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理由で解く 看護師国試
胃切除を伴う膵頭十二指腸切除術後は胃の貯留・調節機能が失われ、食物が急速に腸へ流入するためダンピング症状が起こりやすい。
膵頭十二指腸切除術〈PD〉では膵頭部・十二指腸・胆管・胆嚢に加え本症例では胃も切除されている。胃を切除すると食物の貯留・少量ずつ送り出す調節機能が失われ、高浸透圧の食物が急速に小腸へ流入して早期・後期ダンピング症候群が起こりやすい(選択肢4が正)。膵切除により消化酵素(特に脂肪分解のリパーゼ)が低下するため脂質の消化吸収が障害され、脂質制限や消化酵素補充が必要となる。また消化吸収能低下で低栄養・体重減少を来しやすくカロリー制限は不要であり、腸の通過が速く下痢(脂肪便)が起こりやすい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ダンピング症候群 | 胃切除により起こりやすい |
| 排便 | 下痢・脂肪便が起こりやすい |
| 脂質 | リパーゼ低下により制限・酵素補充が必要 |
| 栄養 | 低栄養傾向、カロリー制限は不要 |
| 食べ方 | 少量頻回・ゆっくり摂取を指導 |
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