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教科書ドリル 生理学 第2章

H. 循環調節

第2章 循環 全26問

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血管壁の平滑筋には、血圧が上昇して血管壁が引き伸ばされると、その平滑筋自身が反応して収縮し、血流量を一定に保とうとする性質がある。この現象を(  )調節(自己調節)という。腎・脳・心の血管で特に顕著である。

解答局所性(筋原性)

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血管作動物質と作用の組み合わせで誤っているのはどれか。

1アデノシン ― 血管拡張
2一酸化窒素(NO) ― 血管拡張
3エンドセリン ― 血管拡張
4アンジオテンシンII ― 血管収縮

解答3(エンドセリン ― 血管拡張)

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ホルモン性の循環調節に関わる物質とその作用の説明で誤っているのはどれか。

1バソプレシンは下垂体後葉から分泌され、血管収縮と腎での水再吸収を促進する。
2アルドステロンは副腎皮質から分泌され、腎でNa⁺の再吸収を促進する。
3副腎髄質から放出されるカテコールアミンは血管を収縮させる(ただし骨格筋血管ではβ2受容体を介して拡張も起こる)。
4心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)は心室から分泌されるため心筋梗塞の血中マーカーとなる。

解答4(ANPが心室由来という説明が誤り)

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血圧低下や循環血液量の減少に対して働く昇圧系の代表であるレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系(RAA系)では、腎傍糸球体装置から分泌された(① )により産生されたアンジオテンシンIIが血管を収縮させ、さらに副腎皮質から(② )の分泌を促して腎でのNa⁺再吸収を増やし、血液量を増やす。

解答①レニン ②アルドステロン

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全身循環の調節様式は、大別して3つの系統に分けられる。局所性調節、ホルモン性調節とあと1つは何か。

解答神経性調節(自律神経による調節)

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ホルモンとその循環系への主作用の組み合わせで適切でないのはどれか。

1アドレナリン ― 心拍数増加・血管収縮
2ノルアドレナリン ― 末梢血管収縮による昇圧
3バソプレシン ― 血管収縮・水再吸収増加
4ANP ― 血管収縮・Na⁺再吸収増加

解答4

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血圧を維持するうえで中心的な役割を担う循環中枢(心臓血管中枢)は、中枢神経系のどの部位に存在するか。

解答延髄(の網様体)

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延髄の循環中枢は、機能的に血圧を上げる側の(① )中枢と、血圧を下げる側の(② )中枢に分けて考えられる。両者の活動バランスが交感神経と迷走神経の出力を決めている。

解答①昇圧(または血管運動) ②抑制(または心抑制)

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高圧系の圧受容器とその情報を中枢に伝える神経の組み合わせで正しいのはどれか。

1頸動脈洞 ― 迷走神経
2頸動脈洞 ― 舌咽神経
3大動脈弓 ― 舌咽神経
4大動脈弓 ― 三叉神経

解答2(頸動脈洞 ― 舌咽神経)

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頸動脈洞の圧受容器が興奮したとき、反射的に生じる反応として最も適切なのはどれか。

1心拍数増加
2抵抗血管の収縮
3血圧低下
4副腎髄質からのカテコールアミン放出増加

解答3(血圧低下)

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圧受容器反射(高圧受容器反射)に関する記述で誤っているのはどれか。

1主に短期(秒単位)の血圧調節を担う。
2血圧が基準値より低下すると圧受容器の活動は低下する。
3反射の結果、容量血管(静脈)は拡張する方向に調節される。
4反射の主な効果器は延髄網様体そのものである。

解答4

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名称が似ていて混同しやすい頸部の受容器について、機能の組み合わせで正しいのはどれか。

1頸動脈洞:化学受容器 / 頸動脈小体 ― 圧受容器
2頸動脈洞:圧受容器 / 頸動脈小体 ― 化学受容器
3両者とも圧受容器
4両者とも化学受容器

解答2

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末梢性化学受容器は、動脈血中のO₂分圧の(① )、CO₂分圧の(② )、H⁺濃度の(③ )によって興奮する。その結果、呼吸促進とともに、交感神経活動の亢進を介して心拍数と血圧が上昇する。

