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教科書ドリル 生理学 第6章

B. 体熱の産生と放散

第6章 体温 全22問

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核心温度が一定に維持されるためには、生体内で作られる熱量と身体から失われる熱量がどのような関係にある必要があるか、2語で答えよ。

解答熱産生(産熱)と熱放散(放熱)が平衡(つり合い)を保っている。

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次の文の空欄(ア)(イ)を埋めよ。
「覚醒・絶食・安静下で、生体の機能を保つのに要する最小の代謝量を(ア)という。(ア)によって生じるエネルギーは(イ)を維持するうえで重要で、安静時の産熱の基盤となる。」

解答(ア) 基礎代謝量 (イ) 体温

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ふるえ産熱(戦慄)の特徴として正しい組み合わせはどれか。

1随意的な筋収縮である — 自律神経(交感神経)により調節される
2骨格筋の不随意・律動的な微細収縮 — 運動神経経由で調節される
3平滑筋の持続収縮 — 副交感神経により調節される
4褐色脂肪組織の収縮 — ホルモンのみで調節される

解答2

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寒冷時に骨格筋が不随意かつ律動的な微細収縮を起こして熱を生み出すふるえ産熱は、どの神経経由で調節されるか。

解答運動神経(体性神経)。

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ふるえ産熱に関する記述として誤っているのはどれか。

1寒冷刺激に対する即時的な反応である。
2支配神経は交感神経である。
3骨格筋の不随意的な律動収縮で生じる。
4姿勢保持の筋緊張による産熱とは区別される。

解答2

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次の文の空欄(ア)(イ)に入る語を答えよ。
「食物を口から摂取した後の数時間、消化管運動と、吸収後の栄養素代謝が高まり産熱が増える現象を(ア)(特異動的作用、SDA)という。これは体温変動のうえでは(イ)体温の上昇として観察される。」

解答(ア) 食事誘発性産熱反応 (イ) 食後

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非ふるえ産熱の特徴として正しい組み合わせはどれか。

1骨格筋の不随意的収縮による — 運動神経支配
2代謝を高めることで熱を生み出す — 肝臓や褐色脂肪組織が主座
3白色脂肪組織での中性脂肪蓄積による — ホルモン非依存
4呼吸筋の持続収縮による — 胸腔内で発熱

解答2

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新生児における寒冷刺激時の熱産生の主座と目されており、特に肩甲骨間に多く分布する特殊な脂肪組織の名称を答えよ。

解答褐色脂肪組織。

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産熱に関与するホルモンとその作用の組み合わせとして正しいのはどれか。

1甲状腺ホルモン — 短時間のみ作用する即時性産熱
2カテコールアミン — グリコーゲンを分解し血糖を上げて産熱を促す
3黄体ホルモン(プロジェステロン) — 月経期に基礎体温を下げる
4インスリン — 代謝を抑制して産熱を減らす

解答2

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次の文の空欄(ア)(イ)(ウ)を埋めよ。
「(ア)ホルモンは代謝亢進を介して長期的に熱産生を増やす。(イ)はグリコーゲン分解で血糖を上昇させることで産熱をもたらす。黄体ホルモン(プロジェステロン)も代謝促進作用をもち、排卵後から次の月経までの(ウ)期に基礎体温を上げる。」

解答(ア) 甲状腺 (イ) カテコールアミン (ウ) 黄体

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寒冷時に体熱の放散を抑制して産熱効果を高める生体反応として誤っているのはどれか。

1交感神経が皮膚血管へ作用し活動を亢進させる皮膚血管収縮
2立毛筋収縮による体表面の空気層の保持(ヒトでは鳥肌)
3皮膚血流の減少による体表面からの熱放散の低下
4エクリン腺からの温熱性発汗の増加

解答4

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熱産生(産熱)の主要機構5つとして適切な組み合わせはどれか。

1基礎代謝、筋収縮(運動・姿勢保持・ふるえ)、食事誘発性産熱反応、非ふるえ産熱、ホルモン作用
2基礎代謝、放射、伝導、対流、発汗
3筋収縮、立毛筋収縮、皮膚血管収縮、不感蒸散、発汗
4基礎代謝、筋収縮、対流、蒸発、ホルモン作用

解答1

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人体と直接触れていない離れた物体との間で熱が移動する放熱経路はどれか。

1放射(輻射)
2伝導
3対流
4蒸発

解答1

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臨床で用いられる冷却手段と、主体となる放熱経路の組み合わせとして正しいのはどれか。

1氷嚢で腋窩を冷やす — 対流
2扇風機で送風する — 放射
3霧吹きで皮膚に水を噴霧して送風する — 蒸発
4冷却毛布(接触)で体を包む — 蒸発

解答3

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外界の環境温度と熱放散の関係について正しいのはどれか。

1環境温が核心温に近づくほど放射の比率が最大になる。
2環境温25℃前後では蒸発が最大比率を占める。
3外気温30℃を上回ると、発汗による放熱が急速に増えはじめる。
4外気温35℃以上でも放射・伝導・対流が主要な放熱経路として維持される。

解答3

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次の文の空欄(ア)(イ)を埋めよ。
「外気温が核心温に近い(ア)℃以上に達すると、放射や伝導・対流を経由した放熱は成り立たず、もっぱら(イ)による気化熱で核心温の上昇が抑えられる。」

解答(ア) 35 (イ) 発汗(による蒸発)

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身体から常に生じている水分の蒸発のうち、自覚されないまま進行する現象を何と呼ぶか。また、成人における1日あたりの総量の目安を答えよ。

解答不感蒸散。皮膚から500〜700 mL、肺から150〜450 mL で合計約1 L/日。

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不感蒸散に関する記述として正しいのはどれか。

1汗腺の能動的分泌によって生じる。
2意識的に感知される水分喪失である。
3皮膚と呼気から合計して1日約1 Lに及ぶ。
4外気温35℃以上で初めて開始される。

解答3

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蒸発による放熱の2形態について、正しい組み合わせはどれか。

1不感蒸散:汗腺からの能動的分泌 — 発汗:受動的な水分蒸発
2不感蒸散:皮膚+呼気からの受動的蒸発で意識にのぼらない — 発汗:汗腺からの能動的分泌による蒸発
3不感蒸散:運動時にのみ起こる — 発汗:安静時のみ起こる
4不感蒸散:環境温30℃以上で急増 — 発汗:常時起こる

解答2

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外気温が高いときに皮膚からの放熱を促進する皮膚血管の変化と、その調節を担う自律神経活動の変化を答えよ。

解答皮膚血管は拡張し、皮膚血流が増加して皮膚温が上昇する。皮膚血管に分布する交感神経の活動は低下する。

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ヒトの身体から外界へ体熱を失う物理機序を、環境温25℃前後で比率の高い順に4つ挙げよ。

解答放射(輻射)、伝導、対流、蒸発(放射約50%・伝導+対流約30%・蒸発約20%)。

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熱放散の4経路と、それぞれの代表的機序・臨床応用の組み合わせとして正しいのはどれか。

1放射:接触した物体に熱が流れる — 氷嚢による冷却
2伝導:電磁波(赤外線)として離れた物体に熱が伝わる — 日光浴
3対流:空気や液体の流れにより熱が運び去られる — 送風・扇風機
4蒸発:体表面から水分が液体のまま移動する — 浴槽入水

解答3

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