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理由で解く 看護師国試

胸部X線で心陰影拡大・両下肺野のうっ血像・肋骨横隔膜角の鈍化(胸水)を認めれば、うっ血性心不全を示唆する。
参照する胸部エックス線写真(正面像)では、心陰影が著明に拡大しており(心胸郭比が明らかに50%を超える)、両側の下肺野に透過性低下・すりガラス様のうっ血像を認める。さらに肋骨横隔膜角が鈍化しており(特に左側)、胸水の貯留が示唆される。これらは体液過剰によるうっ血性心不全の典型的な画像所見である。体液過剰状態に対しては緊急血液透析で余剰水分を除去することが治療となり、病態として矛盾しない。一方、貧血(赤血球量減少)や電解質異常(低カリウム血症・低ナトリウム血症)は血液検査で評価する病態であり、胸部X線写真からは診断できない。したがって画像が支持する正答は「心不全」である。
| 所見 | 数値・内容 | 解釈 |
|---|---|---|
| 体重 | 1週で4kg増加 | 体液過剰(溢水) |
| 血圧 | 178/105mmHg | 溢水による高血圧 |
| 血清カリウム | 6.8mEq/L | 高カリウム血症 |
| 血清ナトリウム | 138.5mEq/L | 正常 |
| 全身浮腫・呼吸苦 | あり | 心不全・肺うっ血 |
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