖尿病
2 胃潰瘍
3 高血圧症
4 心房細動
5 心房粗動

解答3(高血圧症)、4(心房細動)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問95

Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケールrGCStE3V4M5、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。
入院から数週が経過し、リハビリテーションによって日常生活動作〈ADL〉は改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。Aさんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。現在のAさんへの声かけで、最も適切なのはどれか。
1 「時間が経てば良くなりますよ」
2 「リハビリをがんばりましょう」
3 「同じ病気の患者さんをご紹介しますね」
4 「なかなか良くならないと感じているのですね」

解答4(「なかなか良くならないと感じているのですね」)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問96

Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケールrGCStE3V4M5、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。
転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。Aさんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。Aさんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか。
1 チームリーダーの職種は医師である。
2 カンファレンスにAさんの妻の参加は不要である。
3 Aさんのリハビリテーションの目標は医師が決定する。
4 Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する。

解答4(Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問118

Aさん(55歳、男性、自営業)は、父親(78歳)と2人暮らし。Aさんは、2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、医療機関を受診していなかった。午後3時、Aさんは胃部不快感を訴えた直後、突然コップ1杯程度の吐血があり倒れた。父親が救急車を呼び、救急病院に搬送された。到着時、意識はジャパン・コーマ・スケールrJCStⅠ-3。バイタルサインは、体温36.4°C、呼吸数20/分、脈拍124/分、整、血圧86/50mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度rSpO2t95%。顔面は蒼白で、皮膚は湿潤している。四肢冷感を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、黄染を認めない。腹部は平坦で腸蠕動音は微弱、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。胃部不快感は受診前よりも改善している。担当した医師に父親が「息子は黒い便が出ると言っていた」と伝えた。
Aさんの状態で考えられるのはどれか。
1 出血性ショック
2 イレウス
3 低血糖
4 脱水

解答1(出血性ショック)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問120

Aさん(55歳、男性、自営業)は、父親(78歳)と2人暮らし。Aさんは、2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、医療機関を受診していなかった。午後3時、Aさんは胃部不快感を訴えた直後、突然コップ1杯程度の吐血があり倒れた。父親が救急車を呼び、救急病院に搬送された。到着時、意識はジャパン・コーマ・スケールrJCStⅠ-3。バイタルサインは、体温36.4°C、呼吸数20/分、脈拍124/分、整、血圧86/50mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度rSpO2t95%。顔面は蒼白で、皮膚は湿潤している。四肢冷感を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、黄染を認めない。腹部は平坦で腸蠕動音は微弱、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。胃部不快感は受診前よりも改善している。担当した医師に父親が「息子は黒い便が出ると言っていた」と伝えた。
Aさんは、医師から「検査の結果、スキルス胃癌でした。膵臓や広範囲な腹膜への転移があって手術ができない状態でした。おそらく余命半年だと思います」と告知され、1週後に退院となった。退院後3か月、Aさんは外来看護師に「ずいぶん腰痛と腹痛がひどく、腹水が溜まって動くのも大変になってきました。最期は人工呼吸器の装着など延命をしたくないのですが、それを意識がなくなったあとにも医師に伝える方法はありますか」と尋ねた。そこで、看護師はAさんにリビングウィルの説明をすることにした。Aさんに対して看護師が行うリビングウィルの説明で正しいのはどれか。
1 「法律で定められた文書です」
2 「父親のグリーフケアに必要な書類です」
3 「Aさんの自由意思で作成することができます」
4 「一度作成すると内容を変更することはできません」

解答3(「Aさんの自由意思で作成することができます」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問91

Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。バイタルサイン:体温36.0°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86〜90%(roomair!。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。動脈血液ガス分析(roomair!:pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
Aさんの呼吸困難の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1 胸水
2 気胸
3 貧血
4 CO2ナルコーシス
5 呼吸性アルカローシス

解答1(胸水)、3(貧血)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問92

Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。バイタルサイン:体温36.0°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86〜90%(roomair!。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。動脈血液ガス分析(roomair!:pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
入院後、症状緩和のためモルヒネの内服と経鼻カニューレによる酸素療法2L/分が開始された。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は95%前後で維持されるようになったが、Aさんは夜間の息苦しさを訴えている。Aさんの呼吸困難を緩和するための体位で適切なのはどれか。
1 半腹臥位
2 右側臥位
3 左側臥位
4 セミファウラー位

解答4(セミファウラー位)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問93

Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。バイタルサイン:体温36.0°C、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86〜90%(roomair!。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。動脈血液ガス分析(roomair!:pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。
入院後2週、Aさんの身体状態は急激に悪化し、Aさんは「息が吸えない。苦しい。何とかしてくれ」と訴え、眉間にしわを寄せて口呼吸をしている。軽度の喘鳴がみられ、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は88〜92%(経鼻カニューレによる酸素療法2L/分)である。また、頻繁に体位を変えて落ち着きがなく、つじつまが合わない訴えと場所の見当識障害もみられる。毎日面会に来ている妻は「どうなってしまったのでしょうか。苦しそうでかわいそう」と涙ぐみ、ベッドから離れたところで座っている。Aさんの妻への看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「Aさんが場所を間違っても否定しないで下さい」
2 「口腔内吸引をするとAさんの呼吸が楽になります」
3 「タッチングをするとAさんの安心感につながります」
4 「Aさんの症状が落ち着くまで自宅で待機して下さい」

解答3(「タッチングをするとAさんの安心感につながります」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問94

Aさん(56歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40歳時の会社の健康診断で2型糖尿病〈type 2 diabetes mellitus〉と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。
Aさんの現在の状況のアセスメントで適切なのはどれか。
1 緑内障が疑われる。
2 運動療法が必要である。
3 糖尿病性神経障害が疑われる。
4 高蛋白質の食事摂取が必要である。

解答3(糖尿病性神経障害が疑われる。)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問95

Aさん(56歳、男性、会社員)は、デスクワークが多い仕事をしている。40歳時の会社の健康診断で2型糖尿病〈type 2 diabetes mellitus〉と診断され、紹介されたクリニックで血糖降下薬を処方されて内服を継続していた。50歳ころから視力の低下と持続性蛋白尿を指摘され、腎臓内科を受診し食事指導を受けた。しかし、仕事が忙しく食事指導の内容を守れていなかった。1年前から、足のしびれが出現するようになった。
Aさんは、3か月前に末期腎不全〈end-stage renal failure〉の状態で腎代替療法(血液透析)が必要であると腎臓内科の医師から説明された。シャント造設のための入院を予定していたが、仕事が忙しく延期となっていた。1週前から感冒症状があり、体重増加、全身浮腫、全身倦怠感、呼吸苦が出現したため、緊急入院となった。透析用のカテーテルを挿入し、緊急血液透析を行った。入院時の身体所見:体重73kg(1週間で4kg増加)、血圧178/105mmHg。入院時の検査所見:Hb 9.5g/dL、血清尿素窒素72mg/dL、血清クレアチニン9.0mg/dL、血清カリウム6.8mEq/L、血清ナトリウム138.5mEq/L。緊急入院時のAさんの胸部エックス線写真を別に示す。Aさんが緊急血液透析となった病態で正しいのはどれか。
図
1 貧血
2 心不全
3 低カリウム血症
4 低ナトリウム血症

解答2(心不全)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問99

Aさん(81歳、男性)は、妻(73歳)と2人暮らし。自宅でのADLは自立し、認知機能に障害はない。Aさんは食欲不振と腹部不快感、微熱を主訴に受診したところ、急性胆囊炎と診断され、その日のうちに入院した。Aさんのバイタルサインは、体温37.3°C、呼吸数22/分、脈拍90/分、血圧136/84mmHg。入院後は絶飲食の指示があり、持続点滴静脈内注射と抗菌薬の投与が開始された。トイレ歩行の許可は出ている。
入院後3週、Aさんは症状が改善し、退院することになった。Aさんは「退院したら孫たちと温泉旅行をして、おいしいものをたくさん食べることが楽しみです。何か気を付けることはありますか」と看護師に話した。退院時のAさんへの指導で適切なのはどれか。
1 「上腹部の痛みがあったら受診してください」
2 「食事内容の制限はありません」
3 「運動は控えてください」
4 「入浴しないでください」

解答1(「上腹部の痛みがあったら受診してください」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問118

Aさん(75歳、女性)は、脂質異常症と高血圧症で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。Aさんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、Aさんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。
この時のAさんの症状はどれか。
1 痙縮
2 失語
3 構音障害
4 パーキンソニズム

解答3(構音障害)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問119

Aさん(75歳、女性)は、脂質異常症と高血圧症で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。Aさんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、Aさんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。
検査の結果、Aさんは左脳の運動野に脳梗塞を発症していることが分かった。Aさんは3週間の入院治療を経て転院し、2か月間のリハビリテーションを行うことになった。転院先の医療機関に提供する情報で最も優先するのはどれか。
1 診療情報提供書
2 要介護認定の申請書
3 医療相談員の相談記録
4 使用中の車椅子の機種
5 身体障害者手帳の申請書

解答1(診療情報提供書)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問120

Aさん(75歳、女性)は、脂質異常症と高血圧症で通院中で、定期受診のため、外来待合室で順番を待っていた。Aさんは、待合室の雑誌を取ろうと立ち上がり、歩こうとしたところ、右足が思うように動かず引きずって歩いた。外来看護師が声をかけると、Aさんは「らいじょうぶ」と返答したが、ろれつが回らなかった。
Aさんは、2か月間のリハビリテーションの結果、健側をつかってベッド上で端坐位ができるようになり、補装具をつければ軽介助で歩行できる状態まで回復した。退院後はベッド柵をつけた介護用ベッドを設置し、自宅で生活をする予定である。Aさんが自宅で使用する介護用ベッドの柵の配置を図に示す。ベッド柵の配置で適切なのはどれか。
図
1 1
2 2
3 3
4 4

解答1(1)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問91

Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、甲状腺腫瘍の疑いで大学病院に紹介された。嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日趣味:ジョギングとヨガ
Aさんの甲状腺腫瘍の確定診断に必要な検査はどれか。
1 血中サイログロブリン値検査
2 頸部エックス線撮影
3 穿刺吸引細胞診
4 頸部CT

解答3(穿刺吸引細胞診)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問92

Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、甲状腺腫瘍の疑いで大学病院に紹介された。嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日趣味:ジョギングとヨガ
検査の結果、Aさんは甲状腺乳頭癌であり、甲状腺全摘出術を受けることになった。Aさんは、手術前オリエンテーションの際「手術後にどんな症状が起こりやすいのか教えてください」と話した。この時のAさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「手がつる感じがあります」
2 「目が閉じにくくなります」
3 「声が出なくなります」
4 「唾液が多くなります」

解答1(「手がつる感じがあります」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問93

Aさん(35歳、女性)は、昨年結婚し、夫(50歳)と2人暮らし。最近2か月で5kgの体重減少、首の違和感と息苦しさ、心悸亢進、不眠のため内科を受診した。触診で甲状腺の腫脹、超音波検査で甲状腺内に数か所の石灰化が認められたため、甲状腺腫瘍の疑いで大学病院に紹介された。嗜好品:飲酒はビール700ml/日を週5日趣味:ジョギングとヨガ
Aさんは、手術後に甲状腺ホルモン製剤、カルシウム製剤、ビタミンD製剤の内服が開始され、手術後1週で退院することになった。Aさんは「退院後の生活で気を付けることを教えてください。私は35歳ですし、夫と年が離れているため、できるだけ早く子どもが欲しいと思っています」と話している。看護師が行うAさんへの1か月後の受診までの生活指導で適切なのはどれか。
1 「運動は控えましょう」
2 「1年間は妊娠を控えましょう」
3 「海藻類の摂取に制限はありません」
4 「飲酒量は入院前と同じでよいです」

