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教科書ドリル 生理学 第12章

C. 錐体路系と錐体外路系

第12章 運動 全13問

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運動に関する指令を脳から運動ニューロンへ伝える下行路は、古くから2つの系に大別して考えられてきた。このうち、大脳の運動性皮質に起始し延髄錐体を通過する経路と、それ以外の多様な経路の総称を、それぞれ何系と何系というか。

解答錐体路系と錐体外路系

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錐体路系と錐体外路系の比較として誤っているのはどれか。

1起始:錐体路は一次運動野(中心前回)/錐体外路は大脳皮質のほか大脳基底核・小脳・脳幹諸核(前庭神経核・赤核・網様体・視蓋など)
2経路:錐体路は延髄錐体を通過する直達路/錐体外路は基底核・小脳・脳幹諸核を介する間接路
3主な機能:錐体路は手指の細やかな随意運動の調節/錐体外路は姿勢制御・筋緊張調節・円滑な運動遂行
4障害:錐体路障害では振戦・固縮・無動などの不随意運動が前景となり/錐体外路障害では対側の随意運動麻痺が生じる

解答4

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錐体路系と錐体外路系に関する記述として正しいのはどれか。

1錐体路は一次運動野に起始し、内包後脚→大脳脚→橋→延髄錐体→(延髄下部で大多数が交叉)→反対側の脊髄側索を下行して前角α運動ニューロンに達する。
2錐体路の線維は脊髄内で交叉するため、延髄錐体部の片側病変では同側の随意運動麻痺のみが生じる。
3錐体外路系の代表である前庭脊髄路・網様体脊髄路・赤核脊髄路・視蓋脊髄路はいずれも大脳皮質に起始する直達路である。
4錐体路障害では振戦・固縮・無動などの不随意運動が、錐体外路障害では対側の随意運動麻痺が主症状となる。

解答1

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皮質脊髄路の起始部位は一次運動野(中心前回)であるが、その皮質第Ⅴ層に存在し、皮質脊髄路の主要起始細胞として知られる巨大錐体細胞は何と呼ばれるか。

解答Betz(ベッツ)巨大錐体細胞

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皮質脊髄路が大脳皮質から脊髄前角に至るまでに通過する構造の順序として正しいのはどれか。

1一次運動野 → 大脳脚 → 内包後脚 → 橋 → 延髄錐体 → 脊髄前角
2一次運動野 → 内包後脚 → 大脳脚 → 橋 → 延髄錐体 → 脊髄前角
3一次運動野 → 内包後脚 → 橋 → 大脳脚 → 延髄錐体 → 脊髄前角
4一次運動野 → 橋 → 内包後脚 → 大脳脚 → 延髄錐体 → 脊髄前角

解答2

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錐体交叉についての記述として正しいのはどれか。

1交叉は脊髄内で起こり、交叉線維は前索を下行する。
2交叉は橋で起こり、約半数の線維のみが交叉する。
3交叉は延髄下部で起こり、大多数(約80〜85%)の線維が交叉する。
4交叉は中脳大脳脚で起こり、交叉線維は後索を下行する。

解答3

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皮質脊髄路のうち、延髄で交叉せず同側を下降し、脊髄前索を下行して体幹筋などを支配する系は何と呼ばれるか。

解答前皮質脊髄路(非交叉性皮質脊髄路)

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錐体路障害の時間経過と症状に関する記述として正しい組み合わせはどれか。

1急性期:筋緊張亢進+深部反射亢進/慢性期:弛緩麻痺+深部反射消失
2急性期:弛緩麻痺+筋緊張低下/慢性期:痙性麻痺+深部反射亢進+バビンスキー陽性
3急性期:痙性麻痺+バビンスキー陽性/慢性期:筋萎縮+線維束性攣縮
4急性期・慢性期ともに筋緊張低下で、バビンスキー反射は陰性のまま経過する

解答2

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錐体路(上位運動ニューロン)障害と、脊髄前角α運動ニューロンや末梢神経の障害(下位運動ニューロン障害)とでは、筋萎縮や線維束性攣縮の出現の仕方が対照的である。筋萎縮が著明で線維束性攣縮を伴うのは、上位/下位のどちらの運動ニューロン障害か。

解答下位運動ニューロン障害(α運動NR障害)

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速度依存性に筋緊張が亢進し、他動運動の初めに強い抵抗を感じ、ある点を超えると急に抵抗が消える(「折りたたみナイフ現象」)など、上位運動ニューロン障害の慢性期に特徴的な筋緊張亢進の状態を何というか。

解答痙縮(spasticity)

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次の錐体外路系下行路と起始核の組み合わせとして誤っているのはどれか。

1前庭脊髄路 ― 前庭神経核
2網様体脊髄路 ― 脳幹網様体
3赤核脊髄路 ― 中脳赤核
4視蓋脊髄路 ― 小脳核

解答4

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錐体外路系に含まれる経路として、教科書が挙げる3分類がある。(1)大脳の運動性皮質から脳幹を介して脊髄に下行する経路、(2)大脳皮質から直接投射を受けていない脳幹の核から脊髄に下行する経路、(3)脊髄に投射せず大脳皮質→基底核・視床・小脳→大脳皮質のフィードバック回路。このうち(2)に該当する経路の組み合わせとして正しいのはどれか。

1皮質網様体路 / 皮質赤核路
2赤核脊髄路 / 網様体脊髄路
3前庭脊髄路 / 視蓋脊髄路
4皮質脊髄路 / 皮質延髄路

解答3

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錐体外路系各路の主な機能と起始核の組み合わせとして誤っているのはどれか。

1前庭脊髄路:前庭神経核 ― 抗重力筋(伸筋)の促進、姿勢・平衡保持
2網様体脊髄路:脳幹網様体 ― 筋緊張・姿勢・歩行リズムの調節
3赤核脊髄路:赤核 ― 上肢屈筋の促進(ヒトでは系統発生的に退縮)
4皮質赤核路:赤核 ― 大脳皮質へ直接フィードバックする上行路

解答4

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