学習トップ / 教科書ドリル 生理学 / 第12章 ▸ C. 錐体路系と錐体外路系 / Q12C008
教科書ドリル 生理学
錐体路障害の時間経過と症状に関する記述として正しい組み合わせはどれか。
教科書L3716の注「錐体路障害」によれば、錐体路障害の当初は筋緊張が低下した弛緩麻痺であるが、時間が経つにしたがって筋緊張の亢進を伴う痙縮を起こし、痙性麻痺へ移行する。この時期には深部反射の亢進やバビンスキー反射(足底刺激で母趾背屈+他趾開扇)などの病的反射陽性が加わる。錐体路のみの障害では本来は痙性麻痺には至らないとされるが、実臨床の錐体路障害では皮質脊髄路以外の皮質遠心性線維も同時に障害されるため、痙性麻痺が成立する。選択肢1は急性期/慢性期の所見が逆転しており誤り。選択肢3「筋萎縮+線維束性攣縮」は下位運動ニューロン(α運動NR)障害の所見で、錐体路(上位運動NR)障害では筋萎縮は原則目立たない。選択肢4はそもそも麻痺の経過を無視しており誤り。

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