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理由で解く 看護師国試 第7章

状況設定

第07分野 小児看護学 全89問

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問100

A君(2か月、男児)は、1か月児健康診査で尿道下裂の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂と診断された。主治医から母親に対し、体重の増加を待ち1歳前後で尿道形成術を行う必要性について説明があった。母親から看護師に対し「手術を受けるまでの間、どう過ごしたらよいですか」と質問があった。
看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「尿量を計測してください」
2 「手術まで外来の受診はありません」
3 「予防接種の時期は主治医と相談してください」
4 「オムツを交換するたびに尿道口を消毒してください」

解答3(「予防接種の時期は主治医と相談してください」)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問101

A君(2か月、男児)は、1か月児健康診査で尿道下裂の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂と診断された。主治医から母親に対し、体重の増加を待ち1歳前後で尿道形成術を行う必要性について説明があった。母親から看護師に対し「手術を受けるまでの間、どう過ごしたらよいですか」と質問があった。
A君は1歳3か月になり、尿道形成術を行うために入院した。手術当日、点滴静脈内注射による持続点滴と尿道カテーテルが挿入された状態で帰室した。創部の陰茎全体はガーゼとフィルムドレッシング材で保護されていた。手術翌日、ガーゼに茶褐色の血液が付着していた。創部が排便で汚染されており、ガーゼを外すと創部に軽度腫脹がみられているが膿の付着はない。尿道カテーテルの周囲から尿が漏れていた。A君は「ママ」と言い不機嫌に泣いている。体温37.0°C、呼吸数28/分、脈拍120/分、血圧100/58mmHgであった。この時点のA君の状態として最も可能性が高いのはどれか。
1 創部痛はない。
2 出血が続いている。
3 創部の感染を起こしている。
4 尿道カテーテルが閉塞している。

解答4(尿道カテーテルが閉塞している。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問102

A君(2か月、男児)は、1か月児健康診査で尿道下裂の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂と診断された。主治医から母親に対し、体重の増加を待ち1歳前後で尿道形成術を行う必要性について説明があった。母親から看護師に対し「手術を受けるまでの間、どう過ごしたらよいですか」と質問があった。
A君は、手術を受けて1週が経過した。全身状態が安定したため、尿道カテーテルが抜去された。医師から母親に「3日間、経過を観察し、問題がなければ退院できます。退院1か月後に外来を受診してください」と説明があった。退院から外来受診までの日常生活の留意点に関して看護師が母親へ指導することになった。指導で適切なのはどれか。
1 「水分は控えましょう」
2 「入浴は避けましょう」
3 「1日1回導尿をしましょう」
4 「腹ばいの姿勢は避けましょう」

解答4(「腹ばいの姿勢は避けましょう」)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問103

A君(2歳6か月、男児)。両親との3人暮らし。脳性麻痺と診断され、自力で座位の保持と歩行はできず専用の車椅子を使用している。話しかけると相手の目を見て笑顔を見せ、喃語を話す。食事はきざみ食でスプーンを使うことができるが、こぼすことが多く介助が必要である。排泄、清潔および更衣は全介助が必要である。
定期受診のため外来を受診した。バイタルサインは、体温37.5°C、呼吸数32/分、心拍数120/分、血圧108/48mmHgであった。両上肢と手関節は屈曲、両下肢は交差伸展し、背を反らしており、全身が緊張している。母親は看護師に「Aは、便は出ない日がありますが大体毎日出ています。時々夜遅くまで眠らない日がありますが日中は機嫌良くしています」と話した。母親に指導すべき内容で優先度が高いのはどれか。
1 感染予防
2 筋緊張の緩和
3 排便コントロール
4 呼吸機能の悪化予防
5 睡眠パターンのコントロール

解答2(筋緊張の緩和)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問104

A君(2歳6か月、男児)。両親との3人暮らし。脳性麻痺と診断され、自力で座位の保持と歩行はできず専用の車椅子を使用している。話しかけると相手の目を見て笑顔を見せ、喃語を話す。食事はきざみ食でスプーンを使うことができるが、こぼすことが多く介助が必要である。排泄、清潔および更衣は全介助が必要である。
A君の食事について看護師が母親に尋ねると「食べこぼしが多く、食べながらうとうとしてしまい時間がかかるし、十分な量も食べられていません」と話した。A君の食事に関する母親への指導で最も適切なのはどれか。
1 「経腸栄養剤の開始について医師と相談しましょう」
2 「ホームヘルパーの依頼を検討しましょう」
3 「食事時間を20分以内にしましょう」
4 「ペースト食にしてみましょう」

解答4(「ペースト食にしてみましょう」)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午前 問105

A君(2歳6か月、男児)。両親との3人暮らし。脳性麻痺と診断され、自力で座位の保持と歩行はできず専用の車椅子を使用している。話しかけると相手の目を見て笑顔を見せ、喃語を話す。食事はきざみ食でスプーンを使うことができるが、こぼすことが多く介助が必要である。排泄、清潔および更衣は全介助が必要である。
現在、A君の母親は妊娠16週で順調に経過している。母親は「出産のときにAを預かってくれるところを探そうと思っています」と看護師に話した。父親は会社員で、毎日20時ころ帰宅する。A君の祖父母は遠方に住んでおり支援をすることができない。母親に情報提供する社会資源で最も適切なのはどれか。
1 乳児院
2 病児保育
3 情緒障害児短期入所施設
4 レスパイトを目的とする入院
5 ファミリーサポートセンター

解答4(レスパイトを目的とする入院)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問97

Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。
看護師が収集すべきAちゃんの情報で優先度が高いのはどれか。
1 食欲
2 家族歴
3 手術歴
4 海外渡航歴
5 初経の発来の有無

解答1(食欲)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問98

Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。
Aちゃんは排尿回数が減少し、全身に浮腫が認められた。血圧は110/68mmHgであった。尿検査を行い、尿蛋白4+であった。血液検査は、アルブミン1.3g/dL、総コレステロール350mg/dL、クレアチニン0.4mg/dL、Na130mEq/L、K4.5mEq/Lであった。特発性ネフローゼ症候群と診断され入院した。Aちゃんが摂取を制限する必要があるのはどれか。
1 ナトリウム
2 カリウム
3 蛋白質
4 水分
5 リン

解答1(ナトリウム)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問99

Aちゃん(11歳、女児)。眼瞼浮腫がみられたため、眼科を受診し治療を受けたが改善しなかった。その後、Aちゃんと母親が下腿の浮腫に気付き眼科の医師に相談したところ、特発性ネフローゼ症候群を疑われたため、小児科のある病院を紹介され受診した。
Aちゃんは、ステロイド治療の開始後10日で尿蛋白が陰性となり、浮腫等の症状が改善した。入院後3週、ステロイド薬の副作用(有害事象)として、満月様顔貌が出現している。他に明らかな副作用(有害事象)は出現していない。ステロイド薬の内服を続けながら退院することになった。Aちゃんの退院後の生活について指導する内容で適切なのはどれか。
1 日光を避ける。
2 体重の測定は毎日行う。
3 1か月は学校を欠席する。
4 入浴ではなくシャワー浴とする。
5 満月様顔貌が気になる場合もステロイド薬の内服を続ける。

解答5(満月様顔貌が気になる場合もステロイド薬の内服を続ける。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問109

Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。
訪問看護師が行う母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか。
1 注入する前に排便させる。
2 注入中は側臥位を保つようにする。
3 カテーテルは毎日場所を変えて固定する。
4 家族と同じ食事を流動食にして注入する。

解答3(カテーテルは毎日場所を変えて固定する。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問110

Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。
訪問看護師は、Aちゃんの誤嚥性肺炎を予防するケアの方法を母親に指導することにした。母親が行うAちゃんへのケアとして適切なのはどれか。
1 腹式呼吸を促す。
2 咳嗽の訓練を行う。
3 胸郭可動域の訓練を行う。
4 含嗽液を用いてうがいをさせる。

解答3(胸郭可動域の訓練を行う。)

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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問111

Aちゃん(6歳、女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で、移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。
母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど、入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。
1 自宅に教員を派遣できる小学校に連絡する。
2 Aちゃんが入学できる特別支援学校を紹介する。
3 父親に仕事を調整してAちゃんの送迎をするよう勧める。
4 教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。

解答4(教育委員会に小学校入学に関する相談をするよう勧める。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問100

Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。
受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。
1 体温
2 心拍数
3 腸蠕動音
4 蕁麻疹の範囲

解答2(心拍数)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問101

Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。
母親への看護師の対応として最も適切なのはどれか。
1 入院中の生活の留意点を説明する。
2 父親が到着するまで待合室で待機してもらう。
3 来院時から現在までのAちゃんの様子を伝える。
4 Aちゃんが食物アレルギーと診断されたときの母親の思いを聴く。

