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理由で解く 看護師国試 第11章
状況設定
第11分野 看護の統合と実践 全26問
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出典:第106回看護師国家試験(2017)午後 問114
Aさん(78歳、男性)は、尿路感染症による敗血症で入院し、5日が経過した。中心静脈ラインから輸液ポンプを使用して乳酸加リンゲル液が投与され、その側管からシリンジポンプを使用してノルアドレナリンが投与されている。
Aさんには有害事象はみられなかったが、医師の指示量の2倍のノルアドレナリンが3時間投与されていた。これは、医師がノルアドレナリンの減量を指示書に記載し、夜勤の担当看護師にそれを伝えたが、担当看護師が実際に減量することを忘れたことが原因だった。病棟では、リスクマネジメントとしてこの出来事の再発防止策を考えることとなった。再発防止策で適切なのはどれか。
1
薬剤に関する研修会を企画する。
2
医療機器の操作方法を再教育する。
3
インシデントを起こした看護師は反省文を書くこととする。
4
医師の指示内容の変更時は、複数の看護師で情報共有をする。
解答4(医師の指示内容の変更時は、複数の看護師で情報共有をする。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問118
Aさん(20歳、女性、外国籍)は、6月に来日し、9月に大学に入学した。入学して1週後、Aさんは大学でめまいを起こして座り込み、同じ国から昨年留学生として来日した友人に付き添われ病院の内科外来を受診した。外来では多くの患者が受診を待っており、診察までに時間がかかっていた。Aさんは、日常会話程度の日本語が話せ「身体がだるくて立っていられません」と看護師に伝えた。
外来の看護師の対応で優先するのはどれか。
1
外国語が話せる医師を呼びに行く。
2
付き添ってきた友人に通訳を依頼する。
3
Aさんに外来の処置室で横になってもらう。
4
Aさんの母国語で書かれた問診表を取りに行く。
解答3(Aさんに外来の処置室で横になってもらう。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問119
Aさん(20歳、女性、外国籍)は、6月に来日し、9月に大学に入学した。入学して1週後、Aさんは大学でめまいを起こして座り込み、同じ国から昨年留学生として来日した友人に付き添われ病院の内科外来を受診した。外来では多くの患者が受診を待っており、診察までに時間がかかっていた。Aさんは、日常会話程度の日本語が話せ「身体がだるくて立っていられません」と看護師に伝えた。
Aさんは、急性骨髄性白血病と診断され、血液内科病棟の2人部屋に緊急入院になった。病棟看護師が入院オリエンテーションをするため病室を訪れたところ、同室の患者から「Aさんの香水の香りが強いので、つらい」と訴えがあり、看護師もその香りが気になった。看護師の対応で適切なのはどれか。
1
同室の患者に別室への移動を勧める。
2
Aさんに香水を洗い流すよう説明する。
3
Aさんに香水の使用は医師の許可が必要と説明する。
4
Aさんに香りが本人および同室の患者の治療に及ぼす影響を説明する。
解答4(Aさんに香りが本人および同室の患者の治療に及ぼす影響を説明する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第109回看護師国家試験(2020)午後 問120
Aさん(20歳、女性、外国籍)は、6月に来日し、9月に大学に入学した。入学して1週後、Aさんは大学でめまいを起こして座り込み、同じ国から昨年留学生として来日した友人に付き添われ病院の内科外来を受診した。外来では多くの患者が受診を待っており、診察までに時間がかかっていた。Aさんは、日常会話程度の日本語が話せ「身体がだるくて立っていられません」と看護師に伝えた。
Aさんが入院したという知らせを受けて、Aさんの家族が来日し、病棟に見舞いに来た。Aさんの家族は、Aさんの身の回りの世話を泊まり込みで行うために、大量の私物を持ち込んでいる。看護師の対応で最も適切なのはどれか。
1
Aさんと家族が納得できる解決策を話し合う。
2
希望通りAさんの病室に泊まることを許可する。
3
日本では家族の泊まり込みはできないと説明する。
4
近隣のホテルに泊まって、日中のみ通うよう勧める。
解答1(Aさんと家族が納得できる解決策を話し合う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問118
A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。
