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理由で解く 看護師国試
甲状腺全摘出術では副甲状腺も損傷・摘出されやすく、低カルシウム血症によるテタニー(手指のつっぱり・しびれ)が起こりやすい。
甲状腺の背面に接する副甲状腺は、甲状腺全摘出術の際に損傷または誤って摘出されることがある。副甲状腺ホルモン〈PTH〉が低下すると血清カルシウムが低下し、テタニー症状として手指・口周囲のしびれや筋のつっぱり(手がつる感じ)、Chvostek徴候・Trousseau徴候が出現しやすい。したがって「手がつる感じがあります」という説明が最も適切である。
| 合併症 | 原因 | 症状 |
|---|---|---|
| 低カルシウム血症 | 副甲状腺の損傷・摘出 | 手指・口周囲のしびれ、テタニー、けいれん |
| 反回神経麻痺 | 反回神経の損傷 | 嗄声、誤嚥(両側なら呼吸困難) |
| 術後出血 | 止血不十分 | 頸部腫脹、気道圧迫による呼吸困難 |
| 甲状腺機能低下 | 甲状腺組織の喪失 | 全身倦怠感、浮腫(ホルモン補充が必要) |
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