解答3(来院時から現在までのAちゃんの様子を伝える。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午前 問102

Aちゃん(3歳、女児)は、父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーと診断され、医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、蕁麻疹と咳嗽が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。
翌日、Aちゃんは症状が落ち着いたため退院することとなった。母親は「卵を除去した給食を出してもらっていたのですが、また今回の様なことが起こるのではないかと心配です」と不安な様子である。このときの母親への指導として最も適切なのはどれか。
1 「保育所はしばらくお休みしましょう」
2 「給食内容を保育所の栄養士に相談しましょう」
3 「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」
4 「保育所の園児に保育士からアレルギーについて説明してもらいましょう」

解答3(「今後の給食時の対応を保育士と相談しましょう」)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問100

A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32°Cであった。15分休憩し練習を再開したところ、A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。
B教諭が病院に電話連絡したところ、熱中症の疑いがあるため、A君をタクシーで病院に連れて行くこととなった。このときのA君の意識は清明で、体温は38.7℃であった。病院到着までに、看護師がB教諭に指示する処置として適切なのはどれか。
1 A君の体を冷やす。
2 A君に水を飲ませる。
3 A君の上体を高くする。
4 中枢から末梢に向けてA君の手足をマッサージする。

解答1(A君の体を冷やす。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問101

A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32°Cであった。15分休憩し練習を再開したところ、A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。
B教諭に付き添われて、A君は病院に到着した。来院時、A君のバイタルサインは、体温38.5℃、呼吸数26/分、脈拍128/分、血圧90/48mmHgであった。口唇粘膜は乾燥し、皮膚をつまむとゆっくり戻る状態であった。血液検査データは、赤血球580万/μL、白血球12,500/μL、Hb16.8g/dL、Na152mEq/L、K4.0mEq/L、Cl109mEq/L、クレアチニン0.9mg/dL であった。尿比重1.035。受診時の身長165cm、体重57kg(発症前60kg)。A君の状態に対するアセスメントとして適切なのはどれか。
1 貧血である。
2 低カリウム血症である。
3 高ナトリウム血症である。
4 循環血液量が増加している。
5 ツルゴール反応は正常である。

解答3(高ナトリウム血症である。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問102

A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32°Cであった。15分休憩し練習を再開したところ、A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。
A君は熱中症と診断された。点滴静脈内注射の後、A君の状態は回復し、家族とともに帰宅することとなった。付き添いのB教諭から、今後の部活動における熱中症予防について看護師に相談があった。熱中症予防のための指導内容で適切なのはどれか。
1 袖口の狭い服の着用を促す。
2 口渇がなくても水分摂取を促す。
3 湿度が高いときに部活動をする。
4 休憩は90分に1回を目安にする。

解答2(口渇がなくても水分摂取を促す。)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問103

A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および蛋白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。身体所見:体温36.7°C、血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。検査所見:血液所見:赤血球470万/μL、白血球5,600/μL、血小板21万/μL。プロトロンビン活性〈PT活性〉105%(基準値80〜120%)、活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.1mg/dL。補体価〈CH50〉41IU/mL(基準値30〜45IU/mL)、抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50〜99/1視野。
A君の状態から最も考えられる疾患はどれか。
1 川崎病
2 血友病A
3 急性リンパ性白血病
4 全身性エリテマトーデス〈SLE〉
5 Henoch-Schönlein〈ヘノッホ・シェーンライン〉紫斑病〈IgA血管炎〉

解答5(Henoch-Schönlein〈ヘノッホ・シェーンライン〉紫斑病〈IgA血管炎〉)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問104

A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および蛋白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。身体所見:体温36.7°C、血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。検査所見:血液所見:赤血球470万/μL、白血球5,600/μL、血小板21万/μL。プロトロンビン活性〈PT活性〉105%(基準値80〜120%)、活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.1mg/dL。補体価〈CH50〉41IU/mL(基準値30〜45IU/mL)、抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50〜99/1視野。
その後6か月間、A君は外来で経過観察となった。関節症状および紫斑は自然に消失したが、尿の異常と低蛋白血症は変わらず、その他の所見も変化がなかった。A君の尿の異常の確定診断をするために最も重要な検査はどれか。
1 腎生検
2 咽頭培養
3 腹部MRI
4 クレアチニンクリアランスの測定

解答1(腎生検)

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出典:第107回看護師国家試験(2018)午後 問105

A君(13歳、男子)。2週前から下腿の紫斑、腹痛、膝関節の疼痛が出現し、近くのクリニックを受診した。血尿および蛋白尿も認められたため、病院を紹介され受診した。既往歴および家族歴に特記すべきことはない。身体所見:体温36.7°C、血圧110/66mmHg。意識清明。腹痛、浮腫なし。両膝関節の軽度の疼痛があるが、腫脹および発赤なし。両下腿に紫斑が散在している。検査所見:血液所見:赤血球470万/μL、白血球5,600/μL、血小板21万/μL。プロトロンビン活性〈PT活性〉105%(基準値80〜120%)、活性化部分トロンボプラスチン時間〈APTT〉32.0秒(基準対照31.2秒)。クレアチニン0.56mg/dL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.1mg/dL。補体価〈CH50〉41IU/mL(基準値30〜45IU/mL)、抗核抗体陰性。尿所見:蛋白3+、潜血2+、赤血球50〜99/1視野。
検査の結果、A君は2年間のステロイド治療が必要と判断された。1か月後に外来受診の予定である。看護師からA君に対して行う生活指導で適切なのはどれか。
1 「水分を積極的に摂取してください」
2 「紫斑が出現したら記録してください」
3 「蛋白質を制限した食事を摂取してください」
4 「日光をなるべく浴びないようにしてください」

解答2(「紫斑が出現したら記録してください」)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問103

Aちゃん(1歳6か月、男児)は、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。診察では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病および脱水症と診断された。Aちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症の治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。Aちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫脹や発赤はない。
Aちゃんに対する看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1 四肢の抑制を行う。
2 気をそらすよう工夫する。
3 点滴静脈内注射のラインを短くする。
4 点滴静脈内注射の必要性を説明する。

解答2(気をそらすよう工夫する。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問104

Aちゃん(1歳6か月、男児)は、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。診察では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病および脱水症と診断された。Aちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症の治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。Aちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫脹や発赤はない。
Aちゃんの血液検査の結果は、白血球15,000/μL、血小板45万/μL、CRP 4.8mg/dLであり、心臓超音波検査に異常はなかった。γ-グロブリン製剤の点滴静脈内注射が開始された。10分後にAちゃんは腹部をかきはじめ、全身にかゆみを伴う膨隆疹と喘鳴、口唇のチアノーゼが出現した。Aちゃんの状態として最も考えられるのはどれか。
1 イレウス
2 心筋梗塞
3 アレルギー反応
4 クループ症侯群

解答3(アレルギー反応)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午前 問105

Aちゃん(1歳6か月、男児)は、5日前から発熱し、自宅近くのかかりつけ医に通院していたが解熱せず、昨日から眼球結膜の充血、口唇の発赤と亀裂が出現したため入院した。診察では、体幹の発疹と手足の浮腫もあり、川崎病および脱水症と診断された。Aちゃんに対し、点滴静脈内注射による脱水症の治療が開始され、左手掌から前腕までシーネで固定された。Aちゃんは機嫌が悪く、両手をバタバタと上下に動かしながら泣いている。左手背の留置針刺入部には、腫脹や発赤はない。
Aちゃんの心臓超音波検査結果では、冠状動脈瘤の所見はなかった。Aちゃんは、全身状態が安定したため退院することになった。看護師からAちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。
1 運動の制限がある。
2 定期受診が必要である。
3 水分摂取量の制限がある。
4 保育所への通所は2週間禁止する。

解答2(定期受診が必要である。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問100

Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。
Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数36/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%であった。Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。
1 小発作
2 中発作
3 大発作
4 呼吸不全

解答2(中発作)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問101

Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。
救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数32/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94%であったため入院することになった。入院後、鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日3回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止された。バイタルサインは、体温36.8℃、呼吸数22/分、心拍数94/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し、笑顔が見られるようになった。この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。
1 排痰を促す。
2 胸式呼吸を促す。
3 水分摂取を控える。
4 ベッド上安静とする。

解答1(排痰を促す。)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問102

Aちゃん(8歳、女児)は、両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く、年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは、ダニとハウスダストである。
気管支喘息による発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。
1 「咳が出なくても体育の授業は見学しましょう」
2 「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」
3 「咳が出なくなったら薬はやめましょう」
4 「部屋の空気の入れ替えはやめましょう」

