学習トップ教科書ドリル 生理学第2章 ▸ H. 循環調節 / Q02H017

教科書ドリル 生理学

Q02H017 循環

問題

出血による循環血液量の減少に対し、心肺部圧受容器反射を介して分泌が増加するホルモンはどれか。

選択肢
1アルドステロン
2バソプレシン(ADH)
3ANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)
4BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)
解答
正解2
解説

- 1. アルドステロン: 副次的。RAA系を介して最終的に増えるが、心肺部圧受容器反射の直接の効果器としては主に下垂体後葉からのバソプレシンが取り上げられる。
- 2. バソプレシン: **正しい(正答)**。血液量減少 → 低圧受容器活動低下 → 延髄を介して視床下部-下垂体後葉系が働く → バソプレシン分泌増加 → 腎集合管での水再吸収↑ → 尿量減少 → 血液量回復。
- 3. ANP: ANPは心房「伸展」で分泌されるので、血液量減少時はむしろ分泌が減る。
- 4. BNP: BNP/NT-proBNPは教科書外の項目で心不全マーカーとして臨床的には重要だが、本節の正答にはならない。心房由来のANPと区別する。

覚え方「低圧番人が減水を告げるとADHが水を守る」。バソプレシンは高張血漿(浸透圧↑)でも増加(二重制御)。ANP/BNP(伸展→分泌)とバソプレシン(血液量減で分泌)の向きを取り違える間違いに注意。

解説画像
出血による循環血液量の減少に対し、心肺部圧受容器反射を介して分泌が増加するホルモンはどれか。 解説図
出血による循環血液量の減少に対し、心肺部圧受容器反射を介して分泌が増加するホルモンはどれか。
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