解答3(「海藻類の摂取に制限はありません」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問94

Aさん(56歳、女性、会社員)は、夕食の1時間後から腹痛・嘔吐が出現し救急外来を受診した。2か月前から自然に消失する右季肋部痛を繰り返していた。身体所見:身長155cm、体重82kg。体温38.2°C、呼吸数16/分、脈拍110/分、血圧126/70mmHg。眼球結膜に黄染あり。右季肋部に圧痛あり。意識清明。検査所見:白血球14,960/μL、Hb12.8g/dL。総ビリルビン8.7mg/dL、直接ビリルビン7.2mg/dL、アミラーゼ121IU/L、リパーゼ45IU/L、尿素窒素18.9mg/dL、血清クレアチニン0.98mg/dL。CRP9.2mg/dL。腹部超音波検査所見:胆囊壁の肥厚、胆囊の腫大、総胆管の拡張、総胆管結石を認めた。
Aさんの病態で正しいのはどれか。
1 急性胃炎
2 急性腎不全
3 閉塞性黄疸
4 溶血性貧血

解答3(閉塞性黄疸)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問95

Aさん(56歳、女性、会社員)は、夕食の1時間後から腹痛・嘔吐が出現し救急外来を受診した。2か月前から自然に消失する右季肋部痛を繰り返していた。身体所見:身長155cm、体重82kg。体温38.2°C、呼吸数16/分、脈拍110/分、血圧126/70mmHg。眼球結膜に黄染あり。右季肋部に圧痛あり。意識清明。検査所見:白血球14,960/μL、Hb12.8g/dL。総ビリルビン8.7mg/dL、直接ビリルビン7.2mg/dL、アミラーゼ121IU/L、リパーゼ45IU/L、尿素窒素18.9mg/dL、血清クレアチニン0.98mg/dL。CRP9.2mg/dL。腹部超音波検査所見:胆囊壁の肥厚、胆囊の腫大、総胆管の拡張、総胆管結石を認めた。
Aさんは、緊急で内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉を受ける方針となった。検査前に看護師が行う説明で正しいのはどれか。2つ選べ。
1 「のどに麻酔をします」
2 「磁力を使った検査です」
3 「造影剤を静脈から投与します」
4 「検査は仰向けで行います」
5 「検査後の合併症に膵炎があります」

解答1(「のどに麻酔をします」)、5(「検査後の合併症に膵炎があります」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問96

Aさん(56歳、女性、会社員)は、夕食の1時間後から腹痛・嘔吐が出現し救急外来を受診した。2か月前から自然に消失する右季肋部痛を繰り返していた。身体所見:身長155cm、体重82kg。体温38.2°C、呼吸数16/分、脈拍110/分、血圧126/70mmHg。眼球結膜に黄染あり。右季肋部に圧痛あり。意識清明。検査所見:白血球14,960/μL、Hb12.8g/dL。総ビリルビン8.7mg/dL、直接ビリルビン7.2mg/dL、アミラーゼ121IU/L、リパーゼ45IU/L、尿素窒素18.9mg/dL、血清クレアチニン0.98mg/dL。CRP9.2mg/dL。腹部超音波検査所見:胆囊壁の肥厚、胆囊の腫大、総胆管の拡張、総胆管結石を認めた。
Aさんには、緊急内視鏡的逆行性胆管膵管造影〈ERCP〉に続いて内視鏡的経鼻胆管ドレナージ〈ENBD〉が留置された。入院時に採取した血液培養からは大腸菌〈E. coli〉が検出されたが、抗菌薬治療とENBDにより解熱している。入院後2日、Aさんは右季肋部の違和感を訴えた。バイタルサインは正常である。この時の看護師の対応で正しいのはどれか。2つ選べ。
1 ドレナージチューブをクランプする。
2 ドレナージチューブから空気を注入する。
3 ドレナージチューブの固定位置を確認する。
4 ドレナージチューブからの排液量を確認する。
5 ドレナージチューブをアルコール綿で消毒する。

解答3(ドレナージチューブの固定位置を確認する。)、4(ドレナージチューブからの排液量を確認する。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問91

Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。
手術までの自宅でのAさんの過ごし方で、優先して指導すべき内容はどれか。
1 食事制限
2 足趾の運動
3 ベッド上安静
4 体位変換の方法

解答2(足趾の運動)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問92

Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。
Aさんは入院し、手術を受けた。手術室から病室への帰室後1時間、Aさんのバイタルサインは、体温35.9°C、呼吸数16/分、いびき様呼吸、脈拍60/分、血圧145/87mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(鼻腔カニューレ3L/分酸素投与下)。大きな声で呼ぶと開眼し、簡単な指示に従うことができる。尿量は70mL/時、血糖値128mg/dLであった。看護師が優先して対処すべきAさんの症状・徴候はどれか。
1 体温35.9°C
2 いびき様呼吸
3 血圧145/87mmHg
4 尿量70mL/時
5 血糖値128mg/dL

解答2(いびき様呼吸)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問93

Aさん(43歳、女性)は夫と2人暮らし。身長150cm、体重98kg。既往歴はない。先日、庭で転倒し右腓骨を骨折し、膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週、プレート固定術を受けることになっており、本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数16/分、脈拍80/分、血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は、寝ているときはいつも大きないびきと、時々無呼吸があるので、慌てて起こしている」と言う。
手術後2日。Aさんはバイタルサインも安定しているため、離床の準備を始めることになった。初回離床時に最も注意すべき訴えはどれか。
1 「息苦しい」
2 「腰が重い」
3 「痰が出る」
4 「傷口が引きつる」

解答1(「息苦しい」)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問94

Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。Aさんは急性白血病〈acute leukemia〉を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温37.2°C、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1g/dL、白血球44,960/μL、血小板1.5万/μL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP 2.2mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。
Aさんの骨髄穿刺の30分後に観察すべき項目で優先度が高いのはどれか。
1 経皮的動脈血酸素飽和度
2 穿刺部の止血状態
3 下肢の運動障害
4 眼瞼結膜

解答2(穿刺部の止血状態)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問95

Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。Aさんは急性白血病〈acute leukemia〉を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温37.2°C、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1g/dL、白血球44,960/μL、血小板1.5万/μL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP 2.2mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。
Aさんは急性骨髄性白血病と診断された。化学療法によって寛解し、造血幹細胞移植を行う方針となった。Aさんの造血幹細胞移植で正しいのはどれか。
1 Aさんと骨髄提供者の性別が一致している必要がある。
2 移植後2週間で退院できる。
3 移植前処置が必要である。
4 手術室で行う。

解答3(移植前処置が必要である。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問96

Aさん(26歳、男性)は1か月前から動悸と20m程度の歩行でも息切れが出現するようになった。ぶつけた記憶もないのに下肢に出血斑ができるようになり、医療機関を受診した。Aさんは急性白血病〈acute leukemia〉を疑われ、緊急入院し、後腸骨稜から骨髄穿刺を受けた。身体所見:意識清明、体温37.2°C、呼吸数17/分、脈拍124/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)、両下肢に散在する出血斑あり。検査所見:Hb 5.1g/dL、白血球44,960/μL、血小板1.5万/μL、総ビリルビン1.1mg/dL、尿素窒素19.4mg/dL、クレアチニン0.76mg/dL、CRP 2.2mg/dL。胸部エックス線:縦郭・心陰影・肺野に異常なし。
Aさんは急性骨髄性白血病〈acute myeloid leukemia〉と診断された。化学療法によって寛解し、造血幹細胞移植を行う方針となった。造血幹細胞移植後、生着が確認された。皮膚にStageIの移植片対宿主病〈graft versus host disease〉を発症したが、免疫抑制薬の内服を継続しつつ退院することになった。Aさんの退院に向けた看護師の指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1 「皮膚の状態がよくなれば免疫抑制薬は中止してください」
2 「加熱していない魚介類を食べるのは避けましょう」
3 「インフルエンザワクチンの接種は避けてください」
4 「直射日光に当たらないようにしましょう」
5 「入浴は最小限にしてください」

解答2(「加熱していない魚介類を食べるのは避けましょう」)、4(「直射日光に当たらないようにしましょう」)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問91

Aさん(64歳、女性、主婦)は、50歳で高血圧症と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍40/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!。
Aさんは完全房室ブロックが疑われた。Aさんに行われる検査で優先されるのはどれか。
1 心臓超音波検査
2 12誘導心電図検査
3 心臓カテーテル検査
4 運動負荷心電図検査

解答2(12誘導心電図検査)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問92

Aさん(64歳、女性、主婦)は、50歳で高血圧症と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍40/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!。
検査の結果、Aさんは完全房室ブロックと診断された。今後、Aさんに起こりやすいのはどれか。
1 脳虚血
2 肺塞栓症
3 不安定狭心症
4 心タンポナーデ

解答1(脳虚血)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問93

Aさん(64歳、女性、主婦)は、50歳で高血圧症と診断され、降圧薬を服用している。栄養指導を受け、食事療法も実施している。趣味はサイクリングと海外旅行である。数か月前からサイクリング中に息苦しさやめまいを感じるようになったため、かかりつけ医から紹介された病院を受診した。外来受診時のバイタルサインは、体温36.8°C、呼吸数24/分、脈拍40/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!。
その後、Aさんにはペースメーカー植込み術が行われ、看護師は退院後の電磁干渉について説明を行った。Aさんからは「生活の中でどのようなことに注意をすれば良いですか」と質問があった。Aさんが最も注意する必要がある状況はどれか。
1 新幹線への乗車
2 パーソナルコンピュータの使用
3 電動アシスト付き自転車での移動
4 電子商品監視装置〈Electronic Article Surveillance:EAS〉の通過

解答4(電子商品監視装置〈Electronic Article Surveillance:EAS〉の通過)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問91

Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。
人体の前面と背面を図に示す。Aさんの人工肛門が造設される位置はどれか。
図
1 1
2 2
3 3
4 4

解答3(3)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問92

Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。
Aさんの手術は予定通り終了した。術後1日、会陰部から挿入されたドレーンからは、淡血性の排液が10mL/時で流出していた。バイタルサインが安定していることを確認した後、Fowler〈ファウラー〉位にして15分が経過したところで、Aさんからナースコールがあった。看護師が訪室すると「おしりが濡れているような気がする」と言う。確認すると、会陰部のガーゼに淡血性の浸出液を認めた。Aさんへの対応で最も優先度が高いのはどれか。
1 Fowler〈ファウラー〉位から仰臥位にする。
2 ドレーンの屈曲を確認する。
3 排液バッグを交換する。
4 会陰部を消毒する。

解答2(ドレーンの屈曲を確認する。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問93

Aさん(60歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。Aさんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」と話した。
術後10日、Aさんは退院日が決まり、「落ち着いたら仕事に復帰します。1人暮らしなので、自分で人工肛門を管理しないといけないですね」と述べた。Aさんの退院に際し、人工肛門の管理に関する看護師の指導で正しいのはどれか。
1 「面板は1日2回交換してください」
2 「装具の交換は滅菌手袋を使用してください」
3 「面板除去部の皮膚はお湯で洗浄してください」
4 「定期的に人工肛門の大きさを確認してください」

解答4(「定期的に人工肛門の大きさを確認してください」)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問94

Aさん(50歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。仕事を生きがいに働き続けていた。慢性腎不全のため透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した。Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
Aさんに対する説明として正しいのはどれか。
1 「食事療法が必要です」
2 「通院は週に2、3回必要です」
3 「宿泊を伴う旅行はできません」
4 「カテーテル挿入術後の翌日から入浴できます」