解答2(「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問103

Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。
浣腸後に想定される反応便はどれか。
1 兎糞便
2 タール便
3 灰白色便
4 米のとぎ汁様便
5 イチゴゼリー様便

解答5(イチゴゼリー様便)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問104

Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。
Aちゃんへの腹部超音波検査の結果、腸重積症の診断が確定し、静脈内注射による鎮静下で高圧浣腸が行われることになった。看護師が一連の処置の準備をするにあたり、最も重要な物品はどれか。
1 潤滑ゼリー
2 替えのおむつ
3 ガーグルベースン
4 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉モニター

解答4(経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉モニター)

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出典:第108回看護師国家試験(2019)午後 問105

Aちゃん(生後10か月)は、それまで機嫌よく過ごしていたが、夕方から突然不機嫌になり、15〜20分ごとに激しく泣いては、泣き止むことを繰り返した。Aちゃんは夕食の離乳食を食べず哺乳もしなかったが、嘔吐したため21時に保護者と救急病院を受診した。担当医師は保護者に、腸重積症が疑われるためグリセリン浣腸を行って便性を確認する、と説明した。体温は37.1°Cであった。
Aちゃんは、高圧浣腸により重積が整復され、経過観察のため入院した。翌朝、経口摂取が可能となり、状態も落ちついているため退院が決定した。保護者から「退院後に何か注意することはありますか」と看護師に質問があった。保護者への説明で適切なのはどれか。
1 「月1回の受診をしてください」
2 「3日間は入浴を控えてください」
3 「1週間は離乳食を1日1回にしてください」
4 「同じような症状が出たら受診してください」

解答4(「同じような症状が出たら受診してください」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問103

A君(8歳、男児、小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜尿を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病〈type 1 diabetes mellitus〉の疑いで病院に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9°C、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbA1c 9.3%、抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH 7.02であった。
入院時に確認する症状はどれか。2つ選べ。
1 咳嗽
2 腹痛
3 浮腫
4 発疹
5 意識レベル

解答2(腹痛)、5(意識レベル)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問104

A君(8歳、男児、小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜尿を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病〈type 1 diabetes mellitus〉の疑いで病院に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9°C、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbA1c 9.3%、抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH 7.02であった。
入院後、インスリンの持続点滴静脈内注射が開始された。入院後3日に血糖値が安定し、インスリンの持続点滴静脈内注射が中止された。ペン型注射器によるインスリン療法が開始され、看護師は母親とA君に自己血糖測定とインスリン自己注射について説明した。A君は「自分で注射するなんてできない」と言ってインスリン自己注射の練習が進まない。A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1 インスリン自己注射の必要性を繰り返し説明する。
2 A君が納得するまで母親にインスリン注射をしてもらう。
3 インスリン自己注射ができるようになったら退院できると話す。
4 インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。

解答4(インスリン自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る。)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午前 問105

A君(8歳、男児、小学3年生)は、父親(40歳、会社員)と母親(38歳、主婦)との3人暮らし。多飲と夜尿を主訴に小児科を受診した。尿糖4+のため、1型糖尿病〈type 1 diabetes mellitus〉の疑いで病院に紹介され、精密検査を目的に入院した。A君は身長123cm、体重27.5kg(1か月前の体重は29.5kg)。入院時のバイタルサインは、体温36.9°C、脈拍100/分、血圧98/42mmHg。随時血糖300mg/dL、HbA1c 9.3%、抗グルタミン酸デカルボキシラーゼ〈GAD〉抗体陽性。尿糖4+、尿ケトン体3+。血液ガス分析pH 7.02であった。
A君と母親は、自己血糖測定とインスリン自己注射に関する手技を身につけて退院し、外来通院となった。退院後2か月、A君と母親が定期受診で来院した際、看護師がA君に生活の様子を尋ねたところ「学校では血糖測定もインスリン注射もやっているよ。給食は楽しみで好き嫌いなく食べているよ」と話した。母親は「帰宅時に時々手の震えや空腹感を訴え、血糖を測定すると60mg/dL台のことがあり、自分で補食を選んで食べています。なぜ日によって低血糖になることがあるのでしょうか」と話している。看護師がA君の低血糖の原因をアセスメントする際に優先して収集すべき情報はどれか。
1 インスリン自己注射に対するA君の認識
2 学校内でインスリン自己注射を行う場所
3 学校での運動量
4 給食の摂取量

解答3(学校での運動量)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問100

Aちゃん(5歳、男児)は、2日前に39°Cに発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴えた。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が4回あり、発熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎の疑いで個室に入院した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)罹患児が数名いる。既往歴:特記すべきことはない。予防接種歴:年齢相応の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接種である。家族歴:両親は流行性耳下腺炎罹患の既往がある。妹のBちゃん(3歳)は、年齢相応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、流行性耳下腺炎罹患の既往はない。身体所見:体温39.2°C、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。Kernig〈ケルニッヒ〉徴候あり。検査所見:白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834U/L(基準44〜132)、CRP0.1mg/dL。
Aちゃんに腰椎穿刺を行うことになった。看護師が検査の準備を始めると、Aちゃんは「何をするの?」と不安そうな表情をして尋ねてきた。看護師の適切な返答はどれか。
1 「泣いちゃだめだよ」
2 「気にしないでいいよ」
3 「痛いことはしないよ」
4 「背中にお注射するよ」

解答4(「背中にお注射するよ」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問101

Aちゃん(5歳、男児)は、2日前に39°Cに発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴えた。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が4回あり、発熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎の疑いで個室に入院した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)罹患児が数名いる。既往歴:特記すべきことはない。予防接種歴:年齢相応の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接種である。家族歴:両親は流行性耳下腺炎罹患の既往がある。妹のBちゃん(3歳)は、年齢相応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、流行性耳下腺炎罹患の既往はない。身体所見:体温39.2°C、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。Kernig〈ケルニッヒ〉徴候あり。検査所見:白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834U/L(基準44〜132)、CRP0.1mg/dL。
検査の結果、Aちゃんはムンプス髄膜炎と診断された。父親から看護師に「先ほど主治医の先生から、面会やAの入院中の生活に制限があると聞きました。詳しく教えてください」と質問があった。看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「親の面会は可能です」
2 「Bちゃんの面会は可能です」
3 「Aちゃんはプレイルームで遊べます」
4 「Aちゃんは病室内でガウンを着てもらいます」

解答1(「親の面会は可能です」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問102

Aちゃん(5歳、男児)は、2日前に39°Cに発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴えた。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が4回あり、発熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎の疑いで個室に入院した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)罹患児が数名いる。既往歴:特記すべきことはない。予防接種歴:年齢相応の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接種である。家族歴:両親は流行性耳下腺炎罹患の既往がある。妹のBちゃん(3歳)は、年齢相応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、流行性耳下腺炎罹患の既往はない。身体所見:体温39.2°C、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。Kernig〈ケルニッヒ〉徴候あり。検査所見:白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834U/L(基準44〜132)、CRP0.1mg/dL。
Aちゃんは入院の翌日も発熱が続いたが、頭痛は軽減し嘔気は消失したため経口摂取を開始した。入院3日、体温は微熱となり食欲が回復したことから、翌日の退院が決定した。耳下腺は縮小しつつあるが圧痛がある。父親から看護師へ「退院後、何か注意することはありますか」と質問があった。父親への看護師の回答で適切なのはどれか。
1 「Aちゃんの精巣の腫れに注意してください」
2 「Aちゃんは退院後1週間は登園できません」
3 「Aちゃんの耳の聴こえ方に注意してください」
4 「AちゃんからBちゃんへの感染予防には明日までのワクチン接種が効果的です」

解答3(「Aちゃんの耳の聴こえ方に注意してください」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問103

Aちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳ころから夜間就寝中や保育所の昼寝の時に時々いびきがあり、保育所の友達に「Aちゃんがうるさくて眠れない」と言われた。母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、Aちゃんは外来で経過観察されてきたが、今年の4月から7月までの間に、急性扁桃炎を3回起こしていることや、睡眠時無呼吸がみられるようになったことから、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。
定期外来の受診時に、手術が決まったことが医師からAちゃんに伝えられた。Aちゃんは「なんで手術するの」と涙ぐんでいる。扁桃腺摘出術を受けるAちゃんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「寝ているときに息を止めてしまうことがあるからだよ」
2 「のどにいる悪い虫をとるためだよ」
3 「のどにお熱があるからだよ」
4 「いびきが大きいからだよ」

解答1(「寝ているときに息を止めてしまうことがあるからだよ」)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問104

Aちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳ころから夜間就寝中や保育所の昼寝の時に時々いびきがあり、保育所の友達に「Aちゃんがうるさくて眠れない」と言われた。母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、Aちゃんは外来で経過観察されてきたが、今年の4月から7月までの間に、急性扁桃炎を3回起こしていることや、睡眠時無呼吸がみられるようになったことから、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。
手術後1日。Aちゃんはベッド上で、静かにぬり絵をして遊んでいたが、昼食時には黙って涙ぐみ、食事や水分も摂ろうとしない。付き添っている母親は「痛くて食べられないようです」と看護師に言った。Aちゃんのバイタルサインは、体温37.6°C、血圧100/60mmHg。看護師がAちゃんの痛みを把握するのに最も適切な方法はどれか。
1 Aちゃんの表情を観察する。
2 母親にAちゃんの痛みの様子を聞く。
3 Aちゃんに痛みの程度を話してもらう。
4 Aちゃんに痛みスケールを使って示してもらう。

解答4(Aちゃんに痛みスケールを使って示してもらう。)

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出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問105

Aちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳ころから夜間就寝中や保育所の昼寝の時に時々いびきがあり、保育所の友達に「Aちゃんがうるさくて眠れない」と言われた。母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、Aちゃんは外来で経過観察されてきたが、今年の4月から7月までの間に、急性扁桃炎を3回起こしていることや、睡眠時無呼吸がみられるようになったことから、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。
手術後1日。看護師が行うAちゃんの術後出血の観察方法で適切なのはどれか。
1 口を開けて手術創を観察する。
2 唾液の色を観察する。
3 便の色を観察する。
4 脈拍数を測定する。

解答2(唾液の色を観察する。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問103

A君(7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨顆上骨折と診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。
ギプス固定にあたり、A君への看護師の説明で適切なのはどれか。
1 痛くないことを説明する。
2 すぐ終わることを説明する。
3 ギプスが乾くときに冷たくなると説明する。
4 ギプスに使うものを見せながら説明する。

解答4(ギプスに使うものを見せながら説明する。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問104

A君(7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨顆上骨折と診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。
A君は、整復術後の経過観察のため1泊入院することになった。整復術後の合併症の観察方法で適切なのはどれか。
1 患側の肩の皮膚色を観察する。
2 患肢の観察は8時間ごとに行う。
3 感覚鈍麻の有無は患肢の手指を触れて観察する。
4 冷感はギプスの中に看護師が手を入れて観察する。

解答3(感覚鈍麻の有無は患肢の手指を触れて観察する。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問105

A君(7歳、男児)は、サッカークラブに所属している。本日、練習中に転倒して右腕を地面についた後、肘周囲に腫れと強い痛みが生じたため、父親と救急外来を受診した。エックス線撮影の結果、右側の上腕骨顆上骨折と診断され、非観血的整復とギプス固定が行われることになった。A君は不安な表情で父親と処置室の前で待っている。
退院時、A君は「明日から学校に行けるかな」と看護師に質問した。看護師は、学校には行けることを伝えた後、学校生活における注意点を説明することにした。A君への説明で適切なのはどれか。
1 「右手の指は使わないでね」
2 「ギプスは濡れても大丈夫だよ」
3 「ギプスをぶつけないようにしてね」
4 「体育の授業は休まなくてもいいよ」

解答3(「ギプスをぶつけないようにしてね」)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問100

Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球9,600/μL。Na131mEq/L、K3.4mEq/L、Cl86mEq/L、CRP0.1mg/dL。
Aちゃんの状態のアセスメントで正しいのはどれか。
1 脱水症は軽度である。
2 非胆汁性嘔吐である。
3 炎症反応の上昇がある。
4 出生後の体重増加は良好である。

解答2(非胆汁性嘔吐である。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問101

Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球9,600/μL。Na131mEq/L、K3.4mEq/L、Cl86mEq/L、CRP0.1mg/dL。
検査の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。
1 浣腸を1日2回行う。
2 尿量の測定は不要である。
3 経鼻胃管は自然開放とする。
4 Aちゃんを抱っこすることは禁忌である。

解答3(経鼻胃管は自然開放とする。)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問102

Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080gであった。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。身体所見:体重3,380g、体温36.7°C。脈拍120/分、整。血圧74/52mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。検査所見:白血球9,600/μL。Na131mEq/L、K3.4mEq/L、Cl86mEq/L、CRP0.1mg/dL。
入院後3日。Aちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜外幽門筋切開術(Ramstedt〈ラムステッド〉手術)を受けた。術後の看護で適切なのはどれか。
1 授乳前後の排気
2 人工乳への変更
3 予防接種の計画立案
4 腸管の縫合不全の観察

解答1(授乳前後の排気)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問103

Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39°Cの発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3°C、呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎と診断され、去痰薬が処方された。
診察後、家庭でのケアについてAちゃんの母親に指導することになった。看護師の指導で適切なのはどれか。
1 「1回に飲むミルクの量を多くしてください」
2 「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」
3 「去痰薬は、ミルクを飲んだ後に飲ませてください」
4 「授乳後は仰向けで寝かせてください」

解答2(「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問104

Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39°Cの発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3°C、呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎と診断され、去痰薬が処方された。
Aちゃんは、発熱が続き、哺乳量が減ってきたため2日後に再度来院した。来院時、体温39.4℃、呼吸数60/分、脈拍154/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)、口唇色と顔色はやや不良であった。胸部エックス線撮影で肺炎像は認められない。Aちゃんは、経口摂取不良と呼吸困難のため、母親が付き添って入院することとなった。酸素吸入と点滴静脈内注射が開始された。入院前のAちゃんについて母親から収集すべき情報で優先度が高いのはどれか。
1 去痰薬の内服状況
2 最終排尿の時間
3 皮膚搔痒の有無
4 排便の状況

解答2(最終排尿の時間)

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出典:第110回看護師国家試験(2021)午後 問105

Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より39°Cの発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3°C、呼吸数45/分、脈拍142/分、経皮的動脈血酸素飽和度zSpO2}98%(roomair!であった。診察と検査の結果、RSウイルスによる急性細気管支炎と診断され、去痰薬が処方された。
入院後7日、Aちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「Aはだいぶ元気になりました。でもBが泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親がB君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退院時、父親は休暇をとりAちゃんと母親を迎えに来る予定である。母親への看護師の対応として適切なのはどれか。
1 「B君のかかりつけ医に相談しましょう」
2 「B君の保育所への入所を検討しましょう」
3 「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」
4 「お兄ちゃんだから頑張りなさいと伝えましょう」

解答3(「B君に関わる時間をたっぷりとりましょう」)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問100

Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2°C、呼吸数36/分、心拍数108/分、整、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/μL、血小板21万/μL、プロトロンビン時間〈PT〉88%、総ビリルビン11.3mg/dL、直接ビリルビン9.5mg/dL、AST96U/L、ALT126U/L。紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症の疑いがあり入院した。
Aちゃんの便として考えられるのはどれか。
1 褐色便
2 灰白色便
3 タール便
4 イチゴゼリー様便

解答2(灰白色便)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問101

Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2°C、呼吸数36/分、心拍数108/分、整、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/μL、血小板21万/μL、プロトロンビン時間〈PT〉88%、総ビリルビン11.3mg/dL、直接ビリルビン9.5mg/dL、AST96U/L、ALT126U/L。紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症の疑いがあり入院した。
Aちゃんは入院7日に術中胆道造影検査で胆道閉鎖症と確定診断された。手術は無事に終了した。術後は絶食となり、腹腔ドレーンが挿入され、持続的点滴静脈内注射が行われている。母親は疾患や治療について理解している。術後3日、付き添っていた母親は看護師に「Aはおなかが空いて泣き止まないし、私はAを抱っこもできず、何もしてあげられません。つらいです」と涙を浮かべて話した。看護師の母親への対応で、最も適切なのはどれか。
1 話しかけやおしゃぶりの活用など母親ができることを伝える。
2 早期発見だったのでAちゃんは早く退院できると説明する。
3 心療内科の受診を勧める。
4 患者家族会を紹介する。

解答1(話しかけやおしゃぶりの活用など母親ができることを伝える。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午前 問102

