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理由で解く 看護師国試

S状結腸による人工肛門は左下腹部(腹直筋内・平坦部で自己管理しやすい部位)に造設する=③。
図は人体の前面(①②③)と背面(④)を示し、腹部中央の「0」は臍である。人工肛門(多くはS状結腸ストーマ)は、S状結腸が腹腔の左側を走行するため左下腹部に造設される。左下腹部は腹直筋内で腹壁が平坦であり、臍・肋骨弓・腸骨・瘢痕・ベルトラインといった凹凸を避けられ、患者本人が座位でも見えて自己管理・装具装着がしやすい理想的な部位である。前面の画像右側にある③が患者の左下腹部にあたり、これが正答。①は上腹部で位置が高く肋骨弓に近いため不適、②は患者の右下腹部で回腸ストーマなどの部位、④は背面の殿部でそもそもストーマを造設できる腹壁ではない。
| ストーマの種類 | 主な造設部位 |
|---|---|
| S状結腸ストーマ(直腸切断術後) | 左下腹部 |
| 横行結腸ストーマ | 上腹部(正中やや右または左) |
| 回腸ストーマ(イレオストミー) | 右下腹部 |
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