学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第2章 ▸ H. 循環調節 / Q02H001
教科書ドリル 生理学
血管壁の平滑筋には、血圧が上昇して血管壁が引き伸ばされると、その平滑筋自身が反応して収縮し、血流量を一定に保とうとする性質がある。この現象を( )調節(自己調節)という。腎・脳・心の血管で特に顕著である。
血管平滑筋が伸展に応じて反射的に収縮する現象は筋原性応答と呼ばれ、局所性調節の中核を成す。心臓のStarlingの法則(心筋が伸展されると収縮力が増大)と同じ系譜の仕組みで、神経・ホルモンの関与なしに組織単位で働く。腎血管・脳血管・冠血管の自己調節はこの機構に依存し、血圧変動があっても臓器血流をほぼ一定に保つ。脳循環の自己調節範囲は平均血圧50-150mmHg程度とされる。
よくある間違い: 自己調節を神経反射と誤答しやすいが、支配神経を切っても残存する組織レベル現象である。

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