Aちゃん(生後24日、女児)は両親と3人暮らし。母親が母子健康手帳の便色カードを見て、Aちゃんの便色が気になったため、Aちゃんを連れて近所の小児科医院を受診した。Aちゃんは在胎39週、出生体重3,100g、出生時に異常はない。現在、混合栄養で体重は3,700gである。体温37.2°C、呼吸数36/分、心拍数108/分、整、血圧78/44mmHg。眼球結膜に黄染を認める。血液検査結果:Hb12.6g/dL、白血球7,800/μL、血小板21万/μL、プロトロンビン時間〈PT〉88%、総ビリルビン11.3mg/dL、直接ビリルビン9.5mg/dL、AST96U/L、ALT126U/L。紹介先の病院で腹部超音波検査を実施した結果、Aちゃんは胆道閉鎖症の疑いがあり入院した。
術後5日、Aちゃんは経口摂取が可能になり順調に経過している。医師から母親に、胆汁の排泄を促すために利胆薬の内服が重要であると説明があり、散剤が処方された。母親から看護師に「赤ちゃんに粉の薬をどうやって飲ませたらよいのでしょうか」と質問があった。看護師は散剤を( )に混ぜて飲ませることを説明した。( )に入るのはどれか。
1 果汁
2 白湯
3 人工乳
4 はちみつ

解答2(白湯)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問103

Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と嘔吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎〈viral gastroenteritis〉による中等度の脱水症〈dehydration〉と診断され入院した。入院時、体温38.2°C、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。
Aちゃんにみられる状態はどれか。
1 昏睡状態である。
2 流涙は普段と変わらない。
3 体重は3日前と変わらない。
4 排尿頻度は普段通りである。
5 皮膚のツルゴールは低下している。

解答5(皮膚のツルゴールは低下している。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問104

Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と嘔吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎〈viral gastroenteritis〉による中等度の脱水症〈dehydration〉と診断され入院した。入院時、体温38.2°C、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。
Aちゃんは、個室隔離での入院となり、持続点滴静脈内注射が開始された。排泄が自立していないため普段から紙オムツを使用している。Aちゃんのオムツ交換における注意点について、入院に付き添う母親への看護師の説明で適切なのはどれか。
1 布オムツに切り替える。
2 使い捨て手袋は1日1回交換する。
3 オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。
4 アルコール入りのおしり拭きで殿部の清拭を行う。

解答3(オムツ交換後に石けんで手洗いを行う。)

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出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問105

Aちゃん(2歳10か月、女児)は昨日から下痢と嘔吐を繰り返し、食事が摂れなくなったため、母親に抱かれて小児科外来を受診した。診察の結果、ウイルス性胃腸炎〈viral gastroenteritis〉による中等度の脱水症〈dehydration〉と診断され入院した。入院時、体温38.2°C、呼吸数36/分、心拍数136/分であった。3日前の保育所の身体計測では身長90cm、体重12.5kgであった。
入院2日。Aちゃんは、水様便は続いているが嘔吐はなくなった。付き添ってる母親は「Aは大泣きして、ストレスが溜まっているみたいです。アイスクリームを食べたいみたいです」と看護師に話した。このときに看護師が母親に伝える内容で適切なのはどれか。
1 プレイルームで遊べること
2 アイスクリームを食べてよいこと
3 個室隔離が明日、解除されること
4 Aちゃんの好きなおもちゃを自宅から持参してよいこと
5 Aちゃんが静かに過ごせるよう看護師の訪室を控えること

解答4(Aちゃんの好きなおもちゃを自宅から持参してよいこと)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問103

Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。
γ-グロブリン療法の開始に伴う看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 γ-グロブリン製剤の投与中もAちゃんと売店に行けると母親に伝える。
2 留置針の自己抜去防止のために右肘関節に抑制帯を使用する。
3 心負荷の軽減のためにAちゃんの経口水分摂取を制限する。
4 心電図モニターの装着を確認する。
5 留置針の刺入部を観察する。

解答4(心電図モニターの装着を確認する。)、5(留置針の刺入部を観察する。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問104

Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。
Aちゃんの入院中、母親は一度も自宅に帰らずに付き添いを続けている。入院3日の朝に看護師が訪室したところ、母親が「夫から電話があって、Aの入院後、兄がほとんど寝ずに大泣きしているらしく、私は心配です」と話している。母親への看護師の対応で適切なのはどれか。
1 病室内でAちゃんと兄を面会させてよいと伝える。
2 Aちゃんのことに集中するべきであると伝える。
3 兄と関わる時間を持てるよう母親に帰宅を促す。
4 退院の可否を医師と相談すると伝える。

解答3(兄と関わる時間を持てるよう母親に帰宅を促す。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問105

Aちゃん(2歳、男児)は両親、兄(5歳)の4人家族である。3日前から発熱が続くため、母親と一緒に外来を受診した。診察の結果、川崎病と診断され、個室に入院となり左手背に点滴静脈内留置針が挿入された。入院中は母親が希望し、Aちゃんに付き添っている。Aちゃんにγ-グロブリン療法とアスピリンの内服が開始されることになった。看護師がγ-グロブリン療法の開始のために訪室すると、Aちゃんは不機嫌にぐずって泣いている。
入院4日、Aちゃんは解熱し活気が出てきた。翌日、看護師がAちゃんを観察すると、手指の先端から皮膚が膜のように薄くむけていた。この所見に対する看護師のアセスメントで適切なのはどれか。
1 γ-グロブリン療法の副作用(有害事象)である。
2 皮膚のツルゴールが低下している。
3 川崎病の回復期の症状である。
4 皮膚科の受診が必要である。

解答3(川崎病の回復期の症状である。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問115

Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で、訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。
入学時に担任がAちゃんの意思を確認する方法で最も適切なのはどれか。
1 五十音の文字盤を用いてAちゃんが指でさした文字を1文字ずつ読み取る。
2 視線で入力できる意思伝達装置を用いてAちゃんに文字を入力してもらう。
3 閉じた質問〈closed question〉をしてAちゃんのまばたきの回数を確認する。
4 感情を絵で表現したカードを見せてAちゃんが指でさしたカードを確認する。

解答3(閉じた質問〈closed question〉をしてAちゃんのまばたきの回数を確認する。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午前 問117

Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で、訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。
Aちゃんは入学して1度も入院することなく2年生になった。Aちゃんの母親はケアに必要な物品を学校の看護師に渡す際に「Aは学校に通うようになり、お友達が増えて本当によかったと思います。それに比べて私は仕事をしていないし、Aに友達ができた喜びや日々の苦労を理解してもらえる友達がいません。Aの同級生の親には年齢が近くて話しやすい人がいません」と話した。Aちゃんの母親への提案で最も適切なのはどれか。
1 「学校の行事に参加してみませんか」
2 「短時間でも仕事を始めてはいかがですか」
3 「お姉ちゃんのお友達の親に話しかけてみませんか」
4 「障害のある子どもを持つ家族の会に参加してみませんか」

解答4(「障害のある子どもを持つ家族の会に参加してみませんか」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問100

A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人家族である。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。
A君が利用できる制度はどれか。
1 自立支援医療
2 指定難病の医療費助成
3 未熟児養育医療の給付
4 小児慢性特定疾病医療費助成

解答4(小児慢性特定疾病医療費助成)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問101

A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人家族である。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。
A君の造血幹細胞移植は無事に終了したが、終了後6か月で2度目の再発をし、化学療法が行われたが寛解しなかった。医師から両親にA君が終末期にあること、余命2か月程度であることが伝えられた。両親は「2度目の再発と聞いて覚悟をしていた。延命するための治療はしなくてよいと考えています。在宅療養に切り替えてAと家で過ごしたいが、できることと、できないことを教えてほしいです」と話した。両親への看護師の返答で適切なのはどれか。2つ選べ。
1 「遊園地には行けません」
2 「幼稚園に登園できます」
3 「食べ物の制限はありません」
4 「痛みが出た場合、自宅では痛みを和らげる治療はできません」
5 「感染対策のため、お兄ちゃんとの接触をできるだけ制限してください」

解答2(「幼稚園に登園できます」)、3(「食べ物の制限はありません」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問102

A君(5歳)は父親(40歳)、母親(38歳)と兄(10歳)の4人家族である。A君は生後6か月のときに白血病と診断され化学療法で寛解し、退院後は幼稚園に登園していた。4歳になって再発し、兄を骨髄ドナーとした造血幹細胞移植を受けた。
数日後、両親から「Aが亡くなることをAの兄にどのように説明したらよいでしょうか。私たちでは、うまく説明できません」と相談があった。看護師の両親への対応で適切なのはどれか。
1 「お兄ちゃんが病状を尋ねてくるのを待ちましょう」
2 「頑張っているA君のために、お兄ちゃんには治ると説明しましょう」
3 「看護師も同席してお兄ちゃんに説明する機会を設けることができます」
4 「ドナーになったお兄ちゃんががっかりするので説明しないでおきましょう」

解答3(「看護師も同席してお兄ちゃんに説明する機会を設けることができます」)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問103

A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)であった。
A君の気管支喘息の発作強度はどれか。
1 小発作
2 中発作
3 大発作
4 呼吸不全

