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理由で解く 看護師国試
抗甲状腺薬の最も重大な副作用は無顆粒球症。発熱・咽頭痛が出たら服薬を中止し直ちに受診するよう指導する。
抗甲状腺薬(チアマゾール、プロピルチオウラシル)の重大な副作用に無顆粒球症がある。顆粒球(好中球)が著減して感染防御が破綻し、突然の発熱や咽頭痛で発症する。放置すれば重症感染症で致命的になり得るため、「発熱・のどの痛みが出たら服薬を中止してすぐ受診し、血液検査(白血球分画)を受ける」ことを開始時に必ず指導する。投与開始後2〜3か月以内に多いことも押さえておく。皮膚搔痒感や発疹は比較的頻度の高い副作用だが多くは抗ヒスタミン薬などで対応可能であり、緊急受診の優先度は発熱に劣る。口渇・脱毛は本剤に特徴的な緊急性のある副作用ではない。
| 副作用 | 症状・特徴 | 対応 |
|---|---|---|
| 無顆粒球症(重大) | 突然の発熱・咽頭痛。開始2〜3か月以内に多い | 服薬中止し直ちに受診・血液検査 |
| 発疹・搔痒感 | 比較的頻度が高い | 受診のうえ抗ヒスタミン薬や薬剤変更を検討 |
| 肝機能障害(重大) | 倦怠感・黄疸など | 定期的な肝機能検査、異常時は受診 |
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