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理由で解く 看護師国試
食道端々吻合術後の最重要課題は吻合部の保護。吸引チューブは吻合部に触れて損傷・縫合不全を起こさないよう、挿入長を吻合部の手前までに制限する。
食道端々吻合術後は縫合不全が最も警戒すべき合併症であり、吻合部に物理的刺激や張力をかけないことが看護の中心となる。口鼻腔・咽頭の唾液吸引では、チューブが深く入ると吻合部を直接損傷して縫合不全を招くため、あらかじめ医師が指示した挿入長(吻合部の手前まで)を厳守して吸引する。また頸部の伸展は吻合部を引き伸ばして張力をかけるため禁忌で、頸部は前屈(軽度屈曲)位に保つ。術後2日で人工呼吸器・胸腔ドレーン管理中であり、経口摂取の練習や自由な抱っこは時期尚早かつ危険である。
| 項目 | 対応 | 理由 |
|---|---|---|
| 体位 | 頸部前屈位 | 吻合部の張力を避ける |
| 吸引 | 吻合部手前までの挿入長を厳守 | 吻合部損傷・縫合不全の予防 |
| 栄養 | 胃瘻・経管栄養から開始 | 吻合部の安静保持 |
| 合併症の観察 | 縫合不全・吻合部狭窄・胃食道逆流 | 唾液漏出、ドレーン排液の性状に注意 |
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