搬送直後の夫の血液検査データで、高値が予想されるのはどれか。2つ選べ。
1
カリウム
2
カルシウム
3
ヘモグロビン〈Hb〉
4
総コレステロール
5
クレアチンキナーゼ〈CK〉
解答1(カリウム)、5(クレアチンキナーゼ〈CK〉)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問119
A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。
被災当日にBさんはCちゃんとともに避難所に入所した。被災後1日、Bさんは巡回してきた看護師に「今妊娠20週目ですが、おなかが張ることがあります」と話した。看護師が確認する項目で優先度が高いのはどれか。
1
下肢の浮腫の程度
2
食事の摂取状況
3
性器出血の有無
4
排泄状況
解答3(性器出血の有無)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第110回看護師国家試験(2021)午前 問120
A市に住むBさん(40歳、経産婦)は、妊娠20週0日である。夫(42歳、会社員)、長女のCちゃん(5歳)の3人暮らし。朝食を終えた午前8時、大規模災害が発生し、夫は倒壊した家屋に両下肢が挟まれ身動きがとれなくなった。一緒にいたBさんとCちゃんは無事だったが、慌てるBさんのそばでCちゃんは泣きながら座りこんでいた。午前10時、夫は救助隊に救出されたが、下肢の感覚はなくなっていた。病院に搬送された夫は、その日のうちに入院となった。
Bさんに異常は認められなかったが、Cちゃんも不安な表情でBさんの傍にいる姿をみて、看護師はBさんとCちゃんは福祉避難所への移動が必要ではないかと考えた。福祉避難所への移動のために看護師が連携する者で適切なのはどれか。
1
精神科医
2
民生委員
3
A市の保健師
4
ボランティアの保育士
解答3(A市の保健師)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問115
午前9時頃、震度5強の地震が発生した。二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。
この時点の看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
1
被災状況の報告
2
入院患者の避難誘導
3
傷病者の受け入れ準備
4
入院患者の状態の把握
5
使用中の医療機器の作動状況の確認
解答4(入院患者の状態の把握)、5(使用中の医療機器の作動状況の確認)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問116
午前9時頃、震度5強の地震が発生した。二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。
発災から3時間後、地震後に発生した火災現場付近から救出されたA君(6歳)と母親のBさん(32歳)の2人が搬送されてきた。A君は避難時に転倒し、左肘関節付近の腫脹と疼痛を訴えていた。バイタルサインに異常はない。Bさんは避難する際にA君が煙に巻き込まれそうになるところをかばい、髪の一部と鼻毛の一部が焦げていた。右頬部に2cm×2cm、右上肢に5cm×10cmの紅斑と水疱を認める熱傷を負っていた。バイタルサインに異常はないが、熱傷部位の疼痛を訴えていた。トリアージの結果、看護師の初期対応として優先されるのはどれか。
1
A君の既往歴の聴取
2
A君への鎮痛薬の準備
3
Bさんの気道確保の準備
4
Bさんの熱傷部位の冷却
解答3(Bさんの気道確保の準備)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第111回看護師国家試験(2022)午後 問117
午前9時頃、震度5強の地震が発生した。二次救急医療機関の救命救急病棟に勤務する看護師は、自身の身の安全を確保し、揺れが収まると病院の災害発生時のマニュアルに沿って行動を開始した。病棟には人工呼吸器を使用中の患者が1人、輸液ポンプを使用中の患者が3人、酸素療法中の患者3人が入院している。
A君とBさんはともに入院して治療が始まった。発災から10日後、A君、Bさんの治療経過は良好で合併症もなくバイタルサインは安定していた。Bさんから看護師に「Aは好きなお菓子を食べず、私のそばからずっと離れず甘えてきます。昨夜はおねしょをしていたようで、びっくりしました。どうしたらよいのかわかりません」と相談があった。看護師の対応として適切なのはどれか。
1
「お母さんがしっかりしましょう」
2
「A君が1人になる時間をつくりましょう」
3
「A君に水分を控えるよう声をかけましょう」
4
「A君が甘えてきたら抱きしめてあげましょう」
