学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 状況設定 / Q112P095
理由で解く 看護師国試

※本問は複数正答(厚生労働省が複数の選択肢を正解と認定)。選択肢 1/3 のいずれを選んでも正解。
右側の血腫による脳ヘルニアで右動眼神経が圧迫され、右瞳孔散大(散瞳)・対光反射消失を呈する。
右側の急性硬膜外血腫による頭蓋内圧亢進が進行し、血圧上昇・脈圧の開大・意識反応の消失(クッシング現象)がみられ、テント切痕(鉤)ヘルニアの状態と考えられる。ヘルニアにより病変と同側(右側)の動眼神経が圧迫されると、副交感神経(縮瞳を担う)が障害され、右の瞳孔が散大(散瞳)し対光反射が消失する。したがって右眼が散大した図(選択肢3)がこの病態に合致する。両側が極端に縮瞳した図や左眼が散大した図は、右側病変による同側の動眼神経麻痺とは合わない。なお本問は複数正答の措置がとられており、左右差のない図(選択肢1)も正解として認められている。
| 所見 | 内容 |
|---|---|
| 瞳孔 | 病変と同側の瞳孔散大・対光反射消失 |
| 血圧・脈拍 | 血圧上昇・徐脈・脈圧開大(クッシング現象) |
| 意識・運動 | 意識低下、痛み刺激への反応消失 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。