解答2(中発作)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問104

A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)であった。
救急外来で、吸入と点滴静脈内注射が行われA君の症状は軽快した。A君は、医師や看護師による問診には素直に答えているが、心配する母親には「病院に来るほどじゃないんだよ。入院はしないからな」と発言し、反抗的な態度をとっている。このときの看護師の対応で適切なのはどれか。
1 A君に発言の理由を尋ねる。
2 A君ではなく母親から病状を聴取する。
3 母親への態度は問題行動であるとA君に忠告する。
4 親子関係に問題があるのではないかと母親に伝える。

解答1(A君に発言の理由を尋ねる。)

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出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問105

A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー薬とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受診時のバイタルサインは、体温36.9°C、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)であった。
A君は1年前から気管支喘息の急性増悪〈発作〉を起こして救急外来の受診を繰り返していることが分かった。看護師がA君に今の症状に対する認識を確認すると「喘息発作が起きていて、家で吸入をしても治まらなかった」と答えた。学校生活や服薬については「学校は好きだけど、体育は嫌だな。吸入が面倒くさい。吸入しなくても発作が起きなければいいんでしょ」と話した。看護師は、急性増悪〈発作〉を繰り返しているA君のセルフケアへの支援をする必要があると考えた。A君への看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1 毎日運動するよう勧める。
2 お薬手帳を持ち歩くよう伝える。
3 A君と服薬管理について話し合う。
4 喘息発作があったことを母親から担任の先生に伝えるよう提案する。

解答3(A君と服薬管理について話し合う。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問103

Aちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症の疑いを指摘されていた。在胎37週5日に帝王切開で出生、出生体重2,780g、ApgarVアプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、Aちゃんは先天性食道閉鎖症と診断された。
出生直後のAちゃんにみられるのはどれか。
1 腹部エックス線写真の鏡面像
2 口腔内の泡沫状唾液の流出
3 胆汁性の嘔吐
4 噴水状の嘔吐

解答2(口腔内の泡沫状唾液の流出)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問104

Aちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症の疑いを指摘されていた。在胎37週5日に帝王切開で出生、出生体重2,780g、ApgarVアプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、Aちゃんは先天性食道閉鎖症と診断された。
Aちゃんは、出生当日に胃瘻造設、気管食道瘻切断と食道端々吻合術を受け、無事に終了した。術後2日、人工呼吸器管理下で胸腔ドレーンが挿入されている。このときの看護で適切なのはどれか。
1 頸部を伸展させた体位を保持する。
2 摂食嚥下機能の獲得のため支援を開始する。
3 親がAちゃんを自由に抱っこするのを見守る。
4 唾液の吸引時には吸引チューブの挿入を吻合部の手前までにする。

解答4(唾液の吸引時には吸引チューブの挿入を吻合部の手前までにする。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問105

Aちゃんは出生前診断で羊水過多があり先天性食道閉鎖症の疑いを指摘されていた。在胎37週5日に帝王切開で出生、出生体重2,780g、ApgarVアプガー〉スコア1分後8点、5分後9点である。出生後、Aちゃんは先天性食道閉鎖症と診断された。
Aちゃんは3歳6か月になった。現在は胃瘻を閉鎖し経口摂取をしているが、吻合部の狭窄による嚥下困難が生じ、これまでに食道バルーン拡張術を2回行った。現在も症状が残っていて、固形物の通過障害が軽度ある。身長92.5cm(25パーセンタイル)、体重11.5kg(3パーセンタイル)で、半年後に保育所へ入園する。両親が「Aはあまり体重が増えません。保育所ではみんなより食事に時間がかかるのではないかと心配です」と外来看護師に話したため、今後の対応について両親、看護師および医師で話し合った。Aちゃんの摂食に関する対応で適切なのはどれか。
1 再度、胃瘻を造設する。
2 食事を保育士に介助してもらう。
3 昼前に保育所から帰宅し、家で昼食を摂る。
4 同じクラスの子ども達と同量を食べられるよう訓練する。
5 Aちゃんに適した食事形態の提供が可能か保育所に確認する。

解答5(Aちゃんに適した食事形態の提供が可能か保育所に確認する。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問100

Aちゃん(7歳、女児)は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に来院した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、Aちゃんは体温36.6°C、呼吸数20/分、心拍数84/分、血圧130/80mmHgで、床上安静の指示が出された。
Aちゃんの入院時の看護計画で適切なのはどれか。
1 水分摂取を促す。
2 1日3回の血圧測定を行う。
3 食事の持ち込みを許可する。
4 腰部に消炎鎮痛薬を貼用する。

解答2(1日3回の血圧測定を行う。)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問101

Aちゃん(7歳、女児)は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に来院した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、Aちゃんは体温36.6°C、呼吸数20/分、心拍数84/分、血圧130/80mmHgで、床上安静の指示が出された。
入院3日。両眼瞼の浮腫と肉眼的血尿は続いていた。看護師がAちゃんのベッドサイドを訪れると、Aちゃんは「頭が痛い。気持ち悪い」と訴えた。Aちゃんは体温36.6℃、呼吸数20/分、心拍数92/分、血圧148/88mmHgであった。この状況からAちゃんに起こりうる症状はどれか。
1 眼のかゆみ
2 意識障害
3 耳漏
4 鼻閉

解答2(意識障害)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問102

Aちゃん(7歳、女児)は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に来院した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、Aちゃんは体温36.6°C、呼吸数20/分、心拍数84/分、血圧130/80mmHgで、床上安静の指示が出された。
入院して1週が経過した。症状は軽快傾向にあるが床上安静は続いている。仲が良かった同じ病室の児が退院して、Aちゃんはイライラしている。Aちゃんの母親は、毎日昼食後から夕食まで面会をしている。Aちゃんのストレスに対する看護師の発言で適切なのはどれか。
1 「すぐに退院できるから頑張ろう」
2 「好きなだけテレビや動画を観ていいよ」
3 「ベッドに寝たままプレイルームに行こう」
4 「夕食後もお母さんに付き添ってもらおう」

解答3(「ベッドに寝たままプレイルームに行こう」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問103

A君(5歳、男児)は共働きの両親と3人で暮らしている。2歳6か月で自閉スペクトラム症と診断され、保育所と療育センターに通っている。保育所の健康診断で低身長を指摘され、受診を勧められて両親と来院した。A君は待合室を走ったり診察室の扉を開けたりしていた。診察室に入ると「頑張ろう」と泣きながら叫び、恐怖心を抑えている様子だった。母親は「Aは病院が苦手で、予防接種はAの手足と体を看護師さん3人で抑えて行ってきましたが、繰り返し説明することで、抑えなくても注射ができるようになりました」と話した。診察の結果、1週後に成長ホルモン分泌刺激試験を行うことになった。母親から「Aが血液検査でパニックを起こすのではないかと心配です」と発言があった。
母親への声かけで適切なのはどれか。
1 「検査があることは当日に説明しましょう」
2 「予防接種ができるのであれば心配ありません」
3 「家でA君に説明できる絵カードをお渡しします」
4 「看護師3人でA君をしっかりと抑えて採血します」

解答3(「家でA君に説明できる絵カードをお渡しします」)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問104

A君(5歳、男児)は共働きの両親と3人で暮らしている。2歳6か月で自閉スペクトラム症と診断され、保育所と療育センターに通っている。保育所の健康診断で低身長を指摘され、受診を勧められて両親と来院した。A君は待合室を走ったり診察室の扉を開けたりしていた。診察室に入ると「頑張ろう」と泣きながら叫び、恐怖心を抑えている様子だった。母親は「Aは病院が苦手で、予防接種はAの手足と体を看護師さん3人で抑えて行ってきましたが、繰り返し説明することで、抑えなくても注射ができるようになりました」と話した。診察の結果、1週後に成長ホルモン分泌刺激試験を行うことになった。母親から「Aが血液検査でパニックを起こすのではないかと心配です」と発言があった。
成長ホルモン分泌刺激試験の結果、母親が自宅で毎晩A君に成長ホルモン製剤を注射することになった。外来で母親は注射の手技を習得し、A君も注射に慣れた。自宅での注射に向けて、母親に確認する事項で優先度が高いのはどれか。
1 保育所でのA君の様子
2 A君と家族の日課
3 家族の経済状況
4 祖父母の居住地

解答2(A君と家族の日課)

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出典:第113回看護師国家試験(2024)午後 問105

