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理由で解く 看護師国試
随時血糖300mg/dL・尿ケトン体陽性・pH7.02は糖尿病性ケトアシドーシス〈DKA〉の状態で、腹痛や意識障害の有無を確認する。
A君は多飲・夜尿・1か月で2kgの体重減少があり、随時血糖300mg/dL、HbA1c9.3%、抗GAD抗体陽性、尿ケトン体強陽性、血液ガスpH7.02と、著明な代謝性アシドーシスを伴う1型糖尿病・DKAの状態である。DKAでは高血糖・脱水・アシドーシスにより悪心・嘔吐や腹痛といった消化器症状が高頻度でみられ、進行すると傾眠から昏睡に至る意識障害を生じる。したがって入院時には腹痛と意識レベルを確認する必要がある。咳嗽・浮腫・発疹はDKAの主症状ではない(むしろ脱水傾向で浮腫は考えにくい)。
| 項目 | 所見 |
|---|---|
| 血糖 | 著明な高血糖(250〜300mg/dL以上) |
| ケトン体 | 尿・血中で陽性 |
| 血液ガス | 代謝性アシドーシス(pH低下) |
| 症状 | 口渇・多飲多尿、脱水、腹痛・嘔吐、Kussmaul呼吸、意識障害 |
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