学習トップ教科書ドリル 臨床医学総論第2章 ▸ 4. 打診 / Q024011

教科書ドリル 臨床医学総論

Q024011 診察の方法

問題

打診における「体位変換現象」とは何か、簡潔に述べよ。また、この現象が診断の手がかりとなる代表的病態を2つ挙げよ。

解答
正解体腔内に水分が貯留している場合に、体位を変えると水分が移動し、それに伴って打診音が変化する現象。 代表的病態: 胸水貯留、腹水貯留。
解説

胸水や腹水のような流動性のある液体貯留は、体位(仰臥位・側臥位・座位)の変更で重力に従って移動する。打診で濁音域が体位変更に連動して変動すれば、その領域に液体貯留があると判定できる。これが体位変換現象(shifting dullness)で、画像診断がない時代から腹水・胸水の診断の有力な手がかりとして活用されてきた。一方、充実性の病変(腫瘤・無気肺)では体位を変えても打診音の分布は移動しない。

解説画像
打診における「体位変換現象」とは何か、簡潔に述べよ。また、この現象が診断の手がかりとなる代表的病態を2つ挙げよ。 解説図
打診における「体位変換現象」とは何か、簡潔に述べよ。また、この現象が診断の手がかりとなる代表的病態を2つ挙げよ。
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