学習トップ教科書ドリル 臨床医学総論第2章 ▸ 4. 打診 / Q024009

教科書ドリル 臨床医学総論

Q024009 診察の方法

問題

胸部・腹部のどの部位を叩いたときに濁音が聴取されやすいか。最も適切でないのはどれか。

選択肢
1心臓の位置する前胸部
2肝臓の位置する右季肋部
3胃泡の位置する左季肋部(心窩部の左側)
4腹水貯留時の側腹部(体位仰臥位)
解答
正解3
解説

胃泡部(胃底部の気体貯留領域)は左季肋部に位置し、囊状構造+空気のため打診で鼓音(いわゆるTraube鼓音域)を呈する。濁音は含気量の少ない実質臓器(心臓・肝臓)、液体貯留部(胸水・腹水・肺炎の浸潤部・無気肺)で聴取される。腹水では仰臥位で液体が側腹部に溜まり、側腹部で濁音、腹部正中で鼓音(腸管)となる所見が典型。心臓と肝臓の位置・境界を打診で把握するのは古典的身体診察の基本。

解説画像
胸部・腹部のどの部位を叩いたときに濁音が聴取されやすいか。最も適切でないのはどれか。 解説図
胸部・腹部のどの部位を叩いたときに濁音が聴取されやすいか。最も適切でないのはどれか。
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