解答4(「A君が甘えてきたら抱きしめてあげましょう」)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問118
午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。
Bさんに考えられる状態はどれか。
1
過換気症候群
2
虚血性心疾患
3
腰椎圧迫骨折
4
フレイルチェスト〈胸壁動揺〉
解答4(フレイルチェスト〈胸壁動揺〉)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問119
午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。
発災6時間、Cさん(60歳、男性)は、職場のがれきの下から救助され、搬送されてきた。Cさんの意識は清明、バイタルサインは、体温35.8℃、脈拍110/分、不整、血圧90/68mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)である。がれきに挟まれていた両下肢は、皮膚の創傷、腫脹および皮下出血が認められた。両下肢の感覚は鈍く、麻痺がみられる。足背動脈は触知できる。尿の色は赤褐色である。血液検査の結果、尿素窒素20mg/dL、クレアチンキナーゼ〈CK〉3万IU/L、血糖値110mg/dL、Na140mEq/L、K8.2mEq/Lであった。圧挫症候群〈クラッシュ症候群〉が疑われ、救出後から輸液療法が開始されている。このときの看護師の対応で優先度が高いのはどれか。
1
除細動器の準備
2
既往歴の聴取
3
全身の保温
4
創傷の洗浄
解答1(除細動器の準備)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第112回看護師国家試験(2023)午後 問120
午前10時、A県内で大規模災害が発生した。A県内の救命救急センターに、家屋等の倒壊現場から救助された傷病者の受け入れ要請があり病院に搬送された。直ちにトリアージが行われた。搬送されてきたBさん(45歳、男性)には頻呼吸が認められ、胸部と背部の痛みを訴え、吸気時に胸郭が陥没し、呼気時には膨隆している。
Cさんは直ちに入院となり、緊急で血液透析が開始されることになった。集中治療室のベッドサイドで血液透析が開始され、Cさんのバイタルサインは安定した。下肢の腫脹、感覚障害は持続している。Cさんは「家族は無事なのか」「また地震がきて病院が停電になったら、透析の器械は止まらないのか」と不安な表情で担当看護師に訴えた。Cさんの家族は避難所にいると連絡があったことを伝えると、Cさんは少し落ち着いた表情となった。担当看護師は、次々と搬送される傷病者の受け入れ準備をするよう、リーダー看護師に声をかけられた。この時点でのCさんへの対応で担当看護師が優先して連携するのはどれか。
1
管理栄養士
2
社会福祉士
3
理学療法士
4
臨床工学技士
解答4(臨床工学技士)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問118
Aさん(44歳、男性)は、午前9時に発生した震度5強の地震で自宅の2階から慌てて逃げる際に階段から転落した。午前9時30分、Aさんは殿部に激しい痛みが出現し動けなくなったため、救急車で搬送され入院した。身体所見:体温36.8°C、呼吸数22/分、脈拍100/分、血圧76/38mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)。検査所見:赤血球300万/μL、Hb9.0g/dL、CRP0.3mg/dL、Na140mEq/L、K4.0mEq/L、濃縮尿、尿比重1.020、尿潜血(+)。
Aさんの状態で考えられるのはどれか。
1
敗血症
2
骨盤骨折
3
硬膜下血腫
4
腰部脊柱管狭窄症
解答2(骨盤骨折)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問119
Aさん(44歳、男性)は、午前9時に発生した震度5強の地震で自宅の2階から慌てて逃げる際に階段から転落した。午前9時30分、Aさんは殿部に激しい痛みが出現し動けなくなったため、救急車で搬送され入院した。身体所見:体温36.8°C、呼吸数22/分、脈拍100/分、血圧76/38mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)。検査所見:赤血球300万/μL、Hb9.0g/dL、CRP0.3mg/dL、Na140mEq/L、K4.0mEq/L、濃縮尿、尿比重1.020、尿潜血(+)。
