学習トップ教科書ドリル 生理学第12章 ▸ C. 錐体路系と錐体外路系 / Q12C005

教科書ドリル 生理学

Q12C005 運動

問題

皮質脊髄路が大脳皮質から脊髄前角に至るまでに通過する構造の順序として正しいのはどれか。

選択肢
1一次運動野 → 大脳脚 → 内包後脚 → 橋 → 延髄錐体 → 脊髄前角
2一次運動野 → 内包後脚 → 大脳脚 → 橋 → 延髄錐体 → 脊髄前角
3一次運動野 → 内包後脚 → 橋 → 大脳脚 → 延髄錐体 → 脊髄前角
4一次運動野 → 橋 → 内包後脚 → 大脳脚 → 延髄錐体 → 脊髄前角
解答
正解2
解説

皮質脊髄路の下降経路は「皮質→内包→大脳脚→橋→延髄錐体→脊髄」の順である。すなわち一次運動野(中心前回)を出た線維は、まず大脳白質中の内包(後脚)に集約され、中脳では大脳脚を通過し、橋腹側部を経て延髄の腹側表層で錐体を形成する。延髄下端で約80〜85%の線維が反対側へ交叉し(錐体交叉)、反対側の脊髄側索を外側皮質脊髄路として下行して前角のα運動ニューロンに達する。内包後脚は視床と被殻・淡蒼球の間を走る狭い部位で、ラクナ梗塞や被殻出血によって錐体路が集中的に障害されやすい臨床的急所である。選択肢1・3・4は大脳脚と内包の順序、あるいは橋と大脳脚の順序が入れ替わっており誤り。

解説画像
皮質脊髄路が大脳皮質から脊髄前角に至るまでに通過する構造の順序として正しいのはどれか。 解説図
皮質脊髄路が大脳皮質から脊髄前角に至るまでに通過する構造の順序として正しいのはどれか。
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