A君(5歳、男児)は共働きの両親と3人で暮らしている。2歳6か月で自閉スペクトラム症と診断され、保育所と療育センターに通っている。保育所の健康診断で低身長を指摘され、受診を勧められて両親と来院した。A君は待合室を走ったり診察室の扉を開けたりしていた。診察室に入ると「頑張ろう」と泣きながら叫び、恐怖心を抑えている様子だった。母親は「Aは病院が苦手で、予防接種はAの手足と体を看護師さん3人で抑えて行ってきましたが、繰り返し説明することで、抑えなくても注射ができるようになりました」と話した。診察の結果、1週後に成長ホルモン分泌刺激試験を行うことになった。母親から「Aが血液検査でパニックを起こすのではないかと心配です」と発言があった。
3か月後、自宅でのA君への成長ホルモン製剤の注射は順調に実施されている。外来受診時に母親から看護師に「Aが通っている療育センターにも相談しましたが、Aは自閉スペクトラム症であるだけでなく、注射もしているので就学のことを考えると心配です。通常の学級に通わせたいと考えているのですが、通常の学級への就学について教えてください」と相談があった。看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「お母さんが学校で待機する必要があります」
2 「就学する学級は受入れ先の校長が決定します」
3 「通常の学級に籍を置くと通級指導は受けられません」
4 「A君の特性に合わせた配慮を学校に求めることができます」

解答4(「A君の特性に合わせた配慮を学校に求めることができます」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問106

Aちゃん(1歳4か月、女児)は、午前9時ころ、ポータブル型のゲーム機用の直径10mmのボタン型電池を誤飲し、午前10時に両親に付き添われ外来を受診した。看護師がAちゃんを観察すると、機嫌は良くバイタルサインも安定していた。Aちゃんに成長や発達の遅れはない。待合室にはAちゃんの他に3人の患児が診察を待っていた。それぞれは以下のとおりである。B君(1歳3か月、男児):今朝、カーペットの敷かれたフロアで歩行中に転倒。バイタルサインは正常、顔色良好。母親に抱っこされて遊んでいる。Cちゃん(3歳、女児):体温39.5°C、呼吸数23/分、脈拍100/分、鼻汁多量、機嫌良好、顔色良好。D君(9か月、男児):自宅で痙攣したため受診。初めての痙攣で、5分間継続したが、受診時には止まっている。待合室にて3回の嘔吐。体温38.7°C。声かけで開眼するが、すぐにうとうとする。
このときの看護師のトリアージで診察を受ける優先度が高いのはどれか。
1 Aちゃん
2 B君
3 Cちゃん
4 D君

解答4(D君)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問107

Aちゃん(1歳4か月、女児)は、午前9時ころ、ポータブル型のゲーム機用の直径10mmのボタン型電池を誤飲し、午前10時に両親に付き添われ外来を受診した。看護師がAちゃんを観察すると、機嫌は良くバイタルサインも安定していた。Aちゃんに成長や発達の遅れはない。待合室にはAちゃんの他に3人の患児が診察を待っていた。それぞれは以下のとおりである。B君(1歳3か月、男児):今朝、カーペットの敷かれたフロアで歩行中に転倒。バイタルサインは正常、顔色良好。母親に抱っこされて遊んでいる。Cちゃん(3歳、女児):体温39.5°C、呼吸数23/分、脈拍100/分、鼻汁多量、機嫌良好、顔色良好。D君(9か月、男児):自宅で痙攣したため受診。初めての痙攣で、5分間継続したが、受診時には止まっている。待合室にて3回の嘔吐。体温38.7°C。声かけで開眼するが、すぐにうとうとする。
Aちゃんは、腹部エックス線撮影で胃内にボタン型電池が認められ、全身麻酔下での内視鏡でボタン型電池を摘出し、消化管粘膜に大きな問題はなかった。摘出後、小児病棟に1泊入院した。小児病棟に入院1時間後、看護師が訪室するとAちゃんは覚醒しており、図のように「ママー、ママー」と言いながら大声で泣き、ベッドから両親の方に手を伸ばしている。両親は戸惑った様子で、ベッドの傍に立っている。このときの看護師による安全な療養環境の整備で適切なのはどれか。2つ選べ。
図
1 ぬいぐるみを取り除く。
2 毛布をベッド柵にかける。
3 柵を半分の高さまで降ろす。
4 点滴ルートの長さを延長する。
5 点滴スタンドをAちゃんの手が届くところまで近づける。

解答1(ぬいぐるみを取り除く。)、4(点滴ルートの長さを延長する。)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問108

Aちゃん(1歳4か月、女児)は、午前9時ころ、ポータブル型のゲーム機用の直径10mmのボタン型電池を誤飲し、午前10時に両親に付き添われ外来を受診した。看護師がAちゃんを観察すると、機嫌は良くバイタルサインも安定していた。Aちゃんに成長や発達の遅れはない。待合室にはAちゃんの他に3人の患児が診察を待っていた。それぞれは以下のとおりである。B君(1歳3か月、男児):今朝、カーペットの敷かれたフロアで歩行中に転倒。バイタルサインは正常、顔色良好。母親に抱っこされて遊んでいる。Cちゃん(3歳、女児):体温39.5°C、呼吸数23/分、脈拍100/分、鼻汁多量、機嫌良好、顔色良好。D君(9か月、男児):自宅で痙攣したため受診。初めての痙攣で、5分間継続したが、受診時には止まっている。待合室にて3回の嘔吐。体温38.7°C。声かけで開眼するが、すぐにうとうとする。
翌日、Aちゃんは退院することになった。看護師は、Aちゃんの誤飲予防のための教育的支援を両親に行うことにした。両親に伝える内容で最も適切なのはどれか。
1 Aちゃんから目を離さないこと
2 Aちゃんにやってはいけないことを教えること
3 家の中でのAちゃんの行動範囲を柵で区切ること
4 大きさが4cmよりも小さいものはAちゃんの手が届かないところに置くこと

解答4(大きさが4cmよりも小さいものはAちゃんの手が届かないところに置くこと)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問103

A君(12歳、男児)は、肥満を心配した保護者に連れられて来院した。A君と保護者は、医師から「1日の食事内容を毎日記録し、1週後に再診してください」と説明された。既往歴と家族歴:特記すべきことはない。生活歴:スナック菓子などの間食を好む。時間があればポータブル型のゲーム機でサッカーゲームばかりして、就寝時刻は毎晩午前0時を過ぎる。A君は、学校生活は楽しく思っているが朝起きられず遅刻して登校することが多い。また、運動することが嫌いなため運動の習慣はない。身体所見:身長153.0cm(標準152.4cm!、体重61.7kg(標準44.1kg!。血圧100/60mmHg。心音と呼吸音に異常はない。腹部は平坦、軟で、肝臓と脾臓を触知しない。
A君の肥満度(%)に最も近いのはどれか。
1 25
2 30
3 35
4 40
5 45

解答4(40)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問104

A君(12歳、男児)は、肥満を心配した保護者に連れられて来院した。A君と保護者は、医師から「1日の食事内容を毎日記録し、1週後に再診してください」と説明された。既往歴と家族歴:特記すべきことはない。生活歴:スナック菓子などの間食を好む。時間があればポータブル型のゲーム機でサッカーゲームばかりして、就寝時刻は毎晩午前0時を過ぎる。A君は、学校生活は楽しく思っているが朝起きられず遅刻して登校することが多い。また、運動することが嫌いなため運動の習慣はない。身体所見:身長153.0cm(標準152.4cm!、体重61.7kg(標準44.1kg!。血圧100/60mmHg。心音と呼吸音に異常はない。腹部は平坦、軟で、肝臓と脾臓を触知しない。
A君の1週間の食事内容の記録によると、野菜が不足し、高カロリーな菓子類や甘い飲み物を好んで摂取していることが判明した。A君と保護者は「食事内容を見直し、体重を減らすことが大切です」と医師から説明され、食事摂取基準のパンフレットを渡された。パンフレットには、学童期の脂質エネルギー比率(%エネルギー)は20〜30%と記載されている。A君が診療を終えて帰宅する際、保護者は看護師に「痩せるために脂質は可能な限り0%にしないとだめですね」と話した。脂質エネルギー比率(%エネルギー)に関する看護師の助言で適切なのはどれか。
1 「標準的な目標量である25%程度が良いですよ」
2 「当面は35%くらいだとストレスがないでしょう」
3 「その通りです。0%に近づける努力をしましょう」
4 「10%程度で成人になるまで続けるのが効果的です」
5 「脂質は急に減らさず、野菜の摂取で栄養を補いましょう」

解答1(「標準的な目標量である25%程度が良いですよ」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問105