午前11時、Aさんの母親Bさん(80歳)は、余震が続くため避難する途中で転倒し、歩行が困難となった。Bさんは、孫のCさん(14歳、女子)に付き添われて救急車で病院に搬送された。Bさんは、意識は清明で、腰痛を訴えている。バイタルサインは、呼吸数16/分、脈拍90/分、血圧135/80mmHgで、排尿によって着衣が濡れている。外来で診察を待っている間に、Bさんの隣にいるCさんがうずくまっているのを看護師が発見した。Cさんのバイタルサインは、呼吸数36/分、脈拍110/分、血圧94/40mmHgで、手のしびれ、動悸を訴えている。看護師の初期対応で優先度が高いのはどれか。
1
Bさんの着衣の交換
2
Bさんの既往歴の確認
3
Cさんの四肢の保温
4
Cさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉の測定
解答4(Cさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉の測定)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第113回看護師国家試験(2024)午前 問120
Aさん(44歳、男性)は、午前9時に発生した震度5強の地震で自宅の2階から慌てて逃げる際に階段から転落した。午前9時30分、Aさんは殿部に激しい痛みが出現し動けなくなったため、救急車で搬送され入院した。身体所見:体温36.8°C、呼吸数22/分、脈拍100/分、血圧76/38mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%(room air)。検査所見:赤血球300万/μL、Hb9.0g/dL、CRP0.3mg/dL、Na140mEq/L、K4.0mEq/L、濃縮尿、尿比重1.020、尿潜血(+)。
Bさんは、歩行が困難であったため入院したが、検査の結果、腰部の打撲のみで他に身体的な問題を認めなかった。日中は眠っていることが多く、夕方になると落ち着かなくなり、大声で家族を呼んだり、家に帰ろうとすることがあった。入院4日後、Bさんは少しずつ歩けるようになり、退院が決まった。自宅が半壊状況のため、福祉避難所に行くことになった。一緒に福祉避難所に行くAさんの妻(42歳)は看護師に「義母は、入院前は大声を出すことはありませんでした。避難所で人に迷惑をかけるのではないかと心配です」と相談した。看護師のBさんに関する助言内容で適切なのはどれか。
1
福祉避難所では昼間の覚醒を促す。
2
福祉避難所では人との交流を少なくする。
3
Bさんの退院を延期できるか医師に相談する。
4
福祉避難所に行ったらすぐに精神科を受診する。
解答1(福祉避難所では昼間の覚醒を促す。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第114回看護師国家試験(2025)午前 問118
Aさん(64歳、男性、外国籍)は、1年前に日本に移住し、娘(36歳、会社員)と娘の夫(42歳、会社員、日本人)と3人家族である。娘の夫は海外に長期出張中で、娘は日本語での簡単な日常会話はできるが、Aさんはほとんど日本語が理解できない。Aさんは、2か月前から時々腰痛があり、市販薬で様子を見ていたが、徐々に腰痛が強くなり、娘に付き添われて受診した。検査の結果、肺癌と診断され、胸膜と腰椎への転移が見つかり、疼痛コントロールの目的で入院した。
病状について医師から説明を受けることになったが、娘から「夫はしばらく帰ってこないし、私は難しいことは分からないのでどうしたらいいですか」と質問を受けた。看護師の助言で適切なのはどれか。
1
「ご主人に帰国してもらいましょう」
2
「医療通訳の方に同席してもらいましょう」
3
「娘さんからAさんにお話しされてはいかがですか」
4
「通訳できる知人を探して、同席してもらいましょう」
解答2(「医療通訳の方に同席してもらいましょう」)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問118
午後1時に震度6強の地震が発生し、避難所が開設された。地震発生の2時間後、避難所に救護所が設置され、近隣の病院から医療救護班が派遣された。医療救護班が複数の被災者に対応するなか、Aさん(54歳、男性)が搬送されてきた。Aさんは右大腿部に4cmの切創があり出血部位をタオルで押さえている。すぐに看護師が切創部の処置を介助することになった。
このときの看護師の感染予防対策で正しいのはどれか。
1
ゴーグルを装着して処置の介助を行う。
2
使い捨て手袋を1時間ごとに交換する。
3
処置を行う前に破傷風のワクチンを受ける。
4
看護師が着用するガウンにAさん用と記載しAさん専用にする。
解答1(ゴーグルを装着して処置の介助を行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問119