解答1(「食事療法が必要です」)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問95

Aさん(50歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。仕事を生きがいに働き続けていた。慢性腎不全のため透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した。Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
Aさんはできるだけ早い職場復帰を望んでおり、入院中はCAPDの操作に熱心に取り組んでいた。退院後、CAPDを1日4回(0時、6時、12時、18時)行うことになった。Aさんが会社の昼休みにCAPDを行うために必要な設備はどれか。2つ選べ。
1 透析液を保管する冷蔵庫
2 透析液を温める電子レンジ
3 透析液の交換時に使用する個室
4 CAPDの物品を保管する専用棚
5 透析液の貯留中に使用するベッド

解答3(透析液の交換時に使用する個室)、4(CAPDの物品を保管する専用棚)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問96

Aさん(50歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。仕事を生きがいに働き続けていた。慢性腎不全のため透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した。Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
Aさんは「主治医からCAPDの合併症に腹膜炎があると聞きました。腹膜炎に早く気付くにはどうすればよいですか」と看護師に質問した。Aさんに指導する観察項目はどれか。2つ選べ。
1 腹痛
2 体重の増加
3 腹部の張り
4 下肢のむくみ
5 透析液の排液のにごり

解答1(腹痛)、5(透析液の排液のにごり)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問91

Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症〈angina pectoris〉と診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はV1〜V4でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVFでST低下がみられた。
救急外来到着時にAさんの状態をアセスメントするために優先度が高い血液検査項目はどれか。
1 トロポニンT
2 乳酸脱水素酵素
3 血清クレアチニン
4 アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ

解答1(トロポニンT)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問92

Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症〈angina pectoris〉と診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はV1〜V4でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVFでST低下がみられた。
心臓カテーテル検査の結果、Aさんは急性心筋梗塞〈acute myocardial infarction〉と診断された。心係数2.4L/分/m2、肺動脈楔入圧20mmHgでForrester〈フォレスター〉分類II群であった。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の粗い断続性副雑音が聴取される。心エコー検査:左室駆出率〈LVEF〉58%胸部エックス線検査:心胸郭比〈CTR〉48%このときのAさんのアセスメントで適切なのはどれか。
1 心拡大が認められる。
2 肺うっ血が起きている。
3 末梢循環不全が起きている。
4 左心室の収縮力が低下している。

解答2(肺うっ血が起きている。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問93

Aさん(50歳、男性、会社員)は半年ほど前から労作時に胸痛と呼吸困難感があり、狭心症〈angina pectoris〉と診断され内服治療を受けている。本日明け方から胸部に圧迫感があった。出勤途中に強い胸痛を自覚し、自ら救急車を要請した。救急外来到着時のバイタルサインは、体温35.8°C、呼吸数30/分、脈拍112/分、血圧96/52mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(酸素2L/分)。意識は清明。12誘導心電図はV1〜V4でST上昇、Ⅱ、Ⅲ、aVFでST低下がみられた。
その後、Aさんは経皮的冠動脈形成術〈PCI〉を受けた。帰室時のバイタルサインは、体温36.2°C、呼吸数20/分、脈拍58/分、整、血圧80/40mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(酸素1L/分)。顔面は蒼白、冷汗を認めた。意識は清明である。このとき看護師が最初に行うことはどれか。
1 側臥位にする。
2 除細動器の準備を行う。
3 穿刺部の出血の有無を確認する。
4 鎮痛薬の処方を医師に相談する。

解答3(穿刺部の出血の有無を確認する。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問94

Aさん(38歳、会社員、女性)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査および頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭術を受けた。
帰室後の看護として適切なのはどれか。
1 発熱時の冷罨法は禁忌である。
2 徐脈時は経過観察とする。
3 ベッドの頭側を挙上する。
4 頸部を前屈させる。

解答3(ベッドの頭側を挙上する。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問95

Aさん(38歳、会社員、女性)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査および頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭術を受けた。
脳腫瘍摘出手術の結果、膠芽腫と診断され、Aさんは放射線療法と抗癌薬内服による化学療法を行うことになった。放射線療法を開始して1週後、Aさんが頭皮のかゆみを訴えたため、副腎皮質ステロイド軟膏が処方された。Aさんへの説明として適切なのはどれか。
1 「定期的に髪の毛をそります」
2 「かゆみが強いときは温めてください」
3 「軟膏は放射線照射前に拭き取ってください」
4 「かゆみは放射線照射の終了日にはおさまります」

解答3(「軟膏は放射線照射前に拭き取ってください」)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問96

Aさん(38歳、会社員、女性)は夫と2人暮らし。通勤中に突然の頭痛を訴えて倒れ、救急搬送された。入院後に行った頭部CT検査および頭部MRI検査で、脳腫瘍と診断された。Aさんは脳腫瘍摘出のために開頭術を受けた。
放射線療法と化学療法が開始されて10日が経過した。Aさんはガーデニングの趣味があり、庭が気になるため週末の外泊を希望し、主治医から許可が出た。外泊にあたりAさんへの説明として適切なのはどれか。2つ選べ。
1 「入浴は控えてください」
2 「食べ物の制限はありません」
3 「ガーデニングの時は手袋をしてください」
4 「発熱を伴わない咳は様子を見てください」
5 「性交渉の時はコンドームを使用してください」

解答3(「ガーデニングの時は手袋をしてください」)、5(「性交渉の時はコンドームを使用してください」)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問100

Aさん(83歳、男性)は妻(81歳)と2人暮らし。息子夫婦は共働きで同市内に住んでいる。Aさんは自宅の廊下で倒れているところを妻に発見され、救急搬送された。Aさんは右上下肢に力が入らず、妻の声かけにうなずくが発語はなかった。頭部CTで左中大脳動脈領域の脳梗塞と診断されたため救急外来で血栓溶解療法が行われ、入院となった。血栓溶解療法による治療後2週。Aさんは右上下肢麻痺、失語などの後遺症があるが、自宅への退院を希望したため、機能訓練の目的で回復期リハビリテーション病棟に転棟した。転棟後1日。Aさんはベッドから車椅子への移乗動作の訓練を始めたが、健側の下肢筋力が低下しているため、立位のときにバランスを崩しやすい状況である。
Aさんへの移乗時の援助で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 ズボンのウエスト部分をつかんで引き上げる。
2 ベッドの高さを車椅子の座面より低くする。
3 床に離床センサーマットを設置する。
4 車椅子をAさんの左側に準備する。
5 移乗前に血圧測定を行う。

解答4(車椅子をAさんの左側に準備する。)、5(移乗前に血圧測定を行う。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問101

Aさん(83歳、男性)は妻(81歳)と2人暮らし。息子夫婦は共働きで同市内に住んでいる。Aさんは自宅の廊下で倒れているところを妻に発見され、救急搬送された。Aさんは右上下肢に力が入らず、妻の声かけにうなずくが発語はなかった。頭部CTで左中大脳動脈領域の脳梗塞と診断されたため救急外来で血栓溶解療法が行われ、入院となった。血栓溶解療法による治療後2週。Aさんは右上下肢麻痺、失語などの後遺症があるが、自宅への退院を希望したため、機能訓練の目的で回復期リハビリテーション病棟に転棟した。転棟後1日。Aさんはベッドから車椅子への移乗動作の訓練を始めたが、健側の下肢筋力が低下しているため、立位のときにバランスを崩しやすい状況である。
Aさんは妻や看護師との話の内容は理解しているようだが、返答の際に言葉を間違えてしまうことや言葉がなかなか出てこないことがある。Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
1 Aさんの言葉を推測しながら話す。
2 Aさんの言い誤りを訂正する。
3 大きな声で話す。
4 話題を変える。

解答1(Aさんの言葉を推測しながら話す。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問102

Aさん(83歳、男性)は妻(81歳)と2人暮らし。息子夫婦は共働きで同市内に住んでいる。Aさんは自宅の廊下で倒れているところを妻に発見され、救急搬送された。Aさんは右上下肢に力が入らず、妻の声かけにうなずくが発語はなかった。頭部CTで左中大脳動脈領域の脳梗塞と診断されたため救急外来で血栓溶解療法が行われ、入院となった。血栓溶解療法による治療後2週。Aさんは右上下肢麻痺、失語などの後遺症があるが、自宅への退院を希望したため、機能訓練の目的で回復期リハビリテーション病棟に転棟した。転棟後1日。Aさんはベッドから車椅子への移乗動作の訓練を始めたが、健側の下肢筋力が低下しているため、立位のときにバランスを崩しやすい状況である。
転棟後5週。Aさんは歩行練習が開始となり、病棟内では日常生活動作〈ADL〉も徐々に自立してきている。食事は時々むせがみられるが、配膳すれば自力で摂取できる。排泄は車椅子でトイレへ移動しており、ズボンの着脱に介助が必要である。入浴はシャワーチェアーに座り、手が届くところは自分で洗うことができる。歯磨きは一部介助が必要である。Aさんは早く自宅に帰りたいと話し、午前と午後の機能訓練には積極的に参加しているが、機能訓練後は「疲れて何もしたくない」とベッドで横になり眠っている。夕方に面会に来た妻は「面会時にいつも疲れたと言って眠っているので、このままの状態で退院して家で世話ができるかどうか自信がありません。息子夫婦も仕事が忙しいので、介護を手伝ってもらえるかわかりません」と言っている。看護師の妻への対応で最も適切なのはどれか。
1 施設入所の検討を提案する。
2 トイレ介助の方法を指導する。
3 Aさんの機能訓練中の様子の見学を勧める。
4 息子夫婦にも介護に参加してもらうよう助言する。

解答3(Aさんの機能訓練中の様子の見学を勧める。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問112

Aさん(65歳、女性、要支援1)は1人暮らし。慢性心不全で定期的に外来受診していた。下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。Aさんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
買い物についてAさんに助言する内容で最も適切なのはどれか。
1 宅配サービスを利用する。
2 移動には車椅子を利用する。
3 荷物は両手に分散して持つ。
4 途中で息切れを感じたら座って休む。

解答4(途中で息切れを感じたら座って休む。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問113

Aさん(65歳、女性、要支援1)は1人暮らし。慢性心不全で定期的に外来受診していた。下肢の浮腫と息切れを自覚し、心不全の増悪があると診断されて入院となった。入院治療によって、両下肢に軽度の浮腫はあるが歩行による息切れは消失し、退院することになった。Aさんは退院後の生活について「近くのスーパーに歩いて買い物に行くのが楽しみですが、息切れが心配です。何に気をつけたらよいですか」と病棟看護師に話した。
退院後、心不全の増悪を予防する目的で訪問看護を週に1回利用することになった。Aさんは夕方に下肢の浮腫が悪化するのを気にしており、訪問看護師に助言を求めた。訪問看護師のAさんへの助言で適切なのはどれか。
1 「靴は大きめのサイズを選びましょう」
2 「外出時は弾性ストッキングを履きましょう」
3 「下肢の中枢から末梢にマッサージしましょう」
4 「就寝時には湯たんぽを身体から2、3cm離して置きましょう」

解答2(「外出時は弾性ストッキングを履きましょう」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問91

Aさん(47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。
Aさんの手術直後に観察すべき項目で優先度が高いのはどれか。
1 尿量
2 血糖値
3 白血球数
4 シャント音

解答1(尿量)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問92

Aさん(47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。
Aさんは術前からタクロリムスなど複数の免疫抑制薬を服用している。Aさんは「移植したら免疫抑制薬を飲む必要があることは分かっているのですが、退院後は何に気を付ければよいですか」と看護師に質問した。Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「犬は今まで通り室内で飼育できます」
2 「グレープフルーツは摂取しないでください」
3 「感染予防のため風疹のワクチン接種をしてください」
4 「薬を飲み忘れたときは2回分をまとめて服用してください」

解答2(「グレープフルーツは摂取しないでください」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問93

