学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第5章 ▸ 状況設定 / Q109A118
理由で解く 看護師国試
言葉の内容は保たれ発音だけがうまくできない『ろれつが回らない』状態は構音障害である。
Aさんは声をかけると『だいじょうぶ』と意味の通る返答をしており、言語の理解・表出(言葉を選ぶ働き)は保たれている。一方でろれつが回らず発音が不明瞭であり、これは発声・構音に関わる筋の運動障害=構音障害を示す。失語は言葉の理解・表出そのものが障害され、意味の通る返答が困難になる点で異なる。痙縮は筋緊張亢進、パーキンソニズムは振戦・固縮・無動などの運動症状であり、いずれも本場面の発話の症状には当てはまらない。右足を引きずる片麻痺様所見と併せ、脳血管障害を疑う所見である。
| 項目 | 構音障害 | 失語 |
|---|---|---|
| 障害部位 | 発声・構音の運動 | 言語中枢(理解・表出) |
| 言葉の内容 | 適切(意味は通る) | 誤り・喚語困難 |
| 特徴 | ろれつが回らない | 言い間違い・理解困難 |
解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。