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理由で解く 看護師国試
肺気腫〈COPD〉では気道閉塞と肺胞の弾性収縮力低下により息が吐き出せず、空気とらえこみ〈air trapping〉で残気量が増加する。1秒率・PaO2は低下する。
Aさんは長年の喫煙歴により肺気腫〈COPD〉と診断されている。COPDでは肺胞壁の破壊により肺の弾性収縮力が低下し、呼気時に末梢気道が虚脱して息を十分に吐き出せなくなる(閉塞性換気障害)。その結果、呼出しきれない空気が肺内に残る air trapping が起こり、残気量が増加して肺は過膨張となる(胸部X線でのビール樽状胸郭・横隔膜平低化)。一方、1秒率は70%未満に低下(COPDの診断基準)し、ガス交換障害によりPaO2も低下する。1回換気量は増加を示す指標ではない。
| 指標 | COPDでの変化 |
|---|---|
| 1秒率〈FEV1%〉 | 低下(70%未満:診断基準) |
| 残気量〈RV〉 | 増加〈air trapping〉 |
| 全肺気量〈TLC〉 | 増加(肺過膨張) |
| 肺活量〈VC〉 | 進行すると低下 |
| PaO2 | 低下 |
| PaCO2 | 進行例で上昇 |
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