午後1時に震度6強の地震が発生し、避難所が開設された。地震発生の2時間後、避難所に救護所が設置され、近隣の病院から医療救護班が派遣された。医療救護班が複数の被災者に対応するなか、Aさん(54歳、男性)が搬送されてきた。Aさんは右大腿部に4cmの切創があり出血部位をタオルで押さえている。すぐに看護師が切創部の処置を介助することになった。
発災翌日、避難所には150名ほどの避難者が登録をしている。医療救護班の医師から「この数日間で、インフルエンザの患者が病院で増えている。避難所でも注意したほうがよい」と看護師に助言があった。看護師は避難所運営者と連携して、避難所でのインフルエンザの集団発生防止策を立てることにした。午前9時現在、避難者の中には発熱や咳をしている有症者はいない。避難所での集団感染を防止する対策で適切なのはどれか。
1
避難所の床を毎日アルコールで清掃する。
2
共同のトイレにあるタオルを毎日交換する。
3
避難所の居住スペースの換気を1日1回行う。
4
避難者に入所時からの体調を健康チェック表に記載してもらう。
解答4(避難者に入所時からの体調を健康チェック表に記載してもらう。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第114回看護師国家試験(2025)午後 問120
午後1時に震度6強の地震が発生し、避難所が開設された。地震発生の2時間後、避難所に救護所が設置され、近隣の病院から医療救護班が派遣された。医療救護班が複数の被災者に対応するなか、Aさん(54歳、男性)が搬送されてきた。Aさんは右大腿部に4cmの切創があり出血部位をタオルで押さえている。すぐに看護師が切創部の処置を介助することになった。
発災3日後、Bさん(72歳、男性)が救護所を訪れた。地震で自宅が半壊したため、妻と避難所で生活している。Bさんは、左胸部から左腋窩にかけてピリピリとした持続する痛みを訴えた。看護師が観察すると、痛みの部位に沿って水疱を伴う浮腫性紅斑が確認できた。体温36.5℃、呼吸数12/分、脈拍66/分、血圧126/80mmHg。看護師がBさんに行う観察で優先度が高いのはどれか。
1
痛みの持続時間を問診する。
2
1週間の睡眠状況を問診する。
3
痛みが限局しているか触診する。
4
全身性の浮腫性紅斑か視診する。
5
ステロイド薬の長期投与の有無を問診する。
解答4(全身性の浮腫性紅斑か視診する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問118
午前9時、震度 6 強の大地震が発生した。発災直後、A病院では傷病者への対応として救急病棟に8床確保した。その応援のために各部署から看護師3名、医師2名、臨床工学技士1名、臨床検査技師1名、理学療法士1名が救急病棟に集まった。救急病棟のリーダー看護師は他部署から集まったスタッフとカンファレンスを行った。
リーダー看護師が指揮する内容で適切なのはどれか。
1
理学療法士に傷病者の採血を依頼する。
2
看護師に自己判断で輸液を実施するよう伝える。
3
臨床工学技士に医療機器の動作確認を依頼する。
4
傷病者本人が名前を名乗る行為は省くよう医療スタッフに伝える。
解答3(臨床工学技士に医療機器の動作確認を依頼する。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問119
午前9時、震度 6 強の大地震が発生した。発災直後、A病院では傷病者への対応として救急病棟に8床確保した。その応援のために各部署から看護師3名、医師2名、臨床工学技士1名、臨床検査技師1名、理学療法士1名が救急病棟に集まった。救急病棟のリーダー看護師は他部署から集まったスタッフとカンファレンスを行った。
発災1時間後、町内の避難所に救護所が開設され、A病院から応援の看護師が派遣された。救護所には簡易ベッド、処置台、医療資材、ホワイトボードが設置されている。数十分後には救護所に多数の傷病者が来ることを想定し準備を行った。救護所の看護師が行う準備で優先されるのはどれか。
1
医療資材の使用期限確認
2
24時間体制の看護師の確保
3
医療処置前に契約する同意書の作成
4
医療機関別の救急受け入れ先リストの確認
5
トリアージ別に傷病者が待機する区域の確保
解答5(トリアージ別に傷病者が待機する区域の確保)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午前 問120
午前9時、震度 6 強の大地震が発生した。発災直後、A病院では傷病者への対応として救急病棟に8床確保した。その応援のために各部署から看護師3名、医師2名、臨床工学技士1名、臨床検査技師1名、理学療法士1名が救急病棟に集まった。救急病棟のリーダー看護師は他部署から集まったスタッフとカンファレンスを行った。
