学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第7章 ▸ 状況設定 / Q107P100
理由で解く 看護師国試
熱中症の応急処置の基本は体温を下げること。まず涼しい環境で体を冷却する。
熱中症は体温調節の破綻で深部体温が上昇する病態であり、応急処置の第一は冷却である。頸部・腋窩・鼠径部など太い血管が体表近くを走る部位を冷やすと効率的に体温を下げられる。A君は屋外の高温下で運動後に頭痛・悪心・嘔吐・顔面蒼白・冷汗をきたしており、体温も38.7℃と高い。既に嘔吐しているため経口での水分補給は誤嚥や再嘔吐の危険があり、搬送中の指示としては冷却が最優先される。
| 処置 | 内容 |
|---|---|
| 安静・環境 | 涼しい日陰やクーラーのある場所へ移動し安静 |
| 冷却 | 衣服を緩め頸部・腋窩・鼠径部を冷やす、送風・霧吹き |
| 水分電解質 | 意識清明で嘔吐がなければ経口補水液を少量ずつ |
| 受診 | 意識障害・嘔吐・高体温では医療機関で輸液 |
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