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理由で解く 看護師国試

労作性狭心症の運動負荷心電図では、発作時(運動時)に心筋虚血を反映したST低下が出現する。
図はトレッドミル運動負荷試験の心電図で、上段【発作時】、下段【安静時】が対比されている。安静時はR波直立・ST部分は基線上・T波直立と正常だが、発作時(運動負荷による狭心症発作時)にはQRS後のST部分が基線より下方へ偏位し、ST低下(ST下降)が出現している。労作性狭心症では運動負荷により心筋の酸素需要が供給を上回り虚血が生じ、その心電図所見としてST低下が現れ、安静で改善するのが典型である。したがって「発作時はST低下がある」が適切。P波低下・安静時の異常Q波・冠性T波・QRS幅拡大はいずれも本図に認めない。
| 病態 | 代表的な心電図所見 |
|---|---|
| 労作性狭心症(発作時) | ST低下(水平型・下降型) |
| 異型狭心症(攣縮) | 一過性のST上昇 |
| 急性心筋梗塞 | ST上昇・異常Q波・冠性T波 |
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