解答①低下 ②上昇 ③上昇(pH低下)

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末梢性化学受容器の所在として正しいのはどれか。

1頸動脈洞と大動脈弓
2頸動脈小体と大動脈小体
3肺胞と気管支
4延髄腹側表面

解答2

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末梢性化学受容器が興奮したときに生じる循環系の反応として適切なのはどれか。

1心拍数低下と血圧低下
2心拍数増加と血圧上昇
3心拍数増加と血圧低下
4心拍数低下と血圧上昇

解答2

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心房や静脈合流部、肺血管壁には低圧で作動する伸展受容器が存在し、(  )と総称される。この受容器は血液量のわずかな変化を検出し、細胞外液量の長期的な調節に関与する。

解答心肺部圧受容器(低圧受容器)

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出血による循環血液量の減少に対し、心肺部圧受容器反射を介して分泌が増加するホルモンはどれか。

1アルドステロン
2バソプレシン(ADH)
3ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)
4BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)

解答2

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皮膚・骨格筋・関節の体性感覚受容器への刺激は、延髄の循環中枢を介して心拍数や血圧を反射性に変化させる。このような反射の存在を前提にすると、鍼灸臨床で皮膚や筋に施した刺激が循環系に影響を及ぼしうる生理学的根拠として最も適切な表現はどれか。

1脳循環の自己調節
2体性-自律反射
3圧受容器反射
4化学受容器反射

解答2

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循環の反射性調節に関する説明で誤っているのはどれか。

1圧受容器反射は主に短期(秒単位)の血圧調節を担う。
2化学受容器反射は呼吸と循環を同時に変化させる。
3心肺部圧受容器反射は循環血液量の長期調節に関与する。
4頸動脈小体は血圧上昇を検出して交感神経活動を高める。

解答4

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情動や精神的緊張に伴って心拍数や血圧が変動する背景として、延髄の循環中枢を上位から修飾する高位中枢にあたらないのはどれか。

1大脳皮質連合野
2大脳辺縁系
3視床下部
4脊髄側角

解答4

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左心室の冠血流について正しいのはどれか。

1収縮期に最大となる。
2拡張期に最大となる。
3心拍出量の約30%を占める。
4心室内腔の血液からも直接栄養を受ける。

解答2

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肝循環について正しい記述はどれか。

1肝臓に流入する血液は約30%が門脈、約70%が肝動脈からである。
2脾臓からの静脈血は下大静脈に直接注ぐ。
3肝臓は心拍出量の約20〜30%の血流を受ける。
4肝の毛細血管内皮細胞間隙は極めて狭くタンパク質を通さない。

解答3

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脳は体重のわずか2%ほどだが、心拍出量の約(① )%の血液供給を受ける。また、脳の細動脈は動脈血中のCO₂分圧が上昇すると(② )する性質がある。

解答①15 ②拡張

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皮膚循環の特徴として最も適切なのはどれか。

1動静脈吻合は存在しない。
2体温調節と密接に関わる。
3栄養供給が皮膚循環の主目的である。
4交感神経血管拡張神経によって主に調節される。

解答2

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運動中に骨格筋血流が著しく増える主な機序は、筋の活動で産生される(① )や(② )などの代謝産物が、血管平滑筋に直接働いて血管を(③ )させる局所性調節である。

解答①CO₂ ②乳酸(アデノシンなどでも可) ③拡張

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特殊循環の部位とその特徴の組み合わせで誤っているのはどれか。

1冠循環 ― 拡張期に血流が最大となる
2脳循環 ― 血液脳関門による物質透過の選択性
3皮膚循環 ― 動静脈吻合を介した体温調節
4筋循環 ― 運動時は安静時の5分の1に減少する

解答4

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