学習トップ教科書ドリル 臨床医学各論第10章 ▸ B. 白血球疾患 / Q10B013

教科書ドリル 臨床医学各論

Q10B013 血液造血器疾患

問題

成人T細胞白血病(ATL)に関する記述として**正しい**のはどれか。

選択肢
1原因ウイルスはエプスタイン-バーウイルス(EBV)である
2原因ウイルスはヒト成人T細胞白血病ウイルス(HTLV-I)である
3日本の北海道地方に多発する
4常染色体劣性遺伝で発症する
解答
正解2
解説

成人T細胞白血病(ATL)は**HTLV-I(ヒト成人T細胞白血病ウイルス1型)**というレトロウイルスによって起こる成人T細胞の悪性疾患。わが国の**西南地方(九州・沖縄)**にHTLV-Iキャリア・ATL発症が多発する地域特異性が有名。母乳を介した**母子感染**が主要感染経路で、乳児期に感染した一部(約5%)が40-60年の潜伏期を経て発症する。末梢血に**花弁状核(花弁様核)のT細胞**を認め、高Ca血症(PTHrP産生)・皮疹・リンパ節腫大を伴う。予後不良。EBVはバーキットリンパ腫・鼻咽頭癌の関連。

解説画像
成人T細胞白血病(ATL)に関する記述として**正しい**のはどれか。 解説図
成人T細胞白血病(ATL)に関する記述として**正しい**のはどれか。
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