学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論 / 第10章 B. 白血球疾患

教科書ドリル 臨床医学各論 第10章

B. 白血球疾患

第10章 血液造血器疾患 全18問

各問題は「出典・問題・選択肢・解答」を掲載しています。問題をクリックすると、解説・ポイント・比較表・キーワードまで読めます。

白血病の基本病態として**正しい**のはどれか。

1感染症によりリンパ球が著しく増加する反応性病態
2造血幹細胞または造血前駆細胞が腫瘍化し、白血病細胞が骨髄・末梢血で無制限に増殖
3自己抗体により血球が破壊される自己免疫疾患
4鉄欠乏により白血球産生が障害される栄養欠乏病

解答2

解説・ポイント・キーワードを見る →

白血病の分類と病型の組合せで**正しい**のはどれか。

1急性白血病 ーー CLLとCML
2慢性白血病 ーー AMLとALL
3急性白血病 ーー AMLとALL
4成人T細胞白血病(ATL) ーー CMLの一亜型

解答3

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性白血病でみられる主症状(骨髄機能不全三症状)として**含まれない**のはどれか。

1正常白血球減少による感染症・発熱(肺炎・敗血症)
2血小板減少による出血傾向(紫斑・鼻出血)
3赤血球減少による貧血(顔面蒼白・動悸)
4遺伝性球状赤血球症による溶血性黄疸

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性白血病で、正常造血が白血病細胞に圧排されることにより出現する、貧血・出血傾向・易感染性の3症状を総称して何というか。

解答骨髄機能不全三症状(骨髄抑制症状)

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性白血病の検査所見として**最も重要**なのはどれか。

1末梢血液で正球性正色素性貧血・血小板減少・芽球出現
2末梢血液で鉄欠乏性(小球性低色素性)貧血
3骨髄検査で脂肪髄と低形成
4血清ビタミンB12低値

解答1

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性骨髄性白血病(AML)の特徴として**誤っている**のはどれか。

1骨髄球系細胞表面マーカー(CD13/CD33等)が陽性
2ペルオキシダーゼ反応陽性
3白血病細胞内にAuer(アウエル)小体を認める
4Philadelphia染色体(t(9;22))が95%以上に陽性

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性リンパ性白血病(ALL)の特徴として**正しい**のはどれか。

1成人の白血病で最多
2ペルオキシダーゼ反応陽性・Auer小体陽性
3小児の白血病で最多、中枢神経浸潤をきたしやすい
4フィラデルフィア染色体が95%以上に陽性

解答3

解説・ポイント・キーワードを見る →

慢性骨髄性白血病(CML)で95%以上に認められる染色体異常はどれか。

1t(8;14)転座
2t(9;22)転座(フィラデルフィア染色体)
3t(15;17)転座
4第5染色体部分欠失

解答2

解説・ポイント・キーワードを見る →

慢性骨髄性白血病の慢性期に典型的な血液所見として**誤っている**のはどれか。

1末梢血液で白血球著増(10万/μL以上も稀ではない)
2幼若な白血球から成熟好中球まで各成熟段階の白血球が混在
3好塩基球・好酸球の増加
4芽球が骨髄の50%以上を占める

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

慢性骨髄性白血病(CML)の治療として現在**第一選択**とされる分子標的薬はどれか。

1イマチニブ(チロシンキナーゼ阻害薬)
2ATRA(全トランスレチノイン酸)
3リツキシマブ(抗CD20抗体)
4シクロホスファミド

解答1

解説・ポイント・キーワードを見る →

慢性骨髄性白血病で、発症3-5年を経過すると起こる、急性白血病のように急速に悪化する病像変化を何というか。

解答急性転化(blast crisis、急性増悪期)

解説・ポイント・キーワードを見る →

慢性リンパ性白血病(CLL)の特徴として**誤っている**のはどれか。

1高齢者に多い
2末梢血・骨髄で成熟形態のリンパ球が増加する
3ほとんどがBリンパ球由来
4フィラデルフィア染色体が95%以上陽性

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

成人T細胞白血病(ATL)に関する記述として**正しい**のはどれか。

1原因ウイルスはエプスタイン-バーウイルス(EBV)である
2原因ウイルスはヒト成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-I)である
3日本の北海道地方に多発する
4常染色体劣性遺伝で発症する

解答2

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性白血病の治療として**適切でない**のはどれか。

1抗癌薬による化学療法(寛解導入→地固め→維持)
2造血幹細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植)
3貧血・血小板減少に対する成分輸血
4経口鉄剤の長期補充

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

次の患者で最も疑われる疾患はどれか。
「52歳の男性。3週間前から倦怠感と微熱があり来院。診察で舌炎は認めず、皮膚に多発する紫斑、歯肉出血、顔面蒼白を認める。血液検査でHb 6.8g/dL、白血球 42,000/μL、血小板 23,000/μL、末梢血塗抹標本で異常細胞(芽球)を多数認める。骨髄検査で骨髄芽球が有核細胞の78%を占め、細胞質内にAuer小体を認める。ペルオキシダーゼ反応陽性。」

1急性骨髄性白血病(AML)
2急性リンパ性白血病(ALL)
3慢性骨髄性白血病(CML)
4再生不良性貧血

解答1

解説・ポイント・キーワードを見る →

次の患者で最も疑われる疾患はどれか。
「55歳の男性。健康診断で白血球著増を指摘され来院。自覚症状は軽度の全身倦怠感のみ。診察で左上腹部に腫瘤(脾臓)を腫大として触知。血液検査で白血球 185,000/μL、Hb 11.2g/dL、血小板 48万/μL、末梢血塗抹標本で骨髄芽球・前骨髄球・骨髄球・後骨髄球・分葉核球まで各成熟段階の好中球系細胞が連続的に増加、好塩基球増多、骨髄芽球は3%。染色体検査でフィラデルフィア染色体陽性。」

1急性骨髄性白血病
2慢性骨髄性白血病(慢性期)
3慢性リンパ性白血病
4急性リンパ性白血病

解答2

解説・ポイント・キーワードを見る →

白血病と臨床的特徴の組合せで**誤っている**のはどれか。

1急性骨髄性白血病(AML) ーー Auer小体・ペルオキシダーゼ反応陽性
2急性リンパ性白血病(ALL) ーー 小児最多・中枢神経浸潤
3慢性骨髄性白血病(CML) ーー フィラデルフィア染色体・イマチニブ奏効
4成人T細胞白血病(ATL) ーー EBウイルス原因・北海道多発

解答4

解説・ポイント・キーワードを見る →

急性前骨髄球性白血病(APL、AML-M3)の合併症として**特に重要**なのはどれか。

1播種性血管内凝固症候群(DIC)
2鉄欠乏性貧血
3中枢神経浸潤
4下垂体機能低下

解答1

解説・ポイント・キーワードを見る →