学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ C. 錐体路系と錐体外路系 / Q12C002

教科書ドリル 生理学

Q12C002 運動

問題

錐体路系と錐体外路系の比較として誤っているのはどれか。

選択肢
1起始:錐体路は一次運動野(中心前回)/錐体外路は大脳皮質のほか大脳基底核・小脳・脳幹諸核(前庭神経核・赤核・網様体・視蓋など)
2経路:錐体路は延髄錐体を通過する直達路/錐体外路は基底核・小脳・脳幹諸核を介する間接路
3主な機能:錐体路は手指の細やかな随意運動の調節/錐体外路は姿勢制御・筋緊張調節・円滑な運動遂行
4障害:錐体路障害では振戦・固縮・無動などの不随意運動が前景となり/錐体外路障害では対側の随意運動麻痺が生じる
解答
正解4
解説

障害像の記述が入れ替わっている。錐体路(皮質脊髄路)の障害では、対側の随意運動麻痺(当初は弛緩麻痺、後に痙性麻痺)とバビンスキー陽性など病的反射が特徴である。一方、錐体外路系の障害では、無動・筋緊張異常・姿勢異常・不随意運動が現れる(教科書L3732-3733注)。パーキンソン病(黒質変性)やハンチントン病(線条体変性)が代表例で、随意運動麻痺そのものは生じないのが基本である。選択肢1・2・3は教科書記述(L3708、L3710、L3726-3727、L3730)と整合し、いずれも正しい。なお「錐体路=随意/錐体外路=不随意」という古典的二分法は教科書注記(L3735-3736)で単純すぎると指摘されているが、臨床鑑別の枠組みとしては有用である。

解説画像
錐体路系と錐体外路系の比較として誤っているのはどれか。 解説図
錐体路系と錐体外路系の比較として誤っているのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手