発災2時間後、救護所に2名の傷病者が同時に到着した。B氏(63歳、男性):避難の途中に転倒し、右足首を負傷した。「自力で歩いてきた。痛みは我慢できる程度」と話す。体温37.2℃、呼吸数12/分、脈拍82/分、血圧140/80mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%。右足首に内出血がある。発汗著明、頭痛はない。C氏(36歳、男性):避難の途中でつまずき、右側腹部をガードレールにぶつけた。「ここが少し痛むだけ」と右側腹部を押さえている。体温37.4℃、呼吸数20/分、脈拍84/分、血圧110/74mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%、皮膚冷感なし、右側腹部に軽度の発赤があるが腫脹や外出血はない、腹壁緊張はない。10分経過後、看護師は2名の観察を行った。B氏:右足首の内出血と腫脹が軽度増大している。体温37.5℃。他のバイタルサインに変動はない。C氏:「少しお腹が痛い、吐き気がする」と訴える。体温37.4℃、呼吸数24/分、脈拍98/分、血圧88/48mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94%。腹壁緊張あり。このときの看護師の対応で優先されるのはどれか。
1
B氏の水分補給
2
B氏の頸部の冷却
3
C氏の吐物処理の準備
4
C氏の静脈路確保の準備
解答4(C氏の静脈路確保の準備)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問118
大型の台風が直撃するという予報を受けて、午前9時、病院では災害対策本部が立ち上がった。また、病院の所在する市から避難所への看護師派遣の要請を受け、対応することになった。
午後1時、落雷によって病院の電源供給が一時停止したが、直後に自家発電に切り替わり、医療機器は正常に作動している。ICUには患者4名が入院し、全員が輸液ポンプを使用している。Aさん(65歳、女性)は鎮静薬が投与され、人工呼吸器が装着されている。Bさん(78歳、男性)は大声で家族を呼び続けている。その他の患者は心配そうな表情でICU内を見回している。このときのICU看護師の対応で適切なのはどれか。
1
Bさんを一般病棟に転棟する。
2
意識が清明な患者に声かけを行う。
3
Aさんの人工呼吸器を外し手動で補助呼吸を行う。
4
輸液ポンプ使用者の輸液ラインを自然滴下に切り替える。
解答2(意識が清明な患者に声かけを行う。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問119
大型の台風が直撃するという予報を受けて、午前9時、病院では災害対策本部が立ち上がった。また、病院の所在する市から避難所への看護師派遣の要請を受け、対応することになった。
この台風による大雨の影響で、大規模な土砂災害が発生した。病院から派遣されて避難所内を巡回していた看護師は、元気がないCさん(66歳、女性)のことが気になり、毎日声をかけていた。発災3日目、Cさんは避難所内を巡回していた看護師を呼び止めて話をした。Cさんは、土砂災害があったときに娘と自宅にいたが、Cさんが先に屋外に避難したことを悔やんでいた。「娘の行方がまだ分からない。静かになると、あのときのことを思い出して涙が止まらなくなる」と悲しんでいる。このときの看護師のCさんへの対応で適切なのはどれか。
1
睡眠と食事の状況を聞く。
2
娘のことを早く忘れるよう促す。
3
待っていれば娘は見つかると励ます。
4
気分転換をするために近所の友人と新しいことを始めるよう提案する。
解答1(睡眠と食事の状況を聞く。)
解説・ポイント・キーワードを見る →出典:第115回看護師国家試験(2026)午後 問120
大型の台風が直撃するという予報を受けて、午前9時、病院では災害対策本部が立ち上がった。また、病院の所在する市から避難所への看護師派遣の要請を受け、対応することになった。
土砂災害の発生によって家屋の復旧が遅れており、今後さらに避難生活が必要になることが避難者に説明された。避難所を開設してから5日が経過しており、避難者の間で、家に戻れない不安と慣れない避難生活のストレスから、配食や洗濯場の順番を理由に口論が起こっていた。その日の午後、Dさん(72歳、男性)が「何度言ったらわかるんだ」と大声を出していた。避難所の看護師が近づくと、Dさんの表情がこわばっており苛立っているのが分かった。このときの看護師のDさんへの対応で適切なのはどれか。
1
複数人で静かな環境に案内する。
2
大きな声で落ち着くように注意する。
3
背後からゆっくりとタッチングを行う。
4
他の人も我慢しているのでDさんも我慢するよう説明する。
解答1(複数人で静かな環境に案内する。)
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