Aさん(47歳、男性、会社員)は妻と2人暮らしで、自宅の室内で犬を飼っている。15年前に慢性糸球体腎炎と診断され、徐々に腎機能低下が認められたので、2年前から慢性腎不全のため血液透析療法を週3回受けている。今回、弟から腎臓の提供の申し出があり、生体腎移植の目的で入院した。入院3日、Aさんの生体腎移植手術は予定通り終了した。
Aさんは順調に回復し、移植後の拒絶反応もなく退院することになった。Aさんは「腎臓が悪くなってから気を付けないといけないことが多かったのですが、移植してこれまでの制約がなくなりますね」と話した。Aさんの退院後の生活で継続が必要なのはどれか。
1 蛋白質の摂取制限
2 週3回の通院
3 水分の制限
4 体重の管理

解答4(体重の管理)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問94

Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の紅斑、微熱、全身倦怠感および手指の関節痛が現れた。病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。バイタルサイン:体温37.4°C、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。血液所見:赤血球260万/μL、Hb9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。尿所見:尿蛋白(安)、尿潜血(安)。神経学的検査:異常所見なし。12誘導心電図:異常所見なし。胸部エックス線写真:異常所見なし。
Aさんに生じている可能性が高いのはどれか。
1 心膜炎
2 溶血性貧血
3 ループス腎炎
4 中枢神経ループス

解答2(溶血性貧血)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問95

Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の紅斑、微熱、全身倦怠感および手指の関節痛が現れた。病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。バイタルサイン:体温37.4°C、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。血液所見:赤血球260万/μL、Hb9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。尿所見:尿蛋白(安)、尿潜血(安)。神経学的検査:異常所見なし。12誘導心電図:異常所見なし。胸部エックス線写真:異常所見なし。
Aさんはステロイドパルス療法の後、副腎皮質ステロイド薬の内服治療が開始された。入院3週ころから満月様顔貌がみられたため、外見の変化に気持ちが落ち込むようになった。Aさんへの対応で適切なのはどれか。
1 気にする必要はないと励ます。
2 パートナーの面会を制限する。
3 外見よりも病気の治療を優先すると説明する。
4 薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する。

解答4(薬の量が減れば満月様顔貌は軽減すると説明する。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問96

Aさん(28歳、女性、美容師)はゴルフが趣味である。同居しているパートナーと1週前にゴルフに行った後から、顔面の紅斑、微熱、全身倦怠感および手指の関節痛が現れた。病院を受診したところ、全身性エリテマトーデス〈SLE〉と診断され入院した。Aさんは看護師に「これまで病気をしたことがなかったので、驚いています」と話した。バイタルサイン:体温37.4°C、呼吸数18/分、脈拍64/分、整、血圧110/60mmHg。血液所見:赤血球260万/μL、Hb9.0g/dL、白血球7,600/μL、血小板18万/μL、尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP0.7mg/dL、直接Coombs〈クームス〉試験陽性。尿所見:尿蛋白(安)、尿潜血(安)。神経学的検査:異常所見なし。12誘導心電図:異常所見なし。胸部エックス線写真:異常所見なし。
Aさんは外来で副腎皮質ステロイド薬の内服治療を継続することになった。Aさんは「病気を悪化させないために退院後はどのような生活がよいでしょうか」と看護師に質問した。Aさんへの退院指導で適切なのはどれか。
1 「すぐに復職できます」
2 「避妊は必要ありません」
3 「身体を冷やさないでください」
4 「くもりなら屋外でゴルフができます」

解答3(「身体を冷やさないでください」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問118

Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは、飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から断酒を指導されていたが実行できず通院していなかった。Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1週前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。身体所見:呼びかけに応じるが反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0°C、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。
入院時、Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
1 上半身を挙上する。
2 身体を側臥位にする。
3 頭部の冷罨法を行う。
4 酸素療法の準備をする。

解答2(身体を側臥位にする。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問119

Aさん(57歳、男性、無職)は妻(55歳、会社員)と2人で暮らしている。Aさんは、飲酒が原因で仕事での遅刻や無断欠勤が続いたため1年前に職場を解雇された。その後も朝から自宅で飲酒する生活が続き、体調が悪化したため受診し、アルコール性肝硬変とアルコール依存症と診断された。医師から断酒を指導されていたが実行できず通院していなかった。Aさんは最近、倦怠感が強く食欲がなく、1週前から飲酒もできなくなった。妻に付き添われて受診した際、外来のトイレで吐血し倒れ食道静脈瘤破裂と診断され入院した。身体所見:呼びかけに応じるが反応が遅い。腹水や浮腫はない。手指の振戦はない。体温37.0°C、呼吸数22/分、脈拍98/分、整、血圧92/50mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)。
入院当日、Aさんは緊急に内視鏡的治療を受けた。入院7日、Aさんは食道静脈瘤の治療のため、食道静脈瘤硬化療法を受けることになった。治療前のバイタルサインは、体温36.7℃、呼吸数16/分、脈拍72/分、整、血圧126/70mmHgである。検査所見は、血小板15万/μL、プロトロンビン時間〈PT〉10秒(85%)である。入院後は吐血していない。Aさんが食道静脈瘤硬化療法を受けた直後に注意すべき症状はどれか。
1 下血
2 胸部痛
3 皮下出血
4 手指の振戦

解答2(胸部痛)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問91

Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6°C、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(袷)、瞳孔不同(安)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na131mEq/L、K3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP22mg/dL。動脈血液ガス分析pH7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(案)。
Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。
1 肝性脳症
2 小脳出血
3 ケトアシドーシス〈DKA〉
4 高浸透圧高血糖状態〈HHS〉

解答4(高浸透圧高血糖状態〈HHS〉)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問92

Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6°C、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(袷)、瞳孔不同(安)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na131mEq/L、K3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP22mg/dL。動脈血液ガス分析pH7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(案)。
Aさんはインスリン療法、糖尿病足病変に対する抗菌薬治療で全身状態は改善した。退院へ向けて、看護師はAさんに食事指導をすることにした。Aさんに勧める1日の摂取カロリーで最も適切なのはどれか。
1 1,400 kcal
2 1,800 kcal
3 2,200 kcal
4 2,600 kcal
5 3,000 kcal

解答2(1,800 kcal)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問93

Aさん(61歳、男性、会社員)はデスクワーク中心の仕事をしている。今朝、職場へ出勤したが、自分の机の位置や同僚の名前が分からない等の見当識障害があり、同僚に付き添われ救急外来を受診した。頭痛、嘔吐、めまいはない。現病歴:4年前に2型糖尿病と診断され、経口糖尿病薬が開始された。1年前から受診を自己判断で中断している。身体所見:身長170cm、体重100kg。体温38.6°C、呼吸数22/分、脈拍112/分、整、血圧108/64mmHg。対光反射(袷)、瞳孔不同(安)。歩行可能。右第1趾に発赤、腫脹、異臭がある。検査所見:白血球19,200/μL、血糖904mg/dL、Na131mEq/L、K3.4mEq/L、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉9.2%、アンモニア49μg/dL、CRP22mg/dL。動脈血液ガス分析pH7.32。血漿浸透圧394mOsm/L。尿ケトン体(案)。
Aさんの糖尿病足病変の悪化を防ぐ目的で看護師が行う指導で正しいのはどれか。2つ選べ。
1 「靴下を履きましょう」
2 「月に1回、足を観察してください」
3 「暖房器具に足を近づけないでください」
4 「足の傷は痛みが出てから受診してください」
5 「鶏眼〈うおのめ〉が出来た場合は自分で削ってください」

解答1(「靴下を履きましょう」)、3(「暖房器具に足を近づけないでください」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問94

Aさん(53歳、女性)は休日に公園を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に救急搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激には逃れようとする動作がみられる。
グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉によるAさんの意識レベルの評価はどれか。
1 E1V1M2
2 E1V2M4
3 E2V2M2
4 E4V5M5

解答2〈E1V2M4〉

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問95

Aさん(53歳、女性)は休日に公園を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に救急搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激には逃れようとする動作がみられる。
Aさんは右側の急性硬膜外血腫と診断され、緊急開頭手術を受けることになった。術前のバイタルサインは、体温37.2℃、呼吸数14/分、脈拍74/分、整。血圧は、搬送時の134/84mmHgから174/66mmHgに上昇し、痛み刺激に対する反応が消失している。このときのAさんの瞳孔の状態はどれか。(選択肢は瞳孔の図。図参照)
図

解答1 または 3 〈複数正答:いずれも正解〉

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問96

Aさん(53歳、女性)は休日に公園を散歩中、階段から落ちて頭部を強打し、意識を消失した状態で病院に救急搬送された。病院到着時のAさんは開眼せず、声は発しているが理解不能である。痛み刺激には逃れようとする動作がみられる。
開頭手術後2日、Aさんの全身状態は良好で、硬膜外ドレーンの排液も異常所見はなく経過している。看護師が訪室するとAさんは仰臥位で開眼し、「目が覚めたら病院にいて手術も終えていたので驚きました。今は気分もよいが、寝てばかりで背中が痛くなってきたので体勢を変えたい」と話す。看護師の対応で適切なのはどれか。
1 仰臥位を保持する。
2 頭側を30度挙上する。
3 頭側を60度挙上する。
4 頭側を90度挙上する。

解答2(頭側を30度挙上する。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問97

Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8°Cの発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。受診時の身体所見:体温37.6°C、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58Torr。検査所見:赤血球420万/μL、Hb10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP10.1mg/dL。医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。
このときのAさんの状態はどれか。
1 うつ熱
2 高血圧
3 呼気の延長
4 皮膚の搔痒感

解答3(呼気の延長)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問98

Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8°Cの発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。受診時の身体所見:体温37.6°C、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58Torr。検査所見:赤血球420万/μL、Hb10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP10.1mg/dL。医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。
Aさんは入院し、抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て、食事も全粥食を半分程度は食べることができた。Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。
1 貧血
2 便秘
3 高血糖
4 CO2ナルコーシス

解答4(CO2ナルコーシス)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問99

Aさん(75歳、男性)は1人暮らしで、妻とは5年前に死別し、子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが、今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり、家事動作時に息苦しさが出現することもあったが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり、インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず、週に1回シャワーを浴びていた。1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し、食欲がなく、ほとんど食事をしていなかったが、ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8°Cの発熱があったため、本日かかりつけの病院を受診した。受診時の身体所見:体温37.6°C、呼吸数24/分、脈拍94/分、整、血圧138/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45Torr、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58Torr。検査所見:赤血球420万/μL、Hb10.3g/dL、白血球9,500/μL、総蛋白5.8g/dL、アルブミン3.4g/dL、空腹時血糖98mg/dL、CRP10.1mg/dL。医師の診察の結果、Aさんは慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断された。
Aさんは順調に回復したため、退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の治療は、在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは、看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人はいない。Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 肺炎球菌ワクチンの接種を勧める。
2 水分を制限するよう指導する。
3 糖分を制限するよう指導する。
4 配食サービスの利用を勧める。
5 毎日の散歩を勧める。

解答1(肺炎球菌ワクチンの接種を勧める。)、4(配食サービスの利用を勧める。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問116

Aさん(50歳、男性、自営業)は妻(48歳)、長男(23歳、会社員)と3人で暮らしている。3年前から歩行時のふらつきを自覚していたが、日常生活動作〈ADL〉は自立していた。最近、転倒が多くなり医療機関を受診して頭部CT検査を受けたところ、小脳と脳幹に萎縮を認め、遺伝性の脊髄小脳変性症と診断された。Aさんは「母も同じ疾患で亡くなりました。妹が同じ敷地内に1人で暮らしていますが、妹も転ぶことが多くなり、医師の勧めで遺伝子診断を受ける予定です。明日、保健所に難病の医療費助成の申請に行くのですが、保健師に伝えた方がよいことはありますか」と看護師に質問した。
1か月後の定期受診のときに、Aさんは「長男に私の病名と遺伝性の疾患であることを伝えました。長男には何も症状はありませんが、発症前診断を受けて欲しいと思っています」と外来の看護師に話した。看護師のAさんへの対応で適切なのはどれか。
1 長男が脊髄小脳変性症についてどの程度知っているか確認することを勧める。
2 長男には症状がないので発症前診断では発症の予測はできないと説明する。
3 両親の同意があれば長男が発症前診断を受けることができると説明する。
4 長男が頭部CT検査を受けることを勧める。

