学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第2章 ▸ H. 循環調節 / Q02H002
教科書ドリル 生理学
血管作動物質と作用の組み合わせで誤っているのはどれか。
- 1. アデノシン ― 血管拡張: 正しい組み合わせ。アデノシンは代謝産物で、組織の需要に応じて局所的に血管を拡張する。冠循環の自己調節の中心物質。
- 2. 一酸化窒素(NO) ― 血管拡張: 正しい組み合わせ。NOは血管内皮由来の強力な拡張物質。ニトログリセリンの作用標的。
- 3. エンドセリン ― 血管拡張: **この組み合わせが誤り(正答)**。エンドセリンは血管内皮細胞から分泌される最強クラスの血管「収縮」物質である。セロトニンと並ぶ局所性の収縮物質。
- 4. アンジオテンシンII ― 血管収縮: 正しい組み合わせ。レニン-アンジオテンシン系の実行分子で、細動脈を強く収縮させアルドステロン分泌も促す。
| 作用 | 代表物質 |
|:---|:---|
| 拡張 | ブラジキニン、ヒスタミン、乳酸、CO₂、アデノシン、NO |
| 収縮 | セロトニン、エンドセリン、アンジオテンシンII |
代謝産物(乳酸・CO₂・アデノシン)は「需要に応じて流す」ために全て拡張側。覚え方は「エンドセリンは内皮の収縮屋」。NOはL-アルギニンからNO合成酵素(NOS)で産生される。

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。