学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ C. 錐体路系と錐体外路系 / Q12C007
教科書ドリル 生理学
皮質脊髄路のうち、延髄で交叉せず同側を下降し、脊髄前索を下行して体幹筋などを支配する系は何と呼ばれるか。
皮質脊髄路の約15〜20%は延髄錐体で交叉せず、そのまま同側の脊髄前索を下行する。これが前皮質脊髄路であり、主に体幹筋や近位筋の両側性調節に関与する(多くは終止レベルで反対側に交叉する)。一方、交叉した大多数(約80〜85%)は反対側の側索を下行し、外側皮質脊髄路として四肢筋、とくに手指の細やかな運動調節を担う。体幹筋が比較的両側性に支配される理由の一端がここにあり、延髄下部の片側性病変では体幹の運動障害が生じにくい。臨床では「外側=四肢・交叉後・側索」「前=体幹・非交叉・前索」という対比で整理する。

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