解答1(長男が脊髄小脳変性症についてどの程度知っているか確認することを勧める。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問91

Aさん(49歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI33であった。Aさんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。
Aさんの術後に最も注意すべき所見はどれか。
1 Courvoisier〈クールボアジェ〉徴候
2 Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候
3 Homans〈ホーマンズ〉徴候
4 Romberg〈ロンベルグ〉徴候

解答3(Homans〈ホーマンズ〉徴候)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問92

Aさん(49歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI33であった。Aさんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。
術後1日、Aさんは39.1℃の発熱がみられた。バイタルサイン:呼吸数18/分、脈拍117/分、整、血圧132/82mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)。身体所見:呼吸音は異常なし、腰背部痛なし、術創部の腫脹、発赤、熱感はない。左手の末梢血管内カテーテル刺入部に発赤、熱感がある。血液検査所見:赤血球344万/μL、Hb 12.1g/dL、白血球11,900/μL、血小板18万/μL。血液生化学所見:尿素窒素16mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、CRP 11.4mg/dL。尿所見:沈渣に白血球を認めない。胸部エックス線写真:異常所見なし。Aさんの発熱の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1 肺炎
2 腎盂腎炎
3 術創部感染
4 術後の吸収熱
5 カテーテル関連血流感染症

解答4(術後の吸収熱)、5(カテーテル関連血流感染症)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問93

Aさん(49歳、女性)は、これまで在宅勤務でほとんど外出することがなく、BMI33であった。Aさんは久しぶりの出勤の際に転倒し、右大腿骨頸部骨折と診断され、右人工股関節置換術を受けることになった。
術後3日、Aさんの全身状態は改善し、読書をして過ごしている。Aさんの術後の合併症を予防する適切な肢位はどれか。
1 外旋
2 外転
3 内旋
4 内転

解答2(外転)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問94

Aさん(57歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。
Aさんの呼吸機能に関する数値で増加を示すのはどれか。
1 1秒率
2 残気量
3 1回換気量
4 動脈血酸素分圧〈PaO2〉(room air)

解答2(残気量)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問95

Aさん(57歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。
Aさんは発熱、咳嗽、粘稠痰、呼吸困難を認めたため受診し、肺炎を伴う慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉の急性増悪と診断されて入院した。入院後、薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師がAさんに退院後の生活について尋ねると、今回の入院をきっかけにAさんは退職し、家事に専念すると答えた。Aさんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。
1 食べる直前に調理する。
2 部屋全体に掃除機をかける。
3 頭より高い位置に洗濯物を干す。
4 買い物した荷物をカートで運ぶ。

解答4(買い物した荷物をカートで運ぶ。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問96

Aさん(57歳、男性)は、妻(50歳)と2人で暮らしている。21歳から喫煙習慣があり、5年前に風邪で受診した際に肺気腫と診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。
5年後、Aさんは急性増悪による入退院を繰り返していた。今回の入院では呼吸機能の低下がみられたため、退院後に在宅酸素療法〈HOT〉を導入することになった。Aさんは「家での生活で気をつけることは何ですか」と看護師に質問した。Aさんへの指導内容で適切なのはどれか。
1 「寒いときは電気毛布を使ってください」
2 「入浴時は酸素チューブを外してください」
3 「ガス調理器を電磁調理器に変更してください」
4 「呼吸が苦しいときは楽になるまで酸素流量を上げてください」

解答3(「ガス調理器を電磁調理器に変更してください」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問91

Aさん(58歳、男性、会社員)は、身長175cm、体重73kgである。Aさんは、健康診断の胸部エックス線撮影で異常陰影を指摘され、3週前に胸部造影CT検査を受けた。左肺下葉に約8mmの病変が見つかり、精密検査の結果、肺癌〈T1N0M0〉と診断され、本日、手術目的で入院した。咳嗽、息苦しさ、喀痰はない。喫煙歴があり、20年間20本/日、禁煙後18年である。バイタルサイン:体温36.9°C、呼吸数14/分、脈拍72/分、整、血圧136/76mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(room air)。検査所見:赤血球510万/μL、Hb15.6g/dL、Ht47%、白血球6,200/μL、血小板32万/μL、総蛋白7.7g/dL、アルブミン4.2g/dL、空腹時血糖102mg/dL。呼吸機能所見:%VC76%、FEV1%73%。
入院時の所見で正しいのはどれか。
1 頸部リンパ節の腫脹
2 拘束性換気障害
3 低栄養
4 貧血

解答2(拘束性換気障害)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問92

Aさん(58歳、男性、会社員)は、身長175cm、体重73kgである。Aさんは、健康診断の胸部エックス線撮影で異常陰影を指摘され、3週前に胸部造影CT検査を受けた。左肺下葉に約8mmの病変が見つかり、精密検査の結果、肺癌〈T1N0M0〉と診断され、本日、手術目的で入院した。咳嗽、息苦しさ、喀痰はない。喫煙歴があり、20年間20本/日、禁煙後18年である。バイタルサイン:体温36.9°C、呼吸数14/分、脈拍72/分、整、血圧136/76mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(room air)。検査所見:赤血球510万/μL、Hb15.6g/dL、Ht47%、白血球6,200/μL、血小板32万/μL、総蛋白7.7g/dL、アルブミン4.2g/dL、空腹時血糖102mg/dL。呼吸機能所見:%VC76%、FEV1%73%。
Aさんは、入院2日目に胸腔鏡下左下葉切除術を受ける予定である。Aさんは看護師に「全身麻酔で手術を受けるのは初めてです。医師から手術の説明はあったけれど、合併症についてもう一度教えてもらえますか」と質問した。Aさんに生じる可能性が高い合併症はどれか。
1 気胸〈pneumothorax〉
2 反回神経麻痺
3 Horner〈ホルネル〉症候群〈Horner's syndrome〉
4 Pancoast〈パンコースト〉症候群〈Pancoast's syndrome〉

解答1(気胸〈pneumothorax〉)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問93

Aさん(58歳、男性、会社員)は、身長175cm、体重73kgである。Aさんは、健康診断の胸部エックス線撮影で異常陰影を指摘され、3週前に胸部造影CT検査を受けた。左肺下葉に約8mmの病変が見つかり、精密検査の結果、肺癌〈T1N0M0〉と診断され、本日、手術目的で入院した。咳嗽、息苦しさ、喀痰はない。喫煙歴があり、20年間20本/日、禁煙後18年である。バイタルサイン:体温36.9°C、呼吸数14/分、脈拍72/分、整、血圧136/76mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%(room air)。検査所見:赤血球510万/μL、Hb15.6g/dL、Ht47%、白血球6,200/μL、血小板32万/μL、総蛋白7.7g/dL、アルブミン4.2g/dL、空腹時血糖102mg/dL。呼吸機能所見:%VC76%、FEV1%73%。
Aさんの手術は予定通りの術式で行われ、肺癌は術前診断通りの病期であった。Aさんの術後経過は良好であり、退院日が決定した。Aさんのバイタルサインは、体温36.3℃、呼吸数18/分、脈拍66/分、整、血圧134/76mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(room air)であった。退院後の生活指導で正しいのはどれか。
1 「インフルエンザワクチンは接種できません」
2 「左手で重い荷物を持たないでください」
3 「少しずつ活動量を増やしてください」
4 「自宅で酸素吸入を行ってください」

解答3(「少しずつ活動量を増やしてください」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問94

Aさん(43歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。大学病院で非Hodgkinuホジキン〉リンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。バイタルサイン:体温37.1°C、呼吸数16/分、脈拍84/分、整。身体所見:顔面に浮腫を認める。検査所見:Hb12.8g/dL、白血球6,400/μL、総蛋白7.6g/dL、アルブミン4.1g/dL。胸部造影CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。
Aさんの顔面の浮腫の原因で考えられるのはどれか。
1 発熱
2 貧血
3 低蛋白血症
4 上大静脈の圧迫

解答4(上大静脈の圧迫)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問95

Aさん(43歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。大学病院で非Hodgkinuホジキン〉リンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。バイタルサイン:体温37.1°C、呼吸数16/分、脈拍84/分、整。身体所見:顔面に浮腫を認める。検査所見:Hb12.8g/dL、白血球6,400/μL、総蛋白7.6g/dL、アルブミン4.1g/dL。胸部造影CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。
AさんはR-CHOP療法(リツキシマブ、シクロホスファミド、ドキソルビシン、ビンクリスチン、プレドニゾロン)を受けた。AさんのR-CHOP療法の初日に生じる可能性がある合併症はどれか。
1 脱毛
2 口内炎
3 低血糖
4 好中球減少症
5 腫瘍崩壊症候群

解答5(腫瘍崩壊症候群)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問96

Aさん(43歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。大学病院で非Hodgkinuホジキン〉リンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。バイタルサイン:体温37.1°C、呼吸数16/分、脈拍84/分、整。身体所見:顔面に浮腫を認める。検査所見:Hb12.8g/dL、白血球6,400/μL、総蛋白7.6g/dL、アルブミン4.1g/dL。胸部造影CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。
AさんはR-CHOP療法終了後も嘔気・嘔吐が続き、制吐薬の追加投与を受けた。治療後3日、「やっと楽になって食事が摂れるようになったけど、やっぱりつらかった。思い出すだけでも気持ち悪くなります」と話している。Aさんの次回のR-CHOP療法において、嘔気・嘔吐への対応で適切なのはどれか。
1 1日1,000mLの水分摂取
2 治療前日の夕食の中止
3 治療前の制吐薬の投与
4 抗癌薬の減量

解答3(治療前の制吐薬の投与)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問118

Aさん(72歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが趣味であった。Aさんは、1か月前から残尿感や夜間頻尿が気になり病院を受診した結果、前立腺癌と診断され根治的前立腺摘出手術を受けた。退院後は、手術後の補助療法として、外来で放射線の外照射療法を行うことになっている。
放射線外来の看護師が行うAさんへの説明で正しいのはどれか。
1 「入浴直後に照射部位の観察をしましょう」
2 「照射後は照射部位に冷湿布を貼りましょう」
3 「照射部位の皮膚は乾燥させておきましょう」
4 「照射部位は強くこすらないようにしましょう」

解答4(「照射部位は強くこすらないようにしましょう」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問119

Aさん(72歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが趣味であった。Aさんは、1か月前から残尿感や夜間頻尿が気になり病院を受診した結果、前立腺癌と診断され根治的前立腺摘出手術を受けた。退院後は、手術後の補助療法として、外来で放射線の外照射療法を行うことになっている。
Aさんの放射線療法が開始され初回の照射を終えた。放射線外来の看護師は、終了後にAさんへ声をかけた。Aさんは「ベッドは硬いし、最後まで同じ姿勢でいることがとても苦痛です。大きな音がするので恐怖も感じます」と訴えた。このときの看護師の説明で正しいのはどれか。
1 「次回から照射中は傍に付き添います」
2 「治療体位をとるための固定具を工夫してみます」
3 「照射時間を短くできるよう主治医に相談してみます」
4 「照射中に体位変換ができるよう放射線技師に相談します」

解答2(「治療体位をとるための固定具を工夫してみます」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問120

