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教科書ドリル 臨床医学総論 第2章

4. 打診

第2章 診察の方法 全13問

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打診(percussion)の定義を簡潔に述べよ。

解答身体のある部位を指または簡単な器具で叩き、その際に発生する音の性質を聴き分けて、その部位の性状を判断する診察法。

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指指打診法(間接打診)の手順として最も適切なのはどれか。

1体表に左手中指の中節を密着させ、鉤状に曲げた右手中指の指頭で叩く。
2左手掌全体を体表に重ね、握りこぶしで叩く。
3聴診器を当てたまま、同じ部位を指で叩く。
4体表に直接、自分の中指を叩きつける(直接法)。

解答1

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次の空欄を埋めよ。
「打診音の性状は、音量・( ア )・音質・( イ )の4要素に分析して判断する。同時に、叩いた際に生ずる( ウ )ないし抵抗感にも注意する。」

解答ア=音調、イ=持続、ウ=振動

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打診音に該当しないのはどれか。

1清音
2濁音
3鼓音
4ラ音

解答4

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打診音とその発生部位・病態の組み合わせとして正しいのはどれか。

1清音 — 胃泡・腸管ガス
2濁音 — 心臓・肝臓・胸水・腹水
3鼓音 — 正常肺野
4清音 — 大腿部

解答2

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打診で鼓音を呈する病態として最も適切なのはどれか。

1腹水
2胸水
3気胸
4肺炎

解答3

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打診で濁音が認められるのはどれか。

1正常肺野
2腹水
3気胸
4鼓腸

解答2

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打診音と病態の組み合わせとして誤っているのはどれか。

1肺気腫 — 過共鳴音(清音の増強)
2気胸 — 鼓音
3腹水 — 鼓音
4鼓腸 — 鼓音

解答3

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胸部・腹部のどの部位を叩いたときに濁音が聴取されやすいか。最も適切でないのはどれか。

1心臓の位置する前胸部
2肝臓の位置する右季肋部
3胃泡の位置する左季肋部(心窩部の左側)
4腹水貯留時の側腹部(体位仰臥位)

解答3

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次の空欄を埋めよ。
「肺気腫では肺の含気量が( ア )しているため、打診では清音が( イ )して過共鳴音を呈する。一方、肺炎や無気肺では肺の含気量が( ウ )するため、( エ )が聴取される。」

解答ア=増加、イ=増強(強調)、ウ=低下、エ=濁音

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打診における「体位変換現象」とは何か、簡潔に述べよ。また、この現象が診断の手がかりとなる代表的病態を2つ挙げよ。

解答体腔内に水分が貯留している場合に、体位を変えると水分が移動し、それに伴って打診音が変化する現象。 代表的病態: 胸水貯留、腹水貯留。

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打診を行う際の注意事項として最も適切でないのはどれか。

1診察室内は静かにし、叩打で生じる音を集中して聴く。
2音響だけでなく、打診指に感じる振動や抵抗感にも注意する。
3叩打の強さは一律に最大の強打診で行う。
4体位を変えたときの打診音の変化にも注意する。

解答3

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打診の強度に関する記述として適切なのはどれか。

1肺野の打診 — 通常は弱打診を基本とする
2肥満者や胸郭の厚い患者 — 弱打診のみに固定する
3強打診 — 浅在性の小病変の検出に最も適する
4鼓音の検出 — 常に強打診を用いる

解答1

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