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教科書ドリル 臨床医学各論 第4章

B. 閉塞性呼吸器疾患

第4章 呼吸器疾患 全35問

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)の最大の原因因子はどれか。

1加齢
2喫煙
3大気汚染
4結核既往

解答2

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慢性閉塞性肺疾患(COPD)について正しいのはどれか。

1肺気腫と慢性気管支炎を包括した概念である。
2気管支喘息は常にCOPDに分類される。
3拘束性障害を呈するのが特徴である。
4原因として感染症が最も多い。

解答1

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COPDの罹患率について正しいのはどれか。

1小児に多い。
240歳以上の8〜10%程度である。
3女性にのみ発症する。
4日本では海外と比較して極めてまれである。

解答2

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肺気腫の病理学的定義として適切なのはどれか。

1気管支壁の肥厚と拡張
2肺胞隔壁の破壊による終末細気管支以遠の不可逆的な気腔拡大
3肺胞隔壁の炎症と線維化
4胸膜直下の嚢胞性病変

解答2

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肺気腫の病理学的分類で喫煙との関連が強いのはどれか。

1汎小葉性肺気腫
2小葉中心性肺気腫
3傍隔壁性肺気腫
4間質性肺気腫

解答2

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肺気腫の発症機序で誤っているのはどれか。

1長期の喫煙が主因となる。
2α1-アンチトリプシン欠損が危険因子である。
3遺伝的要因も関与する。
4経口感染による腸管病変が肺に波及する。

解答4

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COPD/肺気腫患者の胸部X線写真で認められる、肺過膨脹を示す横隔膜の特徴的所見を答えよ。

解答横隔膜平低化(平坦化)

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肺気腫でみられる身体所見として適切でないのはどれか。

1樽状胸
2呼気延長
3口すぼめ呼吸
4頸静脈怒張の消失

解答4

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肺気腫患者が呼気時に口唇をすぼめて細くゆっくり息を吐く呼吸法を何というか。

解答口すぼめ呼吸(purse-lipped breathing)

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閉塞性換気障害を示す疾患はどれか。

1特発性肺線維症
2肺気腫
3胸郭変形による拘束性障害
4重症筋無力症

解答2

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COPDの肺機能検査所見として誤っているのはどれか。

11秒率(FEV1.0/FVC)70%未満
21秒量の低下
3残気量の増加
4肺拡散能(DLco)著明上昇

解答4

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COPDの合併症として重要なのはどれか。

1肺性心
2過換気症候群
3肺血栓塞栓症
4小脳出血

解答1

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CO₂ナルコーシスについて正しいのはどれか。

1低酸素血症のみで発症する。
2慢性高炭酸ガス血症患者に高濃度酸素を投与した際に起こる。
3気管支喘息発作時に最も頻度が高い。
4高濃度酸素投与で予防できる。

解答2

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COPDの治療で最も重要なのはどれか。

1抗菌薬の定期投与
2禁煙
3経口ステロイド長期投与
4抗ウイルス薬

解答2

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在宅酸素療法(HOT)が適応となる疾患はどれか。

1発作時の気管支喘息
2慢性呼吸不全を伴う進行COPD
3かぜ症候群
4急性気管支炎

解答2

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慢性気管支炎の臨床診断基準(期間と症状)を答えよ。

解答1年に3ヵ月以上持続する咳嗽・喀痰が、2年以上続く状態

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慢性気管支炎について誤っているのはどれか。

1主症状は慢性の咳嗽と喀痰である。
2喀痰は膿性(黄緑色)が中心となる。
3禁煙が治療の基本である。
4治療では体位ドレナージは禁忌である。

解答4

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気管支喘息の気道における炎症を特徴づける主な白血球は何か。

解答好酸球(eosinophil)

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気管支喘息(アトピー型)の免疫学的機序として正しいのはどれか。

1Ⅰ型アレルギー(IgE介在型)
2Ⅱ型アレルギー(細胞傷害型)
3Ⅲ型アレルギー(免疫複合体型)
4Ⅳ型アレルギー(遅延型)