Aさん(72歳、男性)は、妻と2人暮らしで子どもはいない。定年後は2人で旅行するのが趣味であった。Aさんは、1か月前から残尿感や夜間頻尿が気になり病院を受診した結果、前立腺癌と診断され根治的前立腺摘出手術を受けた。退院後は、手術後の補助療法として、外来で放射線の外照射療法を行うことになっている。
Aさんが放射線治療を終了して半年後、腰部と右大腿部の痛みが出現した。倦怠感と食欲不振が続いたため病院を受診し精密検査を受けた。骨転移していることが分かり、Aさんと妻に主治医から余命と治療方針の説明があった。Aさんはその場で「痛みを取り除いてほしい。つらい治療は受けたくない」と訴え、3日後に緩和ケア病棟に入院した。入院翌日、受け持ちの看護師Bが、プリセプターである看護師に「今朝、奥さんの顔色が悪くふらついていたので声をかけると『夫の最期を受け入れられない気がして不安です』と打ち明けられました。昨夜も眠らずにAさんに付き添っていたようでした。奥さんにどう対応したらよいのでしょうか」と相談した。プリセプターである看護師が看護師Bに助言する内容で適切なのはどれか。
1 妻がAさんの死を受け入れられるよう妻を励ますこと
2 妻がAさんへの思いを看護師Bに語る時間をつくること
3 Aさんの予後について再度主治医から妻へ説明するよう調整すること
4 妻がAさんの死を受け入れられるまで夜も付き添うよう妻に伝えること

解答2(妻がAさんへの思いを看護師Bに語る時間をつくること)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問94

Aさん(56歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆囊摘出術の目的で入院した。看護師は手術オリエンテーションで、術後の入院期間は2日と説明した。Aさんは、同じ手術を受けた妹が合併症で3週間以上食事もできなかったので、自分も同じ合併症を発症するかもしれないと心配そうに話した。
Aさんの妹が発症した合併症はどれか。
1 肺炎
2 胆汁瘻
3 皮下気腫
4 深部静脈血栓症

解答2(胆汁瘻)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問95

Aさん(56歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆囊摘出術の目的で入院した。看護師は手術オリエンテーションで、術後の入院期間は2日と説明した。Aさんは、同じ手術を受けた妹が合併症で3週間以上食事もできなかったので、自分も同じ合併症を発症するかもしれないと心配そうに話した。
Aさんは、全身麻酔下で気腹法による腹腔鏡下胆囊摘出術を受けている。手術中のAさんに最も生じやすいのはどれか。
1 体温の上昇
2 心拍出量の上昇
3 腹腔内圧の低下
4 動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉の上昇

解答4(動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉の上昇)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問96

Aさん(56歳、女性、主婦)は、食後に冷汗を伴う腹痛があり外来を受診した。腹部超音波検査の結果、胆石症と診断され、腹腔鏡下胆囊摘出術の目的で入院した。看護師は手術オリエンテーションで、術後の入院期間は2日と説明した。Aさんは、同じ手術を受けた妹が合併症で3週間以上食事もできなかったので、自分も同じ合併症を発症するかもしれないと心配そうに話した。
Aさんの術後の経過は良好で、退院した。その後の外来受診で「下痢をすることが多いです」という訴えがあった。下痢を予防するために控えるもので正しいのはどれか。
1 塩分
2 脂質
3 糖質
4 蛋白質

解答2(脂質)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問97

Aさん(50歳、女性、会社員)は、職場で激しい頭痛を訴えて倒れ、意識を失って、救急搬送された。救命救急センター到着時のバイタルサインは、体温36.7°C、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧168/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度?SpO2C98%(roomair!であった。閉眼していたので、大声で話しかけると開眼したが、すぐに閉眼して眠り込んでしまう。
Aさんの意識レベルは、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉で評価するとどれか。
1 Ⅱ-10
2 Ⅱ-20
3 Ⅲ-100
4 Ⅲ-200

解答2(Ⅱ-20)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問98

Aさん(50歳、女性、会社員)は、職場で激しい頭痛を訴えて倒れ、意識を失って、救急搬送された。救命救急センター到着時のバイタルサインは、体温36.7°C、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧168/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度?SpO2C98%(roomair!であった。閉眼していたので、大声で話しかけると開眼したが、すぐに閉眼して眠り込んでしまう。
このときの看護師の判断で正しいのはどれか。
1 端座位にする。
2 枕を高くする。
3 鎮痛薬の適応である。
4 ドレーンをクランプする。

解答3(鎮痛薬の適応である。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問99

Aさん(50歳、女性、会社員)は、職場で激しい頭痛を訴えて倒れ、意識を失って、救急搬送された。救命救急センター到着時のバイタルサインは、体温36.7°C、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧168/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度?SpO2C98%(roomair!であった。閉眼していたので、大声で話しかけると開眼したが、すぐに閉眼して眠り込んでしまう。
Aさんの回復は順調で、後遺症なく退院した。退院1か月後の外来で、Aさんに生活状況を聞くと、会話に対する反応は鈍く「この間、尿を漏らしてしまいました」と話した。家族は「最近物忘れが激しく、歩くのも遅くなりました」と話した。看護師がAさんに書類を渡すと、スムーズに受け取り、きれいな文字で名前を書いた。家族は「入院前と変わらない字で書けています」と言った。Aさんに起こっている可能性が高いのはどれか。
1 脳血管攣縮
2 正常圧水頭症
3 脳動脈瘤の破裂
4 Parkinson〈パーキンソン〉病

解答2(正常圧水頭症)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問103

Aさん(76歳、男性)は妻(72歳)と2人で暮らしている。ベッドからトイレに起きようとしたところ右上下肢にしびれと脱力感があり、動けなくなったため救急車で来院した。頭部CTで左中大脳動脈領域のラクナ梗塞と診断され、緊急入院し血栓溶解療法が施行された。既往歴:53歳で高血圧症と診断され内服治療を継続している。生活歴:60歳まで食品会社に勤務していた。入院時の身体所見:身長168cm、体重65kg、体温37.2°C、呼吸数20/分、脈拍78/分、整、血圧210/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度?SpO2C97%(roomair!、右上下肢麻痺を認めた。入院時の検査所見:白血球3,600/μL、赤血球420万/μL、Hb11.2g/dL、総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.6g/dL、空腹時血糖108mg/dL、CRP0.1mg/dL。
入院2日、Aさんは全身状態が落ち着いてきたため、主治医から離床開始の指示があった。Aさんの離床開始時の観察項目で優先度が高いのはどれか。
1 血圧
2 見当識障害
3 下肢の知覚障害
4 夜間の睡眠状況

解答1(血圧)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問104

Aさん(76歳、男性)は妻(72歳)と2人で暮らしている。ベッドからトイレに起きようとしたところ右上下肢にしびれと脱力感があり、動けなくなったため救急車で来院した。頭部CTで左中大脳動脈領域のラクナ梗塞と診断され、緊急入院し血栓溶解療法が施行された。既往歴:53歳で高血圧症と診断され内服治療を継続している。生活歴:60歳まで食品会社に勤務していた。入院時の身体所見:身長168cm、体重65kg、体温37.2°C、呼吸数20/分、脈拍78/分、整、血圧210/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度?SpO2C97%(roomair!、右上下肢麻痺を認めた。入院時の検査所見:白血球3,600/μL、赤血球420万/μL、Hb11.2g/dL、総蛋白6.2g/dL、アルブミン3.6g/dL、空腹時血糖108mg/dL、CRP0.1mg/dL。
入院5日。Aさんは座位訓練の後、車椅子に座って食事を摂取することになった。食事動作は自助具を使用すれば少しずつ自分で摂取できるようになったが、時間が経過すると上体が右側に傾くため、体幹の右側にクッションを入れて食事をしている。Aさんが安定して食事ができるための援助で適切なのはどれか。
1 座位時間を徐々に短縮する。
2 テーブルの高さを高くする。
3 背部にタオルを入れ軽く前傾姿勢にする。
4 Aさん自身で左側に重心を傾けるよう指導する。

解答3(背部にタオルを入れ軽く前傾姿勢にする。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問119

Aさん(64歳、男性、外国籍)は、1年前に日本に移住し、娘(36歳、会社員)と娘の夫(42歳、会社員、日本人)と3人家族である。娘の夫は海外に長期出張中で、娘は日本語での簡単な日常会話はできるが、Aさんはほとんど日本語が理解できない。Aさんは、2か月前から時々腰痛があり、市販薬で様子を見ていたが、徐々に腰痛が強くなり、娘に付き添われて受診した。検査の結果、肺癌と診断され、胸膜と腰椎への転移が見つかり、疼痛コントロールの目的で入院した。
入院後、医療従事者との日常会話は、電子端末による翻訳を活用している。疼痛に対しては、モルヒネ徐放製剤の内服が開始され、レスキュードーズとして、モルヒネ速放製剤の内服が指示されている。激しい腰痛が1日に数回あるが、レスキュードーズを使いたくないと話し痛みを我慢している。看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
1 レスキュードーズを無理に使う必要はないことを伝える。
2 レスキュードーズを使いたくない理由を確認する。
3 レスキュードーズの使い方を説明する。
4 疼痛スケールの記載を勧める。

解答2(レスキュードーズを使いたくない理由を確認する。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問120

Aさん(64歳、男性、外国籍)は、1年前に日本に移住し、娘(36歳、会社員)と娘の夫(42歳、会社員、日本人)と3人家族である。娘の夫は海外に長期出張中で、娘は日本語での簡単な日常会話はできるが、Aさんはほとんど日本語が理解できない。Aさんは、2か月前から時々腰痛があり、市販薬で様子を見ていたが、徐々に腰痛が強くなり、娘に付き添われて受診した。検査の結果、肺癌と診断され、胸膜と腰椎への転移が見つかり、疼痛コントロールの目的で入院した。
入院8日、疼痛がコントロールされてきたAさんは「家に帰りたい」と希望しているが、娘は「仕事もあるし、もう少し病院にいてほしい」と話している。そこで、看護師の提案によりAさんのアドバンス・ケア・プランニングが行われることになった。Aさんのアドバンス・ケア・プランニングで適切なのはどれか。
1 退院調整看護師に退院の手続きを進めてもらう。
2 Aさんの発言内容の記録は施設外の人には提供しない。
3 娘の思いや不安に思っていることの解決が優先される。
4 Aさんが大切にしていることや生きがいについて話してもらう。

解答4(Aさんが大切にしていることや生きがいについて話してもらう。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問94

Aさん(55歳、男性、会社員)。激しい胸痛で救急搬送され、心筋梗塞と診断された。冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け、ICUに入室した。手術中の輸液量2,700mL、輸血量400mL、出血量280mL、尿量200mLであった。手術から6時間が経過し、人工呼吸器が装着され、心囊ドレーンと、胸腔ドレーンが留置中である。身体所見:体温37.1°C、脈拍63/分、血圧126/62mmHg、末梢冷感はなし。肺野全体に湿性ラ音を聴取、漿液性の気道分泌物を認める。検査所見:吸入酸素濃度40%、動脈血酸素分圧〈PaO2〉95Torr、動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉36Torr、中心静脈圧12cmH2O、心エコー検査では左室駆出率〈LVEF〉45%、心囊液の貯留なし。胸部エックス線写真では両肺野の広範に透過性の低下を認める。
Aさんに起こっている可能性が高い合併症はどれか。
1 低心拍出量症候群〈LOS〉
2 心タンポナーデ
3 肺水腫
4 無気肺

