学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ C. 錐体路系と錐体外路系 / Q12C006

教科書ドリル 生理学

Q12C006 運動

問題

錐体交叉についての記述として正しいのはどれか。

選択肢
1交叉は脊髄内で起こり、交叉線維は前索を下行する。
2交叉は橋で起こり、約半数の線維のみが交叉する。
3交叉は延髄下部で起こり、大多数(約80〜85%)の線維が交叉する。
4交叉は中脳大脳脚で起こり、交叉線維は後索を下行する。
解答
正解3
解説

皮質脊髄路線維の大多数(約80〜85%)は、延髄下方で反対側に交叉して脊髄側索を外側皮質脊髄路として下行する。これを錐体交叉と呼ぶ。残り約15〜20%は交叉せずに前索を前皮質脊髄路として下行し、多くは支配髄節近くで反対側に交叉する。したがって交叉部位は「延髄下部」、下行部位は「側索」である。選択肢1の「脊髄内交叉/前索下行」は脊髄視床路(感覚路)の配置と混同した誤り。選択肢2の「橋/約半数交叉」、選択肢4の「中脳大脳脚/後索下行」はいずれも部位・交叉率・下行索がすべて誤り。片側の大脳皮質運動野の障害で反対側半身に麻痺が出るのは、この錐体交叉の存在による。

解説画像
錐体交叉についての記述として正しいのはどれか。 解説図
錐体交叉についての記述として正しいのはどれか。
この問題の解説の修正を依頼する

解説に誤り・改善点があればお知らせください。件名と本文は自動入力済みです(編集できます)。お名前・メールアドレスは任意です。送信内容は玄康株式会社(黒澤一弘)に届きます。

この問題をアプリで教科書ドリル 生理学
App Store入手