解答1

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気管支喘息の原因抗原として最も重要なのはどれか。

1花粉
2ダニ・ハウスダスト
3牛乳
4そば

解答2

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気管支喘息の病態で誤っているのはどれか。

1好酸球性の気道炎症
2気道過敏性の亢進
3可逆性の気道狭窄
4不可逆的な肺胞壁破壊

解答4

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気管支平滑筋を収縮させるメサコリンやアセチルコリンを低濃度から吸入させて1秒量の20%低下する濃度を測定する検査を何というか。

解答気道過敏性試験(BHR試験、メサコリン/アセチルコリン吸入負荷試験)

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気管支喘息発作時の身体所見として最も典型的なのはどれか。

1吸気時喘鳴(喉頭狭窄様)
2呼気延長と笛声音
3捻髪音(Velcro rale)
4胸膜摩擦音

解答2

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気管支喘息の発作が最も起こりやすい時間帯はどれか。

1起床直後
2日中活動時
3夕方の運動後
4就寝後の深夜から明け方

解答4

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気道可逆性試験の判定基準で気道可逆性ありと判断されるのはどれか。

11秒量が吸入前後で5%以上改善
21秒量が200mL以上かつ12%以上改善
3肺活量が20%以上改善
4残気量が10%以上減少

解答2

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気管支喘息患者の自己管理に用いる簡易肺機能指標はどれか。

1血圧
2ピークフロー(PEF)
3SpO₂のみ
4心拍数

解答2

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気管支喘息の長期管理における第一選択薬はどれか。

1短時間作用型β2刺激薬(SABA)の連日吸入
2吸入ステロイド(ICS)
3経口ステロイドの毎日投与
4抗ヒスタミン薬

解答2

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気管支喘息発作時(リリーバー)の第一選択薬はどれか。

1短時間作用型β2刺激薬(SABA)の吸入
2吸入ステロイド
3長時間作用型β2刺激薬(LABA)
4経口抗ヒスタミン薬

解答1

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気管支喘息の治療薬と用法の組み合わせで誤っているのはどれか。

1吸入ステロイド(ICS) ― 長期管理の第一選択
2短時間作用型β2刺激薬(SABA) ― 発作時の頓用
3長時間作用型β2刺激薬(LABA) ― ICSと併用し長期管理
4吸入ステロイド(ICS) ― 発作時の即効リリーバー

解答4

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心臓喘息について誤っているのはどれか。

1左心不全による肺うっ血が原因である。
2喘鳴を呈し気管支喘息と鑑別を要する。
3気管支拡張薬により根本治療される。
4心不全治療により症状が改善する。

解答3

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COPDと気管支喘息の対比として誤っているのはどれか。

1COPD=不可逆的、気管支喘息=可逆的
2COPD=喫煙主因、気管支喘息=アレルギー主因
3COPD=末梢気道中心、気管支喘息=中枢気道中心
4COPD=好酸球性炎症主体、気管支喘息=好中球性炎症主体

解答4

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肺機能検査所見と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。

11秒率<70%・%肺活量正常 ― 肺気腫
21秒率正常・%肺活量低下 ― 気管支喘息
31秒率低下・%肺活量低下 ― 健常
41秒率正常・%肺活量正常 ― 間質性肺炎

解答1

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COPD患者への治療で適切でない組み合わせはどれか。

1禁煙指導 ― 最重要
2吸入β2刺激薬(LABA) ― 気管支拡張
3インフルエンザワクチン ― 増悪予防
4急性増悪時の高濃度酸素投与 ― 標準治療

解答4

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気管支喘息の検査所見として誤っているのはどれか。

1血中好酸球増多
2血中IgE高値(アトピー型)
3気道可逆性試験でFEV1の15%以上改善
4呼気NO(FeNO)の低値

解答4

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閉塞性呼吸器疾患の総括で誤っているのはどれか。

1肺気腫=形態学的診断、慢性気管支炎=症状診断、両者合併がCOPDの中心
2COPD治療の基盤は禁煙
3気管支喘息はIgE介在のⅠ型アレルギーが主因
4喘息発作時はICSの吸入が第一選択

解答4

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