学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第7章 ▸ 状況設定 / Q108P100
理由で解く 看護師国試
「苦しくて眠れない」「途切れ途切れに話す(会話が句切れる)」「SpO2 92%」は中発作の所見であり、大発作(起座呼吸・チアノーゼ・SpO2 91%未満)や呼吸不全(意識障害・SpO2 90%未満)には至っていない。
小児気管支喘息の発作強度は、呼吸困難の程度・生活状態・意識・SpO2などで判定する。Aちゃんは「苦しくて眠れない」と睡眠が妨げられ、途切れ途切れにしか話せない(会話が句切れる)状態で、SpO2は92%。これらは中発作の典型像である。大発作では歩行不能・起座呼吸・会話困難(一語区切り)・チアノーゼが出現しSpO2は概ね91%以下、呼吸不全ではさらに意識障害やSpO2 90%未満となる。Aちゃんはまだ発話が可能でチアノーゼや意識障害もなく、SpO2も92%を保っているため中発作と判断する。
| 発作強度 | 呼吸・生活状態 | 会話 | SpO2の目安 |
|---|---|---|---|
| 小発作 | 軽度の喘鳴、日常生活・睡眠ほぼ可能 | 普通 | 96%以上 |
| 中発作 | 苦しくて眠れない、時に横になれる | 句切れる(途切れ途切れ) | 92%前後 |
| 大発作 | 起座呼吸・歩行困難・チアノーゼ | 一語ずつ | 91%以下 |
| 呼吸不全 | 意識障害・チアノーゼ・呼吸減弱 | 不能 | 90%未満 |
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