解答3(肺水腫)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問95

Aさん(55歳、男性、会社員)。激しい胸痛で救急搬送され、心筋梗塞と診断された。冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け、ICUに入室した。手術中の輸液量2,700mL、輸血量400mL、出血量280mL、尿量200mLであった。手術から6時間が経過し、人工呼吸器が装着され、心囊ドレーンと、胸腔ドレーンが留置中である。身体所見:体温37.1°C、脈拍63/分、血圧126/62mmHg、末梢冷感はなし。肺野全体に湿性ラ音を聴取、漿液性の気道分泌物を認める。検査所見:吸入酸素濃度40%、動脈血酸素分圧〈PaO2〉95Torr、動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉36Torr、中心静脈圧12cmH2O、心エコー検査では左室駆出率〈LVEF〉45%、心囊液の貯留なし。胸部エックス線写真では両肺野の広範に透過性の低下を認める。
術後2日、Aさんは人工呼吸管理を離脱し、離床が検討されたが中止となった。看護師がAさんの離床中止を判断した指標はどれか。2つ選べ。
1 ドレーンが留置中である。
2 安静時の呼吸数が20/分である。
3 安静時の心拍数が100/分である。
4 新たな不整脈(心房細動)が発生している。
5 時間尿量0.5mL/kg/時が3時間持続している。

解答4(新たな不整脈(心房細動)が発生している。)、5(時間尿量0.5mL/kg/時が3時間持続している。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問96

Aさん(55歳、男性、会社員)。激しい胸痛で救急搬送され、心筋梗塞と診断された。冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け、ICUに入室した。手術中の輸液量2,700mL、輸血量400mL、出血量280mL、尿量200mLであった。手術から6時間が経過し、人工呼吸器が装着され、心囊ドレーンと、胸腔ドレーンが留置中である。身体所見:体温37.1°C、脈拍63/分、血圧126/62mmHg、末梢冷感はなし。肺野全体に湿性ラ音を聴取、漿液性の気道分泌物を認める。検査所見:吸入酸素濃度40%、動脈血酸素分圧〈PaO2〉95Torr、動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉36Torr、中心静脈圧12cmH2O、心エコー検査では左室駆出率〈LVEF〉45%、心囊液の貯留なし。胸部エックス線写真では両肺野の広範に透過性の低下を認める。
術後3日、心臓リハビリテーションが開始された。Aさんは「傷の痛みはありますが、血管をつないだから安心ですね。落ちついたら、家族と温泉に行きたいです」と看護師に話した。Aさんの生活指導で適切なのはどれか。
1 「肩までお湯に入りましょう」
2 「お湯の温度は43℃以上にしましょう」
3 「食後1時間以上経過してから入浴しましょう」
4 「心筋梗塞による心不全があるので入浴は控えましょう」

解答3(「食後1時間以上経過してから入浴しましょう」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問97

Aさん(57歳、男性)は、芳香族アミンを扱う化学工場に39年勤務している。現病歴:ここ数か月で次第に尿の色が濃くなった。いきまないと排尿できなくなり、泌尿器科を受診し、採血および尿検査を受けた。既往歴:特記すべき点なし。生活歴:喫煙40本/日を36年間、焼酎120mLの飲酒をほぼ毎日、20年間続けている。身体所見:顔面、四肢に浮腫なし、黒色便なし、血便なし。検査所見:赤血球308万/μL、Hb9.9g/dL、血清アルブミン4.2g/dL、血清総ビリルビン0.2mg/dL、血糖102mg/dL、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉5.4%。
Aさんの尿所見で予測されるのはどれか。
1 蛋白尿
2 尿糖陽性
3 肉眼的血尿
4 ビリルビン尿

解答3(肉眼的血尿)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問98

Aさん(57歳、男性)は、芳香族アミンを扱う化学工場に39年勤務している。現病歴:ここ数か月で次第に尿の色が濃くなった。いきまないと排尿できなくなり、泌尿器科を受診し、採血および尿検査を受けた。既往歴:特記すべき点なし。生活歴:喫煙40本/日を36年間、焼酎120mLの飲酒をほぼ毎日、20年間続けている。身体所見:顔面、四肢に浮腫なし、黒色便なし、血便なし。検査所見:赤血球308万/μL、Hb9.9g/dL、血清アルブミン4.2g/dL、血清総ビリルビン0.2mg/dL、血糖102mg/dL、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉5.4%。
Aさんは膀胱全摘出術および回腸導管造設術を受けることになった。Aさんへの術前の説明で正しいのはどれか。
1 「浴槽のお湯に入ることはできません」
2 「水分の摂り過ぎに注意が必要です」
3 「肛門から尿が出ます」
4 「尿意は感じません」

解答4(「尿意は感じません」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問99

Aさん(57歳、男性)は、芳香族アミンを扱う化学工場に39年勤務している。現病歴:ここ数か月で次第に尿の色が濃くなった。いきまないと排尿できなくなり、泌尿器科を受診し、採血および尿検査を受けた。既往歴:特記すべき点なし。生活歴:喫煙40本/日を36年間、焼酎120mLの飲酒をほぼ毎日、20年間続けている。身体所見:顔面、四肢に浮腫なし、黒色便なし、血便なし。検査所見:赤血球308万/μL、Hb9.9g/dL、血清アルブミン4.2g/dL、血清総ビリルビン0.2mg/dL、血糖102mg/dL、ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉5.4%。
Aさんは術後から、これまでにはなかった勃起障害が出現した。Aさんのテストステロン値は13.5pg/mL(50歳代の基準値:4.6〜19.6pg/mL)であった。Aさんの勃起不全の原因で考えられるのはどれか。
1 性ホルモン分泌の低下
2 神経損傷
3 糖尿病
4 喫煙

解答2(神経損傷)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問94

Aさん(56歳、男性、会社員)は胸部食道癌と診断され、開胸開腹下で食道切除再建術を受けることになった。病状と手術の説明を聞き「酒もほとんど飲まないのに、食道癌になっちゃうんですね」と落ち込んだ様子で「早くよくなりたい。20歳から毎日 20本吸っていたタバコも手術が決まってやめました」と話した。身体所見:身長168 cm、体重54 kg、BMI 19。血液所見:Hb 13.6 g/dL、Ht 41.4%、血小板数28 万/μL、プロトロンビン時間11秒、総蛋白6.2 g/dL、アルブミン3.8 g/dL、空腹時血糖102 mg/dL、 HbA1c 4.8%。呼吸機能所見:%VC 78%、FEV1% 67%。
術前のAさんの状況から、術後に最も起こる可能性の高い合併症はどれか。
1 出血
2 無気肺
3 縫合不全
4 深部静脈血栓症〈DVT〉

解答2(無気肺)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問95

Aさん(56歳、男性、会社員)は胸部食道癌と診断され、開胸開腹下で食道切除再建術を受けることになった。病状と手術の説明を聞き「酒もほとんど飲まないのに、食道癌になっちゃうんですね」と落ち込んだ様子で「早くよくなりたい。20歳から毎日 20本吸っていたタバコも手術が決まってやめました」と話した。身体所見:身長168 cm、体重54 kg、BMI 19。血液所見:Hb 13.6 g/dL、Ht 41.4%、血小板数28 万/μL、プロトロンビン時間11秒、総蛋白6.2 g/dL、アルブミン3.8 g/dL、空腹時血糖102 mg/dL、 HbA1c 4.8%。呼吸機能所見:%VC 78%、FEV1% 67%。
Aさんは、右開胸開腹胸部食道亜全摘術、胃を用いた食道再建術、頸部リンパ節郭清術を受け、胸腔ドレーン、腹腔内ドレーン、頸部皮下ドレーン、胃管減圧チューブ、経腸栄養チューブ、膀胱留置カテーテルが挿入された。術後1日には看護師が介助してベッドサイドで立位になり、足踏みを行った。術後2日には病室から廊下に出て歩行し、看護師がドレーンバッグを持つなどの介助をした。Aさんは「こんなにたくさん管が入るとは思わなかった。1人ではとても歩けない」と話した。Aさんの離床を援助するときのドレーン類の取り扱いで正しいのはどれか。
1 ドレーン類は引っ張った状態で保持する。
2 ドレーンを気にしないで歩いてよいとAさんに伝える。
3 ドレーンバッグは、ドレーン挿入部よりも高い位置に掛ける。
4 離床前後にドレーンの固定位置が変わっていないことを確認する。

解答4(離床前後にドレーンの固定位置が変わっていないことを確認する。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問96

Aさん(56歳、男性、会社員)は胸部食道癌と診断され、開胸開腹下で食道切除再建術を受けることになった。病状と手術の説明を聞き「酒もほとんど飲まないのに、食道癌になっちゃうんですね」と落ち込んだ様子で「早くよくなりたい。20歳から毎日 20本吸っていたタバコも手術が決まってやめました」と話した。身体所見:身長168 cm、体重54 kg、BMI 19。血液所見:Hb 13.6 g/dL、Ht 41.4%、血小板数28 万/μL、プロトロンビン時間11秒、総蛋白6.2 g/dL、アルブミン3.8 g/dL、空腹時血糖102 mg/dL、 HbA1c 4.8%。呼吸機能所見:%VC 78%、FEV1% 67%。
Aさんは術後5日に経口摂取が開始となり、流動食、粥食を経て、術後2週には普通食を1日6回に分けて食べるようになった。食事については「すぐおなかがいっぱいになって、入っていかない感じなんだよね。食べ物を少しずつ口に入れる習慣がついたな」と言いながら、各食50〜70%を摂取していた。Aさんの退院時の食事指導で適切なのはどれか。
1 「よくかんでから飲み込んでください」
2 「食後は早く横になって休んでください」
3 「退院後は間食をせずに3食の食事量を確保してください」
4 「飲み込みにくいときは、お茶や汁物で流し込むといいです」

解答1(「よくかんでから飲み込んでください」)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問97

Aさん(60歳、女性、会社員)は15年前に糖尿病と診断され血糖降下薬を服用していた。その後、微量のアルブミン尿が出現し、腎機能は徐々に悪化したため、10年前からインスリン療法が開始された。Aさんは外来受診時に労作時の息切れを訴えており、肺野の水泡音と下肢の浮腫が認められ、精査加療目的で入院した。入院時は、身長155 cm、体重65 kg で1 か月前から5 kg 増加している。体温36.3 °C、呼吸数28/分、脈拍82/分、血圧160/82 mmHg であった。血液検査データは、 Hb 8.5 g/dL、HbA1c 8.5%、アルブミン3.1 g/dL、クレアチニン3.5 mg/dL、 K 4.0 mEq/Lで、推算糸球体濾過量〈eGFR〉は15 mL/分/1.73 m2 であった。
Aさんの入院時のアセスメントで適切なのはどれか。
1 栄養状態は良好である。
2 高カリウム血症である。
3 肺水腫の危険性がある。
4 血糖コントロールは良好である。

解答3(肺水腫の危険性がある。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問98

Aさん(60歳、女性、会社員)は15年前に糖尿病と診断され血糖降下薬を服用していた。その後、微量のアルブミン尿が出現し、腎機能は徐々に悪化したため、10年前からインスリン療法が開始された。Aさんは外来受診時に労作時の息切れを訴えており、肺野の水泡音と下肢の浮腫が認められ、精査加療目的で入院した。入院時は、身長155 cm、体重65 kg で1 か月前から5 kg 増加している。体温36.3 °C、呼吸数28/分、脈拍82/分、血圧160/82 mmHg であった。血液検査データは、 Hb 8.5 g/dL、HbA1c 8.5%、アルブミン3.1 g/dL、クレアチニン3.5 mg/dL、 K 4.0 mEq/Lで、推算糸球体濾過量〈eGFR〉は15 mL/分/1.73 m2 であった。
医師はAさんに透析導入の可能性について説明した。Aさんは「週に3回も病院に来るのは無理です。他の患者さんから家でできる腹膜透析もあるって聞いたけど、どういうものかしら」と看護師に尋ねた。Aさんへの腹膜透析に関する説明内容で適切なのはどれか。
1 入浴はできない。
2 腸炎の危険性がある。
3 腹腔にカテーテルを挿入する。
4 心血管系への負担が血液透析より大きい。

