学習トップ / 理由で解く 看護師国試 / 第7章 ▸ 状況設定 / Q106P099
理由で解く 看護師国試
ステロイド薬を自己判断で中止すると、ネフローゼの再燃やステロイド離脱症候群、急性副腎不全を招く。満月様顔貌〈ムーンフェイス〉が出ても、医師の指示どおり内服を続けるよう指導する。
副腎皮質ステロイド薬を長期に使っている途中で急にやめると、ネフローゼが再燃するほか、倦怠感・関節痛・発熱などのステロイド離脱症候群が現れることがあり、視床下部-下垂体-副腎系が抑えられている場合には急性副腎不全に至ることもある。満月様顔貌〈ムーンフェイス〉自体はステロイドでよくみられる副作用で、減量・中止は必ず医師の指示に従う必要があり、外見が気になっても自己判断で中止せず内服を続けることが最も重要な指導である。11歳という年齢では外見の変化を気にするのは自然なので、つらさを聴き、治療が進んで薬の量が減れば目立たなくなることを本人と家族に伝えて支える。感染予防に留意しつつ通常は登校可能で、長期の学校欠席や、日光回避・シャワー浴限定を一律に指導する必要はない。体重測定も再燃・浮腫の指標として有用だが毎日必須とまではいえず、本問で最も適切なのは服薬継続の指導。
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