A君(12歳、男児)は、肥満を心配した保護者に連れられて来院した。A君と保護者は、医師から「1日の食事内容を毎日記録し、1週後に再診してください」と説明された。既往歴と家族歴:特記すべきことはない。生活歴:スナック菓子などの間食を好む。時間があればポータブル型のゲーム機でサッカーゲームばかりして、就寝時刻は毎晩午前0時を過ぎる。A君は、学校生活は楽しく思っているが朝起きられず遅刻して登校することが多い。また、運動することが嫌いなため運動の習慣はない。身体所見:身長153.0cm(標準152.4cm!、体重61.7kg(標準44.1kg!。血圧100/60mmHg。心音と呼吸音に異常はない。腹部は平坦、軟で、肝臓と脾臓を触知しない。
A君の保護者は「この機会に、Aの生活リズムの乱れも改善したいと思います。どんなことから始めるのが良いですか」と看護師に尋ねた。看護師の説明で適切なのはどれか。
1 「ゲーム機で遊ぶのを禁止しましょう」
2 「起床したら朝日を浴びると良いでしょう」
3 「サッカークラブに所属すると良いでしょう」
4 「しばらく学校を休ませて自宅で生活リズムを整えましょう」

解答2(「起床したら朝日を浴びると良いでしょう」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問106

A君(5歳6か月、男児)は、二分脊椎のため、繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を両親が実施している。現在、間欠的自己導尿は、保育所での実施を含めて1日6回行うよう医師が指示しており、自宅では両親が導尿している。A君は下肢の運動機能障害があるが、自分で車椅子からトイレに移動でき、指先の微細な動きもできる。外来受診の際に母親から「地元の小学校に入学予定です。小学生になったら自分で導尿できたほうが良いと聞きました。Aも間欠的自己導尿をやってみたい、と言っています。どのように進めたらよいか分からず、焦っています」と看護師に相談があった。
母親への説明で、最も適切なのはどれか。
1 「手順の中で、A君ができることを段階的に行いましょう」
2 「手技の失敗を繰り返すことが、A君の自信につながります」
3 「入学までに、A君が自分で最後までできるようにしましょう」
4 「最初のステップは、A君がカテーテルの挿入を自分でできることです」

解答1(「手順の中で、A君ができることを段階的に行いましょう」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問107

A君(5歳6か月、男児)は、二分脊椎のため、繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を両親が実施している。現在、間欠的自己導尿は、保育所での実施を含めて1日6回行うよう医師が指示しており、自宅では両親が導尿している。A君は下肢の運動機能障害があるが、自分で車椅子からトイレに移動でき、指先の微細な動きもできる。外来受診の際に母親から「地元の小学校に入学予定です。小学生になったら自分で導尿できたほうが良いと聞きました。Aも間欠的自己導尿をやってみたい、と言っています。どのように進めたらよいか分からず、焦っています」と看護師に相談があった。
その後、看護師は、A君が小学校で自立して間欠的自己導尿ができるようケア計画を立てた。間欠的自己導尿の実施についてA君に伝えることで適切なのはどれか。
1 「おしっこの出口をきれいにするため外側から内側に向かって拭くよ」
2 「カテーテルの先はピンセット〈鑷子〉で持つよ」
3 「カテーテルを入れておしっこが出てきたらその位置でカテーテルを止めるよ」
4 「おしっこが出なくなったらカテーテルを急いで抜くよ」

解答3(「カテーテルを入れておしっこが出てきたらその位置でカテーテルを止めるよ」)

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出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問108

A君(5歳6か月、男児)は、二分脊椎のため、繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を両親が実施している。現在、間欠的自己導尿は、保育所での実施を含めて1日6回行うよう医師が指示しており、自宅では両親が導尿している。A君は下肢の運動機能障害があるが、自分で車椅子からトイレに移動でき、指先の微細な動きもできる。外来受診の際に母親から「地元の小学校に入学予定です。小学生になったら自分で導尿できたほうが良いと聞きました。Aも間欠的自己導尿をやってみたい、と言っています。どのように進めたらよいか分からず、焦っています」と看護師に相談があった。
11歳になったA君は間欠的自己導尿を自分で実施している。本日の定期受診時の尿検査で、尿蛋白(+)、赤血球(−)、白血球(2+)、尿の混濁(+)の所見がみられた。受診に付き添った父親から「最近、Aは親の言うことを聞かないし、あまり口をきいてくれません。家では自立して間欠的自己導尿を行っていますが、学校でもやっているのか心配です」と発言があった。A君の水分摂取や運動の状況は以前と変わらない。外来看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1 導尿の必要性をA君に説明する。
2 学校での導尿の状況についてA君と話す。
3 父親に、親が学校に行って導尿を実施するよう伝える。
4 導尿の手順が書かれた表を渡し、できたところにA君にシールを貼ってもらう。

解答2(学校での導尿の状況についてA君と話す。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問103

Aちゃん(10歳、女児)は両親と3人で暮らしている。3歳の時に気管支喘息と診断された。6歳までは喘息発作で年に1回は入院していたが、8歳から発作を起こすことはなくなり、定期受診が必要なくなった。ダニとハウスダストに感作がある。
本日Aちゃんは、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夜「苦しくて眠れない」と訴え、母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.6°C、呼吸数36/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%であった。Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。
1 小発作
2 中発作
3 大発作
4 呼吸不全

解答2(中発作)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問104

Aちゃん(10歳、女児)は両親と3人で暮らしている。3歳の時に気管支喘息と診断された。6歳までは喘息発作で年に1回は入院していたが、8歳から発作を起こすことはなくなり、定期受診が必要なくなった。ダニとハウスダストに感作がある。
救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが、吸入後も呼吸数32/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94%(roomair)だったため、入院することになった。入院後、鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日のバイタルサインは体温36.8°C、呼吸数22/分、心拍数94/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%(roomair)で、酸素投与が中止された。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった。お腹がすいた」などと勢いよく話し、笑顔が見られるようになった。このときのAちゃんへの看護で適切なのはどれか。
1 排痰を促す。
2 胸式呼吸を促す。
3 水分摂取を制限する。
4 食事はとろみ食にする。

解答1(排痰を促す。)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問105

Aちゃん(10歳、女児)は両親と3人で暮らしている。3歳の時に気管支喘息と診断された。6歳までは喘息発作で年に1回は入院していたが、8歳から発作を起こすことはなくなり、定期受診が必要なくなった。ダニとハウスダストに感作がある。
Aちゃんの咳嗽は軽快し、全身状態も良好で退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に、退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるよう医師が説明した。看護師のAちゃんに対する退院後の生活についての指導で適切なのはどれか。
1 「風邪が流行ったら学校を休みましょう」
2 「咳が出なくなったら薬はやめましょう」
3 「咳が出なくても体育の授業は見学しましょう」
4 「学校で咳が続くときは担任の先生に伝えましょう」

解答4(「学校で咳が続くときは担任の先生に伝えましょう」)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問106

Aちゃん( 7歳、女児)は両親と弟( 2歳)の4人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親が Aちゃんの異変を感じ、Aちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後に注意すべきAちゃんの状態はどれか。
1 ばち指
2 クリックサイン
3 Gowers〈ガワーズ〉徴候
4 Volkmann〈フォルクマン〉拘縮

解答4(Volkmann〈フォルクマン〉拘縮)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問107

Aちゃん( 7歳、女児)は両親と弟( 2歳)の4人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親が Aちゃんの異変を感じ、Aちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
術後1日。Aちゃんは看護師に「昨日の夜は、お母さんに食べさせてもらった。私には弟がいて、お世話が大変なの。私はお母さんに迷惑をかけたくない」と話した。Aちゃんへの看護師の声かけで最も適切なのはどれか。
1 「左手で食べる練習をしよう」
2 「お姉ちゃんだから、頑張ろう」
3 「看護師さんが食べさせてあげるね」
4 「お母さんのことは気にしなくていいよ」

解答1(「左手で食べる練習をしよう」)

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出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問108

Aちゃん( 7歳、女児)は両親と弟( 2歳)の4人で暮らしている。下校中に転倒して右手を地面についた。夕食時に母親が Aちゃんの異変を感じ、Aちゃんに尋ねたところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、ギプス固定された。
手術から2か月、Aちゃんは母親と共に抜釘術のため再入院した。母親は「私は、前回の手術は急なことだったのでよく覚えていないです。Aもよく覚えていないみたいで『手術が怖い』と言っています」と話した。母親への看護師の返答で最も適切なのはどれか。
1 「Aちゃんは、前回、頑張れたから大丈夫ですよ」
2 「お母さんに手術前のオリエンテーションをしますね」
3 「お母さんから、手術が必要であることを説明してください」
4 「手術に対してポジティブに取り組めるよう、Aちゃんに説明しますね」

解答4(「手術に対してポジティブに取り組めるよう、Aちゃんに説明しますね」)

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