解答3(腹腔にカテーテルを挿入する。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問99

Aさん(60歳、女性、会社員)は15年前に糖尿病と診断され血糖降下薬を服用していた。その後、微量のアルブミン尿が出現し、腎機能は徐々に悪化したため、10年前からインスリン療法が開始された。Aさんは外来受診時に労作時の息切れを訴えており、肺野の水泡音と下肢の浮腫が認められ、精査加療目的で入院した。入院時は、身長155 cm、体重65 kg で1 か月前から5 kg 増加している。体温36.3 °C、呼吸数28/分、脈拍82/分、血圧160/82 mmHg であった。血液検査データは、 Hb 8.5 g/dL、HbA1c 8.5%、アルブミン3.1 g/dL、クレアチニン3.5 mg/dL、 K 4.0 mEq/Lで、推算糸球体濾過量〈eGFR〉は15 mL/分/1.73 m2 であった。
その後、Aさんには連続携行式腹膜透析法〈CAPD〉が開始された。同時に腹膜透析の方法と必要な自己管理についての指導が開始となった。現在の血液検査データは、Hb9.0g/dL、アルブミン2.9g/dL、クレアチニン2.5mg/dL、K3.8mEq/Lであった。また腹膜透析開始後の除水量は平均450mL/日、尿量は平均900mL/日であった。現在のAさんに対する食事指導の内容で適切なのはどれか。
1 蛋白質は0.2g/kg/日とする。
2 カリウムを含む食品の制限はない。
3 水分摂取量は除水量と同量とする。
4 総エネルギーは50kcal/kg/日とする。

解答2(カリウムを含む食品の制限はない。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問94

Aさん(55歳、男性)は会社の健康診断で便潜血が陽性となった。他の検査項目に異常がなかったため、精密検査を受けなかった。6 か月後、妻の強い勧めで病院を受診し「体調に変化がなかったので、仕事を優先していました。たくさん検査を受けないといけないのですね」と話した。Aさんに特記すべき既往歴はない。
Aさんの診断に最も有用な検査はどれか。
1 腹部MRI検査
2 大腸内視鏡検査
3 腹部超音波検査
4 腹部造影CT検査

解答2(大腸内視鏡検査)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問95

Aさん(55歳、男性)は会社の健康診断で便潜血が陽性となった。他の検査項目に異常がなかったため、精密検査を受けなかった。6 か月後、妻の強い勧めで病院を受診し「体調に変化がなかったので、仕事を優先していました。たくさん検査を受けないといけないのですね」と話した。Aさんに特記すべき既往歴はない。
Aさんは腹腔鏡を用いた気腹法による左半結腸切除術を受けることになった。入院に付き添ってきた妻は「腸を半分も切ると言われて驚いてしまいました。ずいぶん切るそうですが、どんな手術になるのかしら」と話した。Aさんの手術について正しいのはどれか。
1 局所麻酔で行う。
2 上行結腸側を切除する。
3 20cm程の切開創ができる。
4 二酸化炭素を腹腔内に入れる。

解答4(二酸化炭素を腹腔内に入れる。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問96

Aさん(55歳、男性)は会社の健康診断で便潜血が陽性となった。他の検査項目に異常がなかったため、精密検査を受けなかった。6 か月後、妻の強い勧めで病院を受診し「体調に変化がなかったので、仕事を優先していました。たくさん検査を受けないといけないのですね」と話した。Aさんに特記すべき既往歴はない。
Aさんは予定通りに手術を受け、順調に経過した。術後4日、Aさんは粥食を摂取し「退院したら早く仕事に戻りたい。入院したときは、身長176cm、体重70kgだったけれど、入院して2kg減った。退院後はどうなるのでしょうか」と言った。血液検査では、赤血球510万/μL、Hb 13.8g/dL、Ht 40%、白血球8,200/μL、総蛋白7.0g/dL、アルブミン5.1g/dLであった。Aさんへの説明で適切なのはどれか。
1 貧血が進行する。
2 下痢をしやすくなる。
3 体重を減らす必要がある。
4 食後に低血糖が起こりやすくなる。

解答2(下痢をしやすくなる。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問97

Aさん(21歳、女性、大学生)は半年ほど前から疲れやすさを自覚していた。その後、安静時にも息切れと動悸が出現するようになり、1 か月前から所属するテニスサークルを休んでいる。数日前からは手が震えるようになり、学業にも支障が出てきた。頻繁に汗が出ると自覚しており、母親から「首が腫れている」と指摘され受診した。受診時は、身長160 cm、体重44 kg で半年前から6 kg 減少している。体温37.5 °C、呼吸数22/分、脈拍132/分、血圧152/70 mmHg であった。
診察の結果、Basedow〈バセドウ〉病が疑われ、甲状腺アイソトープ〈¹²³I〉摂取率検査を受けることになった。検査前の食事で制限するのはどれか。
1 果物
2 肉類
3 海藻類
4 緑黄色野菜

解答3(海藻類)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問98

Aさん(21歳、女性、大学生)は半年ほど前から疲れやすさを自覚していた。その後、安静時にも息切れと動悸が出現するようになり、1 か月前から所属するテニスサークルを休んでいる。数日前からは手が震えるようになり、学業にも支障が出てきた。頻繁に汗が出ると自覚しており、母親から「首が腫れている」と指摘され受診した。受診時は、身長160 cm、体重44 kg で半年前から6 kg 減少している。体温37.5 °C、呼吸数22/分、脈拍132/分、血圧152/70 mmHg であった。
AさんはBasedow〈バセドウ〉病と診断され抗甲状腺薬での治療が開始された。Aさんには、疾患を正しく理解し、定期受診や内服の自己管理が行えるよう指導が行われた。Aさんは「薬が必要だと分かったけれど、副作用が怖い」と訴えている。早めの受診が必要な副作用(有害事象)はどれか。
1 口渇
2 脱毛
3 発熱
4 皮膚の搔痒感

解答3(発熱)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問99

Aさん(21歳、女性、大学生)は半年ほど前から疲れやすさを自覚していた。その後、安静時にも息切れと動悸が出現するようになり、1 か月前から所属するテニスサークルを休んでいる。数日前からは手が震えるようになり、学業にも支障が出てきた。頻繁に汗が出ると自覚しており、母親から「首が腫れている」と指摘され受診した。受診時は、身長160 cm、体重44 kg で半年前から6 kg 減少している。体温37.5 °C、呼吸数22/分、脈拍132/分、血圧152/70 mmHg であった。
2週後の外来受診でAさんは「Basedow〈バセドウ〉病を知るほど怖くなってきた。眼が出ることもあるって。最近、足がつることが多くてテニスもできていない。就職が決まったけど働くことができるのかしら。将来、結婚したり妊娠したりできるのかも心配」と思いを訴えた。看護師の返答で適切なのはどれか。
1 「自宅療養が必要です」
2 「眼が出ることはありません」
3 「妊娠、出産は避けてください」
4 「症状が落ちつけば運動できます」

解答4(「症状が落ちつけば運動できます」)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問100

Aさん(68歳、女性、事務員)は夫(74歳、事務所長)と息子(39歳、会社員)と3人で暮らしている。現病歴: 2 か月前に自宅の廊下で転倒し、壁に右前額部をぶつけたが、そのまま様子をみていた。3週前から軽い頭痛があり、左上下肢の脱力感と言葉が出にくいなどの症状が出現した。かかりつけの病院を受診し、慢性硬膜下血腫と診断され、入院して穿頭ドレナージ術を受けた。既往歴:48歳から左変形性膝関節症で鎮痛薬を内服し、医師から体重コントロールを指導されていた。58歳から高血圧症と脂質異常症のため内服治療中であった。生活歴:入院前の日常生活動作〈ADL〉は自立しており、左膝関節痛のため室内は壁や家具に手をついて移動し、外出時は T字杖を使用していた。家事をしながら夫の事務所を手伝っていた。身体所見:身長154 cm、体重72 kg。
手術後5日、Aさんは左上肢に軽度の麻痺はあるが、病棟内を歩行器でゆっくりと歩けるようになった。Aさんは、歩き始めると徐々に右側に寄っていく。また、左側の壁に歩行器をぶつけそうになったり、Aさんの左側に看護師がいても気が付かず、そのまま通り過ぎようとしたりする。このときのAさんの状況で考えられるのはどれか。
1 左変形性膝関節症の悪化
2 半側空間無視
3 聴覚障害
4 視野障害

解答2(半側空間無視)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問101

Aさん(68歳、女性、事務員)は夫(74歳、事務所長)と息子(39歳、会社員)と3人で暮らしている。現病歴: 2 か月前に自宅の廊下で転倒し、壁に右前額部をぶつけたが、そのまま様子をみていた。3週前から軽い頭痛があり、左上下肢の脱力感と言葉が出にくいなどの症状が出現した。かかりつけの病院を受診し、慢性硬膜下血腫と診断され、入院して穿頭ドレナージ術を受けた。既往歴:48歳から左変形性膝関節症で鎮痛薬を内服し、医師から体重コントロールを指導されていた。58歳から高血圧症と脂質異常症のため内服治療中であった。生活歴:入院前の日常生活動作〈ADL〉は自立しており、左膝関節痛のため室内は壁や家具に手をついて移動し、外出時は T字杖を使用していた。家事をしながら夫の事務所を手伝っていた。身体所見:身長154 cm、体重72 kg。
Aさんは毎日のリハビリテーションに積極的に参加していたが、訓練後はベッドで横になっていることが増えた。ある日、Aさんは「思うように手が動かないとイライラする。段々とやる気がなくなってきた。でも、夫も仕事と家事が大変だと思うので、リハビリを頑張らないといけないのよね」と焦った様子で看護師に話した。このときのAさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。
1 「もっと訓練を頑張りましょう」
2 「訓練の回数を増やしてみましょう」
3 「ゆっくり訓練をしていきましょう」
4 「家族に訓練を手伝ってもらいましょう」

解答3(「ゆっくり訓練をしていきましょう」)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問102

Aさん(68歳、女性、事務員)は夫(74歳、事務所長)と息子(39歳、会社員)と3人で暮らしている。現病歴: 2 か月前に自宅の廊下で転倒し、壁に右前額部をぶつけたが、そのまま様子をみていた。3週前から軽い頭痛があり、左上下肢の脱力感と言葉が出にくいなどの症状が出現した。かかりつけの病院を受診し、慢性硬膜下血腫と診断され、入院して穿頭ドレナージ術を受けた。既往歴:48歳から左変形性膝関節症で鎮痛薬を内服し、医師から体重コントロールを指導されていた。58歳から高血圧症と脂質異常症のため内服治療中であった。生活歴:入院前の日常生活動作〈ADL〉は自立しており、左膝関節痛のため室内は壁や家具に手をついて移動し、外出時は T字杖を使用していた。家事をしながら夫の事務所を手伝っていた。身体所見:身長154 cm、体重72 kg。
Aさんは症状が改善したので自宅へ退院することになった。Aさんは病棟内をT字杖で歩行し、ベッド周囲ではベッド柵につかまったり、床頭台に手をついたりして歩いている。Aさんは「やっと家に帰れるので、家事を頑張りたい」と話している。Aさんの夫は「また家の中で転ばないように、私にできることがあれば教えてほしい」と看護師に尋ねた。Aさんの夫への提案で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 台所に厚いマットを敷く。
2 廊下に足元灯を設置する。
3 室内にある家具を固定する。
4 室内用スリッパを準備する。
5 室内用の車椅子を購入する。

解答2(廊下に足元灯を設置する。)、3(室内にある家具を固定する。)

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