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理由で解く 看護師国試
上半身を起こすセミファウラー位は横隔膜が下がり肺の拡張が得られ、胸水貯留下の呼吸困難を緩和する。
呼吸困難のある患者では、上半身を挙上して座位に近い姿勢(起座位・ファウラー位・セミファウラー位)をとると、横隔膜が下降して肺が拡張しやすくなり、腹部臓器による横隔膜の押し上げも軽減されて換気が改善する。セミファウラー位(15〜30度程度の頭側挙上)は、呼吸を楽にしつつ患者の負担が少なく、胸水貯留による呼吸困難の緩和に適切である。半腹臥位や側臥位は本例の両側胸水による呼吸困難の緩和として第一選択とはならず、上半身挙上ほどの換気改善効果は期待しにくい。
| 体位 | 特徴 | 呼吸困難への効果 |
|---|---|---|
| 起座位 | 前傾して座る | 高い(重度時) |
| ファウラー位 | 45〜60度挙上 | 高い |
| セミファウラー位 | 15〜30度挙上 | あり・負担少 |
| 仰臥位・側臥位 | 水平に近い | 低い |
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